楽天市場



B&H



Amazon.co.jp



・ ・ ・

 >>Grass Valley
 >>Adobe
 >>SONY
 >>Panasonic
 >>Manfrotto

 >>楽天市場
 >>ビデオ近畿
 >>SYSTEM5
 >>kakaku.com

【Next零 ;Key Contents】


reTMCD



Eye-One Display2
レンタル



非公式データバンク
EDIUS Bench



HVR-S270J
関連レポート


【Note; Affiliate】




サウンドハウス




Article offer cooperation


* * *
ACC*Software Leading...


Hosting Management by


* * *

BBS7.COM
MENURNDNEXT




〜 Grass Valley EDIUS 6/ストリーム再生 〜


(提出日:11/01/10)



■リアルタイム再生性能

 EDIUSシリーズの魅力の一つは、様々な動画フォーマットをその形式に囚われる事なくタイムラインに放り込んで編集できることだ。

 コンシューマーの世界では、動画フォーマットが乱立しているのが現状だ。
 大別すれば MPEG2 と H.264 だが、実際のところはメーカーや製品によって様々な動画仕様が採用されている。
 特に、従来のビデオカメラ路線からではなく、PC寄りの動画撮影カメラの台頭や、またデジタル一眼レフカメラ(DSLR)やコンパクトデジカメによる動画対応が、より一層の動画仕様の乱立に拍車を掛けている。

 EDIUSシリーズは、2004年の EDIUS Pro 3 で HDV形式への対応を行い、2007年リリースの EDIUS Pro version4.5 で AVCHD のネイティブ対応、そして 2010年春の EDIUS Pro 5.5 では AVCHD のリアルタイム編集を実現している。
 この様に EDIUSシリーズは、常にコンシューマー向けフォーマットに対して素早くネイティブ対応を行い、また編集用の中間コーデックへの変換を必要としない快適なリアルタイム性能をユーザに提供し続けている。

 2010年秋にリリースされた EDIUS 6 では、マルチコアCPUに最適化した新設計のレンダリングエンジンを搭載している。
 これにより、旧来の EDIUS 5.5 で実現した AVCHDのリアルタイム処理をさらにブラッシュアップし、また DSLR の代表格とも言える EOSムービー(Canon EOS 5D Mark II など)の MPEG4 AVC/H.264 フォーマットの取り扱いについてもリアルタイム再生性能が向上している。

 このテストでは、EOSムービー・AVCHD・HDV の3者のリアルタイム再生性能を、EDIUS 6 のタイムライン上の再生可能ストリーム数とその再生時間で計測する。


■テスト方法

 テストでは、“Canon EOS 5D Mark II”による EOSムービー、“SONY HXR-NX5J”による AVCHDファイル、“SONY HVR-Z5J”による HDVファイルをそれぞれ用意。
 EDIUS 6.01 と EDIUS Pro 5.51 のプロジェクト設定は、1920x1080 59.94i 16:9 8bit に設定。
 タイムラインのトラックにクリップを積み上げ、VA1トラックの動画は無加工、V2以上のトラックにあるクリップにはピクチャーインピクチャーを適用し、マルチレイヤー再生を行う。
 バッファを [SHIFT + Space Key]にて最大値まで溜めてから再生し、システム設定の「再生が間に合わない場合は停止する」を有効にしておいて、再生が停止した所の秒・フレーム数を再生性能の結果として採用した。
 なお、120秒を再生しきった場合は結果を『完走』としている。
(※バッファ最大値:EDIUS 6 = 127 / EDIUS Pro 5.5 = 125)

 テスト環境は、
 ・OS:Microsoft Windows7 Professional 64bit版
 ・CPU:Intel Core i7 920(オーバークロック:3.23GHz)
 ・M/B:ASUS P6T Deluxe (Chipset:INTEL X58+ICH10R)
 ・メモリ:Corsair TR3X6G1600C9
     PC3-12800(DDR3-1600) 6GB(2GB x3/トリプルチャンネル)
 ・HDD:(System)INTEL X25-M Mainstream SATA SSD SSDSA2MH080G2R5
      (Video)WesternDigital WD6400AAKS (640GB・7200rpm・S-ATA II) x3 / RAID-5
 ・G/B:NVIDIA GeForce GTX 285
 ・S/B:on board
 ・電源:ANTEC Signature 850(Max:850W)


△このページのTOPへ戻る


■Canon EOS 5D Mark II / EOSムービーファイル再生

 Canon EOS 5D Mark II(以下、Canon 5D ) は DSLR による動画撮影というムーブメントを生み出した歴史に残るであろうデジタル一眼レフカメラである。
 動画形式は QuickTime .MOV にて MPEG4 AVC/H.264コーデックを採用。
 ビットレートは、VBRの43〜45Mbps。(メーカ非公表)
 フレームサイズ・フレームレートは 1920x1080 30P である。

 MPEG4 AVC/H.264コーデック自体は、従来の EDIUS でも取り扱えたのだが、Canon 5D の上記動画ファイルは非常に処理が重く、EDIUS Pro 5.5 のタイムライン上で取り扱いは可能なものの、快適な編集を行うことは難しかった。
 この点を EDIUS 6 はどの程度克服したのか早速検証してみた。

