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〜 創想雑誌 〜
−>>2014/09/05/(Fri) ※オンエア告知。(カナダ・オタワ篇)
- 先月、ロケをしました『カナダ・オタワ篇』が明日9月6日オンエアです。
番組はいつもの時間に、いつものチャンネルです。
ごめんさない。
最近、バタバタとして余裕ありません。
更新や、メールの返信はもうしばらくお待ち下さい。
−>>2014/09/19/(Fri) けーこーとー交換。
- 8月の海外ロケから帰ってからは、毎日編集漬け。いや、出国直前まで編集してたから、ずっと編集漬けか…(テヘペロ
勿論、仕事しながらなので、休みの日とか、帰宅してから徐々にせっせと。
こちらは、間もなく納品だけど、まだまだ控えている編集がいっぱいで楽しいな〜。
さて、少し時間を遡って8月中旬。
我が家の通称「作業部屋」の天井の蛍光灯が切れた。
相方の作業デスクの上の蛍光灯だった。
見れば蛍光管の端は黒ずんでいて、寿命が来たらしい。
………そう、私はこの時を待っていた。
蛍光灯交換の時を!
我が家の宅内照明は、基本的には白熱灯色ベースなのだが、洗面台と作業部屋だけが蛍光灯に設計してある。
どちらの空間も『色』を正確に見る必要があるからだ。
そのなかでも作業部屋の照明には、設計時に注意を払った。
写真をご覧頂ければ分かるように、我が家の様な極極一般的な家庭に於いて、無骨な灯体剥き出しの照明器具を天井に埋め込んでいる。
オフィスにあるようなタイプだ。
ここに、FLR型の直管形蛍光管(40W型(長さ1198mm))を取り付ける。
ポイントは、白色系のシーリングカバーが無いタイプの照明器具を選んだこと。
この作業部屋を照らす蛍光灯は“高演色型”の物を取り付けることを予定していたからだ。
ご存知のように、蛍光灯は緑色が強かったりして色に偏りのある物もある。
最近は、三波長発光形蛍光灯が一般的になってきており、蛍光灯による演色性は非常に高い物になってきたが、スペクトル的にはその名の通り三原色の波長が強調される。
我が家で取り付ける計画にあった蛍光灯は『高演色蛍光灯』と言われるタイプで、本来の色の基準となる“太陽光”を再現しようとする物だ。
このタイプは主に、美術館や博物館、または写真加工や色彩調整など、色の再現性が重要な空間で採用される蛍光灯となる。
太陽光の再現なので紫外線を放射するようにされているが、対象物の保護の為に紫外線カットフィルタの入った物もある。
今回、蛍光灯の交換で導入したのは『三菱 FLR40S・N-EDL/M・NUK 40w形 色評価用蛍光ランプ』。
自然光を基準にした演色性は JIS演色評価方法でいえば“演色AAA”。
平均演色評価数 (Ra)で Ra99 を達成している(Ra100が自然光)。
一般的な蛍光灯は Ra70〜。演色性の高い三波長発光形蛍光灯はRa85前後である。
もともとこの照明器具を設置したときにセットで入っていた蛍光灯も Ra88 と決して悪くはなかったのだが、今回の蛍光管の寿命を切っ掛けに、当初の予定通り『高演色蛍光灯』に切り替えたのである。
また、シーリングカバーを取り付けなかったのは、色温度を維持する為。
通常、白色のプラスチックのカバーを蛍光灯の光が通り抜けると、部屋を満たす光の色温度は、元々の蛍光灯の色温度よりも100〜200Kほど低くなる。
つまり、色温度のコントロールが照明で出来なくなるのだ。
そのため、カバーのない裸タイプにしたのである。
購入した“FLR40S・N-EDL/M・NUK”の色温度は、5000K(D50)。
この色温度は社団法人日本印刷学会が印刷の色評価時に推奨する照明の色温度であり、謂わば色を扱う空間の標準的な色温度となる。
我が家の場合は、パソコンディスプレイはモニタキャリブレーション時に作業部屋の色温度を計測し、それを基準にしてキャリブレーションを行っている。
編集用のピクチャモニタの“LMD-2110W”の色温度設定は「高」になっており、5000K よりは高いのだが、こちらは日本の家庭のテレビ環境に合わせておく必要があるので、むしろ触るべきではない。
いずれにせよ、「基準」という物は必要で、それが正しいのか合理的なのか?という側面とは別に、自分の環境がどうなっているのかを正確に“知っておく”という事は重要だ。
光源やモニタによって色の見え方は様々に異なる為、製作する側としてはしっかりとした基準を持って、知って、製作活動できれば判断の拠り所となるだろう。
ちなみに、Ra88からRa99に変わった環境はどうかって??
私ごときではさっぱり違いが分かりません(笑
※高演色蛍光灯は一般的な蛍光灯よりも暗くなる傾向があります。
※追伸:明日、9月20日は、アメリカ・オレゴン州のポートランド篇がオンエアです!
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