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〜 創想雑誌 〜
−>>2005/06/10/(Fri) 倍雨全戦!
- カメアシ興行紀のころは仕事がある日は毎日更新していましたが、それは日々が常にネタ……というか、興行紀事体が自身の備忘録と戒めを兼ねてのものだったからなのですが、創想雑誌は出来るだけ仕事の話しは書かない方向で……とか心の中で思っているので、やっぱり基本的に仕事を中心とした生活をしているわけですから、その部分を切り離すとネタがないわけですね。
趣味の映像生活もスタンスは「依頼されて作る」って感じですから、話しが転がり込んでこなければ何もしない感じ。
カメラ眺めてニヤニヤしているならまだしも、Z1Jの姿をここ一ヶ月は見ていない気がします。
さて、そんな生活が打開出来るかどうかは今後の課題として、ACC東京/東北さんとは、ちょっとずつ提携した意味合いが出て来つつあります。
機材の貸し借りは勿論、今後は撮影・編集は東京・東北で、DVDのオーサリング作業は大阪で……という感じの分業なども現実味を帯びてきました。
それらトータルでACC内の活動ではあるのですが、ACCという舞台の上にフリーランスとしての個々人の活動というものが立脚しており、機材は基本的に個人の資産とあるので、機材の貸し借りに関しては今後どのように使用料を算出していくか問題になってきます。
「お金取るのかよ?」と思われるかもしれませんが、借りた側はそれでインカムが有るわけですし、一方で貸した側にすれば、カメラのドラムがすり減った……という結果だけが残ってしまうので、消耗部品を含む機材の遣り取りには相応のメンテナンス料を取ってしかるべきではないか? と言う話しなのです。
まぁ、VX2000一回貸し出し1000円……とかそんなんですけどね。
さて、明日も甲子園。
いよいよ梅雨に入ってしまいましたが、雨で試合中止とか多くなってきそうですねー。
SHINJO選手を待っていると思われる報道陣@甲子園
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
ネタ切れです。
まぁ、裏では色々とコソコソやっているんですが、表向きにはネタ切れって事で。
夏の高校野球が始まるまでにはナントカしたいですなー。
−>>2005/06/11/(Sat) 黒いテルテル坊主を逆さに吊すとどうなるんですか?
- 朝、家を出るときは大阪は雨が降っていた。
昨夜からの天気予報も今日の午前から午後は雨。
降水確率は70%以上だ。
特に午後からの降雨は5mmを超えるとかで、結構な大雨が予想された。
そんな天気の中、朝10時に甲子園に集合。
本日のデイゲーム開催に備えてだ。
しかし、誰もが試合の雨天中止を確信していた。
我々の現場では10時集合ならば10時に仕事開始であって、その時間に漸く甲子園に到着する者は居ない。
既に9時半を過ぎた当たりからスタッフは揃いはじめており、今日の段取りを検討する。
「早ければ10時、遅くても11時には試合中止のアナウンスが球団からされるはずだから、カメラのカバーを開けるのはちょっと待とう……。」
中止の可能性が高い日に執られる、機材に対する安全対策だ。
我々の仕事の場合、甲子園での連戦中はカメラ機材は現場に置きっぱなしにしている。
であるから連戦の中日(なかび)は機材を組む必要がないのであるが、その状態で可能な限り雨に濡らさず、翌日以降の機材トラブルを防ぐための対策だ。
しかし、事態は予想外の方向へ動く。
10時を過ぎた頃、「今日は、球団の営業も監督も『やる方向』で動くらしい」という情報が入ってくる。
誰もが耳を疑う。
その時分、雨は降りしきりとてもではないが野球が無事に開催出来るとは思えない天候であった。
しかし、球団側は雨雲レーダーに雲の間隙が有ることに注目し、そこを境に好転するはずであると読み、試合の有無と球場の開場時間発表をギリギリまで延期することにしたらしい。
