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−>>2009/10/06/(Tue) ジブリ・レイアウト展。

 現在、大阪のサントリー・ミュージアムで「スタジオジブリ・レイアウト展」が行われている。

 今日は、私が休暇だったので相方と友人とで、そのレイアウト展を観に行くことにした。



 アニメショーンに於ける“レイアウト”とは、“映像の設計図”とも言えるもので、そこには「キャラクター」の立ち振る舞いや動き、「背景」「小道具」「特殊効果」「カメラワーク」などなど、そのカットで必要な情報が詰め込まれた、アニメーター達への指示書だ。

 このレイアウトを元に、それぞれを担当するスタッフが画を描いていく。
 アニメ制作は分業化された工程を複数人で個別同時進行させていく必要があるために、それに携わるスタッフ全員が監督の意図を読み取って、一つのシーン……延いては作品全体を集約していく必要がある。
 このレイアウトにより、短期間にクオリティーが高く纏まりのある作画や作品が実現していると行っても過言ではないのだ。

<テレビアニメのレイアウト例>


 レイアウトは絵コンテとは違い、絵コンテの次の工程に入る物だ。
 実写であれば、絵コンテで「人物がフレームイン。人物の奥は商店街で、街人が流れ、車が横切る」としておけば、乱暴な言い方をすれば、そのロケーションでそうなるようにカメラを構えて人物に演技させれば、その様な画が出来上がる。

 しかし、アニメでは全てを書かなければ何一つカメラに写すことは出来ない。
 人物の正確なサイズは? フレームインの速度は? 商店街の設計は?
 流れる人物の数と動き、速度は? 車が横切る速度や位置は?
 こういった画面の要素全てを抽出して、それぞれを担当するスタッフに伝える必要がある。
 それを行うのがレイアウトなのである。
 このレイアウトには、上記の要素を含め、光の方向やコマ数なども全て記載されている。

 私の持論は『実写は省く事により画を作るが、アニメは加えることにより画を作る』としている。
 世界をどう切り取るかが実写であれば、世界をどう創造するかがアニメなのだ。
 そして、その世界を創造し給う神の設計図が「レイアウト」というわけだ。

 
 さて、ジブリの「レイアウト」は、それ一つで立派な芸術作品と言えるほどに、緻密で細かな画が描き上げられている。
 特に背景の描画が、実に丁寧で、最早一つの作品として息を飲んでしまうほどだ。


 テレビアニメだと背景設定が別にあり、毎週の様に使い回す……と言うこともあって、そこまでレイアウトに細かな事は描かない事が殆どだ。
 しかし、劇場版アニメやOVAなどでは、背景も含めて描き上げることが多い。
 その中でも、ジブリ作品のレイアウトは群を抜いて緻密で、独特の世界をそこで既に表現している。

 実際、そのレイアウトで描かれている背景画がそのまま背景担当にトレースされていた様で、今回展示されていた“レイアウト画”は上から鉛筆などで“なぞり取った形跡”があちらこちらで見受けられた。
 そう、そういう跡がしっかりと残っている事からも分かるように、この「スタジオジブリ・レイアウト展」で展示されているのはレプリカではなく、実物なのである。
 1300点ものレイアウトが惜しげもなく公開されており、フロア2階分を使った大がかりなレイアウト展である。
 平日にも拘わらず、多くの入場者がおり、どの画の前も人集りである。
 皆、ジブリが好きで見に来ている人ばかりだろう。
 とにかくジブリの画が見られるから来たといった感じの一般の方と、恐らくは芸術・アニメ系の専門学校や大学などに通っている学生さんチームに大別できたと思う。
 純然たるアニメオタクは「ジブリ」という作品の性格上、殆ど居なかった。
 
 それぞれ、いろんな視点からこのレイアウト展を楽しんでいたと思うのだが、やはり、“レイアウト”展ゆえの楽しみ方があると思う。
 単に、綺麗な絵を見たいだけならレイアウト展である必要はないのだ。
 
 最初にも言ったように、レイアウトは「設計図」だ。
 「完成品」ではないのだ。
 自動車で例えるならば、設計図を見ても確かに車の形は分かるが、それであれば設計図を見る必要はない。完成品をモーターショーで見た方が余程綺麗でリアルだ。
 せっかく「設計図」を見せて貰えるのだから、その設計図にどれほどの技術が詰め込まれているか理解できなければ「設計図を見る」という行為の殆どが無意味である。
 
