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〜 創想雑誌 〜
−>>2015/02/01/(Sun) SHOGUN、来たる!
- 先日のヤフオクで、機材の売却が無事に完了し、8割方希望していた価格で決済する事ができました。
さて、そこで得た資金が美少女フィギュアに変わります!!
……とは、流石に成らずに、むしろ厳ついおっさんに変わりました。
はい、ATOMOS SHOGUN 到着です。
どん!
どん!
どん!!
っと。
というわけで、ATOMOS SAMURAI を売却して、ATOMOS SHOGUN に乗り換えることが、今回の目的だったわけです。
今は正直、ATOMOSのレコーダー無しには考えられない収録現場や編集作業がありますし、私には必須ガジェットです。
今回の更新は、HD-SDI/HDMI対応フルHDフィールドモニタの役目と、将来的な我が家の 4K 対応を見越しての導入です。
2月からATOMOS製品は値上がりしてしまいますので、予定を数ヶ月前倒ししての導入でした。
SHOGUN はビデオ近畿さんから購入。
在庫を即日確保して頂き、丁度、SHOGUN の OS が ver.6.1 になる前日、1月24日に納品して頂きました。
素早いご対応、いつもありがとうございます。
※http://videkin.com/goods/1401167349524/
さて、現状 4Kカメラが無い我が家では、暫くは HD用レコーダーとして活躍してもらうことになりそうな SHOGUN。
GoPro HERO 4 BlackEdition に付けても良いですが、まぁ実用性は無いので、実用性の高い組み合わせを。
とりあえず、家庭用HDCAM にマウント!
HD-SDIに重畳されている Rec-Trigger連動で、問題無くカメラ本体の Recと SHOGUN の Recが連動します。
画質は勿論、文句なし。
まだ短い時間のテスト収録しかしていませんが、SHOGUNはファームウェアの上がりが最近までなかなか不安定だったようなので、長期収録などでトラブルが無いか事前にしっかりとチェックしておく必要がありそうです。
また、電源まわりで気になったのが、D-Tap電源カプラーは付属しているのですが、肝心の D-Tapケーブルが付属していないことに、ちょっとビックリ。
確かに、SHOGUN本体の配置と電源確保の仕方によって、D-Tapケーブルの必要長は変わってくるので、千差万別のユーザーを満足させるケーブルを付属させるのは難しいのだと思いますが…。
対応として、手元に余ってる D-Tapコネクタでケーブルを作っても良かったのですが、以前 ATOMOS SAMURAI用に使っていた Lバッテリー型 D-Tap電源ケーブル がありましたので、それを使うことにしました。
ちなみに Lバッテリー型 D-Tap電源ケーブル は自作品。
まだ SAMURAI が発売されたばかりの頃、ATOMOSが D-Tapカプラーを出す出すといいながら、なかなか出て来ず、結局待ちきれず手持ちのパーツで作った電源ケーブルです。
さて、SHOGUN と ショルダーマウント型 ENGカメラの組み合わせですが、この取り付け位置は、なかなか悪くないです。
一見、カメラマンの後頭部と干渉しそうですが、巧い具合に収まってくれます。
カメラマンとカメラ本体が占有する空間内にほぼ収まるために、担ぎながらの移動ロケなどでも、SHOGUNが何処かにぶつかったりする確率は低くなると思われます。
ケーブルが SAMURAI や NINJA の様な本体側面出しではなく、背面下部というのも上手く機能します。
HD-SDI対応の L型BNC を使えば、ケーブルの飛び出しも殆どありません。
理想的にはカールコードタイプの短い HD−SDIがあれば完璧ですね。
取り付けに使っているマジックアームで、もう少し長いタイプを使えば、液晶面を正対させられるので、ロケ中にディレクターが映像を確認したりするのにもそのまま使えそうです。
さらに、SHOGUN のモニター面を保護する為に、モニタフィルムも購入。
こちらは、株式会社ガイプロモーションさんの Facebook記事を参考にさせて頂きました。
※http://www.gaipromotion.co.jp/
SHOGUN には純正のモニタフィルムは用意されていませんが、ADTECHNO の 7インチモニタ用のフィルムが SHOGUN の液晶面にジャストミートとのこと。
ADTECHNO の 7インチモニタといえば、ACC*visualizationでも3台導入している“CL76HOXP”が正にそれ。
そういえば、魔改造Nぐちさんも“CL76HOXP”導入時にこのフィルムを購入されていたのを思い出しました。ちなみに、私の“CL76HOXP”には未貼付です。
とにかくこれが、ピッタリということなのです。
早速、貼り付けてみると確かにピッタリです!
