〜　創想雑誌　〜

−>>2018/11/23/(Fri)　JVC祭・開催中！

　JVC祭の始まる予感……。

　本日、JVC様よりGY-HC900のデモ機をお借りしました。
　ショルダースタイルのENGカメラとしては、世界最新のはず。
　1080 60p ／ 10bit 4:2:2 ／H.264／50Mbps　というスペック。

　2/3インチ…すなわち放送用 B4マウントレンズ採用の HD MEMORY CARD CAMERA RECORDER です。
　カメラの明るさは、F12 (2000lux）。SONYのXDCAMと同等の明るさを持ちます。（HDCAMより明るい！）

　特徴としては、新コンセプトの“CONNECTED CAM”。
　標準で 2.4GHz/5GHzのMIMO方式デュアル・アンテナ型内蔵Wi-Fiを搭載。
　同一IP回線上でカメラからのライブストリーミングを中継しながら本局からのリターン映像とインカム音声の同時受信を可能にする双方向のライブストリーミング機能を搭載します。
　カメラ本体だけで IP双方向伝送できるENGカメラというのが、最大のウリ。

　だが、まぁ街のビデオ屋さんとしては、ENGカメラとしての性能がまずは気になるところ。
　その辺を順次レポートしていきたいと思っています。

　とりあえず、今日はラボ周辺の夜の街を少しだけテストシューティング。
　流石 F12！　明るい！
　ノイズも少なくスッキリしています。これは好印象。
　街灯に現れるフリンジやフレアはレンズの性能。
　装着しているレンズは Canon HJ11 です。

　とりあえず、今日はコレだけ。
　12月になって落ち着いたら（落ち着くのか？）、ガンガン触っていきたいです！

※期間限定（〜2018年12月23日）
　GY-HC900で撮影した夜間映像。*.mov。オリジナルファイルです。

ZIPファイル名: gigafile-1223-0df188b8c4a3a91154a9b4bbd4cd24df.zip
ダウンロードURL:https://9.gigafile.nu/1223-0df188b8c4a3a91154a9b4bbd4cd24df

ZIPダウンロードパスワード: nz18
ダウンロード期限: 2018年12月23日（日）

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−>>2018/11/24/(Sat)　実戦投入！

　JVC GY-HC900 を本日から実戦投入だ。
　今日の現場は学会収録。
　ショートズームから21倍レンズに付け替えて、会場後方から登壇者を狙うという、初陣としては本当に肩慣らし。

　HC900の操作系は、SONY の XDCAMなどと大きく変わらず、日頃からENGカメラを担いでいる者ならば、すんなりとスイッチできるだろう。
　また各所の詳細は案内していきたいが、撮影中のオペレーションで困ることは無さそうだ。

　今回は、引きカメラに無人でJVC GY-HM660 を置いている。
　このハンドヘルドカメラと、HC900の色味が何処まで合うか、というのはこれからしっかり検証して行きたいのだが、現場でホワイトバランスを取っておけば、似たような傾向の映像が得られる。
　だが、プリセット色温度だと、かなりキャラの違う映像となるので要注意だ。
　この現場では、客電が上がっているときに地明かりで白を両機とも取っている。

　さらに、今回は Roland の V-02HD も投入。
　現場スイッチングする必要は無い案件だったが、カメラ2台の色味を比べたり、スイッチングやワイプでそれぞれのカメラの映像を監視したりと、気負わず使えるスイッチャーだ。
　V-02HD と 7インチモニタをそれぞれクリップで三脚に固定。
　それだけで、スイッチングシステムが作れてしまうコンパクトさが、V-02HDの稼働率を上げそうだ！

　ということで、今日はここまで。
　いつも、ちゃんとしたレポートを書こう、資料や素材を揃えてから……って考えていて、結局一行も創想雑誌を更新しない月が続いてしまった。

　勿論、いまも月末納品に追われて、ヒィヒィ言っているが、以前はちゃんと創想雑誌更新できてたんだから、ちょっとずつ頑張る！

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