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〜 創想雑誌 〜
−>>2006/08/08/(Tue) 飛び立て。
- 昨夜、“超暫定版”bcf2k ;+EDIUS Bridge+ を既存の bcf2k ;+EDIUS Bridge+ ユーザ様にご案内した。
メール送付後3時間以内に、半数の方から即座に提供ご希望の返信があり、如何に bcf2k ;+EDIUS Bridge+ の EDIUS Pro version 4 対応が待たれてたかが窺われる。
別件だが先日、イタリアの方に bcf2k ;+EDIUS Bridge+ をお送りした。
bcf2k ;+EDIUS Bridge+ のサイト内には(Orders from outside Japan are not accepted. )と明記していたのだが、果敢にもイタリアから問い合わせて来られたため、お取り次ぎすることにさせていていただいた次第だ。
流石にイタリア語は分からないのでメールは英語で遣り取りさせてもらったが、サイト内の翻訳や、DVD-Rに収めている取り扱い説明文書などは、先方で英訳なりイタリア語訳していただくことにした。
10回前後の遣り取りを行い、先方の不安や疑問が解決したために先日発送となった。
今後、海外発送を定常的に行うかは検討中である。
輸送料が高くつくために、頒価の見直しは致し方ないが、プログラマとも相談して今後の発送〜サポートのシステムを考えていきたい。
−>>2006/08/28/(Mon) 時をかけるフィルム。
- 今日は友人と京都で映画を観てきた。
「時をかける少女」
筒井康隆原作で、1983年に原田知世さん主演の実写映画にもなっているので、有名な作品だろう。
今夏、細井守監督のもとアニメ化され、公開から大変な評判を得ている。
『Yahoo!映画』のユーザ評価でも5点満点中 4.7点で第一位。対してジブリの「ゲド戦記」は 2.3点と…ここ数年のジブリの衰退を感じる。
観ての感想は、過不足無く良作。下手に褒め称える必要すらない、“良作”である。
脚本が何よりしっかりしているのに加えて、フレーミングが実に各場面場面の心情描写を実に巧く補完している。
笑いと感動を絶妙に織り交ぜて、映画館にいる観客を見事に映画の世界の“ノリ”に乗せていたあたりも「うまい!」と唸らせてくれた。
「時をかける少女」はその表題の通り主人公の少女が「時をかける」……いわゆるSFタイムトラベルものである。
基本骨子はタイムトラベルではなく、そういったガジェットを味付けにした「学園青春ラブコメディー」と分類する方がしっくり来るだろう。
しかし、やはりタイムトラベル物の王道というか、“うま味”とも言える「時系列遊び」は、「時かけ」の中でも、それはもう気持ちいいほどに上手く組み込まれており、「反復」と「変化」というリズミカルな演出は、タイムトラベル物ならではと言える。
そのようなタイムトラベル物の“うま味”を昨今味合わせてくれたのは、「マイノリティーレポート」や「ノエイン もうひとりの君へ」などだろうか?
「マイノリティーレポート」は何故か評判があまり高くならなかったが、脚本や世界観が秀逸であったし、SF的な「映像技術」の描写は、我々のように映像技術に関心のある者なら興味を持たずには居られないだろう。
この作品はタイムトラベル物ではないのだが、未来予知を出来る登場人物との絡みのあたりが、脚本的にも映像的にも最高にリズミカルで観ていて気持ちいい。
「ノエイン もうひとりの君へ」は、昨年10月から各チャンネルでオンエアされたアニメ作品だが、こちらはパラレルワールド型のタイムトラベル物で、週一アニメとしては、久々の良作であった。
量子論をガジェットとしてふんだんに盛り込んだ作品で、いわゆる量子論の「多世界解釈」を根底に置いた作品作りが成されている。
タイムトラベル物を作るときに、まず考えるのは量子論で言うところの「多世界解釈」を採用するか、「コペンハーゲン解釈」を採用するかだろう。
大学で量子論を囓る大学生は基本的に「コペンハーゲン解釈」で学習する。
理由は簡単で、そちらのほうが数式を解く際に“楽”だからである。
コペンハーゲン解釈を採ったタイムトラベル物は、過去で歴史を変えてしまうと、未来まで変わってしまう……という、時間列あるいは世界は一つだけという立場を取る。(コペンハーゲン解釈自体は、ボルンの確率解釈と「波束の収縮」という考え方を採る量子論の考え方の一つである。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E8%A7%A3%E9%87%88)
我々の“通念的”な「過去・現在・未来」の時系列を成立させてくれる。
対して、「多世界解釈」は量子論の中で「コペンハーゲン解釈」と双璧を成す解釈だが、多くの学者には“眉唾物”として扱われている感もある。
こちらは、過去に戻って歴史を弄っても、その弄った瞬間に世界が“弄った場合”と“弄っていない場合”に分岐して、結局未来は複数出来るだけで、もと居た未来は変わらないというもの。
直接観測したり干渉することは出来ないが、無限の並列世界が今生きる我々の世界の隣にあるという物である。
つまり、今「創想雑誌」を読んでいるあなたが居れば、同時に別の世界には他の事をしているあなたが居るかもしれないという考え方である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%A4%9A%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A7%A3%E9%87%88
もちろん、量子論はタイムトラベルを考えるためにある理論ではないのだが、SF作品に敷衍すると上記のような扱いになる。
「時をかける少女」はコペンハーゲン解釈的な世界観で、過去を変えて現在や未来の出来事を修正するというコミカルな行動から段々と如何ともしがたい状況へと変化していく物語を形成する。
時間軸を使って遊ぶにはコペンハーゲン解釈的な世界観の方がストーリーが複雑になって、またそれを見事に描写しきると爽快感を得られやすい。
対して、多世界解釈の場合は「救われない世界」が必ず何処かに残ることになるので、悲劇的なストーリーを展開しやすいだろう。
つい最近に私は「ノエイン もうひとりの君へ」を観ただけに、「時をかける少女」とのこの対比は同じタイムトラベル物でも実に興味深い展開の差を見せてくれた。
なお、私個人としては中学生の時に和田純夫博士(当時は、東京大学教養学部専任講師。現在は東京大学大学院総合文化研究科専任講師)の説く量子力学像からこの量子論の世界に魅せられてしまった経緯で、博士の支持する「多世界解釈」を私も推している。
「時をかける少女」は、深い青空と入道雲の立つこの時期にスクリーンで観てこそ価値があるだろう。
夏の終わりが来る前に、今一度この夏の時をかけてみては如何だろうか?
−>>2006/08/29/(Tue) SMS-1P とか買ってみる。
- 映像制作環境用のスピーカを新調した。
新調したと言っても、ヤフオクで中古品を落札したのだが、皆さんご存じのスピーカ「SONY SMS-1P」である。
定番中の定番だし、今更説明の必要もないのだと思うが、SONY自身がAV制作モニタと謳うパワードモニタースピーカーである。
定価は、1本 = 18,900円(税込み)。
既に生産は終了しているので、店頭での新品購入はほぼ無理だろう。
今回は、ヤフオクで2台セット送料梱包料込みで 13,000円というリーズナブルな価格で落札することが出来た。
今まで私の制作環境では、Roland の MA-10D を利用してきた。
こちらも定番のDTM向けのモニタースピーカである。
ウェイ・バスレフ型のアンプ内蔵スピーカで、豊富なアナログ&デジタル入力インターフェイスが魅力である。
定価は、2本 = 16,500円。
2001年春に発売され、そのころ認知され始めた“MP3”音源を PCで楽しみたい、という当時としてはコア層のユーザに好評を博した機種である。
丁度、MA-10Dが発売された時分、映像制作環境用のスピーカを探しており、2ch入力やアナログ&デジタル入力の豊富さなどに惹かれ購入したスピーカであった。
しかし、初めて音を聞いた瞬間から私的には「なんじゃこの音は?」と大変に不満な音を出すスピーカであった。
音が前に出てこないというか全体的に野暮ったいというか、音像がハッキリせず、味付けの強い感じの音であった。
当時その前後に、SONY SRS-Z1PC や SONY MDR-CD900ST などを購入していたのだが、これらはほぼ同じ価格帯にある。
それら2機種の音に感動を覚えた事もあって、この MA-10D という買い物は、自分の中では失敗した……という印象が強く残ってしまった。
とはいえ、次のスピーカを買う宛ても、目的も無かったので今日まで5年ほど文句を言いながら使い続けてきたのである。
さて、ここに来てスピーカの買い換えに踏み切ったのは、東京の佐藤くんのところが SMS-1P を購入したという話を先日聞いたからである。
彼の相方の“ひめ”用のスピーカとして導入したらしいのだが、彼女のBlogでも好評価であった。
加えて、今年に入ってからの Creative Vision:M や SONY MDR-EX90SL の購入など、私の日常生活での音響環境が向上してきた所為もあって、いよいよ MA-10D も潮時か……と感じていたのである。
本日我が家にやってきた SONY SMS-1P だが、中古品とはいえ外観や品質に問題はなく、大変によい買い物が出来た。
早速、PC(SEREN)の Sound Card・Creative Sound Blaster Live! にアンバランス接続し、非圧縮WAV音源を再生してみる。
「!!」
もう全然音が違う。
MA-10Dは高音寄りのアレンジがなされていたが、対して SMS-1Pは全体的なバランスが良い。
音の解像度はそれほど高くないが、その点は MDR-CD900ST との併用で解決するとして、全体の音を管理する上では不満はなさそうだ。
手持ちのMP3音源も再生してみたが、すると今度は音が野暮ったい。
今までは気にならなかったMP3音源の品質の悪さが出てしまったからである。
これは、Creative Vision:M や SONY MDR-EX90SL を使用した直後と全く同じ状況である。
MP3などの劣化音源は、スピーカに多少色づけがしてあった方が、気持ちよく聞ける。
モニタスピーカがリスニングに向かないと言うことが改めて体感できた。
MDR-EX90SL のレポートでも記したが、音質というのも味覚と同様で、人によってそれぞれ好みがある。
SMS-1P も評価は色々と分かれているが、概ね、「小型で安いスピーカとしては十分に使えるじゃん!」という評価を得ているようだ。
映像制作とスピーカ。
アマチュアの映像制作で疎かにされがちな“音響”。
出音の部分を良くすることで、映像作品に於ける音響にも意識が向き、映像・音声ともに相互に質の高い作品作りを心がけるきっかけになるのではないだろうか?
