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−>>2013/04/01/(Mon) EltRium搭載の4Kカメラ、発表。
- ※この記事は、エイプリルフールネタです。
4月8日から11日にオレゴン州ラスペガスにて開催される世界最大の放送危機展覧会『2013 NBA Show(NBA2013)』に於いて、レンズ交換可能なハンドヘルドタイプの4Kビデオカメラを出展する。
4K(3,840×2,160pix)120p/60p/30p/24p 収録に対応する、1/2型829万画素の新型 Emore 4K CMOS を搭載。
最大480fpsのハイスピード撮影機能も備え、フェムト秒単位で走査することにより、クリアなスロー映像を得ることができる。(2013年秋頃のアップグレードにて対応予定)
レンズには、非球面異常ストレス分散ガラスを採用した、1/2インチバヨネットレンズマウントに対応する光学22倍のズームレンズを標準装備する。
焦点距離は f=5.8〜127.6mm(35mm 換算 31.4〜690.8mm )。
感度は、COMS表面上に形成されたナノレンズによる凝集光増密技術により F14を実現。
液晶モニタは、3.5インチ・2448(RGB)x1080 pix のアドバンスド2K液晶モニタを搭載し、4Kのシビアなフォーカシングに対応する。
収録フォーマットは、“XACV”規格に準拠し、収録メディアには ASXメモリーカードと S*S Pro に対応。S*S Pro の SDXCアダプターを利用することで、SDXCへの収録も可能になる(※ただし、収録フレームレートは 60p/30p/24p)
本体に、Wifi機能を装備し、IEEE802.11ac/a/b/g/n に対応。
RJ-11モジュラージャックも備え、ダイアルアップでのネットワーク接続も可能。
オプションの“CLS-TX4G”により、携帯電話の4G回線を利用したファイル伝送にも対応する。(日本国内での対応携帯電話会社は、後日発表予定)
また、標準装備する光学22倍ズームレンズの広角側の画角を広げるために、新開発の『イメージアルゴリズム空間シフトメソッドテクノロジー“EltRium”』を搭載。
純粋数学を使って、レンズ周辺の空間アルゴリズムを任意に書き換えることでローレンツ収縮を発生させ、最大 0.66倍の広角側シフトを実現し、その際の焦点距離は f=3.82mm となる。
ただし、周辺空間のアルゴリズムを書き換えることで時空間因果律が不安定化するために、その時空間補償として1万2千本の真空管が内蔵され、ノスタルジックに因果律訂正を行っている。
また、緊急時以外は“EltRium”を地球上で使用しないように注意を促している。
発売予定日は、本日2013年4月1日より。
価格は、プライスレス。
発売メーカは、不明。
−>>2013/04/18/(Thu) 此ガ為。
-
ただいま、南半球のとある街にに取材に来ています。
山々に囲まれ、大きな湖の畔に広がるこの街は、こぢんまりとして、市街地は徒歩で15分もあれば何処へでも行けるほどの広さです。
人口は約17,000人ほどですが、アクティビティーの拠点にもなっており観光客で賑わう街です。
さて、今回のロケから遂に、JVC GY-HM650 を投入です。
昨年の秋頃から、ディレクターを通して放送局側とも相談し、編集行程に関わるポストプロダクションの検証も経て、ロケカメラとして導入を決定。
この国のオンエアから、私が担務する海外ロケで HM650を使っていく事になります。
取り敢えず、今日は入国したばかりで、まずは昼下がりぐらいから実景を撮影し、その後、街の料理店で調理〜料理撮影をしました。
実戦の中で HM650 を様々な角度から評価していけると思います。
明日から、いよいよ本格的なロケがスタート。
GY-HM650 の実力を見せて頂きましょう。
−>>2013/04/20/(Sat) 黄色とスローズームとAFの。
- 南半球の季節は、今は秋。
朝晩は冷え込むから、と聞いていて、少し長袖やウィンドブレイカーなどを日本から持っていったのですが、もうそれでは歯が立たないほど寒い天気です。
近くの山の頂には、今朝から雪が積もり始め、夕方頃には山の中腹ぐらいまでが雪化粧されてしまいました。