我々としては中継の技術打ち合わせの前に行うカメラチェックなども、打ち合わせ後にすることにして、ギリギリまでカメラの除幕を延期する。
しかし、カメラチェックを行って不備が出た場合の対応も必要であるから、それが可能な時間の限度でとりあえずチェックを済ませ、あとは球団側のアナウンスをひたすら車の中で待つ。
そして、13時前。
本日の開門時間、そして試合開始時間が告げられる。
そう、試合を行うのだ。
12時15分まで降りしきっていた雨は、そのころを境に小康状態へ。
ケータイで雨雲レーダーを確認すると、確かに雨雲が甲子園の上空で切れ始めている。
何という、判断力であろうか。
確かに、試合の開催の是非を11時に下していれば、この状況を活かすことは適わなかっただろう。
また、甲子園は水捌けがいいグラウンドを持っている。
内野の赤土の部分は大きなビニールカバーが掛けれていて、雨には濡れないようにされているが、外野の芝生部分は剥き出しだ。
しかし、今日ぐらいの雨では水が浮いてくる事はない。
その強みを十全に活かして行った英断である。
試合開始が14時。
我々のオンエアは13時58分35秒。
そのためのスタンバイと最終カメラチェックが13時20分。
実は、みんな昼ご飯を食べていない。
球団の発表があってからにしようと腹を据えていた……いや誰しもが中止を疑っていなかった為、昼食を控えていたのだ。
直ぐさま、球場内の食堂に駆け込み、5分で昼飯を腹に掻き込み、それぞれの持ち場へ散っていく。
私が自分のポジションにつけたのも13時19分だ。
そして、何事もなかったかのようにオンエアが始まりプレーボール。
試合が動く中で、天候は益々良くなり、試合が終わる頃には日が差し込むまでに成っていた。
心配された試合中の降雨もなく、5回コールド……というパターンを描いたカメラマンの夢も儚く散る。
今日は負けると確信させたタイガースの戦いも、後半に入ってまさかの大得点差逆転。
何やら甲子園には魔物が住んでいるのではないかと思わせる一日になった。
さて、明日で野球中継もお仕舞い。
甲子園でのセ・パ交流戦も明日が最終戦。
それが終われば来週は、野球中継もなく安寧の日々だ。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
野球中継で次のポジションのカメラをするためにオンエアを録画して勉強中。
今は、オンエアとは別に中継車内で特定のカメラオンリーの映像を録画して貰っている。
自分が次にやる予定のカメラだ。
オンエアでは、どんなシーンでそのカメラが使われるかは分かる。
しかし、タリーが来ていない時はどんな動きをしているか分からない。
反対に、オンリーではどんな動きを試合中にしているかは分かるが、いつラインで使われるのか把握出来ない。
そのため、それぞれを録画しておいて、家で同時に再生でテレビを2画面表示にして見るのだ。
これで、ラインでの使われ方とカメラの動きが把握出来る。
……が、最近HDDレコーダのメール予約の調子が悪いのかメールを送っても録画予約に失敗する。
今日もメールを送ったもののデッキからの受付完了の返信が無く、失敗と判断。
急遽、大学の後輩に頼んで(土曜だから在宅だろうと…)オンエアを録画して貰った。
うーーんコレでは前時代と変わらない…。
早めに原因を究明しなければならない。
−>>2005/06/16/(Thu) SONYからのプレゼント☆
- 家に帰ってみると、緩衝剤入りの茶封筒がリビングのテーブルの上に置かれていた。
大抵、こういうときは予め誰かが何かを送ってきてくれることを認識しているので、「あぁ、○○○をちゃんと送ってくれたんだな…」と納得するのだが、今回のは憶えがない。
それで、封筒の裏をひっくり返してみて、「おぉ!」と驚嘆。
送り主の欄には「ソニーご愛用者専用デスク 業務用HDV製品ご購入者アンケート お礼の品在中」とある。
やったぁ〜!!
