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−>>2014/03/04/(Tue) アフォーダブルなリビングシアターの完成。
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我が家の『中古マンション+リノベーション』を計画したのが約4年前。
如何に自分たちの生活様式や趣味にあった“家”にするかをテーマにして、今の我が家を設計したのだが、その時から用意していた最後のピースとも言える部分を漸く埋めることが出来た。
最後のピース――それは、リビングシアターの完成!
設計段階から、プロジェクターや電動スクリーンなどの設置を見越して天井にコンセントを予め用意するなどして、来たるべき時に活かす!……というつもりで準備だけはしていた。
が、実際になかなかプロジェクターやスクリーンを導入するまでは手が回らず金が回らず……保留になっていた。
今年の年頭の挨拶にても「プロジェクターの導入」を目標と謳っているが、まだその時点では漠然としたプランだった。
※2014/01/01/(Wed) 年頭のご挨拶。:http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DATE=201401?MODE=MONTH
事態が大きく動いたのは、今年の1月中旬。
そう! 「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」の Blu-ray の発売日が発表されたのだ。
上述の年頭の挨拶内でも「劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語のBlu-rayが出る頃には、プロジェクター導入してたいなぁ〜とか何とか……。」と書いており、これが1つのピリオドだと考えていた。
が、予想以上に早くBlu-rayがリリースされることが判り、私としても大急ぎで具体的な計画を練ることになったのだ。
さて、今回我が家のリビングシアターに導入したのは、SONY でも JVC でも EPSONでもなくて…… BenQ !!!!!!!!!!!!
「らしくない」という声が聞こえてきそうで、私自身も「らしくないなぁ〜」とは思っているのだが、いろいろな現実が私に BenQ を選ばせた。
もともとは EPSON の“EH-TW8200W”を考えており、シリーズ初期モデルの“EH-TW8000W”の頃からずっと情報を追いかけていた。
EH-TW8000Wシリーズは登場以来、毎年秋に新モデルが出て、性能をどんどん向上させていったのだが、如何せん25万円ラインを中心とした実売価格で値下がりする頃に新モデルが出る。
スクリーンも合わせての購入計画予算を考えなければならないのでトータルで40万円ぐらいの予算を考えなければならなかった。
勿論、40万円というのはミドルレンジクラス程度の予算で、本格的なホームシアターを考えた場合は決して高い買い物では無い。
だが、現実的な側面を見て、それだけのコスト分、映画やアニメを見ることは今は難しい。
特に音響の関係で、休日の日中を中心としてしか鑑賞できないのだから、必然的に機会は限られてくる。
つまり「償却できない」という思いが強くなってしまったのだ。
絶対的な金額が高いというよりも、私が使う中でのコストパフォーマンスに釣り合わないという判断だ。
60万円のビデオカメラなら1年で元が取れるが、40万円のリビングシアターは5年掛かっても足が出る……という具合だ。
そこで、大幅なコストダウンを模索。
さまざまなレビューや感想を読み漁り、導入を決定したのが『BenQ W1070V2』だ。
“W1070V2”は、投写方式:DLP/画素数:1920×1080pix/輝度:2000ルーメン/コントラスト比:10,000:1 というスペックのプロジェクターであり、価格帯は8万円程度。
エントリークラスのプロジェクターになる。
プロジェクターと対になって必要となるのがスクリーンである。
今回スクリーンは『シアターハウス WCB2214HM』を選択。
電動式スクリーンで、投写サイズは100インチである。
スクリーンサイズを100インチとしたのは、スピーカ配置の関係から。
フロント/プレゼンス・スピーカーの配置幅に収まりきるサイズが100インチだった。
次に、プロジェクタとAVアンプの接続である。
BenQ W1070V2 は HDMI を2系統備え、他にもアナログコンポーネント/コンポジットやPC入力もできる。
当然、HDMI入力を利用する。
しかし、我が家のリンビングの天井にはプロジェクタ用の電源コンセントは仕込んであったのだが、HDMIケーブルを通す為のCD管は用意していなかった!
どうするのか? まさか、この「拡張性のある情報ネットワーク空間」を謳い上げた我が家で壁や天井に HDMIケーブルを引き回ることなどあり得ない!