ロケの途中に、アウトドア専門店に立ち寄って、フリースと長袖シャツを購入。
夜には、レギンスなどのアンダーを買いに出掛ける予定です。
さて、昨日はロケの2日目。
現地の出演者さんと合流してのロケが開始です。
朝一番の撮影は、バンジージャンプ。
ジャンプ台に立つバンジージャンプ参加者を HM650の光学23倍で大きく捉えられるのは良いのですが、私も GoPro3 を頭に付けて、目線カットジャンプです。
人生初バンジー。
「ためらうと負け」だと思い、満面の笑みのまま、誰もが驚くほどあっけなく飛び降りました。
取り敢えず飛んでる最中は、GoProがちゃんと下を向くように、しっかりと落下点を目視しながら、自由落下です。
Crazyな経験でした。
その後は、黄葉の綺麗な町へ移動。
日本の秋は、赤色に色づきますが、ここでは主に黄色に葉っぱが変わります。
黄色づく山々やオータムフェスティバルの様子を撮影しました。
HM650は、特に黄色の発色が SONY機よりも派手だと感じていましたので、今回の黄葉も綺麗に発色してくれていると思います。
撮影していて、早く信用して使える性能になって欲しいと思うのがオートフォーカスです。
風景撮影や、出演者有りでも板付きの場合はマニュアルフォーカスで全然問題が無いのですが、屋外で望遠気味で演者が動いて撮影距離も変化して……という場合は、やはりデジではオートフォーカスを頼りにしたいです。
特に屋外で液晶モニターが見づらい場合などは、オートフォーカス任せにして、その他の要素に集中したいのですが、現状の HM650 のオートフォーカスでは任せきりにできないのが実際です。
5月に出る予定の新ファームウェアでも引き続きオートフォーカスの性能には改善が図られるようなので、もう少しの我慢だと信じます。
気に入っている点は、やはり以前から私の中で評価が高いスローズーム性能。
HM650 のズームシーソモードでのズーミングでは、ENGレンズのような超スローズームができるので、風景撮影でも料理接写でも非常に重宝しています。
Z5J などと違って、簡単にスローズームが行えるので、撮影時間の短縮にもなりますし、撮り方のバリエーションとしても積極的に活用出来る確かな操作性が高評価です。
この国でのロケも明日で既に折り返し。
楽しいロケを進めていきます。
−>>2013/04/21/(Sun) フ安をフッ拭。
- ロケも4日目を終了。
段々と終わりが見えて参りました。
昨日は、非常に寒い天気で、また空模様も芳しくなく、綺麗な実景をどれだけ撮れるだろうかと心配していましたが、今日は気温も上がり青空も見え、美しい風景を撮影できるチャンスが何度もありました。
さて、GY-HM650 を情報番組向けのロケで使用するのは初めての事ですので、色々と未経験で心配な点はありました。
その1つがバッテリーです。
現在、HM650/600用には IDX の“SSL-JVC50”というバッテリーパックしか発売されておらず、その容量は 4900mAh・37Wh で、SONY“NP-F970”の 6300mAh・47.5Wh と比べると心許無いものがあります。
今回のロケには、SSL-JVC50 を4本持ってきています。
私自身が HM650を導入してからこの2ヶ月ほどの間にあった、舞台ものや式典ものでの撮影では、大体のイベント時間が把握できますから、バッテリー管理はわかりやすかったのですが、ロケとなると一日を通してのスケジュールはわかっても、その時々でどれぐらい回すのか? あるいはカメラ電源を入れたままそれぐらいのスタンバイ状態が続くのかは確定できません。
また、収録方法を「クリップコンティニュアス」モードにしている事も、バッテリ不安を増大させている要因です。
クリップコンティニュアスは RECごとにクリップを生成せずに、複数のカットを一つのクリップとして収録する方法で、HM650の場合、RECボタンを長押しするか、電源を切ることで、一つのクリップとして完結します。
今回、クリップコンティニュアスでの運用をディレクターから求められたため、クリップを途中で分割しないように一つのシーンでは出来るだけカメラ電源落とさないようにしています。
