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〜 創想雑誌 〜


−>>2007/09/06/(Thu) 夏休み。

 現在、遅い夏休みを満喫中だ。
 いや、“満喫したい”と切望中だ。

 今回4連休。
 久々にゆっくりと過ごしている。
 今日は既に2日目を消化中なのだが、初日は、腐乱死体状態。
 夜遅くから、ディスカバリーチャンネルを貪るように観ながら、朝方寝る。
 2日目は昼頃起き出して、何とかこの連休中に昨年12月の友人の結婚式写真クリップにケリを着けようと奮闘した。
 現在、その甲斐あってDVDオーサリングまで漕ぎ着けた。


 このDVDのオーサリングが終われば、もう一件の途中になっている結婚式ビデオに手を付けて、その後、今夏にあった従兄の結婚式のビデオ制作にも着手しなけりゃならない。
 それと並行して、もう一件別件の編集も残っていて、あーーー、2週間ぐらい休み貰えんかな??

 明日は、久々に実家へ帰る。
 大阪から滋賀県へ。JR 新快速電車に乗っても1時間ほどなのだが、逆に近すぎて日頃は帰ることがない。
 実家に帰るのは正月以来か?


 が、翌日の土曜日には、地元の友人らと映画を見に行く予定だ。
 この時期に観ると言えば「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」しか無いわけで、10年ぶりにエヴァで楽しませていただこう。

 さて、オーサリングが終わるまで、これから翌日金曜日に掛けては、アニメ三昧としますかな。



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−>>2007/09/08/(Sat) 序破急。

 連休最終日。
 予定通り『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE』』を観に行った。
 映画に行ったメンバーは、私と相方と友人4名の計6名。
 事前に、ネットチケッティングをして、座席を確保し、スクリーン距離と左右偏差絶妙の席を用意した。


 さて、件の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』だが、私も相方も満足な出来だ。
 「新世紀 エヴァンゲリオン」自体はもう12年前の作品になる。
 私が高校1年生の秋にオンエアが始まった。
 当時は、住んでいた滋賀県でのオンエアは無く、大阪の親戚の家に録画を頼んで、2週間に1回のペースで宅配して貰っていた事を思い出す。
 当時は、インターネットも精々ダイアルアップ回線の時代で、今みたいに、あんな事やそんな事は出来なかったのだ。(ぉ

 それはさておき、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE』は、その「新世紀 エヴァンゲリオン」の第壱話〜第六話を、リメイクして総集編化したものだ。(GAINAXでは “Rebuild”と呼んでいる)

 部分的に、TVオンエア時のセルや背景を使い、それを映画用ビスタサイズに再レイアウト、デジタル処理を追加して表現力を増したり、また新作画、3DCGの利用などが行われている。
 TV版エヴァの時代は、まだアニメ制作の現場にコンピュータがあまり入り込んでいないご時世であり、「Mac でモザイク処理された静止画が1フレームだけ挟み込まれている」とか「サブタイトルの字幕は極太明朝体(フォントワークスの“マティスPlus-EB”)を使って、Macで出力して…」とか、そんなのが話題になるような頃だった。
 今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』では、デジタルコンポジットの技術や3DCG の技術もふんだんに使われており、奥行きやダイナミックなカメラワーク、空気感や光の表現などがパワーアップしている。
 
 一方で、ストーリーの方はテレビ版を再構成し直して短くしている関係で、主人公の心理変遷などが些か急であり、この映画版しか見ていない人は恐らくその心の動きについて行けていないのではないだろうか?
 我々は、TV版のストーリーや構成を知っているので、そういった点は「総集編なんだな」と割り切って、すっ飛ばされた時系列は自らの記憶で補完したが、やはり純粋にストーリーを楽しむのは辛いかもしれない。