実は、リノベーション計画を立てた始めた時期……つまり2009年の秋頃からなのだが、「将来、私がプロジェクターを導入する頃には ワイヤレス方式の HDMIが一般化している!」と見込んでいたのだ。
だってそうでしょ? 私の様なライトユーザーであるほど、プロジェクタの導入は敷居が高く、家に配管や配線を済ませている様なユーザーはハイエンドなわけで、そうすると、入門者向けのプロジェクタの方がワイヤレス化の必要があるわけで……。
しかし2014年現在、ワイヤレス HDMI を搭載したプロジェクタはハイエンドかミドルレンジ機種のほんの一部だけで……どうも私の夢想に現実が追い付いていない様なのだ。
困ったな……。
という事で、一緒に購入したのが『SONY IFU-WH1』。
“IFU-WH1”は、60GHz帯を使用する非圧縮のワイヤレス伝送方式の“WirelessHD”を採用したワイヤレス送受信ユニット。
1080pに対応する。
これを、AVアンプ側とプロジェクタ側双方に配置して、HD映像と音声を飛ばすことにした。
また、プロジェクタに入力するソースは複数の機種からであり、さらに映画やアニメを全てプロジェクタで見るわけではなく、日常的には従来からの50インチプラズマテレビも使うので、HDMIの2分配ならびに切替が必要になる。
そこで以前、おがさんから頂いた“TR-HDMI-402”をリビングシアターシステムに転用することにした。
もともと“TR-HDMI-402”は、その性能の素晴らしさから 一時期不具合のあったEDIUSソリューションの STORM MOBILE の HDMI分配に使用していたのだが、EDIUS側の改善で不具合は解消され、“TR-HDMI-402”ほど高性能の分配器は役不足となっていた。
“TR-HDMI-402”をリビングシアターシステムに転用することで、プロジェクタとプラズマテレビへの2分配、ならびに4系統のHDMIソースの切替が可能になる。
<上:“IFU-WH1”/下:“TR-HDMI-402”>
プロジェクターとスクリーンは天井に取り付ける。
天井の下地材を探して、取付金具を設置する必要があったのだが、プロジェクター設置部分では、下地材の場所の関係で補強部材を新たに追加して、そこに天吊り用金具を設置した。
<プロジェクタの右上に乗っているのが“IFU-WH1”の受信機。>
電源は、天井に用意しておいたロック機構付きのコンセントを使用。
リノベーション完成後、4年越しで漸くの活用だ。
ケーブル類は、長さを最適化。
特にプロジェクターはリビングの中央天井部分で目立ってしまうので、ケーブルは出来るだけスマートにしておきたい。
20cm長のケーブルを中心に買い揃え、HDMIや電源系結線を行った。
ただ、プロジェクター用の電源ケーブル(3pin式)の20cm程度の物が市販品として見つけられなかったので、それは自作している。
その他にもいくつかのケーブルは、長さに過不足がないように作っている。
さて、問題無く設置が完了した。
下の写真が、リビングシアターを展開していない通常時の我が家のリビングである。
プロジェクタと天井のクリアランスは12cm程度に押さえ込み、極力目立たない様にしている。
スクリーンもカバー付きの『シアターハウス WCB2214HM』であるから、スクリーンの収納時もすっきりしている。
そして、これが100インチスクリーンで見る「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編] 永遠の物語」である!!!
あぁ〜、なんという ほむほむ!!!
気になる画質だが、正直初プロジェクターな私には評価基準が無くって、イマイチ分からない。
満足/不満足いえば「大満足」だ。
とりあえず、所感を。
フルHDの100インチを約3mの視聴距離で見ると、ドット感は僅かにある。
が、それは静止画メニューの文字などで、映像が動き始めるとドット感など全く気にならない。
むしろ、ほむほむが大きく映し出されているこの現実に感動。
周辺ボケや滲みも確かにある。
が、四隅にコントラストの高いテストチャートを置いた時に気になる程度で、映像が動き始めると全く気にならない。
むしろ、ほむほむの細い御御足が大きく映し出されることに感動!
DLP方式プロジェクターなので、カラーホイールによるカラーブレーキングを気にする向きもあるようだが、私の視覚では全く気にならなかった。気にならないというか、カラーブレーキングは認知できなかった。
むしろ、ほむほむのちっぱいが大きく映し出されることに感動。(だまれ!)