 EDIUS 6 では、EDIUS Pro 5.5 に対して EOSムービーの再生性能が大幅に向上していることが分かる。
 4Streams再生時は、EDIUS Pro 5.5 よりも多少長く再生できるぐらいであるが、3Streamsであれば、見事に完走しきる。
 EOSムービー 再生性能は Thomson Canopus も公式に 3ストリームと謳っている。

 テストでは、EDIUS Pro 5.51 の場合 1Streamであっても EOSムービーは 94秒02fまでしか再生できず、120秒以上の完走は出来なかった。
 EDIUS 6 での EOSムービーの編集は 3Streams以下であれば快適に行えそうである。

 なお、CPU使用率であるが、4Streams:75%/3Streams:60%/2Streams:30%/1Stream:20%(目安)である。

△このページのTOPへ戻る



■SONY HXR-NX5J / AVCHDファイル再生

 現在のコンシューマービデオの主力は、AVCHDカメラである。
 AVCHDの諸元を細かく述べる必要はないと思うが、今回テストに使用した HXR-NX5J による AVCHDファイルは MPEG4 AVC/H.264 1920x1080 59.94i 24Mbps となる。
 従来の EDIUS Pro 5.51 でも、AVCHD に関してはストレスなく編集できるリアルタイム編集性能を有していたが、EDIUS 6 の新レンダリングエンジンでどれほど向上しているのか検証した。


 AVCHDに関しては、5Streamsからリアルタイム再生性能の向上が見られる。
 4Streams以下では AVCHD でも完走可能になり、EDIUS 6 では AVCHDを使った編集でリアルタイム処理で表現できる幅が広がった。
 この 4Streamsという数字だが、CPU の Intel Core i7 のスペックに拠るところが大きいだろう。
 Intel Core i7 は、電子演算を行う物理コアを4つ乗せた「クアッドコアCPU」である。
 EDIUS Pro 5.5 もそうであったが、EDIUS 6 ではより一層、物理コア一つ一つに対する内部処理の最適化を行っているようである。
 そのため、6コアCPUや8コアCPUであれば、そのコア数分だけリアルタイムに扱えるAVCHDのストリーム数は増やせそうである。

 CPU使用率は、6Streams:95%/5Streams:90%/4Streams:80%/3Streams:55%/2Streams:30%/1Stream:20%(目安)である。

△このページのTOPへ戻る



■SONY HVR-Z5J / HDVファイル再生

 HDVフォーマットもまだまだ健在である。
 特に、テレビ制作業界ではテープメディアによる記録はまだまだ重宝されており、業務ユースでは当面は HDVが生き残ると思われる。
 MPEG2採用という技術的には枯れたフォーマットであるが、その分 EDIUSでの扱いも非常に楽であり、ここ数年はノンリニア編集に於いて HDVに対して取り扱いにくさを実感したことはない。
 個人的にも、HVR-S270J と HVR-MRC1 との連携で、まだまだ実戦投入に耐えられるフォーマットであると思っている。

 HDV諸元を確認の為に記すと、MPEG2 TS 1440x1080 59.94i 25Mbps である。


 EDIUS 6 でのテストでは、HDVは 7Streamsであっても完走可能であった。
 そのため、一旦 10Streamsまでクリップを積み上げてリアルタイム再生性能を測っている。
 EDIUS Pro 5.51 では、4Streamsが完走の上限だったので、EDIUS 6 の HDV再生性能の向上は目を見張るものがある。

 実力としては、8Streams時も 60秒以上の再生が出来ている。
 Intel Core i7 は、物理コアは 4つだが、Intel Hyper-Threading Technology により論理的には 8コアCPUとして認識されている。
 EDIUS 6 では、HDV再生程度であれば、論理 8コアのリソースをフルに利用して再生処理をしているものを思われる。
 CPUのコアクロックがもう少し高ければ、クアッドコアの Core i7 でも 8Streams完走が可能かも知れない。

 CPU使用率は、10Streams:65%/9Streams:65%/8Streams:60%/7Streams:60%/6Streams:50%/5Streams:40%
/4Streams:30%/3Streams:20%/2Streams:20%/1Stream:10%(目安)である。

 なお、EDIUS Pro 5.51 での HDV再生性能は、6Streams:24秒26f/5Streams:41秒11f/4Streams:完走、となっている。



■再生性能 まとめ

 このように、EDIUS 6 では、マルチコアCPUに対する処理が従来からより一層最適化され、MPEG2系はもちろんのこと、MPEG4 AVC/H.264コーデックに対しても快適な編集処理が施せる様になっている。

 マルチストリームの再生性能は、ピクチャーインピクチャー処理だけでなく、EDIUS によるマルチカム編集でも効果を発揮する。
 試しに、HDVとAVCHDでのマルチカム編集を行ってみたが、HDVであれば 9Streams をコマ落ち為しに同時再生できた。
 また、AVCHD も 4Streams をマルチカムにて同時再生可能だった。
 4カメ体制の小規模なマルチカム撮影であれば、AVCHDを全カメラに採用しても十分に実用的なマルチカム編集が行えるだろう。



※関連製品:

     

△このページのTOPへ戻る