スタンバイ中や徒歩移動の最中なども電源を敢えて入れっぱなしにすることも多く、比較的バッテリーを食う運用方法で今回は HM650 と SSL-JVC50 の持久力テストを行っている状態です。
<1つのシーン・1つのネタを取り終えるまでは電源ONを維持。>
さて、結果は?と言いますと、SSL-JVC50で1日2本ちょっとで運用できています。
一日約10時間ほどのロケで、収録積算時間は120分程度。クリップコンティニュアスの都合で電源を入れたままの時間がある事を考えると、思っていた以上に、現状のバッテリー容量でも実運用に支障は出ていません。
これは、実際に経験してみないと分からない結果でした。
数で言えば1日に3本使うことになり、予備で4本目がありますから、今回のロケに対してバッテリー4本というのは予備ありの必要十分な個数だと言えます。
もちろん、早朝〜深夜まで行うような長時間ロケの場合は、もう少し必要となるバッテリー本数が増えてきますが、それはSONY機でも同様で、現状 JVC50の容量しか存在しないからといって、過度に心配する必要はなさそうです。
もちろん、引き続きロングバッテリーのリリースには期待します。
長時間バッテリーで4本もあれば、怖いもの無しになります。
ロケで長時間バッテリーが欲しい理由は、深夜ロケの翌日が早朝ロケの場合、バッテリーの充電が夜のうちに間に合わないことがあるのが1つ。
また、国によっては電源事情が悪く、町単位での停電などに遭遇した場合などを考えると、充電リスクを少しでも減らしておきたいという思いがあり、平常時ならば手をつける必要が無い満充電状態の保険的なバッテリーを確保しておきたいという考えがあります。
まぁ、贅沢とリスクを言い出せばキリが無いので、私もいろいろと何重かの補助手段を用意してきてはいます。
いずれにせよ、早くロングバッテリーが登場することを切に願います。
あと、収録は SDHCカードで行っていますが、こちらは従来のテープ消費本数から計算して、一カ国あたり 32GB を 6枚で撮りきれると判断しており、今のところ計算どおりの消費です。
英国BBCに納品された HM650 もさまざまな現場でハードな扱いを受けていることと思いますが、こちらの HM650 も負けず劣らずいろいろな経験を積ませてやることが出来そうです。
−>>2013/04/22/(Mon) 海外ロケでは結構重要。
- 私の海外デジロケのスタイルは、小さめのリュックサックにエフェクトフィルターとLEDライトなどを入れて背負い、腰にはウエストポーチを巻くのがスタンダードになっています。
ウエストポーチの中には、予備のバッテリーやレンズクリーナの他、パスポートや財布などを入れており、またその他にもボールペンやペンライトなど細々とした物が入っています。
バッグが大きすぎても動きづらく、また小さすぎると財布とバッテリーがペイロードの取り合いをするので、適度なサイズが求められます。
また、現地の治安のことなどを考えると、最も肌身に近くて常に視界に入るウエストポーチは、私の中では海外ロケでの必需品になっています。
さて、昨年の秋の話ですが国内の報道企画の取材で大阪のとある文具製造会社を取材しました。
取材ネタ自体は「手帳」だったのですが、会社のショールームには、筆箱やノート、子供向けの文房具や、様々なビジネス用文具が展示されていました。
その一角に、大小様々な鞄類が置かれており、その中にウエストポーチもありました。
広報担当の方に「自分は海外ロケでこういうウエストポーチを重宝しているんですよ。ちょっと良い具合のが無いか、見ても良いですか?」と聞くと、その他にも新商品のバッグなどを裏から持ってきて下さり、ロケ現場の事を想定しながら色々と品定めをさせてもらいました。
2種類ほど私の目的に適うような商品があり「こういうサイズ感と収納力のバッグが、自分のロケスタイルにはピッタリなんですよ」と言うと、広報の方や開発企画担当の人が「是非、使ってみて下さい!」と、その2種類のウエストポーチをプレゼントして下さいました。
私が担当している海外紹介の番組も日頃から見てくださっており、また偶然にも私が使っている携帯電話ケースがその会社の商品だったとうこともあり、もともと和気藹々とした雰囲気だったのですが、まさかその場で商品をもらえるとは思ってもおらず、本当に嬉しいお土産を頂きました。
ありがとうございました。