気になる点といえば、横に早めのパンが入る映像だと、スクリーンの平面性の問題なのか「うねり」が気になる。
パン以外の映像だと気がつかないのだが、パンだけは絵柄によらず「うねり」が目立ってしまう。
この辺りは、“スクリーン張り込み”にでもしないと解消は難しいのかも知れない。
ドット感だが、“W1070V2”が採用するDLP投写方式は液晶方式よりもマスク状の格子が目立たないというメリットがあり、画素のみっちり感は DLPの方が優勢らしい。
100インチスクリーンの横幅は約2265mmであり、これを1920等分すれば1ピクセルあたりの幅は 1.18mmとなる現実は、高性能プロジェクタでもエントリーモデルの“W1070V2”でも一緒だ。
改善には 4Kプロジェクタの導入しかない訳だ。
明るさ2000ルーメンは、非常に明るく、部屋の照明を全灯にしてもコントラストが浅くなったり黒浮きはするものの十分に視聴できる。
<部屋全灯での映り具合。>
電動スクリーン“WCB2214HM”に関しては、スクリーンの上下速度が優雅で、モーター音も静かだ。
気になる点は、先述の「うねり」。
あと、新品の「臭い」である。
この臭いがかなり強烈で、簡単に言うと有機溶剤系の物。
スクリーン収納時は殆ど臭わないのだが、展開して投写面が見えていると、部屋中がこの臭いになる。
相方がかなり臭いに敏感なタイプで、設置初日にスクリーンを展開して投写ポジションを私が決めていると、気分が悪くなってしまったようだ。
それ以来、日中はリビングの窓を空けて部屋の空気が循環するようにし、徐々にではあるがスクリーンの臭いが飛ぶように毎日対策している。
さて、我が家のリビングシアターの杮落しに選ばれた作品は「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」のBlu-rayだ。
これは、相方対策。(※先の「まどマギ」視聴はシステム調整用)
今回のプロジェクタ導入費は国家予算から出るので、大蔵省の許可を事前に頂く必要があったのだが、そのためのプレゼンテーションの中で相方に「杮落し」は相方が大好きな「TIGER & BUNNY」の劇場版にすると、盛り込んだからだ。
なお余談だが、今回大蔵省の認可を頂戴するに当たって、決め手となったのが「天吊り」だった。
「プロジェクタもスクリーンも天吊りにする」とプレゼンしたところ「其の言や良し!」と言われ、理由を尋ねたところ「プロジェクターとか、一度かたづけて押し入れに仕舞ったら、なかなか表に出すこともなくて、いずれ肥やしとなるでしょ? でも天吊りで常に外に出ているならば、いつでも使える状態で稼働率もあがるから」と言う旨のことを相方に言われた。
<収納時のスクリーン。>
さて、100インチスクリーンに高輝度/高コントラスト DLPプロジェクタを投写し、9.1ch(Selected 7.1ch)のサラウンド+大音量で鑑賞する映画は最高だ。
視覚的聴覚的没入感は素晴らしい。
映画館で映画鑑賞をする際のベストポジションに席を常に陣取ることが出来る感じだ。
部屋の左右と天井が白い壁紙でスクリーンとの距離も近い為、迷光や反射が気になる部分もあるが、しかし以前にも記した通り、我が家が目指したのは飽くまでも「アフォーダブルなリビングシアター」であり、その点では最良のシステムを組めたと思う。
現在は、より快適に使う為にリビングシアターシステム用のリモコンを設定中。
以前、紹介した iPod Touch を利用した学習リモコンだ。
これに、リビングシアターモードを用意。
ボタン1つで、スクリーンが下りて、AVアンプが点き、プロジェクタが起動する。
また、視聴に於いて必要な機能のみをリモコンの1ページに割り当てる事で、この画面1つで、ソース選択、音量調整、音場展開などを可能にする。
本格的なホームシアターインストールには及ばないが、この様な工夫で、快適で簡便なシアターシステムが構築できるはずだ。
※2011/05/27/(Fri) 学習中。:http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20110527A#20110527A
また、ゲームもやってみた。
Xbox の“ACE COMBAT ASSAULT HORIZON”であるが、こちらも大迫力の空中戦が体験できる。
映像のワイヤレス化による伝送遅延は確実に存在すると思われるが、私の様なライトユーザーには気にならないレベルだった。
ゲームという作品が持つ“追体験性”というか“一人称視点”は大画面の中では仮想没入を加速させる。
さて、これで「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」の Blu-rayの視聴体制は万全である。
あとは、発売日である4月2日が来るのを待つだけだ!
