〜　創想雑誌　〜

−>>2016/04/01/(Fri)　Starting a business.

　本日 2016年4月1日をもちまして、わたくし管理人；宏哉は独立起業致します事、ここに謹んでご報告申し上げます。

　同時に、旧来の ACC*visualization 事業を収束し、また移行する形で新たに『timecode-lab.／タイムコード・ラボ』を設立いたしました。
　本日、4月1日より始動いたします。

　従来よりのお客様には引き続き一層ご満足頂ける映像制作サービスをご提供してまいります。
　また、新たなお客様とのご縁を求めて、サービスと技術力の向上に誠心誠意、努力邁進していく所存です。

　業界の先達の皆様におかれましては、駆け出しの未熟な下名ではございますが、何卒お力添えとご指導ご鞭撻のほど賜れれば幸甚です。
　今後とも、よろしくお願い申し上げます。

　まずは、略儀ながらブログにての開業のご挨拶を申し上げます。

timecode-lab.／タイムコード・ラボ
代表：北條宏哉

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−>>2016/04/02/(Sat)　訪局。

　今日は、某在阪放送局さんへ。
　ロケのお仕事ではなく、ちょっとしたお手伝いみたいなものです。

　こちらの放送局。いつもの時間のいつものチャンネルのいつもの番組のいつものコーナの海外ロケを担当させてもらってた所。

　実は、この番組コーナーでの取材カメラがこの春から一部 JVC GY-HM650 になります！
　諸事情で取材カメラの更新の必要があり、それで色々と私も意見を求められて、最後は HM650 に落ち着きました。
　私と一緒にロケをして、HM650 と Final Cut Pro 7 との相性も良く分かっておられるディレクターさんの強い推薦も後押ししました。

　一時は「このご時世に買うのだから この際４Ｋデジにしようか？」という話も上がっていたみたいですが、今４Ｋデジを買ったとしてもロケを４Ｋでやる訳でもなければ、ましてやオンエアが４Ｋになる訳でもありません。
　４Ｋが主流になった頃に、今ある４Ｋデジを使うという算段にしても「その頃にはもっと良い４Ｋデジが出ていますよ」という私の一言が効いたようで、結局最初に私が提示していた GY-HM650 に決定しました。
　今の４Ｋデジは、今４Ｋにする必要があるから“我慢して使える”のであって、そうで無ければわざわざ４Ｋデジを買う必要は無いと思います。
　HDに絞り込んで選定した方が、選択肢はグッと広がります。

　あと、今更 HM650!? と思う方もいらっしゃると思いますが、放送業界では丁度良いタイミングです。
　今更、NXCAMの NX3 あたりが脚光を浴び始めているような業界で、未だに Z5J が主流の業界です。
　HM650 は十分に先端を走っていると言えるでしょう。


　さて、放送局で購入された HM650 はせいぜい最初に時計が設定されたぐらいで、あとはデフォルト状態。
　まずは、Final Cut Pro 7 にネイティブファイルで問題なく使える記録モードに変更。
　さらに、ユーザーボタンをカスタマイズして、HM650 の機能アクセス性の良さを引き出します。

　さらに、予め作っておいた手作りの「HM650クイックマニュアル」を同梱。
　SONY HVR-Z5J などを使ったことがあるカメラマンなら、ほぼ初見で HM650 の操作は理解出来ると思いますが、それだけでは HM650 の良さは引き出せません。
　クイックマニュアルで、さらに便利に HM650 を使える様に手引きして、このカメラを今後使っていく色々なカメラマンに気に入って貰えるように配慮しました。

＜左が私のHM650、右が局で購入した物。バッテリーのサイズが違う。

　自分の HM650 も持ち込んで設定を比較チェックしながら、１時間ほどでセットアップを完了しました。
　ちなみに、バッテリーは IDX SSL-JVC75 の大容量タイプ。
　これなら３本で一日のロケは事足りるのですが、局では５本も買ったそうで………心強いです！（笑
　ワイコンは、Zunow の WHV-077 ですが、気になったのは画面の左端。
　ケラレという程には出てないのですが、少し陰があるように見えます。
　もしかすると、液晶パネルのユニフォミティの問題かも知れないので、こちらは後日改めて外部モニターなどでチェックする事になりそうです。