 逆に、TV版の第六話の当たりまでは、実にムダのない構成と脚本で成り立っており、大変に素晴らしい作りが成されていたのだなぁ、と再認識する事になった。

 ストーリーは兎に角もおさらいなので、やはり見どころは作画や映像表現だ。
 ビスタサイズの大画面。
 テレビ版であっても、かなりの描き込みがなされ、「よく動くアニメ」として観ていたが、流石に劇場版のそれは半端ない。
 TV版エヴァ後、GAINAX作品が好んで使った“美術”を使った、心証表現や繋ぎカットなどが多く使われており、その作画レベルもヨダレ物だ。
 作品後半の“ヤシマ作戦”などは、完全に新作で、その表現手法や技術に「あぁ、本当は12年前に、こういう表現をやりたかったんだろうな〜」という、GAINAXのリベンジぶりが窺える。
 特に、その“ヤシマ作戦”のシーケンスなどはもう一度映画館に足を運んで見直したいクオリティーだ。
 もう、ヨダレが止まらない。



 今回、一緒に映画を観に行ったメンバーのエヴァに対する親密度は、
 私:オタ
 相方:オタ
 A:激オタ
 B:一通り知っている
 C:パチンコで逆輸入
 D:一般人
 という具合だ。
 一度でも、TV版エヴァを頭から最後まで観ていれば、今回の総集編的劇場版は理解できるだろうが、この映画がエヴァ初見であると、辛いだろう。

 実際、私たちの座ったシートの前後列は、“一般人”のお客さんだったようだが、上映後「さっぱり分からんかった」「どういうこと??」と両列から声が聞こえてきた。

 今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見に来ている客層の分類は3種類かな〜と思っているのだが、
 .タ
 宇多田ヒカルに惹かれて
 パチンコから
 という感じだろうか??

 ,郎2鵑凌祁狆貳任鰺解できて当然だが、の場合はやはり、事前にTV版を観ておかないとどうしようもないだろう。
 △蓮噺世錣困發な”だ。尤も△凌佑いるのかどうかは不明だが、ただ宇多田ヒカル嬢自身が「自分はエヴもァオタだ」と公言しており、その宇多田嬢の「面白い、素晴らしい」という言葉に押されて、宇多田ヒカルフリークが宇多田嬢との共有経験を求めて鑑賞しに来てしまった……という客層はあるかもしれない。

 いずれにせよ、初見で新劇場版を観ることはお奨めしない。
 というか、初見では観て欲しくないというところか……。
 この新劇場版だけを観て、エヴァが面白いか面白くないかなんて言うことを判断して欲しくないのだ。
 我々オタですら、エヴァの最終回、(旧)劇場版エピローグを観て、このエヴァという作品はどうだったのか?という議論を延々と、それこそ、この12年間続けてきたのだ。



<10年前の劇場版公開記念のツタヤのPOP。ちなみに私はポスターやPOPコレクタ。>


 とりあえず、旧来からのエヴァファンには強くお勧めしたい。
 新しい展開を今回上映の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に求めてはならないが、TV版第六話までのクオリティーの高いストーリーに、更に品質を増した作画が上書きされた目の保養だと思って、今一度エヴァワールドに触れていただきたい。

 エヴァの門をこれから叩きたい方は、取り敢えず、TV版を一度観て、それから新劇場版を観ていただきたい。

 なお、エヴァンゲリオンという作品は旧劇場版を入れると些かややこしい構成になっているので、以下に整理しておこう。

 ・新世紀 エヴァンゲリオン 第壱話〜最終話(テレビ版:全26話)

 ・新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生
 ・新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に
 ・新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 REVIVAL OF EVANGELION DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に
 ↑以上、公開済み

 ・『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE』(前編)
 ↑公開中

 ・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(中編)
 ・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:急』(後編)+『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:?』(完結編)
 ↑制作中

