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〜 創想雑誌 〜


−>>2018/09/04/(Tue) サンフランシスコ2018。


 只今、アメリカはサンフランシスコに滞在中。
 台風が来る直前の9月3日に日本を飛び立ちまして、なんとか何を逃れ、無事にアメリカに着きました。


 ということで、皆様ご無沙汰です。
 超久々の創想雑誌、更新!!

 生きてました!
 フリーランスになって以降、お陰様で本当に忙しくて、今も何連勤しているのか分かりません…。
 創想雑誌は、あとで自分の活動を振り返る上でも、重要な役割を果たしているので、この4月以降にも遡って備忘録として追加更新して行きたいと思います。

 ということで、4年ぶりのサンフランシスコです。
 9月ですが、もう寒い……。
 到着して直ぐにホテル近所のユニクロに行って、ダウンジャケットなどを買い込みました。


 昨日到着で、今日からロケ開始です。
 このロケ中は、創想雑誌更新できるかな…(笑
 
 がんばります!!!!!

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 日本の首都を入力する認証です→ 


−>>2018/09/10/(Mon) 4K 60p対応! JVC GY-HC550 発表。

 JVC から待望の 4K 60p 対応のハンドヘルド型ビデオカメラが発表された。
 形からして所謂デジスタイルで、現行の HM660等の後継機と考えて良さそうだ。

 ざっと、報道資料などからスペックを確認して行きたい。



■2機種の発表:
 モデルは、Wi-Fi機能内蔵とMPEG-2コーデック/MXFフォーマットに対応する上位機種の GY-HC550、それらの機能を省いた兄弟機の GY-HC500 の2機種が発表されている。
 ネットワーク連携などの IP機能は下位の HC500 にも USBホスト端子 (ネットワークアダプター接続用)が搭載されているので、別途市販のネットワークアダプタを購入すれば HC500 でも IP関連機能は使えるようになるものと思われる。


■レンズと撮像素子:
 レンズは新開発の光学20倍レンズ。
 焦点距離は 35mm換算で f:28mm 〜 560mm と僅かながら広角側が広がっている!
 光学20倍あれば舞台撮影などでも十分に望遠が利く。HD撮影時に無劣化のデジタルエクステンダーやデジタルズームなどが使えれば、なお良いと思うのだがスペック表からは読み取れない。
 撮像素子は、1インチ単板だ。昨今、大判であれば単板アレルギーも減少していると思われるので、この仕様は 4K機ならディスアドバンテージにはならないと思うが、今春 SONY から PXW-Z280 と Z190 という 3CMOS機が発表された後だけに、市場がどう評価するかは気になる。
 ただ、感度 F11(2000lx)というのは何よりも安心した。実際のS/N感は非常に気になる所だ。
 有効画素数は約935万画素ということだが、4Kは約830万画素なので少し搭載CMOSの画素が多い。ここを、オーバーサンプリングによる解像感の向上に利用しているのか、アクティブ手ブレ補正的な電子手ブレ補正の余剰領域にしているのか、もしくは採用している CMOSが 4:3比率の物なのかも知れない…。

 フォーカス、ズーム、アイリスは全てアクチュエーター型。
 ズームは、HM660のような端付きリングではなくなり、エンドレス回転のグルグルズームリングに変わった。
 それは別に問題ないのだが、気になるのはズームのレスポンスだ。HM660の様なズームのタイムラグは少なくとも展示会などでの第一印象を悪くするので、グルグルリングにしたのならば、ここのレスポンスは SONY の NX5クラスには持ってきて欲しい。同じ光学20倍で1インチ単板である Panasonic AG-UX180 も比較対象になると思うが、あのカメラのズームリングのレスポンスの悪さは、現場での利用を諦めさせるレベルなので、JVCには頑張って欲しい。


■Apple ProResコーデックと SSD:
 レンズ一体型のハンドヘルドクラスのカメラとしては、初めてApple ProResコーデックの搭載ならびに SSDメディアへの直接録画に対応する機種になると思う。
 別売りの SSDメディアアダプター「KA-MC100」に市販の SSD をセットして、本体の拡張スロットに差し込む形で利用するものだと思われる。
 SSDを利用することで、ProRes 422 による、 4K 60p 10bit 4:2:2 の記録を実現する。
 SSDの容量とコストを考えると現実的な解で、HC550での 4K収録には是非SSDを活用したいと思うのだが、SSDアダプタの「KA-MC100」は別売りではなく標準同梱の方がこのカメラの特徴を訴求できると思うのだが…。