　そして、今日のもう一つの目的は、ご挨拶。
　局内には会社員時代のロケでお世話になった方が、沢山いらっしゃいます。
　このタイミングで少しでもご挨拶できれば……と思っていたら、望外の出会いが沢山。
　一緒に過酷なサウジアラビアロケをさせて頂いた現プロデューサーさんや、私がＥＮＧ駆け出しの頃に西日本中の温泉旅館をご一緒させていただいたディレクターさん、コーナーのテイストを無視した突き抜けたロケをして後で怒られたり、その後の結婚式に「知ってて安心できるカメラマンにお願いしたいから」と式撮影に呼んで下さった若手ディレクターさんまで、会いたかった方々と偶然にも数珠繋ぎ的にお会いできました。
　もちろん、独立前に電話ではご挨拶させてもらっていたのですが、こんなにもすぐに再会できるとは、本当に嬉しかったです。

　さらに、返り道では他局のディレクターさんと偶然の遭遇。
　「独立されたって聞きましたよ〜！」と向こうから見つけて下さり、短いながらも挨拶をする事が出来ました。

　また、今日お邪魔した放送局さんでは、早速「タイムコード・ラボ」の名前で入館証を作る手続きを取って頂きました。
　退職に伴い２日前に勤務先には入館証を返却したばかりで、ちょっと寂しく感じていましたが、また直ぐに入館証を、しかも「タイムコード・ラボ」の名前で作って頂けることに、感激してしまいました。

　小さな事ですけど、独立して自分で全てやって行くこれからだけに、本当に１つ１つの出来事や出会いが、貴重で大切な事であると、実感しています。

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−>>2016/04/03/(Sun)　初仕事！

　開業３日目。
　そろそろ、私が本当に独立したのだと信じてくれる人もチラホラ出始めているのではないでしょうか？（笑

　さて、今日はタイムコード・ラボとして初めて受けたロケのお仕事をさせていただきました。
　３月末に事前のご挨拶まわりをした際、お祝いの言葉を頂くと同時に「早速ですが、4/3 にカメラマンを探しているのですが…」とお仕事のお誘いをいただく巡り合わせがありました。
　その方からは、今までも何度もロケのお誘いを頂いていたのですが、残念ながら私の本業のとの兼ね合いで、いつもお断りばかりしておりました。
　しかし今回、ついにお仕事を受けることが出来ました！
　本当にありがとうございます！

　タイムコード・ラボ初のロケはＶＰの現場。
　デジ２台での室内収録です。
　機材とメインカメラマンは東京から。
　私は身体と機材車（ウェイク）を出させて頂きました。

　午前中から夕方まで、がっつり収録の一日でしたが順調に香盤をこなし、無事に収録は完了しました。
　記憶と記念に残るロケになったと思います。

　お疲れ様でした！


　さらに。
　ロケも終わって現場から帰宅してみると、驚きのビックリSurprise阿鼻叫喚 !?
　Next-Zero.comの読者様であるマメオさんから、開業祝いが届いておりました！
　事前にお知らせしてなかったので、４月１日の開業の案内を受けて本当に直ぐに手配下さったのだと思います。
　本当にありがとうございました！！

　
　さて、明日から仕事がありません！！！！
　いやいや、編集案件を３つほど抱えております。
　仕事です。撮影＝仕事。編集＝仕事。この公式がまだ身に付いておりません。
　取り敢えず、今夜はオーサリング案件１つ片付けてしまいます。

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−>>2016/04/04/(Mon)　来訪あり。そして、明日を待て。

　今日は、午後から思いもよらないお客様が来宅されました。
　
　ちょっと、ドコとは明確に言えないのですが世界的なビデオカメラメーカー某社の大阪支社の方が、私の独立開業の御祝い品をご持参されて、我が家にいらっしゃいました！
　本当に私がいつもお世話になっているビデオカメラのメーカーさんで、今後のタイムコード・ラボの事業にも欠かせないカメラを世に出しておられます。　
　どことは言えませんが…。