本当にピッタリ過ぎるので、貼り付けは難易度高いです。
まず、バッテリーを取り付けて、SHOGUNの電源を入れましょう。SHOGUNの液晶面はフラットベゼルのため、液晶モニタ部分と筐体部分の境目が電源OFFの状態では見分けが付きにくく、液晶部だけを覆うこのフィルムを貼り付ける際は、その境界を見分けるために電源を入れて、液晶の黒浮き分で判断するのが間違いないと思います。
次に、余白はほぼ無いと考えてピッタリと角と辺を合わせて貼りましょう。
上手く貼り付けられれば、SHOGUN の液晶部分のみに綺麗にフィルムが貼り付けられます。
ちなみに、上記のアドバイスは私の失敗談を元に記しましたので、私は失敗しました。
フィルム貼り付け評価85点という出来ですね………(涙
ADTECHNO“NW7-600FLM”は、なかなか良いお値段のするフィルムなので、失敗しないよう慎重に作業しましょう。
ADTECHNO“NW7-600FLM”はアンチグレア使用なので、フィルムを貼り付けることによってモニタが低反射仕様になりなります。
光線透過率は88%。
画面の品質は特に問題無く、綺麗に見えます。
勿論、タッチパネル操作にも影響なし。
屋外での使用で便利になりそうです。
4Kに対応し、HD-SDI と HDMI の両入出力を備え、多彩なモニタ機能を搭載したフルHD液晶搭載の ATOMOS SHOGUN。
ファームウェアがまだまだ未完成な点は残念ですが、ATOMOSシリーズも JVC GY-HM650 の様に「進化するデバイス」です。
まずは、当初の実装予定だった機能を実現してもらい、そして、改めて新しい機能をドンドン載せていって欲しいですね!
ATOMOS SHOGUN は、引き続き気になる事があれば随時レポートしていく予定です。
<SHOGUNの最大の“燃えポイント”はこのヒートシンク!!!! 降雨には弱そうだけど、燃える!>
※本日の、推奨物欲。
−>>2015/02/02/(Mon) SHOGUN様の御寝所。
- ATOMOS製品は、初代の NINJA 以来、立派なハードケースが付属してくることでも注目を集めた。
SAMURAIシリーズでも、このSHOGUNでも、頑丈で収納スペースがよく考えられたケースが付属する。
SHOGUNの専用ケースでは、拡張性も考慮されており、2セルバッテリーのF570互換品は勿論、6セルの F970互換まで対応できる空間が用意されており、また将来的に発売される ATOMOS POWER STATION も収納可能。
他にもケーブルやアームなどを収められる空間が確保できたりと、このケース1つで SHOGUNを運用するのに必要な全てのアクセサリを持ち出せると言っても過言では無い。
<ライトグレーのウレタンが拡張スペース。底部にも用途不明の穴が幾つか空いている。>
しかし、それだけの収納空間を持っていると言うことは当然ある程度のサイズを持ったケースになる。
そして、必ずしも撮影現場に持っていく必要の無いアイテムも携行することになる。
例えば、充電器やUSBドッキングステーションなどは、撮影現場では必ずしも必要としない。
その場合、このサイズのケースは寧ろ機材車の空間や現場の荷物置き場の空間を占有するだけとなってしまう。
そこで、現場に必要な最低限のアイテムを詰め込めるケースを別途用意することにした。
まずは、使用するケースを選定。
本体価格 20万円以上もする SHOGUN様、その新たな御寝所だ。貧相な物ではいけない。
そこで、VANGUARD のハードケース“VGP-3201”を使用することに決定。
ガンメタルのアルミフレームに、ブラックのボディーパネルが高級感を醸し出す。
内部は、蓋部分に波形ウレタン、収納部にはブロック状切込み入りウレタンと未加工のウレタンの二重式になっている。
これを適当にカットして、現場持ち出し用の SHOGUN 専用ケースを作る。
現場に持ち出したいのは、SHOGUN本体/バッテリー/D-Tap電源/Lemo XLRケーブル/マジックアーム/ACアダプタ/HD-SDIケーブル、それぐらいである。
