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−>>2017/01/01/(Sun) 2017年、新たなる始動!
- 2016年4月から始動した timecode-lab/タイムコード・ラボ も、無事に年を越すことができました。
皆様のご厚情に支えられて、乗り越えることができた2016年でした。
2017年は、そのご恩にお返しできるよう、さらに励み成長していく一年にしたいと思っております。
さて、2017年1月1日より、timecode-lab はラボを開所いたします!!!
タイムコード・ラボのラボ開所です(ややこしい)
従来は、事務所兼、編集室兼、応接室兼、機材庫……として自宅の一部……というか全部?をやりくりして事業を行っておりましたが、私生活空間を浸蝕し続けるには空間的にも時間的にも限界に迫ってきており、ラボ開設を決心しました。
ラボでは、編集室とプレビュー・応接、さらに機材庫の機能を果たします。
■編集室:
編集室は、従来通り EDIUS Pro による4K編集・マルチカム編集他に対応。
ディレクションを受けながらの編集にも対応するように、椅子も2脚用意しています。
今後は、さらに必要時に出し入れ可能なゲストデスクの増設も考えており、ディレクターのPCを置いたり、CG制作要員の作業スペース確保などに使用する事を想定しています。
■プレビュー・応接スペース:
プレビュー・応接スペースでは、編集中の映像を確認できるよう 49インチの4Kテレビモニタ―を設置。
ソファに腰を下ろして頂いて、ゆったりとプレビュー、編集修正指示を出して頂けます。
現在は、まだローテーブルが無く、選定中。
気に入ったテーブルを見つけたら導入します! あと、冷蔵庫は発注中〜。
■機材庫:
機材庫は、ようやく広々と棚を使って収納出来る空間を確保できました。
自宅機材庫の時は、もう隙間に無理矢理機材押し込んでいましたら(笑)
カメラ関係、音声関係、照明関係、ドローン――と、ジャンル別にまとめて収容することが出来ます。
まだまだ整理中なので、棚の高さやレイアウトは随時変更して行く予定です。
作業台もあるので、音声さんの準備や小物の用意も楽になります。
そして、ラボ最大の売り?は、機材庫に台車で直接アクセスできる点。
シャッタ−をガガガガーっと開ければ、バリアフリーで機材車から機材庫まで台車を転がせます。
立地的には、大通りからは2筋中に入っているので、周囲は静か。
最寄りの JR塚本駅からは、ほぼ1本道で徒歩5分です。これは、フリーの音声さんなどには来やすい距離かと思いますし、こちらからの買い出しなども便利です。
自動車の場合は、近隣に金額上限有りのコインパーキングが複数点在しているので、駐車に困ることはありません。
なお、事務処理は引き続き自宅事務所を併用します。
現業が新設ラボで、事務業が自宅、という使い分けになりそうです。
<昨日上げたこの写真は、そういうことです。>
JR塚本駅は、大阪駅の隣の駅です。
近所にお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
※当記事は“TC-log”との共有記事です; http://www.timecode.jp
−>>2017/01/05/(Thu) 仕事初め in L.A。
-
只今、アメリカは西海岸、ロサンゼルスに滞在中です。
1月4日の朝10時半に自宅を出発して、LAXに着陸したのが4日の朝10時半………orz
こういう風にして人間は人生をやり直せるんですね…(違
2017年の仕事初めは、L.Aでの海外取材となりました。
アメリカ入国は相変わらず時間がかかり過ぎて、結局空港を出ることが出来たのが着陸から3時間後。
入国検査場、人並び過ぎ。職員少なすぎ。
まぁ、自分のイミグレーションの番の時は一瞬でしたけれども……これも例のVISA のお陰でしょうか??
さて、長い入国手続きから気を取り直して、午後からは早速取材です。
今日は特にアポイントメントも無かったので、実景を何点か撮影。
今回の海外取材から、カメラが JVC GY-HM660 になります。
今までは HM650で行っていましたが、HM660 になることで、さらに高感度に!
F12(2000lux)はクラス最高。
S/Nも向上しているので、夜間撮影などでもノイズの少ないスッキリとした映像を撮ることが出来ます。
さらに、液晶モニターの輝度が増している為、屋外でも画面が見やすくなっていると期待!!
ロケ全体を通して、どのような上がりになるか楽しみです。
今は現地時間で5日の朝。(日本は6日深夜)
今日から本格的に取材開始です!!
−>>2017/01/10/(Tue) L.A ロケ、完了!
-
L.Aでの取材は無事に終了しました。
私にとってロサンゼルスという街をじっくりと満喫するのは大学4回生の夏以来。
それ以降も短い滞在は何度かありましたが、ほとんど通過地点扱いに近かったので、L.Aを目的地として滞在するのは本当にそれ以来、およそ15年ぶりです。
大学4回生の夏休み、アメリカに住む恩師のご自宅を訪ねての「初めての海外旅行」を経験しました。
その先生はアメリカ人女性で、私が中学生の時のALT(Assistant Language Teacher;外国語指導助手)という形で、英語の先生として私が通っていた学校に赴任されてきました。
そして、とある切っ掛けで先生と仲良くなり、プライベートな時間でもお互いの家に遊びにいったりする事も度々ありました。
ALTの赴任期間が終わりアメリカに戻られて、さらに結婚されてからは、ご夫婦共にお付き合いさせて頂き、日本に来られた際はお会いしたり、頻度は少ないものの連絡を取り続けました。
そして、私が大学4回生の夏に「良い機会なので、アメリカに遊びに来なさい」とお声掛けを頂いて、ご夫婦の暮らすサンディエゴを最終目的地とした海外旅行を組んでもらいました。
アメリカ西海岸を1人で南下するという旅程で、ラスベガス → サンフランシスコ → ロサンゼルス → サンディエゴ という順番で訪れたと記憶しています。
ってか、初めての海外がラスベガスってどうなのよ?って今になって思います(笑
さて、今回のロケではロサンゼルスとサンディエゴを訪れました。
ロサンゼルスでは、当時連れて行ってもらった記憶のあるお店を今回偶然にも取材したり、当時リトルトーキョーにも連れて行ってもらったのですが、今回泊まったホテルがリトルトーキョーのど真ん中で、夕飯を食べに日本村プラザへ行った際も、当時のご夫婦との会話が思い返されるなど、約15年経っても印象深い思い出です。
<ここは個人的に楽しかった!! 内容はオンエアにてご期待下さい!>
また、サンディエゴ取材の際は、当時ご夫婦が住んで居られた Poway という街へ。
Powayの市街地は通過しただけなのですが、当時の記憶が色々と蘇りました。
<Poway近郊の山上より。登山1時間…。>
そんな思い出深い L.A周辺のロケは無事に終了して、今はお隣のアリゾナ州に来ています。
−>>2017/01/12/(Thu) オンエア告知。スイス・ルツェルン篇。
-
昨年12月に取材しました、スイスのルツェルン篇が 1月14日(土)に、いつもの時間の、いつものチャンネルの、いつもの番組の、いつものコーナーにてオンエアです!
お天気に恵まれ、美しい街並みと素晴らしい景色を撮影できております。(カメラマンの腕は別問題)
是非、ご覧下さいませ!!
−>>2017/01/13/(Fri) アリゾナの空の下。
- アメリカ取材後半は、カルフォルニア州からお隣のアリゾナ州に移動し、4日間ほどのロケを行いました。
天気予報ではあまり芳しい天候ではないようでしたが、青空を見せてくれる日もあり、実景撮影とネタ撮影とを上手くスケジューリングしながら取材を進めました。
今回の取材対象の街は日本人観光客にも人気上昇中のスポットがある街。
街自体は小さく素朴な感じですが、周囲……というか街そのものが大自然に覆われており、日本では決して観ることのできない雄大な大陸の風景をバッチリと撮影させてもらいました。
今回のロケからは、カメラを JVC GY-HM660 にしましたが、非常に使い易くストレスも殆ど無くロケを遂行することが出来ました。
感度の向上や映像エンジンの刷新もありますが、現場での使い勝手の点に大きな違いを感じました。
1つは、前回も書いたように液晶モニター輝度の向上です。
こちらは、屋外撮影では覿面に効果が出ています。
晴天下でのフレーミングやフォーカシングは勿論、ディレクターのモニタリングでも高評価。
いちいちディレクター用にモニターを繋いでチェック……なんて悠長な事をやっていられるロケでは無いので、デジについている液晶モニターでディレクターは画を確認しています。
カメラマンはその液晶モニターにかぶりつきで、ディレクターはその後ろからカメラマンの後頭部を避けてモニターを盗み見るような格好になるわけですが、そんな少し離れた位置からでも「ちゃんと映像が見える」と喜んで貰えました。
いや、まぁそれが当たり前なんですが……HM660でようやくそのレベルに達しました。
この輝度(設定メニューでは「明るさ+1」)が今後は標準輝度となって、更に明るいモニターになっていく事が希望です。