　我が家とその大阪支社は、実は歩いて数分の距離にあり、私も日常的にその会社の前は通っておりました。
　展示会場やセミナー会場で初めて大阪支社の方々と挨拶さて貰った時からも、「近いので是非、会社に気軽に顔を出して下さい。」と仰ってくださっていたのですが、なかなか都合もつかず。
　ご近所さんなのに、お互いに地元で会う機会もありませんでした。

　が、この度の私の独立の報をお耳に入れられて、直ぐにご連絡をくださり、この機会に一度、ということで我が家に足を運んでくださり、改めて今後のことも含めて挨拶をさせて頂きました。

　どこのメーカーさんかはちょっと言えないのですが、いろいろと有益な情報も頂き、一時間程の短い時間でしたが大変に濃密な時を過ごさせていただきました。
　こんな小生の為に、贈答品までご用意いただき、本当にありがとうございました。
　今後とも、引き続きよろしくお願いいたします。


　ちなみに、今日はコピーガード付ＤＶＤ−Ｒをガチョガチョとデュプリケート。
　パッケージデザインも印刷所にデータ入稿したし、納品まであと少しです！

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−>>2016/04/06/(Wed)　JVC GY-HM660/620。

　我らが、JVC GY-HM650/600 の後継機が発表されました。
　まさかの新型ＨＤハンドヘルド。
　このタイミングでか？
　４Ｋハンドヘルド、はよ (ﾉｼ 'ω')ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
　……などと思わないことはないですが、後継機、しかもマイナーバージョンアップとも言えるモデルが出るということは、それだけ既存の HM650/600 が売れたと言うことです。
　世界的に、全世界的に売れたと言うことです。※全世界に日本は含まれません。（自虐）
　本当に、初期からのユーザーとしては嬉しい限りです。

　さて、新型モデルは GY-HM660／GY-HM620 とナンバリングされました。それぞれ、HM650とHM600 の後継機になります。（ HM610でないのは業界的な裏事情が…）
　ナンバリングから分かるように、既存機種のマイナーバージョンアップ版と言える更新内容になっています。
　基本的には、筐体は既存機を流用しており、外観上の変化はありません。
　一部、ロゴのエンブレムやプリントが変更されていますが、それ以外はほぼ同じでしょう。

　なので、ゲインやホワイトバランスのトグルスイッチは、ショルダーベルトで肩から提げて携行していると、腰回りに当たって、スイッチが動いちゃうハズです。
　※参照：http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20131014A#20131014A
　まぁ、この辺は次期 4K 60p ハンドヘルド機に期待です。


　従来機と比して強化された部分は、まずは CMOS。
　2.2M画素から2.5M画素に画素数が増え、感度も 2000lx F11 から更に向上して F12 を達成。
　F12 といえば、SONY PXW-X200 と同様の明るさ。
　ショルダー型の XDCAM などよりも明るいという事になります。
　もちろん、明るいだけではダメで、S/Nなども気になる所。
　感度優先の「拡張モード」で明るいだけでなく、S/N優先の「標準モード」でも NX5 などよりも明るいと嬉しいですね。

　CMOSの変更に伴い、映像エンジンも新しくなっているようで、収差や色再現性にも改善が施されているとのこと。
　
　レンズに関しては従来通り 29mm〜の光学23倍。
　恐らくは、ズームレスポンスに大きな進化はないと思われます。
　ただ、兄弟機でショルダーマウント型の HM850 のレンズは、見た目は HM650 とほぼ同じですが、レスポンスは別物になっていて、アクチュエーターによるサーボ制御型ながら、かなり機敏なズームワークが出来ますので、きっと次期 4K 60p ハンドヘルド機には、そのノウハウが詰め込まれると思います。思いたいです。
　
　次に手が加えられたのは、液晶パネル部分。
　スペックを見る限り、3.5インチ 92万画素という部分には差が無いので、液晶パネル部材は従来機のままかと思われます。
　が、バックライトが変更になり、よりいっそう高輝度にセットアップ。従来機の「明るい」設定が標準となり、そこから更に１段階明るく出来ます。舞台撮影などでは反対に一段階暗くできる（従来機の通常輝度）ので、低照度の屋内から外光燦燦の屋外ロケまで幅広く対応できるはずです。
　バックライト変更に伴い、液晶自体の見え方もどのように変化するか、実機を見てみないと分かりませんが、「白」が黄みがかった「クリーム」色に見える現状が、少しでも改善されていれば嬉しいですね。
　あと、何れにせよ 92万画素は時代遅れな上に、フォーカスを取るのも苦労するので、4K機では是非せめて 220万画素あたりでお願いします。