Petrol の HDR-FX1/HVR-Z1J用液晶モニターフード“PMH-3”が抽選で当たったのである。
このモニターフードが当たるアンケートは、SONYのプロフェッショナル業務用商品 総合ホームページ内のHDV製品を扱ったサイト内にあり、アンケートに答えると抽選で毎月10名にプレゼントが当たるのである。
対象製品は、6月現在HVR-Z1JとHVR-M10Jで、それぞれに“液晶モニターフードPMH-3”か“Digital Master PHDVM-63DM”が当たる。
製造番号と購入時に同梱されていたアンケート番号がないと応募出来ないため、ユーザーで無ければ答えられない。
Z1Jの液晶モニターは屋外での使用にも耐えられるハイブリッド液晶モニターが採用されているが、それでもやはり炎天下では見づらくなる。
であるので予てより、Z1Jに使えるモニターフードが欲しかったのであるが、そこへ来て丁度このアンケートを見つけたために、ダメ元で送ってみたところ当選したらしい。
Petrolらしいしっかりとした作りで、持ち運びも邪魔にならず、展開した状態でカメラバッグの薄いポケットなどに仕舞える。
製品は布製で組み立ても簡単に行え、ワンタッチバックルでくみ上げた形を維持するために、耐久性もある。
プラスチック製の遮光板がついておりマジックテープで布製のフード部分に取り付けることで大面積で遮光でき、視認性も高い。
液晶モニターとフードの固定は一般的な「ゴムベルトとフード本体でモニター部分を挟み込んで固定する」タイプだが、カメラ本体に対して外側のゴムベルトはもう少し本体寄りに付いていた方が液晶モニター部分から外れにくく固定強度も上がったのではないかと思われる。
いずれにせよ、これで屋外の撮影においてもモニタリングの環境が良くなり嬉しい限りだ。
ちなみにこの商品は市販もされており、定価は 4,725円(税込)。
高い物ではないので、FX1、Z1Jをお持ちの方は購入を検討されてみても良いかもしれない。
なお、SONYのアンケートは来年2006年1月20日まで行われている。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
本日はボーナスが支給された……らしい。
とりあえず、夏期賞与明細はもらったので銀行には当該金額が振り込まれているのだろう。
税金とか引かれて、手取りで ¥○84,420− だった。(6桁目はヒミツ
7桁行くことはないので心配はいらない。
さて、ボーナスで何を買おうか。
嫁は、食器洗い乾燥機が欲しいと言っているので、買うことにする。
私は、プリントサーバーと家庭内メディアサーバ用のHDDを追加したい。
他には家のものなど細々と……。
流石に、新しい編集PCを組んだり映像関係の何か……を買う予算は下りない。
が、差し当たってはそっち方面は困っていないといえる。
ボーナスでささやかな安息を頂戴するとしよう。
−>>2005/06/17/(Fri) プリンとサーバ。
- 予定通り、今日は夏のボーナス消費の買い物に出掛けた。
お昼過ぎ、ヨドバシカメラ梅田まで行って、早速物色開始。
まずは、食器洗い乾燥機からだ。
値段は予算の範囲で十分に選択肢がある。
だが、思った以上に場所を取る。
我が家の住宅事情からして、台所周りは余り広くないために最大の懸案事項だ。
とりあえず、気になる機種のパンフレットを持って帰り、後日改めて選び直すことにした。
次にFLASH作成ソフトを探す。
嫁が以前からFLASHを使いたいと言っており、また私も前々からFLASHの勉強はしてみたいと思っていたために購入を検討することとなった。
こちらもまた実際に購入するには至らなかったが、次回の食器洗い乾燥機と共に購入の運びとなるだろう。
最後にプリントサーバを選ぶ。
数台ある我が家のプリンタのうち、共有する必要が高いプリンターは Canon PIXUS iP8600 ぐらいであるので、プリントサーバの購入は一台。
BUFFALOのLPV3-U2にした。
早速帰宅して設置・設定。
家にあるPC全てからプリンタを使えるように設定して、作業完了。