まずは、紙の上でレイアウトチェック。
収納しやすい組み合わせを考え、何パターンかを試し、最終的なレイアウトを決定。
それに沿って、ブロック状のウレタンとその下の未加工ウレタンを必要なサイズに切っていく。
で、収納。
綺麗に収まってくれた。
<マジックアームのノブは、実際には裏返して収納可能。>
バッテリーや HD-SDIなどは、SHOGUN 本体裏に仕舞うことにした。
SSD入りのマスターキャディーは、1本であればSHOGUNに取り付けたまま収納可能だが、基本的に私の場合は収録メディア関係は別途メディアケースを用意。
そこに未収録/収録済みのSDHCカードやSSD、テープなどを現場では一括管理しているので、このSHOGUNケースには多く入る必要は無いのである。
収納しているアイテムも私が自分の現場で必要とする物だけなので、これもユーザーに拠って千差万別だろう。
なかなかミニマムで必要十分なキャリングケースが出来上がった。
見た目の高級感もあって所有欲も満たし、大変満足である。
※本日の、推奨物欲。
−>>2015/02/05/(Thu) ATOMOS SHOGUN 表示遅延検証。
- 先日のエントリーで、サンリバーさんが「InterBEEで触った時は、(SHOGUNの液晶モニタ表示は)サムライに比べるとディレーが結構あって」とコメントされていたので、実際に SHOGUN のディレイ(フレーム遅延)測定を行ってみました。
検証方法は、Android Tabletに 30fps で表示可能なタイムコードを表示してカウントアップ。
それを HDCAM で再撮し、 HD-SDI スルーアウトを ATOMOS SHOGUN に入力して表示。
オリジナルタイムコードを吐き出している Android Tablet と ATOMOS SHOGUN が両方同時映るように、別のビデオカメラで両画面を再撮。
以上のようにして、ディレイ度合いを検証しました。
結果は、大凡3フレーム。
それ以下の厳密な数値はこのやり方では出せないので、ミリsec単位では不明です。
Android Tablet のTCジェネもかなりいい加減なので、この結果は参考程度に思っておいて下さい。
3フレームの表示遅延は、一般的な液晶モニタの表示遅延と同じぐらいです。(年々、遅延は小さくなっていますが)
少し前の液晶モニタのゲームモードが1〜2フレーム遅延でしたから、液晶モニタとしてはそれほど悪くはない遅延量だと思いますが、ビューファインダーとして考えた場合は、この僅かな遅延がカメラをオペレートしづらくするかもしれません。
ちなみに、昨今のゲーム対応液晶モニタの表示遅延は 0.05フレーム以下だったりします。
表示遅延以上に私が気になったのが、反応速度? リフレッシュレート?
とにかく、描画残像が大きいです。
カメラの設定が 24p や 30p だと気にならないのかも知れませんが、60iメインで撮影する者からすると、SHOGUN の液晶は像がブレブレで 60iで撮影しているはずなのに 30p で撮っているようなパラパラ感です。
60iの動画としては不自然な描画です。
実際、ATOMOS SHOGUN と ADTECHNO“CL76HOXP” を並べて、描画速度チェックを行いましたが、明らかに SHOGUN はパラパラした映像で残像気味、フレームレートも足りていない感じです。
何か設定があるのでしょうか?
収録自体は 60i は 60i で収められているので、レコーダとしての性能に問題はありませんが、このままの液晶駆動性能あれば期待していたフルHDモニタとしては、△です。
ちなみに、ATOMOS SAMURAI BLADE で描画速度を見てみましたが、こちらは普通に 60i は 60i の速度で描画できていて、動画的にも違和感ありません。
ATOMOS SHOGUN の液晶パネルは最大フレームレート 30Hz ???
これはファームウェアで改善されるのでしょうか?