　また、音質も改善されているようです。
　オーディオアンプとアナログ回路が改良され、歪低減を実現。
　もともと、細かなオーディオ入力調整が行える同シリーズでしたので、さらに音質が改善されるのであれば、歓迎です。

　あと、従来のHM650の特徴といえば、IP機能。
　新型の HM660 もそれは引き継がれ、更に機能追加されています。
　まず、業界標準規格ともいえる SMPTE ST 2022 -1/-2 プロトコルが追加され、フォワード エラー訂正機能をサポートし、低コストで品質の高いストリームを流すことができるようです。

　Zixi プロトコルでも、高信頼性モードを追加。
　通信環境の良くない状況下でも効果的なエラー訂正を行い、高品位のライブストリーミングを実現するとのことです。

　また、後日のアップデートにより、IP伝送リターンオーディオ（IFB）を搭載。
　ストリーム先のスタジオなどからの音声をネットワーク経由で逆送信可能。
　中継現場とスタジオの掛け合いや、サブから現場への指示を行うなどが出来そうです。これは便利かも。

　正直なところ、ネットワーク機能は日頃使う機会が無いので、個人的な注目は新型センサー周りという事になります。
　HM650/600 時代も、表に書かれたリリースノートのバージョンアップ項目以外にも、裏で色々と改良が続けられてきました。
　今回のマイナーバージョンアップでも、リリースノートに書ききれない程の改良が、あちこちに施されている物だと期待しています。
　ファームウェアバージョン V0402 でほぼソフトウェア的な完成をみた HM650/600 ですが、その成熟したソフトウェアの上に新型ハードウェアが実装されるのですから、非常に完成度の高い機体になっていると思います。
　機会があれば、是非実機を触ってみたいです！！！

　レポートさせてもらえるの、お待ちしております＞＞＞ Ｊ●Ｃケ●●ッド様


追伸：
　この度の独立開業に伴い、資金が底を尽きました（笑うしない）
　新しい機材を買う余力などありません（泣くしかない）
　いつもみたいに、勝手に買って、勝手にレポートしてもらえる思ったら大間違いです（爆

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−>>2016/04/08/(Fri)　※オンエア告知；ベトナム・ホーチミン篇。

　オンエア告知で〜す！

　明日、９日土曜日。
　いつものチャンネルの、いつもの時間の、いつもの番組の、いつものコーナーで、先月取材を致しました『ベトナム・ホーチミン篇』オンエアです。

　サラリーカメラマン時代、最後の海外ロケ！！
　お時間のある方は、是非ご覧下さいませ！

＜何じゃ、こりゃ！？＞

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−>>2016/04/15/(Fri)　でびゅ。

　既に、お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、本日発売の映像業界紙の『VIDEO JOURNAL』誌（伸樹社）におきまして、ライターデビューさせて頂きました。

　慣れない誌面と、大きな責任で、緊張しましたが無事にレビューを掲載させて頂く事が出来ました。

　ご紹介下さいましたVIDEO NETWORK のＯさま、起用下さいました伸樹社のＴ石さま、毎日早朝からお付き合い下さいました編集のＳ崎さま、ありがとうございました。

　初レポの記事は、先月購入した SONY の新しいワイヤレスマイクシステムの“URX-S03D”と“UTX-B03HR”に関してです。
　メジャーな他機種との音質比較や電波の飛距離比較を行っています。

　是非、お買い上げの上、ご覧頂ければ幸いです。
　拙い文章と、未熟な知識では御座いますが、これからもお付き合い頂ければ幸甚です。
　宜しくお願いいたします。

追伸：勿論、Next-Zero.com／創想雑誌でも記事は書き続けます！
　引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。

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−>>2016/04/16/(Sat)　半月ほど経ちまして。

　独立してから半月程が経過しました。
　「忙しくしているか」と聞かれれば、お陰様で忙しくしております。
　が、「儲かりまっか？」と聞かれれば、「あはははは・・・・(涙」と、何故か目から汗が出て来ます。

　そんな４月前半の生存報告です。

　先日も記しましたように、独立最初のお仕事はＶＰ系のデジロケ。
　東京からのオーダーで、東京からいらっしゃったカメラマンさんと一緒に大阪・堺の方で撮影をさせて頂きました。

　そこからは、編集とご挨拶の日々。
　編集は、もともと抱えていた舞台や幼稚園行事などの案件を継続して進めます。

　その合間を縫って、色々な方にお時間を作って頂いてご挨拶をしに回りました。
　以前から、お互いに舞台撮影で協力し合っていた方と、今後の舞台撮影のお話しをしたりして、夏から秋にかけての案件を幾つか提案頂きました。
　また、別の方からは大学内での映像制作のお話しがあり、現在は見積書を提出し、話を進めさせてもらっています。

　今週に入ると、急激に忙しくなりました。
　まず、以前からＪＶＣのカメラの件でご一緒することが多くなったＴさんから、東京での撮影案件にお声掛け頂きました。
　有り難い事に、東京までの交通費、前泊のための宿泊費をご負担くださるとのこと。
　勿論、東京でカメラマンを探せば、そういった経費は掛からないわけですが、「折角のこの機会ですから」と東京まで呼んで頂けることになりました。

　水曜日が撮影日で、前日の火曜日に東京入りして、少し関東の方でも挨拶回りができないかな…、と思っていたところに、今度はまた別の方、Ｗさんから撮影のお話が。
　「月曜日の午後って東京で暇していたりしませんか？！」と突然のメッセージ。
　いや、私大阪在住だから。東京でフラフラ暇したりしてないから……と思ったのですが、「いや待てよ。一日予定を繰り上げて月曜日に東京入りすれば…」と、スケジュールの調整次第で、受けられなくもない加減に…。

　ただ、東京に行けるのは、あくまでも水曜日に呼んで下さったＴさんのお陰とお金。
　直ぐに、Ｔさんに事情を話して、確認を取ると「全然ＯＫ！」との快諾を頂く事ができ、晴れて安心して月曜日の東京案件も受けることができました。

　この度のお取り計らい、誠にありがとうございました。
　感謝しても、し尽くしきれません。

　早速、元々月曜に予定させて頂いていた大阪市内での午前中の打ち合わせの時間を少し繰り上げて頂き、午後からの別の方への挨拶を予定していたものの、今回は先送りさえてもらって、時間を調整。
　月曜日はバタバタと東京へ向かいました。

　まず、東京月曜日のお仕事は、報道絡みの仕事。
　幕張の現場で、ＶＥさんと機材と合流して、開場入りします、

　機材はＷさん出しで私は身体１つでしたが、使いなれた HDW-790 による ENG取材でしたので、その点はいつも通りカメラを振ることができました。
　ただ、大阪―幕張 の現場までの大移動だけが緊張で、新幹線や電車が遅れると大変な事に。
　記者発表会でしたので、遅刻しても待ってはもらえませんし、移動の道中は一刻も早く現場に着きたい気持ちでいっぱいでした。（結果的には、１時間前に現場入りできました）
　ＶＥに就いてくださった方は、以前から創想雑誌などで私を知ってくださっている方で、しかしお会いするのは初めて。
　非常に勉強熱心な方で、またお仕事も確かでしたので、初めてのペアでしたが何も心配することなく現場業務を遂行することができました。