最近はデジカメ写真をプリントアウトすることもしばしばで、今まではリビングでノートPCを開いて、写真を選んで、それからノートをプリンタの所まで運んでUSBを繋いでプリントするか、LANで他の起動中のPCに繋がっているプリンタをオンラインから使用する方法を採っていたが、これからは写真を選んだらそのまま無線LANでプリントアウト命令を飛ばして、プリントアウト可能であるから、便利だ。
とりあえず、今日は予定していた全ての物品を購入して帰ることは出来なかったが、また近々お出かけして買って帰ろう。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
ちょっと、東京まで出掛けてきます。
只今21時40分。
あと1時間ほどすれば夜行バスに乗って、揺られて品川まで…。
あきはばーら♪ あきはばーら♪(※秋葉原は千代田区です)
ちょっと人と会ってきます。
その話しはまた後日。
−>>2005/06/19/(Sun) 首都攻略。
- 昨日は朝から首都東京にいた。
ACC*visualization_tokyo の佐藤君と出会うためである。
私の休暇と彼の休暇が重なることが分かって直ぐに東京で出会う算段を取った。
彼と直接会うのはこれで2度目になる。
朝、品川に着いた私は朝マックとかいうのを洒落込んで、小説などを読み耽りながら佐藤君の迎えを待つ。
合流後、早速早朝の秋葉原へ。
が、11時頃からチラホラと開店する店の多い秋葉原であるから、適当な喫茶店に入って、ACCの今後の活動についての議論を行う。
今ACC大阪が受けようとしている仕事についてとか、今後のACCの活動の展開の仕方とかを考えてみる。
途中、ACC東北のT.Kさんと電話が繋がり、東北発注の仕事についての話しを行う。
店が開き始めれば、映像関係の店に入って機材を物色する。
佐藤君は現在DVC200のサブカメラを探しているらしく、候補になるカメラとその周辺アクセサリを含めて頭を悩ませている。
私は、音響関連機材に今は興味津々であるので、そちらにも詳しい彼の助言を受けながら今後の新機器材の構想を練る。
また今回はZ1Jも持って行っていたため、秋葉原の街をハイビジョンシューティングする。
高架下の部品屋さんの狭い路地をすり足気味移動しながら撮影。
色とりどりの細かな部品が画面隅々まで溢れかえった映像は綺麗であった。
昼前には秋葉原に偶然?来ていたTDCさんと合流。
佐藤君とTDCさんは初顔合わせとなり、短いながら挨拶を交わす。
我々はこの後も予定が詰まっていたために、TDCさんとは5分程度の合流で直ぐに今度は赤坂に移動した。
昼飯を赤坂で摂り、その後佐藤君の日頃の勤務地を見せてもらう。
オンライン/オフライン編集室が幾つも並んだ彼の職場には、HD編集対応のXpriやオフライン編集用のデジタイズマシンとしてのAvid Xpress DV マシンが幾台も並んだ部屋などがある。
特に SONY Xpri などは実機を触るのは初めて。
リニア編集の部屋に比べて簡素なノンリニアの部屋ではあるが、最先端の技術が結集された部屋であることに思い至れば不思議な気分だ。
その後は、佐藤君の住まいへ移動。
そこで彼の編集システムや、先日大阪に送ってもらった以外の彼の作品を数点見せてもらったりした。
彼の編集システムも中核はEDIUSであるので、Z1Jで撮った素材を彼のマシンに取り込んだりして、遊んだ。
<佐藤君は阪神ファン。私が阪神の試合を追いかけているのが羨ましいらしい。>
私の東京滞在は1日。
まだまだやりたいことは山の様にある。
一つ一つの事をゆっくりと行いたいが、駆け足で次の目的地へ移動する。
次にたどり着いたのは佐藤君の相方のお家。
そこで、市販のルーを使わないカレーとか市販の杏仁豆腐の元を使わない杏仁豆腐とか、ミツカン味ぽんではなく旭ポン酢で食べるお豆腐とかをご馳走になって、至福の時を迎える。
お腹が幸福に満たされたその余韻に浸るまもなく、いよいよ帰阪へ向けて動き出す。
新宿は都庁舎近所から出る夜行バスで帰るのであるが、折角なので新宿のビデオ機材やさんへ寄って、機材を物色。