 注意点としては、
>別売のSSDメディアアダプター「KA-MC100」を使用することで高速SSDメモリーに「Apple ProRes 422」の4K/60p記録が可能
 とあるので 4K 60p 記録は SSD利用時のみ可能ということだろう。
 HC550 は ProRes のほかにも H.264 による記録にも対応しているが、H.264では 4K 60p収録には 10bi/8bit ともに対応していないようで 4K 30p 4:2:2 10-bit 150Mbps が上限となる。
 ProRes自体の収録が SSD のみだと思われるので、必然 4K 60p 収録は SDXCカードにはできないと読み解くべきだろう。
 
 そうすると、さらに気になるのは SDカードスロットとSSDとの連携だ。
 SDカードスロットは、いつもどおり2スロットで 「シリーズ記録」「デュアル記録」「バックアップ記録」「プロキシビデオ記録」が可能。
 SDカード同士ではそうなのだが、ここに SSDが組み合わさるとどうなるのだろうか? 「バックアップ記録」や「プロキシビデオ記録」は可能なのか?
 例えば、SSD に ProRes 4K 60p 記録をしながら、SDXCカードに 1080 60p のプロキシ記録をしたいと思うからだ。
 これができるのならば、今レギュラーでやっている海外ロケのカメラに即採用である!!



■ HDRへの対応:
 もはやこれから販売するビデオカメラに避けて通れないのが、HDR対応だ。HC550はHLG(Hybrid Log-Gamma)に対応するため、放送用HDRレディーとなる。
 またJVC独自のJ-Log1 Gammaも搭載。8bit処理での活用は厳しかったが、本機は 10bit処理となるため、いよいよ本領発揮だろう。ノンリニア編集ソフト側の対応も進んでいるので、J-Logで撮影して即ノンリニアで LUT 当ててグレーディングという事も可能になっている。さらに、Log研究を進めていただいて、J-Log 2、3 と進化してもらいたい。
 本機の J-Log採用により、S-Log や V-Logなどと比べると馴染みの薄かった J-Log が注目……の前に、漸く“知られる”ことになるだろう。


■ CONNECTED CAM:
 実は、HC550/HC500は “CONNECTED CAM”ファミリーの第2弾である。第2弾とはいえ、第1弾の HC900 の開発も色々と難航しているようで…。
 さて、HC550の特徴は 2.4GHz/5GHzのMIMO方式デュアル・アンテナ型内蔵無線LANモジュールを標準搭載することだ。2本 の Wi-Fiアンテナが機体のトレードマークとなるだろう。
 IP回線上で本カメラからのライブストリーミングを中継しながら、インカム音声や IPリターンビデオ、IPリターンオーディオを同時受信できる。遅延量次第だが、これらの機能を活用すればマルチカム環境構築においてインカムやリターンビデオのシステムを簡単に組み入れることができるかも知れない。
 この辺の能力は CONNECTED CAM 全体のパフォーマンスに関わることなので、非常に期待している。


■液晶モニター:
 液晶モニターは 3.97型 LCD・約115万ドットと約4インチに大型化し、従来機よりも画素数も上がっている。液晶画素数などは SONY機と比べると少し劣る部分もあるが、問題は画素数よりも明るさや色味だ。
 特に、HM650では液晶モニターが暗く、晴天の屋外では非常に見づらい物だった。その後の HM660で輝度が向上。そのお陰で外ロケも困らないまでの明るさを得た。欲を言えばあと一段階明るくなってくれれば、色味の確認も晴天下でも容易になるだろう。
 そして、その色味だが HM650/660ともに液晶モニターの色にはクセがありすぎ、実際の収録とは随分と違う物だった。特に白色がクリーム色をしており、全体的に黄みがかった色をしていたため正しくホワイトバランスを取れているのかすら疑わしくなってしまうレベルだった。幸いにして LCOSを採用しているビューファインダーが優秀なため、色味の確認などはビューファインダーを覗くようにしている。
 閑話休題。
 とにかくも、色味の追い込みはしっかりと行ってもらいたい。J-Logで撮影して、確認用にアシスト用のLUTを当ててるのに液晶モニターでの色味が正しくでていなければ LUTを当てる意味も無いからだ。(恐らく、カメラ本体に Logアシスト機能があるはずという前提の話)
 また、画素数が少ないのは大した問題ではない。問題は、ピーキングの丁寧さだ。JVCのカメラにはフォーカスアシスト機能としてモノクロ画面でカラーピーキングを付ける機能があるが、このピーキング範囲が大雑把すぎて全くフォーカシングの当てにならない。明らかにピントが合ってないところにもピーキングが付いているので、HM600シリーズでは現場で使わないようにしている機能だ。
 それに対して Panasonicの 4K機のピーキング機能は優秀だ。広角での撮影でもかなり丁寧にシビアにピーキングを乗せてくる。そのお陰で GH5の本体液晶であってもピントを外すことは殆ど無い。また、上位機種群のフォーカススクエア表示は大変に実用的で、この機能により大判でピントもシビアだった EVA1での撮影でも一度もピントを外すことなく収録を終えることができた。編集も自分が行った案件だったが、そのフォーカシングの正確さには我ながら関心した。今、私の中で EVA1が欲しいカメラ No.1であるのは、それが最大の理由だったりする。それほどまでにフォーカシングアシスト機能は重要だ。
 そんな、4Kのシビアなフォーカシングをしっかりとアシストするピーキングやフォーカシング指標を JVCが新搭載してくれるものと睨んでいる。――ですよね?


