〜　創想雑誌　〜

−>>2008/05/03/(Sat)　突然始まるGW。

　今朝は、先日のタヒチ・ロケのオンエアがあり、会社の同僚からも「見たよ」と連絡があった。
　私も、予約録画しておいて、昼前に起きてから観てみた。

　さて、今日から連休に入った。
　なんと、４連休だ。
　昨日知った連休だったので、勿論、何のお出かけ計画もない。
　尤も、既定の予定が幾つかあったので、長期に何処かへ出掛ける事は出来ないのだが。

　連休初日の今日は、午後からフラフラと家の裏の淀川の堤防を散歩する。
　途中のコロッケ屋さんでコロッケを幾つか買い、堤防の草の上に座って、対岸の梅田の街並みを眺めながら、昼飯にした。

　その後、持参した小説をそのまま春の日差しの下で一冊読み上げ、読了したところで、腰を上げて、再びフラフラと帰宅した。

　帰宅後は、会社の方から頼まれているビデオのDVD化編集作業に手を付ける。
　といっても、今日やったのはキャプチャだけ。
　HDVで撮影された素材を、HVR-Z1J でダウンコン出力して、EDIUS Pro に取り込んだ。テープ２本分。
　出来るだけ早く編集して、お渡ししたい。

　さて、明日はちょっと個人的なロケが入っている。
　HVR-S270J の久々の活躍だ。
　朝から深夜までの長期戦になりそうな予感だが、楽しんできたい。

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−>>2008/05/06/(Tue)　馴れ初めビデオ。

　４日は、久々に個人的撮影だった。
　会社の同期から「友人が結婚するので、その馴れ初めビデオを作成したい」という話を予てより受けていた。

　監督・脚本は、その同期；Ｔ君で、私は撮影・編集を担当ということで引き受けた。

　撮影は、HVR-S270J を使って、HDV録画。30p によるプログレッシブ撮影を行い、ピクチャープロファイル PP5 をベースにした色彩設計でフィルミングすることとした。

　さて、Ｔ君は我が社の営業マンだ。
　コンパが好きでチャラチャラしているのだが、それはこの際どうでも良いだろう。
　課題とすべきは、彼の自主映像制作経験だ。

　『Ｔ君、初監督作品！』

　そう銘打つ事の出来る今回のドラマビデオである。
　何のことはない、彼は全くの映像素人であるのだ。

　撮影日の朝まで脚本を書いてくれていたＴ君から渡されたＡ４用紙３枚に渡る脚本………いや、これはプロット？というのだよ？？　と思わず突っ込みたくなった、台詞も演技指定も殆ど書かれていない、箇条書き。

　いやいや、構わないのだ。
　それは、私が現場でカバーすればいい。
　画を撮るのは私だし、編集で繋ぐのも私なのだから、最低限私が画を積めば何とかなるのだ……。

　とにかく、そのプロットらしきものを片手に、撮影を敢行する。
　現場で台詞と演技を考えて、納得したら兎に角、撮る。
　シーンとシーン、カットとカットが繋がるか、想定不能な完成図を思い描きながら、最低限繋がるハズの画を積んでいく。

　ちなみに演者は、結婚するカップル２人による本人再現。
　演技力に文句の付け様は無いが、思い切りが良く、頑張って演じてくれているのが助かった。

　撮影は、朝の10時頃から始めて、終わったのは深夜25時半。
　監督兼脚本家のＴ君と、助監督兼演出兼演技指導兼準脚本兼撮影の私で、ひたすら頭を悩ませる一日だった。
　ぐったりである。

　しかし、Ｔ君の「新郎新婦の為に、面白い結婚式二次会にしよう」という熱意は十分に伝わってきた。
　見よう見まねながら、面白い演技や台詞を入れようと努力してくれた。

　翌日５日。
　早速、お昼から仮編集を始める。
　もちろん、台本も絵コンテもないので、昨日の撮影時に思い描いた脳内完成予測図に従って、ひたすら繋いでいく。
　足りないカットは幸いにして無かった。
　ただし、繋がらないアクションはいっぱいある。
　手の角度が違うとか、表情が違うとかそんなのだ。
　ワンカメでヨリヒキをしているし、演者も素人だからこの点はどうしようもない。
　いや、せめて脚本があれば、私もそういった点に注力出来たのだが、流石に容量オーバーだ。

　日付を越えるまでには、なんとか一通り繋ぎ終えて、取り敢えず作品として仕上がるという感触を初めて得た。

　あとは、この仮編集に合わせて、ナレーションや「心の声」など、何が必要かを書き出していく必要がある。
　そう、脚本は今も、執筆され続けているのだ。
　恐らく、完成するその日まで……。