最後まで映像三昧な一日を満喫して、帰りのバスに乗り込んだ。
そんな最後の最後で彼と記念撮影をして、また大阪か東京で再開することを約束し合った。
今度は、私と嫁と二人して東京へ遊びに行くか、佐藤君が相方さんと一緒に大阪に来てくれるかどちらが早いか分からないが、また会える日を楽しみにしている。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
3連休であったものの、各日とも慌ただしかった為に休んだ気にならない。
特に今日は親戚周りの付き合いがあったり、東京からの来客があったりとフル回転。
もう、パワーが残ってないので、今日のコメントはこれぐらいで……。
−>>2005/06/22/(Wed) 1カメショー。
- みなさん初めまして。ACC*visualization_tokyo の佐藤です。
宏哉さんの書いた過去の創想雑誌に登場している「佐藤」(さらに過去にはS君)というのが私です。
今回初めて創想雑誌を書かせていただきます。
6月19日に横浜のとある録音業者さんの依頼で吹奏楽の演奏会の撮影をすることになりました。その録音業者さんとは私が大学時代からのおつきあいで、今もたまに撮影の仕事をいただいております。
今回の撮影現場は静岡県は沼津市。某メーカーの吹奏楽団の演奏会です。カメラや三脚などの大型機材は前もってその録音業者に発送し、当日はバッテリーやテープなどを持って集合場所へと向かいました。
今回の撮影はクライアントの希望(というより予算の都合?)でカメラ2台でうち一台は固定で良いということでした。
現在、私の所有しているカメラはpanasonic の AG-DVC200 のみ。
近いうちにサブカメラの導入も考えておりますが、流石に今回は間に合わなかったので ACC*visualization_osaka から VX2000 を借用しました。
現場に着くと録音班と撮影班で各々準備に取りかかります。
メインカメラの設置場所はステージ全体が画角内に収まり、なおかつある程度寄れてお客さんのかぶりも少ない場所、ということで客席中央のやや後ろよりに決めました。ちょうどその位置は音響のパッチ盤も近く都合が良かったです。
サブカメラはステージ上に設置し指揮者を押さえておきます。
カメラの設置など一通りの準備が終わった頃、ちょうど録音班も仕込みが終わってカメラに入力する音声が送られてきました。
今回、録音は ホールの三点吊り装置に持ち込みの無指向性マイク(Bruel and Kjaer)を2本吊し、その他ソロなどでPAが使っているマイクを頭分けしてもらい、Pro tools HD を使用して8チャンネル録音をしました。
そのため、後でマスタリングした音源を貰い、編集後にMAして納品することになりました。
カメラに入力した音は、現地で簡易的にミックスした音でガイドとして使うためのものです。
機材の設営が終わったら録画チェックと調整をし、リハーサルの撮影をしました。
リハーサル映像はオープニングやエンディングのロールベースに使う目的で撮っておきます。
また、開演前に会場の外観や受付などの様子も収めておきました。
今回は2カメとは言っても1台は固定で、パラ回しして編集で入れていくので実質1カメの撮影です。
カメラ1台でステージのすべてを撮りきるのはそれなりのノウハウが必要と思われます。
私も過去に何度も1カメで撮影をしてきましたが、マルチの時に比べ非常に気を遣います。
マルチカメラの場合は突然ソロが始まったとしてもオンタリー以外のカメラで狙うことができますが、1カメだとそうはいきません。
狙ってないところで突然ソロが!という場面でもいきなりカメラを素早く振る訳にはいきません。きちんとワークして、狙いの被写体に向かっている間も「使える」画を撮らなければなりません。
この辺が1カメショーの大変なところですね。昼食もそこそこに本番スタート。
本番中は大きな問題もなく撮影は順調に進みました。
今回は撮影だけでなく編集とDVDオーサリングまで一括で受けています。
家に帰ってからすