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〜 創想雑誌 〜
−>>2013/01/06/(Sun) あけてました。
- あけましておめでとうございます!
本年も、皆様、宜しくお願い申し上げます。
今年は元日から4日まで仕事をしておりまして、昨日5日が漸く正月休みの始まりで7日までの3日間お休みです。
5日は、完全に寝正月。20時間は寝たと思います。
それで、今日は逆に20時間ほど連続で起きておりまして、今夜で生活リズムの再調整をして、明日は朝起きて夜寝る予定です。
ちなみに、明日7日は滋賀の実家へ一日だけ帰ります。
* * *
さて、昨年末のお話。
クリスマス目前で街が煌びやかに輝く季節、毎度おなじみ魔改造N口さんのご令嬢が通われているダンス教室の発表会があり、今回も撮影をさせて頂きました。
色々重なって、我が家の機材があれこれ出払っているタイミング。
N口さん愛用の HVR-Z7J + FUJINON XT17(魔改造仕様)と三脚もお借りしての撮影になりました。
いつものように、カメラは3カメ体制で、有人2台に無人1台。
Z7Jを私が担当し、NX5Jを相方、S270Jを無人機にしての運用です。
ちなみに、N口さんには今回も色々と雑用をお願いしてしまいました。大変助かりました。ありがとう御座います!!
今回は、少し撮影用アイテムを追加。
まずは、ズームデマンドの“延長ケーブル”。
無人カメラにしている S270J には、FUJINON XT17s を取り付けているのですが、このレンズに対して、ズームデマンドの FUJINON SRD-92B をここ数回の撮影では接続しています。。
無人カメラではありますが、私が手元でズーム操作を行い、演目によって画角調整を行ったり、タイミングよくズームインやズームアウトをするなどして、映像のバリエーションを増やしています。
実は、有難いことに FUJINON SRD-92B はN口さんから長期で借用している物です。
<手前に見えるのが SRD-92B。奥に HVR-S270J。>
SRD-92B のデマンドケーブル長は、本来カメラを載せている三脚のパン棒に取り付けるだけの長さしかないので、隣でカメラを操作している私の手元まで引き回すにはギリギリの長さ、という状態。
今回の撮影にあたって、ズームデマンド用の延長ケーブルを作って、もう少し取り回しの良い状態にしようと考えました。
当初は、市販品も視野に入れていましたが、いい値段がするので自作する事に。
対応する 8pinコネクタの R01-01P9-8M と R01-02R9-8F、さらに 8線シールド無しのケーブルを5m調達し、延長ケーブルを作ることにました。
材料費だけなら 3千円ぐらいで揃えられます。
結線は同じ色を同じ端子番号に1対1で繋ぐだけなので簡単。
接点部が密集するので、ハンダ付けを行った端子ひとつひとつに熱収縮チューブを被せて絶縁処理するのがちょっと面倒でしたが、綺麗に纏めることが出来ました。
結線・半田ミスもなく、5mの延長ケーブルは無事にズームデマンドからの信号をレンズ側に伝えてくれました。
舞台撮影の現場では 5mもカメラ同士を離すことはないのですが、今後のカメラレイアウトにおいてある程度の自由度をもたせておこう、ということで 5mの延長にしてみました。
そして、今回の撮影現場に投入した目玉アイテムは、Bluetoothによるワイヤレスインカムシステム。
既にレポートの方は掲載しているので、詳細はそちらをご覧頂きたいのですが、バイクのツーリングで使用するためのインカムユニット“B+COM SB213.EVO”を、普通のヘッドフォンである“DENON AH-D310”と合体させて使用するワイヤレスインカムのシステムを考案してみました。
※機材レポート:“B+COM SB213.EVO”によるワイヤレスインカムシステム(http://next-zero.com/Lib/B-com/)
“B+COM SB213.EVO”は、非常に多機能・高性能なインカムユニットで、
・インカムユニットだけでの1対1でのペアリング。
・バイクのエンジン音などを軽減するノイズキャンセル機能。
・マルチプル機能で最大 1:8 の親子通話が可能。
・“B+COM STATION”というグループトークサーバを導入することで最大6人での同時会話が可能になる拡張性。
・“B+COM STATION”経由での、音楽プレーヤーの音楽やカーナビの音声の各インカムへの一斉送信。
・用途に応じた、インカムマイクの付け替え。
・インカムスピーカやイヤフォンの自由選択。
・USB経由のファームウェアアップデートによる機能追加・改善。
など、拡張性や可能性を持っています。
もともとバイクのヘルメットに装着して使用する作りになっているので、それをヘッドフォンに置き換えて、撮影現場でも使いやすい方法を模索してみました。
ヘッドフォンと“B+COM SB213.EVO”を接続する方法が肝で、SB213.EVO のオーディオアウト端子は USB mini-B を採用しており、そこに市販のヘッドフォンを接続するために、ヘッドフォン側のケーブルを切断してこちらにも USB mini-B端子をハンダ付け。
事前にピンアサインを解明しておいたものの、実際にハンダ付けが終わり USB端子同士を接続し、通話テストを行った際にちゃんと相手の声が聞こえた時はホッと一安心でした。
“B+COM SB213.EVO”には、いっさい手を加えていないので、他のヘッドフォンに乗り換えたり、本来のツーリングに利用することも可能。
また、ユニット本体を首掛けにしたり、服にクリップするなどの取付で運用方法は大きく広がりそうです。
“B+COM SB213.EVO”が備える、ノイズキャンセル機能は有用で、本来は走行中のバイクのエンジン音を消音するための機能ですが、人間の声の周波数帯域以外の音を効果的に打ち消すので、音楽が鳴り響く五月蠅い会場などでもインカムを付けている者同士であれば、しっかりと会話できます。
ただ、Bluetooth規格固有の 0.2秒の“音声の遅延”問題があるために、使用する環境を考慮する場合もあるでしょう。
一方、2.4GHz の Bluetoothを利用するインカムシステムということで、会場のPAや特小無線と干渉することが無かったり、これだけ小型な本体にも拘わらず、規格上は見通し距離で 500m以上の通信飛距離があり、鉄筋コンクリートの壁もある程度は通過するため、インカムを付けたままで可能な行動範囲は広がります。
B+COM SB213.EVO + DENON AH-D310 の活躍は、いよいよこれからですが、現場では非常に有用な働きをしてくれる自信作となる事を期待しています。
※機材レポート:“B+COM SB213.EVO”によるワイヤレスインカムシステム(http://next-zero.com/Lib/B-com/)
※本日の、推奨物欲
−>>2013/01/23/(Wed) 乞い焦がれし彼のカメラは……。
- これほどに、一つの機材について、情報を集め、入れ込み、その性能の評価に一喜一憂した製品が嘗て自分に有っただろうか??
販売店には、実機が店頭に来たら直ぐに連絡をして欲しいと事前からお願いし、機材展示会にもその機材を見るためだけに足を運んだ…と言っても良いぐらいに渇望し、幾度となく己の手元に来る事を夢に見た……。
そして本日、JVCケンウッド“GY-HM650”が、手元に届いた!!
この度は、特別にデモ機を貸与していただいており、2週間ほど掛けてじっくりと検証していく予定だ。
今夜から、早速コアなテストを開始。
ライバル機と言える、SONY PMW-200 と PMW-160 の2機種との比較を早速行っている。
画質評価も勿論気になる所だが、「使い勝手」の部分では、実際に3機種を並べて使ってみて、はじめて見えてきた興味深い部分がある。
「なるほど……、HM650/600はよく考えて作られている」とニンマリとしてしまう。
レビューを行いたいポイントは山のようにあり、限られた貸与期間内でどれだけ評価できるか、今から悩んでしまうほどだ。
PMW-200・160 、HVR-Z5J・HXR-NX5J、PMW-EX1R との比較テストのほか、HDCAM や XDCAM HD と併用して使った場合のマッチングなどもテスト予定だ。
<GY-HM650は、このSONY包囲網を突破できるか!?>
−>>2013/01/24/(Thu) 静かなる戦いの始まり。
- 昨夜から今朝に掛けては、JVCケンウッド“GY-HM650”とSONY“PMW-200”“PMW-160”との比較検証を行った。
まずは、操作性を徹底的に見ていく。
GY-HM650 は SONY HVR-Z5J など現在主流のハンドヘルドカメラをよく研究されており、旧来からのSONYユーザはその操作性をすんなりと受け入れられる。
一方で面白いことに、PMW-200/160 は Z5J や NX5Jか らの乗り換えユーザは、最初少々戸惑うことだろう。
勿論、数分も触っていれば、いずれの機種も馴染んでくるので、大きな問題にはならないが、SONY→SONY、SONY→JVC という字面だけでは判らない差異が確かに存在した。
GY-HM650 で注目するスペックの一つに、「感度」がある。
2000lux F11 という感度はどの程度の物なのか?
明るく撮れるのは勿論、ノイズの処理やレンズの性能など、低照度で見えてくる品質を昨夜は真夜中の2時頃に検証した。
テストでは、上記3機種の他に放送業務用の XDCAM HD422カムコーダー SONY“PDW-700”も投入し、ハンドヘルドクラスカメラに対して、容赦ないテストを敢行した。
こちらのテストでも興味深いサンプルを得ることが出来、これから子細に検証していきたい。
日が昇り、午前10時頃から HM650/PMW-200/PMW-160 の日照下での撮影テストを行っている。
ホワイトバランスだけプッシュホワイトでホワイトバランスを取り(全機種5000K)、あとの項目は全て“オート”で行っている。(NDフィルタは何れも 1/64)
下の3枚の静止画は、それぞれの実機からキャプチャした画像だ。
敢えて、どの画像がどの機種で撮影した物なのかは、ここでは明記しないでおく。
後日のレポートで、その傾向を分析していきたい。
画像1:
画像2:
画像3:
さて、HM650 の試用が楽しくて、昨日の昼からぶっ続けて起き続けて既に33時間が経過。
流石にそろそろ眠いので、今夜はちゃんと休むことにする。
−>>2013/01/27/(Sun) ある日曜の午後に。
- GY-HM650 を検証しているこの数日。
今日はこの試用期間中、最大の山場となるだろう、“モデルさん”撮影日だった。
午前中に、魔改造Nぐちさんが我が家まで車でお迎えに来て下さり、一路、ロケ地とする公園へ。
途中、taue君が合流してくれて、今日の GY-HM650検証大会を手伝ってくれる事になった。
今日のエントリーは、JVCケンウッド“GY-HM650”、SONY“PMW-EX1R"、SONY“HXR-NX5J”、SONY“HVR-Z1J”の4機種である。
画質比較以外にも、操作性や動作など様々なテストを用意し、それぞれ必要に応じて検討項目に応じた各機を投入した。
14時過ぎに、お願いしていたモデルの女性2人が現場に到着し、早速撮影開始!
午前中は、好天に恵まれた大阪府下であったが、午後からは雪がパラつくなど下り坂となり、太陽が顔を覗かせるものの寒空の下での撮影となった。
機材検証のための撮影なので、モデルさんには、繰り返し同じ動作をしてもらうなどして、その都度カメラの設定を変更したり、別の機種で同様のテストをして、データを蓄積。
ATOMOS SAMURAI や SONY HDW-750、Goproなども投入し、スタッフ3人では賄いきれない撮影現場になってしまっていた。
検証内容は、広角/望遠時の画質。
標準モード/拡張モードの比較。
ズーム操作によるフォーカスの状態。
オートフォーカス性能。
顔認識によるカメラ調整機能の検証。
手振れ補正の効果。
などなど多岐に及んだ。
これらのテストにより、GY-HM650/600 の優れた点と課題が明瞭に浮き上がってきた。
陽が落ちきる前にモデルさんを解放し、その後は我が家へ3人で移動。
本日の素材は勿論、今日まで撮影してきた HM650 の撮影ファイルの視聴と評価を行った。
今日のテストでも、撮り切れなかった検証項目が幾つも残っているので、それらは後日さらにテストを行い、最終的な試用レビューへと結実させていくつもりだ。
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