 
 今回、観に行ったメンバーの殆どが高校生時代にエヴァを観て、盛り上がったりした友人であったので、12年後に再びこうやって劇場でエヴァを観て盛り上がったのは、一種、同窓会のような感じだった。
 当時のようなエヴァ熱に火が点くことは、我々にはもう無いだろうが、同時に共通なオタク会話が出来る作品が、昨今少なくなっていることに淋しさも感じる。
 未だに、エヴァが一定の支持を得て、商業的にも成立しているのは、そういったオタク達の共通項が、ポストエヴァンゲリオン期以来、登場していないからであろう。
 エヴァンゲリオンは、「機動戦士ガンダム」「宇宙戦艦ヤマト」に並ぶ“日本三大アニメ”もしくは、“第3次アニメ革命”とも言われている。
 12年経った今も、エヴァンゲリオンはその後のアニメの一つの指標であり、比較されるリファレンスだ。
 反対にそこから脱却できない限り、日本のアニメは停滞していることを意味する。
 第4の作品、第4次革命がいつ起きるのか? 何によってもたらせるのかは、現時点から計り知ることは出来ない。
 だからこそ、今でも毎春、毎秋の新作アニメからは目が離せない自分がいるのだ。


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−>>2007/09/16/(Sun) New HVR。

 先日、IBC 2007で発表された、HDVの新型業務用カムコーダ。
 レンズ交換可能なショルダーマウントタイプとハンドヘルドタイプの2機種である。


 現在、市場のレンズ交換可能な HDVカメラは、Canon XL-H1 と、JVC GY-HD100〜250 がある。
 H1 は、専用の XLマウント対応のレンズとアダプタを噛まして EOSレンズ群の利用が可能。
 HD100 は、1/3インチレンズが利用可能で、またマウントコンバータを噛ますことで、1/2、2/3インチマウントレンズも利用できる。
 
 今回発表された SONY のカメラは、付属すると思われる 1/3マウントの HD Carl Zeiss lensの他、既存の 2/3(B4マウント)・1/2インチ放送・業務用レンズが利用できる。
 さらに、SONYの一眼レフカメラのαマウントにも対応するとのことだ。(それぞれにレンズアダプタが必要)

 今回の創想雑誌では、この新発表のカムコーダのレンズ周りの仕様を考えてみたい。 
 とりあえず、国内でのこのカメラの対する情報が少ないために、ネットに出回っている写真や今年11月に発売される PMW-EX1 との比較で検証していきたい。

■記録フォーマット:
 HDVである。
 現在、HDCAMシリーズ以外の SONY HDフォーマットの記録には HDV/AVCHD/XDCAM HDシリーズがある。
 SONYは今現在、AVCHDを初めとする H.264コーデックの業務用カムコーダフォーマットの展開は発表して居らず、MPEG2を利用した HDV と XDCAM HD に傾注している。
 現在は、XDCAM HD シリーズのフォーマット拡張が進んでおり、XDCAM HD 422 〜 XDCAM EX までのラインナップを揃えている。
 
 SONYは、業務用HDのフォーマットとして XDCAM を推進しており、HDVの業務用フィールドへの展開はセーブされながらの製品戦略であると考えてきたが、ここに来てレンズ交換可能なショルダーマウントタイプカメラが発表されたことは驚きを以て迎えるほか無い。

■撮像素子:
 1/3インチ クリアビッド CMOS センサ x3板 を搭載。
 画素数は不明だが、民生機の“HDR-UX5”が同じく 1/3インチクリアビッドCMOSを搭載しているので、同等品であれば210万画素となる。
 最低被写体照度なども不明である。
 撮像素子としての能力として、HVR-V1J の 1/4インチCMOS 112万画素で 8ルクス、HVR-Z1J は 1/3インチCCD 112万画素で 6ルクスであるので、この辺りが指標となるだろうか?
 また、HDV規格自体は、記録画素数が 1440x1080pixだが、Canonが撮像素子ではフルHD(1920x1080pix)記録して解像感を向上させる製品を投入してることから、このカメラでもそう言った“撮像フルHD”を保ってくる可能性はある。
 その場合は、210万という画素数は最低限度になってくる。
 反対に、従来のように112万画素に抑えてくれば、感度は HVR-V1J よりも明るい物となるはずだ。

 なお、11月発売予定の PMW-EX1 は 1/2インチ CMOS 採用で、フルHD撮像と言うことなので、210万か220万画素。
 両機種は似たような風貌ながら、全く違った製品で有ることが判る。