　現場が終わったら、直接のクライアントであるＷさんと合流。
　Ｗさんも以前から創想雑誌などで私のことは知ってくださっており、つい最近 Facebookで繋がったばかりでした。
　が、お互い積もる話もあり収録素材の納品後、呑みの席へ。
　その夜は、東京のシンフォニクスさんにお邪魔する予定もあったので、直ぐにシンフォニクスの佐藤社長に連絡を取って、近所の飲み屋さんで一席設けていただきました。
　今は懐かしい DVCPRO の話で妙に盛り上がるなど、非常に楽しい夜となりました。


　翌日は、夕方までフリータイム。
　予め VIDEO NETWORK の岡さんに連絡を取らせて頂いており、映像機材メディア関係の方々にご挨拶できるよう、岡さんがご尽力くださいました。
　まずは、VIDEO JOURNAL でお世話になっている伸樹社様にご挨拶に窺い、今後のお話しを。
　次の機材レポートの話も頂いておりますので、また近いうちに気になる機材のネタをご紹介できると思います。

　その後、別のメディア系編集部さんにもお邪魔し、挨拶をさせて頂きました。
　こちらは、まだ何の形にもなっておりませんが、いずれは何らかの形で協力させて頂ける機会が訪れれば良いな、と思っております。

　さて、ご挨拶回りが終わって岡さんと別れてから、夕方は水曜の案件の打ち合わせで、秋葉原へ。
　水曜案件のＴさんが、「宏哉さんだから……」と理由にもならないような、しかし妙にしっくりくるそんな理由で秋葉原に宿を取ってくださっていたので、その近所で夕飯を食べながら打ち合わせをさせて頂きました。

　翌日は、朝から新宿方面へ向かい現場入り。
　機材はＴさんの機材で、私も使い慣れた、JVC GY-HM650/600 と、さらに４Ｋカメラの JVC GY-LS300 を使っての撮影でした。
　LS300を実戦で使うのは初めてでしたが、本体部分は使い慣れた HM650 のそれ共通するところも多く、戸惑うことなく操作する事ができ、使い易い単焦点のレンズとの組み合わせで、スムーズに収録は進みました。

　面白いことに、こちらの現場も制作・技術サイドは顔なじみばかり。
　正確には、プロデューサーの方とは初対面でしたが以前から Facebook で繋がっていてお互いにディープなやりとり（主にアニメ方面）をしておりましたので、改めのてご挨拶という形。
　また制作アシスタントとして現場に呼ばれていたのが、なんと月曜日に私を東京取材に呼んで下さったＷさんで、まさかこんな短期間で同じ案件のチームになれるとは思ってもみませんでした。

　収録が無事終わったら、新宿から六本木の方へ移動して打ち上げ。
　ＣＭからアニメまで幅広い映像談義が繰り広げられ、充実した東京でのお仕事となりました。

　みなさま、ありがとうございました！！


　１４日は大阪に戻り、大慌てで様々な準備。
　役所に郵便局にホームセンターに……と一日中、駆けずり回る事になりましたが、無事に予定を満了。
　そして、１５日朝に大阪を飛行機で発って、現在アメリカはラスベガスに来ております。

　さて、１７日からいよいよ ＮＡＢ２０１６の取材を開始します。
　現地から、気になる機材の情報をお届けできればと思います。
　お楽しみに！

　しかし、４月の前半のお仕事……。
　この ＮＡＢ取材も半分は雑誌の取材なので……そうなると、いまのところ私のお仕事、全て東京案件……。
　東京に事務所構えた方が良いのかしら？（笑

　もちろん、全国どこでも、世界のどこでもお伺いしますので、撮影案件ございましたらお声掛け下さい！！

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−>>2016/04/19/(Tue)　NAB2016 写真だけ集。

　NAB2016 が始まりました。
　今日でラスベガスに来て５日目？
　毎日、長時間取材をしてヘトヘトです。
　広い会場を歩き回るのと雑誌の原稿を書く事で精一杯なので、取り敢えず写真だけ。

■SONY

■Panasonic

■JVC

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−>>2016/04/25/(Mon)　NAB2016 写真だけ集−２。

■Ikegami

■BlackmagicDesign

■FOR-A

■Canon

■ATOMOS

■IDX

■TVLogic

■ikan

■DJI

■3DR SOLO

■ProDrone Technology

■BENRO

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