 同様に「レイアウト」に書き込まれている技術的情報が汲み取れなければ、レイアウト展の真の面白さは皆無だ。
 真の面白さを味わうためには、アニメ制作の工程、実際の現場を知っているか、もしくはイメージできる事がまずは必要だ。
 そして、レイアウトに書き込まれた“指示”の意味。
 それぞれの用語が理解できなければ、この「レイアウト」が何を表現しようとしているのか、全く分かっていない事になる。

 なぜこの部分は、“BOOK”指示なのに、こっちはBGにクミ指示出しているのか?
 BOOK, 0.25MM/1K で、BOOK△ 1.25mm/1K、BOOKが 2mm/1K という事は、どういう立体表現になるのか?
 この部分に描かれた砲塔や飛行船が、なぜBGではなく、ハーモニー処理されるのか?
 色トレスした画は、どのような印象になるか?
 あえてこの部分がセルになっている理由は……。

 そういった情報を読み取れれば、レイアウトから完成のイメージを汲み取ることが出来るのだ。
 それは、単に目の前の画を観ているのとは、全く違った物を観ていることになるだろう。


 これが、レイアウト展を真に楽しむ為に必要なことだ。
 幸いなことに、パンフレットや展示の一部には簡単な用語解説もなされている。
 それらを手がかりに、このレイアウトという名の設計図を紐解いていくのも面白いだろう。
 
 サントリー・ミュージアムで「スタジオジブリ・レイアウト展」は、10月12日(月)まで開催中。
 お近くの方は、ジブリワールドを体感しに、是非とも足を運んでみては如何だろうか?


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コメント

竜眼寺文蔵(2010/05/19 20:41)
こんにちは!

いいですね〜行けて♪
ボクもジブリ大好きなので
行きたいなぁ・・・。

今、自分の部屋を「小ジブリ美術館」
にしようとしています(笑)

よかったら、ブログに見に来てくださいね♪

http://blog.livedoor.jp/bunzodo_b/

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−>>2009/10/12/(Mon) 3日で4時間。

 地獄のような編集が終わった…。

 9月になって撮影を開始した、T君監督の「結婚式二次会用ビデオ」だ。
 http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20090914A#20090914A

 あの日以来、撮影をは何度か行い、いろいろと紆余曲折もあって、なんとか映像が揃った。
 ……取り敢えず今回は前回の作品違って、時間がなかった。
 制作期間というよりは、お互いのスケジュールが合わず、撮影出来る日がなかなか捻出できなかったのだ。シルバーウィークも働き詰めだったし…。

 お互いに徐々に仕事が忙しくなっている様で、それはそれで会社に於いて漸く使い物になる程度には成長してきたのではないかと実感もする。
 しかし、それが今回に限っては大変なハンデとなって、かなりタイトなスケジュールで撮影時間を作っては撮影を繰り返した。

 撮影が終わったパートから、順次編集。
 が、監督であるT君は編集に立ち会う訳でもなく、私がひたすら自分で編集する。
 まぁ、撮影現場での台詞や演技指導も私がしているので、自分の中に自分なりの完成形が出来上がっており、問題はない。
 
 T君は1度か2度、我が家の…… ACC*visualization の編集室に来、私の繋いだ画を確認する。
 私からは「とりあえず、BGMとナレーション原稿を考えてくれ」と散々要求していたのだが、T君は「曲なぁ〜……。難しいわ…」と言って、OP曲とEND曲以外は提案してくれず。
 結局、関連会社のプロダクションに頼んでMA……もとい、選曲して貰うことになった。
 そのお陰で、私の編集スケジュールは更にタイトに……。
 何故って……選曲の為に仮編集を早めに仕上げてしまう必要があったからだ…。


<インタビュー素材から、OKカットを切り出すT君。>


 仮編締め切り前日は、結局当日の朝の4時まで独りで編集……。
 朝、会社でT君にそのテープを直接渡して、対選曲用VTRの納品完了。
 勿論その後、私はそのまま仕事に……。
 結婚式前日の話だ。