<SONY PMW-EX1。 XDCAM EX シリーズ1号機で、SxSメモリカードに記録する。>



■本体
 現状数少ない画像情報から、ハンドヘルドタイプのボディーのボタン配置や仕様を検証してみた。



 以下が、画像から判断したハンドヘルドタイプのボタンレイアウトだ。


 部分的に、予測箇所があるのだが、ショルダーマウントタイプカメラと情報を付き合わせながら解析してみた。
 レンズ部分の検証は次回に回すが、レンズ筐体からは従来機と比べてボタンが大幅に減り、NDフィルタはカメラ本体に移っている。
 NDフィルタの内訳は不明だが、ショルダーマウントタイプのカメラは、[ CLEAR ][ 1/4 ND ][ 1/16 ND ][ 1/64 ND ]となっており、放送・業務用カムコーダのフィルタとは違う作りになっている。

 アサイナブルボタンは6つ。
 ただし、4〜6にはデフォルトで機能が割り当てられているようで、ボタン番号の他にも機能名が書かれている。
 この元々割り当てられている機能は、[シフトボタン]+[アサイナブルボタン]で常に使えるのか、カスタマイズで機能が入れ替えになるのかは不明だ。
 ただ、機能の入れ替えになるならば、機能名を予め書いておく必要はない様に思うし、鬱陶しい。
 敢えて、4〜6には機能名が振られていると言うことは、オルタナティブに機能するボタンではないかと予測する。

 ちなみに、割り当てられている機能は、い[ ZEBRA ]、イ[ AE SHIFT]、Δ[ REC REVIEW ]だと読み取る。

 本体中央のオーディオレベルの調整ツマミ部分はカバーがしてあり、蓋を開けることでアクセスが可能になるようだ。
 ツマミ部分は外からは透明プラスチックで被われており、蓋を開けないと触ることが出来ないと思われる。
 蓋の内部は不明。恐らく、MIC/LINEの切り替えや、収録チャンネルの選択などが出来るのではないかと思うのだが、ハンドルグリップの前部……XLR入力部分に何かしらの切り替えスイッチが見受けられるので、オーディオ関連以外のボタンやスイッチが蓋の中には入っている可能性もある。

 カセット入れ口は、右手側。
 ただし、“縦入れ”式のようだ。
 つまり、こう↓。


 レンズが取り替えられるため、HVR-V1J や DSR-PD170 のように右手グリップの下にカセット口が隠れてしまう事はないのだが、縦型とは意外だ。
 メモリスティックPRO Duo も入れることが出来るようだ。スロットは、本体右側上部。

 HVR-Z1J のように「ショットトランジションボタン」もあり、本体上部、グリップハンドルの下にある。
 
 ハンドルグリップ前方には、「Recボタン」「ズームシーソ」がある。

 HDMI端子や各種コネクタの正確な位置は不明だが、レンズ部分周辺は利用できないので、背面部に集中しているように思う。
 イヤフォンコネクタはバッテリー左側、他の端子類はカセット挿入口とバッテリー右側の間に集中しているようだ。

 内蔵マイクは無くなっており、またアクセサリシューはハンドルグリップ後方に見受けられる。
 前方部分にシューが見あたらないので、カメラライトなどを取り付けたい場合はどうすればいいのだろうか?
 もしかすると、前部にもシュー取り付けネジが隠されているのかもしれない。


 とりあえず今日は、ハンドヘルドタイプのボディーを検証してみた。
 次回は、ショルダーマウントタイプとレンズについて考えてみたい。

※この記事での解析内容は、公式情報を元にした物ではありません。製品版とは大きく仕様が異なる場合があります。というか、ある。


余談:
 ところで、余っていた BEHRINGER BCF2000 をヤフオクに出品しています。
 オークション用に詳細説明を書こうと、BEHRINGER のサイトに行ったら「BCF2000 」の製品ページが無くなっていて、PRODUCTSラインナップからも消えています。
 もしかして、生産中止??