<白熱灯60W相当の LEDを点灯させても実用的な明るさとコントラスト。>
※本日の、推奨物欲。
関連記事:
※2010/07/22/(Thu) 9.1ch的な。:http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20100722A#20100722A
※2010/07/23/(Fri) Sound Proof。:http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20100723A#20100723A
−>>2014/03/10/(Mon) 新たなる GY-HM……導入!
- キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ビデオ近畿さんから、デカイ段ボール箱がっ!!
オーペン!
この時期に! JVC!
GY-HM………!!!!
待望の HD MEMORY CARD CAMERA RECORDER !
ばーーーーんっっっっ!!!
orz......
お前か...(喜)
ということで、2台目の GY-HM650 を買っちゃいました!
1台目の GY-HM650 を購入したのが、2013年2月26日。
そして、2台目を購入したのが、2014年2月27日。
本当に丁度1年経って、2台目の導入を決定しました。
※http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20130226A#20130226A
この1年間、じっくりたっぷり HM650 と戯れて、品質的にも性能的にも信頼できて、使えるカメラだと判断した結果です。
間もなく発売になる同社の GY-HM850 も勿論のこと気になりますが、当面は HM650 が私に必要な全ての撮影を賄ってくれることは疑いようがありませんでした。
この1年間のイベント撮影でも、HM650 を2台導入しての撮影が多く、その都度、映像仲間の魔改造Nぐちさん所有の HM650 をお借りして、撮影に臨んでいました。
その他、貸出なども含めると、HM650一台あたりは、1年あれば元が取れるほど私と遊んでくれるカメラでした。
このタイミングで、もう一台の HM650を追加購入したのは諸々の内部事情があるのですが……まぁ、消費税増税も影響がない話ではない、とだけ明かしておきましょう(笑)
さて、2台目の HM650 を導入した訳ですが、導入に際して、ちょっとオマケ話が付いてきました。
今回も GY-HM650 はビデオ近畿さんで購入。
そして実は、たまたま、この時期に1台目の HM650 を修理に出しており、その個体もちょうど修理が終わってJVCからビデオ近畿さんに返送されてきたタイミングでした。
つまり、私の所有物となる HM650の1台目と2台目が期せずしてビデオ近畿日本橋店のカウンターに並んだ訳です。
まずは、修理上がりの1台目の動作チェックをします。
落下破損で筐体が割れ、その影響でバックフォーカスが狂うなどして、大がかりな修理となったのですが、綺麗に直っていました。
とりあえず、機体の建て付けや、レンズの動きなどを確認。
オートフォーカスにして、フォーカスの動作などもチェックしました。
………が、あれ??? ちょっとオートフォーカスの反応が違う??
なんだか、オートフォーカスの挙動に違和感を覚えます。
「ファームウェアのバージョンが古いのか?」と思って、メニューから[システム情報]を呼び出してバージョンを確認すると―― V0208。
V0208 !!!???
何故か、修理から帰ってきた 我が HM650 は謎のバージョンになって帰ってきました。
なお、JVCのサイトで公開されている最新バージョンは V0205 です。
すぐさまその場でビデオ近畿さんに JVCに確認してもらうと、どうも V0208 は海外版らしいのです。
日本仕様と関係無いところのフィックスが入っており、日本国内でのリリースは行っていないとの事ですが、どういう経緯か私の HM650 には入ってました、V0208。
その後、海外サイトで調べて見ると、USAなどでは V0208はリリースされており、アップデート項目は「タイムコードをフリーラン設定して走らせた場合に、電源を切ったりするとリセットされる問題を改善」という事だそうで、ようやくフリーランが狂いまくる問題が解決されたようです。
実際、 V0208 ではカメラの電源をオン/オフしてもフリーランは正常にカウントアップし続けています。
オートフォーカスの挙動を再チューニングしているのかは不明で、また、反応具合が被写体によっても変わるので何とも言えないのですが、少なくとも「V0205の挙動じゃない感じが……」と感じたので、この新しいファームウェアに気がつけたわけです。
いやいや、なかなか JVCさんも良いお土産を付けてくださいました。
私は、素晴らしいネタ提供だと喜んでおりますよ?