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−>>2008/05/21/(Wed)　収束方向？

　終わりが見えてきた…。

　今週の土曜日が、例のＴ君監督の「馴れ初めビデオ」の上映日なのだが、漸く作品が完成する感触が掴めるようになってきた。

　既に、画は繋ぐだけ繋いでいたのだが、新郎の「心の声」の収録音声やＢＧＭが今日になってやっと揃ったので、一気に音響方面の編集調整に入った。

　私は、今日は報道夜勤業務の“明け”だったので、午後からは時間があり、音声素材のキャプチャなどをして、徐々に編集を進めた。
　夜にはＴ君が仕事終わりで合流し、彼のイメージと私のイメージを摺り合わせながら、ＢＧＭなどを乗せていく。

　ＢＧＭが決まったため、ＯＰも仕上げてしまい、形になってきた。
　本編もＢＧＭが付くことでいよいよ“サマ”になってきた感じだ。

　あと手つかずはエンディングのみ。
　こちらも、Ｔ君は大分選曲に迷っていたようだが、候補も絞り込まれ、エンディング制作にも取りかかれる段階に入った。

　残る制作日は、木曜・金曜の夜のみ……。
　ＤＶＤオーサリングは最悪は土曜日の夕方までに終えればいいので、まずは完成に漕ぎ着けることが最優先だ。
　
　なお、木金土で一日でも泊まり掛けの勤務が発生すれば、終ーーー了ーーーー、である。

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−>>2008/05/24/(Sat)　心の声。

　終わりました。
　Ｔ君初監督作品のビデオ編集。

　朝５時過ぎに編集が終わって、７時前にＤＶＤ化を終了。（※途中、Ｔ君は寝ていましたが…）
　そのままＴ君を送り出して、８時前ぐらいに就寝です。

　我ながら…よくもアノＡ４用紙３枚の“プロット”だけから、こんな作品が出来た物だと感心します。

　まぁ、反省点も色々あるんですが、特にやり直したいのは、新郎の「心の声」収録。
　新郎が、遠方に住んでいる都合で、収録用のＭＤ機材を新郎宅に送って、必要な「心の声」をＭＤに吹き込んで頂いて、返送してもらったのですが、収録されていた素材を聞いて唖然……。

　「マイク、吹かれすぎ！」

　もう、セリフの至る所が『ボフボフ』言っています。
　「僕は」「プロポーズ」とかいう破裂音が入っているセリフは、『バフっ』とすごいポップノイズの嵐……。
　
　しまった……。
　マイクの使い方のケアまで考えてなかった……。
　
　恐らく、マイクを凄く口元に近づけて喋られたんでしょうね。
　音のレベル自体は、割れることなく適当な音量なのですが、ポップノイズは如何ともし難い…。

　結婚式直前で新郎も多忙なので、再録する時間もなく、そのまま利用するしか有りません…。

　将来的にはこのドラマも Blu-ray にして新郎新婦に渡すつもりなのですが、その時は、また「心の声」だけ録り直したいですね。

　とにかくも、一ヶ月足らずほどの「馴れ初めビデオ」制作は無事に終了。
　今日、二次会会場で上映されているはずですが、果たして会場の反響は如何に？！

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−>>2008/05/28/(Wed)　海外、再び。

　本日5月28日より6月7日まで、ケープタウン〜ドバイへ海外出張しております。

　極力、滞在ホテルからインターネットに接続するように努めますが、メールや掲示板に対します管理人の対応が遅れますこと、あらかじめご了承くださいませ。

　現地でネット環境に恵まれれば、創想雑誌の更新を行ってみたと思います。

　それでは、いってきます。

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−>>2008/05/31/(Sat)　from ケープタウン。

　現在、南アフリカ共和国はケープタウンに滞在しています。
　こちらは、現在３０日の２１時前。

　天候は、晴れ時々雨でしたが、撮影時には晴れ間が覗いてくれていて、なんとかロケに支障は出ていません。
　気温が最高１６度程度と寒いので、もうすこし厚着をできる服装を持参すべきでしたね……。

　今日は、地元のスーパーマーケットと、ワイナリー、動物公園を取材。
　動物公園では、シマウマやダチョウなど色々な動物たちを間近に見ることができました。

　ケープタウンはテーブルマウンテンといった雄々しい山脈が望める一方、喜望峰までの比較的なだらかな地形から、広々とした雰囲気。
　治安はあまり良くないので、夜はホテルから外に出歩くことはしませんが、日中の町中は活気のある都市です。

＜テーブルマウンテンを車窓から＞

　さて、明日も引き続きケープタウンロケ。
　風邪を引かないようにして、がんばります。

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