 T君は午前中に、そのテープをプロダクションへ持って行って、選曲してもらう。
 そして、その日のうちに選曲の終わったテープを再び ACC*visualization へ。
 流石にプロの仕事だ。見事な選曲。やはり曲のレパートリーが違うのだ。

 仮編段階では、まだセリフの音響調整が終わって居らず、また何よりもナレーションが全く収録出来ていなかったので、MAは私がする。
 その夜、T監督とナレーション担当のNさんが来宅。
 一気に、ナレーションの収録を開始。
 が、かくの如くナレーション原稿は仕上がって居らず、私は編集しながら3人でナレーション内容を考えていく。
 結婚式前夜21時頃の話だ。


<皆、同じ大学出身の同期である事をこの夜知った。>


 ナレーションが纏まったパートから、順番にナレ録りを進めていく。
 Nさんは、終電までに自宅に帰らないと、家庭崩壊に発展する今日この頃だそうで、所帯持ちは色々と大変だ。

 収録は、リビングで HVR-S270J を収録機にして行う。
 S270J の HVR-MRC1 を使って CFに記録する事で直ぐに EDIUS Pro のタイムラインに ナレーションを放り込むことが出来る。


 ナレーション原稿を考えては、収録…。原稿を考えては、収録……を繰り返す。
 NGも重ねながら、全ナレーションを録り終えたものの、すでに終電は終わっており、Nさんにはタクシーで帰宅していただいた。
 既に夜中の1時。……結婚式当日に突入だ。

 Nさん帰宅後は、とにかくもナレーションを填め込んでいき、その後は一気にMA。
 プロの選曲も相俟って、期待以上の雰囲気を醸し出す……。
 ふと、横を見るとT君は既にリビングで死亡の模様。
 夜中の3時だ。

 細かな音響調整を終えた後、テロップ系の処理を開始。
 が、正直もう時間が無くなってきている。
 結婚式2次会は夕方なので、それにはまだ12時間ほどあるのだが、私の出勤時間が近づいていた。
 DVD化する作業も踏まえて、6時までには編集を終了していないと間に合わない。

 テロップは必要最低限。
 本当なら、インタビューパートに質問文や、バラエティーパートにはテロップ遊びをしたりして、面白くしたかったのだが、とてもではないがそんな事やっている余裕はなかった。
 本編のテロップを入れたら、エンドロール作成。
 出演者や協力社・者の名前やロゴを打ち込んで、ロール。

 ……あ、ちなみに、またもや Thomson Canopus EDIUS Pro 5 は、エラー続き…。
 ダメですよ? このエディ何とか言うソフト?
 どうも、静止画を大量に扱うと、不具合を発症してくださるようで、大変に心強いですよ?


<画像が出る代わりに、謎の緑っぽい砂嵐。>


 そんな、ソフトウェアエラーとも付き合いながら、孤独に時間と戦った。
 5時半頃……遂に編集が完了!

 それを、一旦、EDIUS Pro のタイムラインから canopus HQ codec にてファイル出力。
 出来上がった完パケファイルを、TMPGEnc 4.0 XPress を使ってダウンコンバートしながら、MPEG-2 にエンコードする。
 エンコード中に、私はシャワーを浴びて、朝の準備を始める…。
 もそもそと、T監督も起きてくる。

 エンコードが終了したら、出来た MPEG-2 ファイルを Adobe Encore CS3 に放り込んで、オーサリング。
 オーサリング……とは言いながらも、メニュー無しのチャプター無しだ。
 そして、1枚のDVDを焼き上げ、TOSHIBA RD-X9 で DVD再生チェックをして、全工程終了だ。

 時刻は朝の7時前。
 ディスクを受け取ったT君は、恭しく私に礼を言って、我が家を後にした。

 ………終わった……燃え尽きたぜ……さぁ、仕事だ。
 そのまま、出勤準備を済ませて、私は出社した。

 出来上がったビデオが、新郎新婦の華やかなる一日の一幕を飾ることが出来れば幸いだ。


 ちなみに余談だが、こういう日に限ってロケが終わるのが夜遅かったりする。
 で、さらに翌日は早朝5時半会社集合だったりして……まぁ世の中ままならない。
 
 3日で4時間程しか寝られなかった日々であった。


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コメント

ken2008(2009/10/13 17:49)
お疲れでした。
さぞT監督からは高いギャラが支払われるのでしょうね!
たっぷり貰わないと割りが合いませんよ。
本人の反省も無さそうなのでそろそろ考えたら・・・・・