夏のボーナスがまだ余っている方は、夏の最後にスピーカの新調など如何だろうか?
私信:ところで、canopusさん。そろそろ8月も終わりますが、どうなってますか?!
※本日の推奨物欲。
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/028b3b23.bd8ecba3/?url=http://www.rakuten.co.jp/maido/497646/556158/#520796" target="_blank"> http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/03435cac.675cd39c/?url=http://www.rakuten.co.jp/homeshop/604406/649486/691453/#589212" target="_blank"> http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02d76227.20f8e044/?url=http://www.rakuten.co.jp/soundhouse/711054/768774/768787/769166/#739630" target="_blank"> http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/03435cd0.fa4fef59/?url=http://item.rakuten.co.jp/sound11/mdr-ex90sl/" target="_blank">
−>>2006/08/30/(Wed) SA-DK1ES を分解したり。
- 我が家のサーバである Meixinさんが、先日より調子が悪い。
サーバ自体の機能は正常なのだが、搭載しているHDDがたまに認識しなくなった。
認識しなくなるのはシステムHDDではなくて、データ用のHDD。
メディアサーバの役割をローカルネットワークでは果たしているので、動画ファイルや音楽ファイルなどをデータ用HDDに放り込んで、他のPCから鑑賞できるようにしているのだが、そのHDDが認識されない時があるのだ。
そんな事態が起こったのが、この間の月曜日。
京都に映画を見に行く直前。
京都までの電車内で何か見ようと、Zen Vision:M へ動画をコピーしようとしたところ、データドライブがマイコンピュータから消えている事に気がついた。
再起動させたり、ディスクの管理から覗いてもHDDは見えていない。
何度か再起動させていると遂にMeixin自体が立ち上がらなくなり、最悪の事態となった。
その時は、もう家を出発しないと友達との集合時間に間に合わなくなるので、Meixinはシャットダウンした状態で家を出た。
であるから、8月28日の日中に Next-Zero.com にアクセスして動画ファイルを再生しようとされた方は、そのファイルが見られなかったと思う。
映画鑑賞から帰宅後、Meixinの電源を取り敢えず入れてみると、無事に再起動もし、見えなくなっていたHDDも見えるようになっていた。
しかし、その後またデータHDDが見えなくなり、以降そのHDDは認識されなくなった。
どうも、“熱”が原因の様だったので、取り敢えずデータ用HDDをMeixinの筐体から取り外し、RATOCの eSATAリムーバブルケース SA-DK1ES へ装填して運用することにした。
HDD自体は無事のようで、リムーバブルでは正常に認識され機能している。
今までも他のデータ用HDDは全てリムーバブルで運用してきたのだが、動画ファイルなどで番組シリーズ途中のデータは内蔵のデータHDDに溜め込んで、シリーズが揃えばリムーバブルに移し替えて……という使い分けをしてきたため、データ用HDDを一台だけ内蔵していたのである。
これからは番組シリーズ途中のデータも外付けで運用することになるが、シリーズが揃ったときに別のHDDに転送するのが面倒である。
LAN上の他のPCにリムーバブルHDDを装填して、転送するしかないだろう。
なお、今回のデータHDDの外付け化に伴い、以前から気になっていた SA-DK1ES の騒音問題を解決することにした。
以前にも記した様な気がするが、SA-DK1ESはHDD空冷用のファンが五月蠅くて、AV観賞用にはあまり相応しくない。
そこで、ファンを取り除くかファンへの通電をシャットダウンするかで、抜本的にファンノイズを除去する事にした。
SA-DK1ES のファンは2つある。
ケースの分解自体は簡単で、ケース通風用のファンは電源コネクタを基盤から抜いて、HDD冷却用のファンは導線をニッパーで切断してファン自体も取り外した。
冷却性能は無くなってしまうが、今までの狭い Meixinの筐体内の冷却環境から比べれば全然冷える環境だろう。
Meixinはメディアサーバとしての役割をリビングで担う性格上、ファンノイズ対策を徹底的に行ってきた。
その分、冷却性能を少々犠牲にしてきてしまったのだが、今回、2台積んでいたHDDのうち一台を外へ放り出すことにより、Meixin筐体内の発熱温度は随分と緩和されるはずで、結果的には Meixinの安定性に貢献することになるだろう。
現在、Meixinは極めて静音を実現しており、Meixin の隣に置いている PlayStation2 と比べると無音とも言える静かさを獲得している。
SA-DK1ES の無音化も行ったことで、今後はノイズを気にせずにAV鑑賞を行うことが出来るだろう。
※本日の推奨物欲
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