※……と思ったら、9/19に再アクセスしたら商品ページが復活していました。なんだったんだろ?



※楽天市場で「BEHRINGER BCF2000」を探す。

※【サウンドハウス】 BEHRINGER BCF2000
【サウンドハウス】 BEHRINGER BCF2000


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−>>2007/09/19/(Wed) New HVR。 その2。

 さて、次にショルダーマウントタイプのカムコーダの本体を見ていきたい。


■本体:
 本体左側面部に沢山のボタンが並んでいるのが印象的だ。
 特に、オーディオの4CH入力に対応したことで、4CH分のオーディオレベルツマミがずらりと配されているのは、いささか大仰な感じだ。
 カムコーダ本体で、4CH入力したと言えば HDCAM の HDW-790 が有るが、こちらは、3/4CH のツマミは蓋の中に隠されており、通常は1/2CH分のツマミしかカムコーダの表には出ていない仕様だ。
 ところで、4入力に対応したと言うことは、その入力インターフェイス……つまりXLRキャノンの数はどういう風になっているのだろうか?
 リアからみた写真がどこにも見あたらないので、これも想像になるのだが、まさかXLR が 4口もリアパネルに付いているとは思えない。
 そうなると、この新型カムコーダは HDW-790の様に AES/EBU に対応した物となるのか!?
 あるいは、XLR x2 + RCAピン x2 みたいな変則仕様になるのだろうか……。
 もしも、AES/EBU に対応しした製品となるならば、このクラスのカムコーダでは画期的な仕様となるのではないだろうか?

 ……などと期待していたのだが、どうも XLRの配置はカムコーダのフロントに2口、リアに2口といったアナログ入力仕様になりそうだ。
 通常の運用ではカメラの“鼻マイク”はフロントのXLRに差す仕様になっている。
 その隣に、もう一つ XLRが用意されているので、フロントx2 + リアx2 という仕様が達成できるのだ。

 なお、HDVフォーマットにおいて、オーディオ4CH記録する場合のオーディオスペックは、“MPEG2 Layer2 16bit 48kHz、ビットレート384kbps”になる。

 
 GAINスイッチなどが付いた手元のコンソール部分は、HDW-790 や BVW-400A などの伝統的なSONYのスイッチ配列と違い、昨今の DSR-400などの業務用カメラ的な配列になっている物と思われる。
 また、パワースイッチ隣のスイッチは機能を判別できる写真が見あたらなかったので想像なのだが、この手の業務用カメラには珍しく、「CAMERAとVTRモードの切り替え」スイッチが付いているのでは無いかと考える。

 アサイナブルボタンは、ハンドヘルドタイプと同様に、4〜6番には予め機能が割り振られている。
 い[ ZEBRA ]、イ[ AE SHIFT]、Δ[ STEADY SHOT ]となっている。
 
 NDフィルタは、一般的なショルダーマウントタイプカムコーダと同様の位置に取り付けられている。
 ターレットの回転ツマミは些か小振りな様だ。
 フィルタの内訳は、前回の記事にも書いているが[ CLEAR ][ 1/4 ND ][ 1/16 ND ][ 1/64 ND ]である。
 3200K + 5600K & ND といった一軸タイプフィルタの伝統的な仕様ではないので要注意だ。
 DSR-400系の仕様である。
 
 シャッタスピードスイッチや、ホワイトバランスを取るためのトグルスイッチは、一般的なカムコーダ同様にフロントボトムの位置に付いている。

 ビューファインダの仕様は不明だが、恐らくは LCD仕様になるものと思われる。
 また、ビューファ上部には、3.5型程度の液晶モニタが搭載されており、ビューファ上にモニタ部が起きあがる形で利用する仕様だ。
 であるので、L字ビューファを完全に下向きにして、液晶モニタを開ききってやると、肩に担いだ状態で液晶モニタを見ながら撮影できる状態になる。
 ビューファインダで気になることと言えば、SONY のその他のビューファインダは利用できるのか? という点だ。
 つまり、HDVF系のビューファが使えるのかどうか?と言う点だ。
 写真を見る限りは、付属ビューファインダからはケーブルが伸びているので、恐らくは取り替え可能な仕様になっている物と思われる。
 より高精細なビューファを求めたい場合には助かるだろう。
 尤も、だからと言って、このクラスのカムコーダに HDVF-C35W などの高価なビューファを取り付けるかと言われれば、そのパフォーマンスには疑問符が付くが……。