宏哉(2009/10/13 20:52)
燃え尽きました…。
が、午後からは復活。楽しく仕事してました。
ギャラは、たんまりと頂きたいところですね♪
まぁ、T監督にはこのままで居ていただきたいです。
あまり有能に成られると、私の楽しみが減ってしまいますので(笑)
またのご発注、お待ちしております☆

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−>>2009/10/16/(Fri) EDIUS Pro 6 の行方。


 先日、Thomson Canopus から「EDIUS Neo 2 Booster」が発表された。
 既にご存じの方も多いだろう。

 「EDIUS Neo 2 Booster」の特徴は、
 ・ネイティブ AVCHD のリアルタイム編集
 ・Microsoft Windows 7 対応
 この2点に集約される。

 http://www.thomson-canopus.jp/press/2009/edius_neo2_booster.htm



 さて、元来より“EDIUS Neo”は、上位ソフトの“EDIUS Pro”の廉価版ソフトであり、幾つかの機能制限と共に低価格にて、エントリーユーザに提供されるものであった。
 しかし、この「EDIUS Neo 2 Booster」の登場により機能の一部とは言え、親ソフトの“EDIUS Pro”を上回る性能を実装している。

 当然ながら、これらの機能「ネイティブ AVCHD リアルタイム編集」と「Windows 7対応」は、将来的には“EDIUS Pro”に実装されることは明らかだ。
 
 初代EDIUS は、2003年4月に発表。
 それ以降の発表日を追っていくと……
 EDIUS ver.1.0 2003年4月
 EDIUS ver.2.0 2004年1月
 EDIUS Pro ver.3.0 2004年12月
 EDIUS Pro ver.4.0 2006年5月
 EDIUS Pro ver.5.0 2008年9月
 (※国内発表日時)

 以上のようなタイムスケジュールになっている。


<初代 EDIUS。>



 徐々にメジャーバージョンアップの速度が鈍化しているのだが、2009年秋は“EDIUS Pro”に何か動きがあるのか注目だ。

 では、件の「EDIUS Neo 2 Booster」で実装された機能は、いつ“EDIUS Pro”に実装されるのだろうか?

 まず、AVCHDのリアルタイム編集だが、こちらはどうやらマイナーバージョンアップで対応するようだ。
 であるから ver5.x での対応となる。
 これは年内にも実装される可能性が大いにある。
 ある程度の規模の機能実装のため ver5.5 としてリリースされる公算が大きい。

 次に、Windows 7 への対応だが、こちらは ver.5.x での対応は難しいようで、次のメジャーバージョンアップの ver.6.0 になる見込みだ。
 OS対応はプログラム設計の深い部分に及ぶため時間が掛かりそうで、過去のリリースタイミングを見るに、2010年4〜5月発表という感じだろうか?

 確かな情報ではないので、案外早い段階で のWindows 7 対応というのもあり得る。
 しかし、Windows Vista の時も Vistaが 2007年1月の発売に対して、EDIUS Pro の対応は 2008年9月発表の ver.5.0 を待たないといけなかった……という具合に、新しいOSへの対応は遅かった。

 勿論、OSの Vista から 7 への変化は、XP から Vista 程の変化ではないので、各種ソフトウェア、ドライバがある程度は動くことは確認されている。
 また、すでに「EDIUS Neo 2 Booster」が Windows 7 に対応しているのだから、“EDIUS Pro”とコアを一にする開発リソースから考えても、前回の ver.5.0 の時ほど時間が掛かるとは思えない。
 
 ただ、ソフトウェアの規模が大きい EDIUS Pro では、Neo 以上に Windows 7 との親和性を確保するのに手間が掛かることは必至だろう。
 実際、Windows 7 RC版での動作報告は幾つか上がってきているが、不具合も抱えているようなので、現状の EDIUS Pro に互換問題があるのは事実だ。
 ハイエンドクラスのユーザも擁する EDIUS Pro は、万全の状態でリリースされる必要がある。