■本体・筐体:
 見た感じでは現行のHM600シリーズとよく似たデザインを採用しているので錯覚するが、実機は HM600シリーズより少し大きくなるだろう。
 ・HC550:幅195  × 高さ230 × 奥行445 (mm)
 ・HM660:幅177.5 × 高さ197 × 奥行415.5 (mm)
 比較してみると、全体的にサイズアップしているのが分かる。
 レンズも大型していると思われるので、恐らくはフィルター径も現行の72mmより大きくなっているのではないだろうか?
 重量もオペレーション時が約3.0kgだそうで、ハンドヘルドの限界値に来ている。
 欲を言えば、HM660サイズで 4K 60p を実現してくれれば、JVCさんマジカッケー!!となっていたのだが、処理量増加による排熱の問題や 4Kの光学性能を保つためのレンズの大型化など現実を見ればやむを得ない。
 それでも、このサイズの中で SSD利用や Wi-Fiモジュールを内蔵してきたのは流石である。

 液晶モニタを開いた写真が無いので想像だが、音声関連は HM600シリーズ同様に液晶モニタを収納している側面に集中的に配置されていると思われる。これは非常に便利。
 また液晶モニタにもメニューボタンや十字ジョイスティックが備わっているはずだ。これも便利!
 さらに、本体ボタンの誤操作防止のために、ボタン操作の有効/無効切替(HOLD)のスライドスイッチが後部下方に備わっている。これは、ショルダーベルトを使って電源を入れたままのカメラを肩から提げながらロケ地を移動するようなロケでは非常に有り難い機能で、こうしたボタンの無効化機能が無いと、現場についてカメラを構えると、カメラ設定が滅茶苦茶になっていることが有るからだ。
 JVCのカメラに特徴的なゲインとホワイトバランス用のトグルスイッチは、やや斜め上に傾斜した下部側面に配置されている。これで、少しは移動中の意図しない切り替わりが防げるといいのだが…。

 さらにさらに、写真を見ているとカメラ前方下部のボタンの周囲に十字キーが備わっている様に見える。ここでもメニュー操作や4方向へのアサインボタンの割り当てができるのだろうか? まさか、これにより液晶モニタ横の十字キーが無くなっていると言うことは無いと思うが…(汗

 あと、アクセサリー関連は全く掲載されていないが、バッテリーはどうなったのだろうか??
 当然、従来の IDX製バッテリー SSLーJVC75/50 が使えると思っているのだが…同じ 7.2Vだし。これで、バッテリー変わってたら既存の JVCユーザーの買い換えのハードルは高くなるでぇ〜。私、JVC-75/50のバッテリーだけでも15本ぐらい所有しておりますので…。
 消費電力がかなり増えており、出荷時設定で約17.5W。この初期設定の内容が分からないが、SSDアダプタ別売りだという事を考えると、すくなくとも ProRes+SSD 利用の設定ではないはずだ。これが ProRes+SDD 利用だと 20W 前後行くのではないだろうか?
 そうすると、もしかすると現行のバッテリーでは過電流…という可能性もある??
 バッテリー変わってしまう……という可能性もある??(悲鳴)
 
 
 あと、せっかく音声入力端子として φ3.5mmミニジャック×1 があるのだから、XLRと内蔵マイクも組み合わせて 4ch PCM録音に対応して欲しいですよ〜!!

 市場予想価格は“GY-HC550”が50万円前後、“GY-HC500”が38万円前後ということで、安価なのは嬉しい☆
 内蔵 Wi-Fi と USB接続ネットワークアダプタの利用とで IP機能に差があるのかは気になる所。また、MXFやMPEG2記録を必要としないなら下位機種の HC500 は魅力的な価格だ。

 発売は、2019年1月。アムステルダムの放送機器展「IBC 2018」に 9月14日から出展される予定で、当然 InterBEE でも見られるはず!!
 早く実機を触ってみたい! 見てみたい!

 と言うことで、写真とリリース資料と私の妄想から見た、JVC の新機種 GY−HC550/500分析でした!
 (※資料や写真の読み間違いがあるかも知れないので、公式情報を必ず確かめてくださいね!)
 

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