2つ目。
これは HM660が出て以降にファームアップで追加された機能ですが「シャッタスピードボタンの無効化」という事がメニューから行えるようになりました。
これは私が以前から要望していた事の1つだったのですが、HM660が出て直ぐのファームアップで実装してもらえました。
HM600シリーズは、カメラにショルダーベルトを通して肩から掛け、腰撓めでカメラを持ち運んでいると、カメラ側面のボタンやスイッチが体に当たって、カメラ設定がメチャクチャになります。
100%メチャクチャになります。
これはカメラ筐体側面が円筒形でその表面にボタンが配置されていたり、ゲインやホワイトバランスのトグルスイッチが剥き出しで、簡単に衣服に引っ掛かったりすることから、移動前と移動後で全く設定が変わってしまうというク○仕様になっていることが原因。
街中を徒歩で移動して、面白い様子を見掛けたら「あれ撮って!!!」とディレクターに突如指示されて直ぐにカメラを回したり……したかったのですが、全くダメ。
勝手にシャッタースピードがスローシャッターや高速シャッターになっている、フォーカスも基本マニュアルのなのに勝手にオートになっている、昼間なのにゲインは設定Hまで勝手に上がってザラザラ、ホワイトバランススイッチも勝手に動いて色が滅茶苦茶……。
ふふふふふ。何度、地面に叩きつけてやろうかと思った事か…。
撮り逃したシーンは本当に数知れず…。
そんな状況を少しでも改善する為に、トグルスイッチを保護するガードを金属加工工場で作ってもらったりして、HM650は大切に使い続けてきました。
シャッタスピードボタンの保護なども、3Dプリンタを使って自作しようかと真剣に設計図を考えていました。
<カメラ中央下部に見える銀色のバーがトグルスイッチガード。>
そこに HM660 でのシャッタスピードボタンの無効化設定!!!
これは、本当に強力な設定変更です。
自前のトグルスイッチガードとシャッタースピードボタン無効化機能の組み合わせにより、勝手に動くスイッチはフォーカスのオート/マニュアル切替スイッチぐらいになり、ほぼロケに支障をきたさなくなりました。(ごく希に勝手にオートアイリスが入っているが…)
フォーカスは基本マニュアルなので、パーマセルなどでスイッチをカバーしてしまえば完璧です。
シャッタースピードなんて、動画撮影の場合は頻繁に動かす物ではないですし基本固定で良いわけです。
この機能のお陰で、今回は非常にストレスフリーなロケを行う事が出来ました。
ハードな屋外ロケを行うならば、HM660はお奨めのカメラです。
とりあえず次世代機種は、もう少しボタンとスイッチ配置や形状を考えて下さい。
さて、今回のロケでは星空のタイムラプス撮影にも挑戦!!
カメラは、Canon の EOS 5D MK-III。
これはディレクターさんが持ち込まれたカメラ。
ただし、ディレクターさんはよく分かっておられなくて、持ち込まれたのはカメラ本体とレンズだけ。
EOS 5D MK-III、カメラ本体ではインターバル撮影できません……。(しかもレンズは F4.0)
そこで、私の方で EOS Utility をインストールした PCを現場に持ち込んで対応。
設定を無事終えて、いざ夜空のタイムラプスです。
が、しかし、撮影日は満月という星空を撮るには厳しい夜空。
お天気は幸いに恵まれ、星は十分に空に散らばっていたのですが、空が明るすぎて光の弱い星が全然出て来ないのです…(涙
それでも、番組としては自前で夜空のタイムラプスをするというのは初めての試みだったようで、肉眼以上にカメラが捉えた数多くの星が刻々と夜空を動いていく様に、感動してもらえました。
私にとっても、夜空の撮影はまだまだ勉強不足なので、よい経験となりました。
さて、本日でアメリカロケの全日程を無事に終えることができました。
明日は早朝にホテルを発って、LAX経由で日本に帰ります。
年末年始に溜め込んだ仕事が、山のように日本で待って居るぞ………。
帰国後もがんばります〜。
−>>2017/01/20/(Fri) オンエア告知。アメリカ・ロサンゼルス篇。
- 年明け早々に渡米して取材しました、アメリカのロサンゼルス篇が 1月21日(土)に、いつもの時間の、いつものチャンネルの、いつもの番組の、いつものコーナーにてオンエアです!
久々のロサンゼルス、満喫いたしました!
是非、ご覧下さいませ!!
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