 以上の点からも、EDIUS Pro が即日 Windows 7 に対応するのは難しいと思われる。
 期待されることとしては、11月の Inter BEE にて、EDIUS Pro ver.6.0 が発表されることだが、少し難しいかもしれない。
 「EDIUS Neo 2 Booster」の発売日が、Inter BEE の時期である 11月中旬となっているので、今秋の Inter BEE Thomson Canopus ブースは「EDIUS Neo 2 Booster」が持て囃されるはずだ。

 EDIUS Pro は早くても年末か年始にプレスリリースがあるものと見ておいた方がいいだろう…。


 現在の所、タイムライン系ノンリニア編集ソフトとしては、ハイグレードに位置する EDIUS Pro の機能は、他社のソフトと比べても大変に高水準の物になってきている。
 その点については、一緒に EDIUSを育ててきたユーザとしては嬉しい限りなのだが、同時にこれからの成長の伸び悩みや、先行きの不安もある。

 EDIUS シリーズは、毎回魅力的なバージョンアップを繰り返してきたが、 ver.5.0 以降は少し失速気味だ。
 ソフトが重くなり、EDIUSシリーズの魅力であった軽快さも削がれている点がある。
 これは、当サイトの EDIUS Bench が示すとおりだ。

 そんな中、ver.6.0 では Windows 7対応の他に、どんな機能が実装されるのかが注目されるところだ。

 考えられる機能としては、
 ・4k 以上への対応
 ・GPGPU の積極的活用
 ・FIRECODER Blu の積極的活用
 ・対応コーデックの増加(AVC Intra や XDCAM 422 への標準対応)
 このあたりは、実装してくるはずだ。
 あと、タウンコンバート画質とかも何とかいい加減改善して欲しい…。

 当然、ユーザとしてはこれ以外の『サプライズ』な機能実装を夢見ている。

 ビデオカメラに於いては、AVCHD系統のますますの充実、4kカメラの活躍、非テープメディアの増加、PCにおいてはCPUラインナップの変化や新規OSの導入、GPGPU や CELLなど脱CPUの潮流などなど……EDIUS Pro ver.5.0 リリース当時よりも大分状況が変わってきている。

 EDIUSシリーズが、この変化を如何に汲み取り、どのように対応してくるか、注目である。


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コメント

なえ(2009/10/17 16:28)
Windows 7の64ビット予約しました。
すぐに対応するかなと勝手な思い込みで・・たのみますよメーカさん・・

さて話は変わるのですすが、SONY DSR-PD100Aが固有の故障問題である、
テープがうまく挟み込む??ことができなくなり、修理は7万弱とか、おしいのでですが、
あきらめて HDR-XR520Vを購入しようか、それともINTER BEEの新製品情報を待とうかなと悩み中。
SONY XR-520Vは記録がHDDで最近のはメモリータイプ、メモリータイプはビューファーがないのが残念。

また気になるのがデジタル一眼のフルサイズ。

いずれにせよ、テープレス化が主流のようです。

通行人(2009/10/23 22:47)
カノープスのHPからコピーしました。

EDIUS Pro の Windows 7 対応について
EDIUS Pro シリーズは今後のメジャーバージョンアップにおいて Windows 7 への対応を予定しております。

宏哉(2009/10/24 01:08)
>なえさん
 Windows 7、早速入れられましたか?
 EDIUS Pro の動作はともかくとして、全体的な動作感は如何でしょうか?
 私も、Vista を飛ばして早く 7 を入れたいのですが、上述のような理由で、EDIUS Pro 対応待ちです。

>通行人さん
 公式でも、7への対応状況が発表されましたね。
 やはり、メジャー待ちですか…。
 今日も、仕事で一緒した局のディレクターが、7を機に EDIUS Pro に乗り換えようか…と言っていたのですが、
EDIUS Pro 5 が未対応であることを教えると、かなり困っておられました。
 FCPにしようか……とも言っていましたから、対応の遅れでドンドン顧客を失っていく可能性もありますね…。

 とにかくも、早急な対応をお願いしたいです>Thomson Canopus

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−>>2009/10/25/(Sun) 彼らの幸せを…。