 なお、このビューファー、フロントスイッチの並びに[ COMPOSITE ] と書かれた謎の切り替えスイッチがある。
 [ COMPOSITE ] と [ 何か? ]とを切り替えるスイッチであると思うのだが、もしかすると、外部入力映像を確認する様なことが出来る仕様なのかもしれない……。

 上部のキャリングハンドル前方には、民生カメラよろしく簡易ズームシーソとRECボタンが備え付けられている。
 
 カセットは、ラージタイプのみの対応になる物と思われる。
 バッテリは、SONY の Vマウント型の BPインフォリチウムバッテリが利用できる。

 あとは、その他のインターフェイス系がどれほど充実してくるのか気になる。
 HD-SDIは搭載されるようだが、TC-IN/-OUT、GEN LOCK、VIDEO-IN あたりは欲しいところだ。
 
 また当然、i.Link も搭載されるはずで、HDDレコーダユニット“HVR-DR60” も HVR-V1J のように、フルリンク対応で利用できるはずだ。
 そうなると、バックアップにテープ、収録に HDDレコーダユニットという利用が可能になるし、テープを使わず HDD だけを使ったテープレスカムコーダとして利用できる。
 瞬時クロッグの恐怖からも救われるし、ショルダーマウントタイプHDVを業務で利用する事も厭わなくなるだろう。

■価格:
 さて、気になるのはその価格だ。
 判断材料は、SONY の HVRシリーズ、Canon XL-H1、JVC GY-HD100 などを参照にして予測してみよう。
 
 まず、Canon XL-H1 は、HDV 1080i 対応の 半肩乗せタイプ。
 レンズ交換可能で、音声も4CH入力が別売りオプションで可能だ。
 HD x20 ズームレンズセットで、\1,000,000 (税別) と分かり易い。
 スイッチレイアウトなどは独自の物だが、DV時代の XL1 などから絶大な支持のあるユニークなカムコーダだ。
 http://cweb.canon.jp/prodv/xlh1/

 次に、JVC GY-HD100。
 こちらもレンズ交換可能で、1/3インチバヨネットマウント対応。
 記録は、HDV 720p。
 FUJINONレンズ Th16x5.5BRM が付属して \871,500 (税別)。
 http://www.jvc-victor.co.jp/pro/video/gy-hd100/gyhd100.html

 また、現行の SONY 機種も確認しておこう。
 SONY HDV 1号機の HVR-Z1J は、\600,000 (税別)
 http://www.sony.jp/products/Professional/c_c/hdv/products/hvr_z1j/index.html

 DVCAM機種のショルダーマウントタイプカメラの DSR-250 は レンズ交換非対応。
 価格は、\650,000 (税別)。
 http://www.ecat.sony.co.jp/business/dvcam_vtr/products/index.cfm?PD=12161&KM=DSR-250
 参考として、DSR-250 の光学スペック共通となる DCR-VX2000 は \380,000 (税別)である。
 
 また、現行の業務用ビデオのフラグシップ機として、SONY DVCAM DSR-400(レンズ別売)が \1,300,000 (税別)。
 Panasonic の P2カムコーダ DVCPRO HD AG-HPX555(レンズ別売) が \1,600,000(税別)である。