−>>2015/02/23/(Mon) 珊瑚礁の楽園から。
- 本日までの8日間、海外ロケで日本を離れていた。
今回は、1ヶ国だけ。
日本から飛行機を乗り継いで15時間。
インド洋上のとある島国を取材させてもらった。
日中の気温は30度以上。日差しは強く、綺麗にコンガリ真っ黒に日焼けすることになった。
この国は大小の島と環礁からなり、首都も1つの島まるごとがその機能を担っていて、世界でも最も人口密度が高い都市とも言われている。
今回は久々のイスラム教の国。
空港のホテルと洋上の外国人向けのリゾートホテル以外は飲酒厳禁。
私はお酒は飲まないので、別に困りもしないのだが、お酒で夜の時間を楽しむ習慣のある者は暇を持て余すだろう。
斯く言う私も、夜の時間は手持ち無沙汰だった。
兎に角、ネット環境はあまり芳しくない。
NTTDoCoMo の海外パケホーダイ対象外の国というのも久々だ。
首都で泊まったホテルのインターネット環境は、メールのダウンロードすら困難な状態で、リッチコンテンツは閲覧不能だった。
日中、休憩で立ち寄ったカフェやレストランなどで FreeWi-Fiを見つけては、少しでもネットワークと繋がろうと、スタッフは皆せっせとスマフォでWi-Fi接続を試みていた。
明け方5時には、モスクのミナレットからアザーンが街に鳴り響き、その音で私も目が覚める。
この国は、イスラム教のなかでは、比較的“緩め”。
チュニジアぐらいに緩く、男女が街中でバイクに2人乗りして、夜の海沿いでもカップルの姿があったり、女性が1人でカフェにいたり。
服装も、ある程度の年齢になってもヒジャブを被らない女性が街を歩いて居たり、一方でしっかりとアバヤに身を包む女性も居たりと、信仰の度合いを本人の意志で決められる大らかさがあるようだった。
取材期間の前半は、首都島でこの国の食や文化を取材し、後半はリゾートホテルのある島へ渡って、マリーンアクティビティーなどをたっぷりと撮影した。
特に、今回取材させて頂いたリゾートホテルは、私の中でも過去随一のオススメだ。
ホテルスタッフの対応が素晴らしい。
それは、我々取材班への対応の事では無く、ゲストに対する接し方だ。
どのホテルでも、もちろんゲストは大切に扱われるが、このホテルのスタッフと訪れるゲストの距離は非常に近いものを感じた。
歩けば、30分で一周できてしまいそうな小さな島で、ホテルスタッフとすれ違えば、直ぐに向こうから挨拶してきて、気さくに話しかけてくる。
そういった環境が、見知らぬゲスト同士でも挨拶をし合ったりし易くし、滞在期間中の短い時間だが、この島でのリゾートの時間を共有し合っている感覚がお互いに醸成されていく。
取材に対しても、丁寧で協力的。
リゾートホテルの場合、ゲストにカメラを向けることに強烈な拒否感を明示する所も多々ある。
勿論、我々もゲストが自分達のお金と時間を掛けてその余暇を楽しみに来ているのだから、それを邪魔したりするつもりは毛頭無く、あくまでもゲスト本人達と交渉して、OKが貰えれば取材させてもらうという姿勢を貫いているが、ホテル側がとにかく「ゲストは撮るな」という事を言ってくる場合もある。
つまり、誰も居ないビーチ、誰も居ないレストラン、誰も居ないホテルを撮れという訳だ。
我々はそう言われれば、その意向に従う他ないが、結局誰も得しないという結果がだけが残る。
尤も、本来であれば、事前の取材交渉時にゲストを含めた撮影を行う事を明確に伝え、またそれが可能であるかを確認して、取材先ホテル自体も決めるべきなのだろうが……。
一方、こちらのホテルはゲストの皆さんも取材に非常に快く応じて下さった。
取材されることも、1つの思い出とするかのように、ノリノリの良いコメントを出して下さる方も多かった。
そして、そのコメントを我々の隣で聞いているホテル側の担当者も、大喜びだ。
何と言っても、ゲスト本人から自分たちのホテルのサービスやアクティビティーの素晴らしさを語ってもらえるのだから、嬉しくないはずがない。
取材後には「アイスを驕るわ!」といって、ホテルの担当者自らが取材に応えてくれたゲストにお礼する場面なども見られた。
そう、皆が得する素晴らしい取材ができたのだ。
取材を別にしても、今回のホテルはオススメだ。
もう、帰国する前からプライベートでこのホテルに来る算段を始めてしまっているぐらい、私は気に入っている。
私は星野リゾートの「星のや 京都」に宿泊させてもらったことがあるが、ああいった「おもてなし」の心をこのホテルには感じた。
<ホテルの青いタグ。仰る通りです。>
だが、心残りもある。
私のみ、一度も海に入れなかった事だ!!!
<水着まで着て、準備万端整っていたのに!>
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- 2022年
- 06月