 絶望的かと思われた2週間が無事に終わった。

 
 今日は、ゲーム制作時代に 3DCGを担当してくれた MooMin の結婚式だった。
 私は彼から、この式典で上映するための映像を何点か頼まれており、9月の下旬からロケを含めた素材集めを行っていた。

 途中……先日も記しているが T監督第2作で半月間ほど制作リソースが移行したので MooMin用動画の制作は中断していた。
 T監督の作品を無事に納品してから、MooMin結婚式までの猶予期間は2週間……。
 当初、十分と思われた制作進捗は、本業によって著しく中座することになる…。
 
 T監督作品納品後、徹夜で納品した朝から仕事に行き、さらにその後1週間ぶっ続けの報道企画ロケに就く。
 T作品制作で犯した半徹夜・徹夜の疲労がなかなか抜けきらず、仕事に支障をきたさない為にも、その一週間は殆ど MooMin の作品に手が付けられなかった…。
 報道企画ロケ終了後、約2週間ぶりの休日を1日だけ迎え、その日に最後の素材となるロケ撮影を行う。


 翌日から仕事であったので、その休暇を全力で利用するも、3本のV制作を行うには時間が無さ過ぎ、原形を模索するに留まった…。

 ラスト5日間は、想定外の展開を迎える。いや、この仕事をしていて私生活スケジュールの想定など無意味なので、そもそも想定などしていない。

 5日前:報道業務で、定時に終われたため、制作が進んだ。OP映像が7割完成。
 4日前:2泊3日の温泉ロケが入り、泊まり掛け出張。日本海沿岸で過ごす…。
 3日前:日本海。
 2日前:日本海。しかも帰宅はテッペン越え…
 1日前:本番前日であり、幸いにして“休み”……と思っていたのに、急遽、報道業務。

 この様に、本番前夜までの制作進捗状況は絶望的な状態。
 日本海から帰ってきた、その日。
 夜中の25時過ぎに帰宅してから、編集を始める。
 明け方28時ぐらいまで作業を進め、一時死亡。
 7時から仕事に出掛け、20時頃帰宅。

 本番まで、あと17時間。
 どこまでクオリティーを上げられるかが勝負となる。

 この時点で OPは9割完成。
 EDも7割方出来ていた。
 あとは、歓談中に上映するインタビュー映像が0%。

 まずはEDの完成度を90%まで持って行くことを優先。
 その後、インタビューVの編集を行うことにする。

 23時頃、EDが9割完成。
 インタビューVの編集に取りかかる。
 新郎から急遽、BGMを送付してもらい、作中に使う。
 インタビュー主体のVだが、事前にコメントを起こしておいたのは正解だった。
 順調に編集が進み、25時頃にインタビューVも90%の完成を迎える。

 これで、全てのVが90%完成になった。
 さて残りの10%の作業だ。
 90%というのは、実は白パケの完了状態で、残りの作業はテロップ入れなのだ。

 特に今回は、作中の全てのインタビューコメントにテロップフォローをするので、結構なテロップ量になる。
 広い会場で流すと声が聞き取りにくくなることもあるし、また今回は少々被写体自身の声が籠もったりして聞きづらい部分もあったので、全編フォローすることにしたのだ。

 テロップ作成は相方と共同作業。
 机を並べて作業している我が家の真価を発揮する瞬間だ。


 テロップは、Photoshopで作成してもらう。
 テロップのパターンに併せて、いくつかテンプレートを考えてもらい、そこに必要な文章を載せていく。
 出来上がったテロップを直ぐに EDIUS Pro で読み込み、私がタイムラインに適切に貼り付けていく。
 
 これによって 100枚以上ものテロップ作成と適用が、かなり効率化され29時には完了した。


 その後、細かな微調整を繰り返し、31時頃から最終ファイルの出力開始。
 3本分のファイルが出来上がった。
 それを、TMPGEnc 4.0 XPress にてダウンコンバートして MPEG-2 にバッチエンコード開始……。
 そのあたりで私の記憶は途絶えた…………。