ちなみに、V0208は海外サイトからダウンロード可能ですが、もしもアップデートされる場合は自己責任でお願いします。
国内サポートが受けられない可能性が大きいです。(※私の個体は、JVCが勝手にアップデートした個体ですから、問題があれば完全サポートを要求しますがね!)
さて、V0208 に沸いたビデオ近畿日本橋店でしたが、一段落したら、今度は新規購入となる2台目 HM650 の動作チェックです。
思い出せば1年前。
初代 HM650 は初期不良というか建て付け不良があって、修理交換対応をしてもらう事がありました。
今回もそのような個体が当たってしまうと嫌なので、代金支払後に店頭で開封チェックです。
JVCの商品は段ボール箱に、しっかりとテープがされており、それをカッターで切って開封です。
おおおおお、新品!!
まぁ、1台目も今回の修理で筐体交換してもらってるので、見た目新品なのですが。
さて、2台目のチェックです。
オートフォーカスにして、ズームイン!!!!
!??????
ちょっと待てぃ!!!
お前は、初期モデルか!!?
フォートフォーカスの挙動が究極に怪しいのです。
すぐさま、メニューから[システム情報]に入ってバージョンをチェック(笑)
V0101 !???
キタコレ。
リリースバージョンですよ!
当サイトで「フォーカスが※△」と私が発言したが故に、JVC技術陣が InterBEE 2012 の出品に間に合わせる為に徹夜して作り込んだ“初期お披露目ファームウェア”です。
思わず、ビデオ近畿の店員さんを見ます。
「これ、V0101 なんですけど。新品って自分でファーム当てないとイケナイのですか??」
「いや、まさか…」
もちろん、分かっています。
決して、ビデ近さんの古い在庫が当たったわけではないのです。(実際、よく売れているそうです)
で、取扱説明書の表紙を見ます。
そこには、取説のバージョンが書かれていますから。
ver 3.00
いやいやいやいや……どこからツッコめば…。
まず、取説の最新版は ver 4.00です。
で、ver 3.00 の取説に書いてあることは、 ファーム V0101 に実装されていない機能がいっぱいです。
つまり、この取説を読んで HM650 を使おうとしても、実現できない事がいっぱい V0101。
機体ファームウェアバージョンと取扱説明書の組み合わせが“ちぐはぐ”。
先ほども言いましたが、段ボール箱にはテープが貼られて封がされていました。
つまり、私が空けるまでは完全未開封品です。
要は、これは JVCの倉庫を出る時からこの状態だったわけで。
もっと言うと、 新品 HM650 のシリアル番号は、私の1台目よりも若い……。
どういう経緯でこうなったんだろう。
勿論、私はこんな事では怒ってもいませんし、混乱してもいません。
なんて素晴らしいネタを提供してくれたんだ JVC!!
だって、V0101 とかもう幻の機体ですよ!?
それに加えて V0208。
つまり、私の手にしている HM650 は、往年のリリースバージョン V0101 と、最新の国内未発表バージョン V0208 という、両極端が揃っているという、恐らく世界中を探してもそんな個体の組み合わせを持っているのは私だけですよ!!?
もう、これは、JVCさんが私、管理人;宏哉を喜ばせる為に用意した、壮大なサプライズだとしか思えないのですよ。
正直な気持ちを言いましょう。
超おもろい!
立腹も憤慨も困惑もしていません。
そこにあるのは唯々、歓喜☆
もう、V0205の事は忘れました(笑)
それは冗談として、流石に V0101 では具合が悪いので、こちらは早々に国内最新ファーム V0205 を当てましたが、1台目の V0208 に関しては、そのまま。
仮にオートフォーカスの反応性に不都合があっても、基本マニュアル使いなので危急の事態ではありません。
一応、ダウングレードは出来るという回答をもらっているので、必要となれば行いましょう――という具合です。
そんなこんなで、オマケがしっかりついて、GY-HM650 が2台体制となりました。
新しい HM650 が来てからは、1台目と同じカメラセットを作る為に、あれこれアクセサリー類を追加して、ラベリングして、クッションポーチを用意したりと、1台目で1年掛けて作ってきたカタチを2台目にも再現します。
早速今週から、2台ともフル稼働。
さぁ、私とたっぷりと戯れましょう!
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