頂いたウエストポーチは、その会社の旅行好きの社長さんが先頭に立って企画開発された商品で、実際に海外旅行に行く人のことを色々と考えた作りになっていました。
航空チケットがそのまま入れられるのは勿論、細かな仕切や適度なポケット数。ペットボトルを差し込めるネットや両開きのファスナー、ウエストポーチにもショルダーバッグにもなる仕様、お腹側のセーフティーポケットなど旅行者なら「ここにこれがあれば便利なのに……」という機能を見事に実装しているバッグでした。
「弊社ののウエストポーチを付けて取材されていることを想像しながら、番組を見させて頂きますね」と嬉しそうに仰ってくださった担当者の笑顔が印象に残っています。
今回のロケでも、勿論そのウエストポーチを使ってロケを快適に進めているところです。
重ね重ね有り難う御座います。
さて、今日で一ヶ国目のロケも終了しました。
明日は午後に出国し、2ヶ国目へ向かいます。
−>>2013/04/25/(Thu) International Date Line を越えて。
- ※私がネット社会から隔離されている間に、GY-HM650/600 のファームウェア Version2.0 が国内でも発表されていたようです。
http://www3.jvckenwood.com/press/2013/gy-hm650_upgradeservice.html
* * *
数日間、ネット社会から隔離されておりました。
現在、南太平洋のとある島嶼国家に来ております。
周囲30kmの小さな島を主島とし、国家人口は数万人。
日本との時差は、19時間。
こちらは 25日の23時ですが、日本は26日の18時ですね。
今日でロケは3日目に突入です。
インターネットはメガバイト単位で販売されており、さらに NTT DoCoMo の海外パケホーダイも適用対象外国です。
こちらに来てからは、ホテルを転々としながら毎日ロケを進めていますが、今日のホテルに入って、漸く WiFiチケットを購入してネットに繋ぐことが出来ました。
100MB で 1800円ぐらいです。
先日までの寒かった一ヶ国目と打って変わって、こちらは毎日気温が30度前後の南国。
海が綺麗で、日差しと風が気持ちよく、私もだいぶ日焼けしました。
蚊にも刺され放題です………。
島の人々は非常にフレンドリーで、車から手を振ると、子供も大人も皆が手を振り返してくれます。
日本人や中国人の観光客は全く見掛けず、主にオーストラリアやニュージーランドからの旅行者が多いようです。
機材の方は、皆順調に仕事しています。
GY-HM650 も 泥や雨や潮風や猛烈な湿気に晒されながらも、順調に動いています。
毎日の機材の手入れが日課です。
HM650の素材チェックは小まめに行うようにしており、色の出し方やアイリスの見極めにまだまだ腐心しています。
しかし、素材チェックの上ではカメラ本体の液晶モニタではフォーカスも含めて映像の善し悪しが正確には分からないですし、といって Mac の液晶も全く当てにならないので、少なくとも家庭用のテレビモニタ―で確認したいところです。
幸い、今夜泊まるホテルの部屋には、HD液晶テレビ(Full-HDでは無さそう)が設置されおり、早速 HDMIを繋いで素材チェックをしてみましたが………結果は オンエアをご覧下さい(笑)
ちなみに、昨日までのホテルは何れもテレビすら置いておりませんでした。
インターネットも出来ませんでしたので「島時間」の流れる夜をゆったりと楽しんでいました。
そういえば昨日、プロペラ機で50分ほど離れた小さな島に取材に行ったのですが、そこで東京キー局系の別の日本TVクルーと出会いました。
こんな南太平洋上の小島でしかも同じ時期に取材しているなんて奇遇も良いところです。
全く番組趣旨が違うので、ネタが衝突するような事は無いと思うのですが、島の紹介ビューティーは負けないように頑張らねばなりませんね!
ちなみに、先方の機材は SONY HVR-Z5J でした。
<ジャングルの中をピックアップトラックで快走。気持ちいいです!>
こちらでのロケもあと2日です。
グルメやファッションなど、撮影するネタはまだまだ盛りだくさん残っています。
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