 目が覚めると、朝の10時半過ぎ。
 2時間強の仮眠を取ってしまったようだ……。
 出発まであと60分だ。
 
 急いで、エンコード結果を確認。
 ファイルが無事に出来上がっているのを認めて、Adobe Encore を起動し、DVDのオーサリングを開始。
 上映事故を防ぐため、3本の映像は1本ずつ別々に1枚のDVDに焼き、3枚のDVDを制作した。

 DVDが焼ければ、さらに DVDの再生チェック。
 1週間前に、式場には同じ方法で、同じ DVD-Rを使って制作した DVDを送ってあるので、ほぼ間違いなく上映出来るはずである。

 その3枚のDVDを鞄に詰め込み、式撮影用に HVR-S270J と三脚機材一式を抱えて、相方と共に家を後にした。


 式は、つつがなく進行し MooMin達の華燭の典は、沢山の祝福の内にお開きとなった。

 もちろんDVDの上映も成功。
 笑いも取れて、制作者としても大変に満足している。



 さて、既に次の趣味が私を呼んでいる。
 次回の納品日は 11月29日。
 まだクライアントからの素材は一切届いていない。



 文末になりましたが……
 MooMin、カナちゃん、ご結婚おめでとう。
 末永く、お幸せに…!



☆☆☆オークション出品中です☆☆☆
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コメント

やま(2009/10/26 22:23)
いつも楽しく拝見させて頂いております。
無知ですみませんが、テロップ作成をフォトショップで
作るのは、エディウス付属のタイトラーがイマイチだからですか?
タイトルモーションの使いづらさがエディウスの短所の一つだと思うのですが、皆さんはどうでしょうか?

宏哉(2009/10/27 00:09)
いつも ありがとうございます。
そうですね、EDIUS Pro は、まだまだタイトラーが貧弱だと思います。
TitleMotion Pro 自体の使いにくさは、やはり海外製という点も影響しているのでしょうか…(Inscriber社)
私には、あのセンスを使いこなすだけの才能がないので、使ったことは殆どありません。
TitleMotion Pro の使い勝手の悪さは、canopusも理解しているようで、
そのため簡単にタイトルの作成できる「Quick Titler」が実装されているのだと思います。
が、この「Quick Titler」も癖がある……というか未成熟で、付き合い方を知っておく必要があるアプリケーションです。
本当に、拘らなくて良いようなテロップを打つときぐらいにしか使わないですね。
でも、“単純”であることは、時に助かります

その点、Photoshopであれば、自在にテロップを作れますし、作業も早くて便利。
Video out Plug-in を使って、テレビ画面での色なども直ぐに確認できますから、制作工程もスムーズです。
2〜3時間で、100枚以上のテロップを効率的に作成できたのが、その証左でしょう。

やま(2009/10/27 00:38)
さっそくのお返事ありがとうございます。
なるほど、フォトショップ試してみます!
タイトルモーションの不鮮明さや色のり?の悪さやエラーの多さに嫌気がさしつつも使っていましたが、
なんとかテレビ番組のような凝ったテロップを作れないか、と思っていたところです。
局のスイッチャー室で見たタイトラーはすごく綺麗に表示されていたので・・・。値段がダンチですが。
またよろしくお願いします! ありがとうございました!!

かっぱくん(2009/10/29 03:26)
突貫作業お疲れ様でした!
つい先日私もほぼ同じような作業を終えたばかりなので他人事ではなく読んでいてハラハラしました^^;
強行スケジュールぶりだけでなくEdius→Encoreのワークフローまで同じなのですが、
自分の場合は約4時間の超長編なのでギリギリまでビットレートを高めたく、
エンコードをEncore任せにしてるってとこだけですかね、違いは。
何はともあれ、笑いが取れて会場が盛り上がるとホント疲れも吹き飛びますよね。
改めてお疲れ様でした。

宏哉(2009/10/29 23:42)
かっぱくん、お久しぶりです〜。
編集作業お疲れ様でした。

私の場合は、特にダウンコン画質をある程度維持したいので、
我が家の所有ソフトでは、TMPGEnc を頼ることにしています。

会場の目線が、スクリーンに集まり笑いが取れることで初めて、新郎新婦への祝いの品になり、
制作者としてはホッとしますね。
11月に入ったら、月末にある結婚披露宴に向けてのビデオを制作開始です。
また、戦いの日々ですよ(笑

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