 また、11月に SONYが発売予定の XDCAM EX カムコーダ “PMW-EX1”が 6500ユーロで発売される事になっている。
 日本円にして、約100〜105万円となる見込み。
 この機種の場合は、
 ・「XDCAM EX」シリーズという、HDVよりも上のクラスを想定していること。
 ・SxSメモリカードに記録するというSONYの新たな提案の先覚的機種であること。
 ・撮像素子スペックが 1/2インチであり、Exmor CMOS という新開発撮像素子であること。
 ……等と言った SONY 内でのブランドレベル差があり、レンズ交換式とはいえ HDVハンドヘルド機種が、この PMW-EX1 の価格を超えてくると、EX1 の立場は微妙な物となってくるだろう。
 HDVハンドヘルド機種は、100万円を下回った価格帯で登場して欲しいものである。
 http://www.sonybiz.net/biz/view/ShowProduct.action?product=PMW-EX1&site=biz_en_EU&pageType=Overview&imageType=Main&category=XDCAMCamcorders



 さて、この中に、ハンドヘルドタイプとショルダーマウントタイプを入れてみよう。

 まず、ハンドヘルドタイプだが、仕様としては JVC の GY-HD100 か Canon XL-H1 がライバル機種となるはずだ。
 今回新たに、SONY のオリジナルレンズを投入して居るため、その開発コストも回収する必要がある。
 一方で、ショルダーマウント仕様の HD100 や H1 と違い、完全なハンドヘルドタイプという事もあり、100万を超えてくるという価格は、今までの価格観念からは考えづらい所がある。
 Panasonic のハンドヘルド型 P2カムコーダ AG-HVX200 が \650,000 (税別)というのも、一つの指標だ。

 
 今回の SONY のハンドヘルドタイプが、Panasonic HVX200、JVC GY-HD100、Canon XL-H1 を仮想の対抗機種と想定し、自社の PMW-EX1 を意識するならば、価格はレンズ付きで85万〜90万円前後だろう。
 
 一方、ショルダーマウントタイプも、Canon の XL-H1 が想定ライバル機の一つであると思う。
 また、更にその上の Panasonic HPX-555 は、業務用HDビデオ市場のショルダーマウント機種としては、坐視できない機種だ。
 ただし、HPX-555 は、2/3インチマウント仕様であり、機種のレベルとしては格上として考えて良いだろうし、P2フォーマットということで、その相手をするのは、思想的にも SONY の場合は XDCAM で行うのが道理だろう。

 さらに、DVCAM DSR-450 クラスに取って代わるクラスの HD機種では無いとも思う。
 HD機種の付加価値は 解像度の高さという点だけでは SD機種に対してそれほど大きくないと考えて良いだろうから、150万を越えてくるという事もあり得ないだろう。
 考えるべきは XL-H1 へのアドバンテージというのが、丁度よいだろうから、レンズ付きで 120万円クラスというのが私の想定である。

 発売形態であるが、少なくとも発売当初は、レンズ別という販売はないはずだ。
 そもそも 1/3マウントレンズを所有しているユーザなど殆ど居ないわけだし、第一に 今回新開発したレンズの開発費用を回収するには、セット販売しなければどうしようもないだろう。

 ハンドヘルド型 85万〜90万円。
 ショルダーマウント型 120〜130万円。
 といった所で如何だろうか?

■型番:
 ところで余談だが、この2機種の型番を考えてみたい。
 まず、HDVの業務用機種と言うことで、シリーズ冠は“HVR”だろう。
 ハンドヘルドタイプは、HVR-Z1J の後継機と考えて良いだろうが、と言って HVR-Z2J というのは考えにくいし、見た目も悪い(笑)
 恐らくは、HVRに続く一文字目も変えてくるのではないかと思われる。
 で、ショルダーマウントタイプも同じ文字を使って来るのではないかと期待する。

 個人的な趣味を入れて、ハンドヘルドタイプは“HVR-X1J”、ショルダーマウントタイプは“HVR-X950J”とかどうだろうか?
 勿論、最後の“J”は、発売地域によって異なる。
 アメリカなら“U”、ヨーロッパなら“E”だ。



 次回は、レンズを検証したい。

※この記事での解析内容は、公式情報を元にした物ではありません。写真だけを見て判断した妄想がふんだんに含まれております。というか、妄想です。


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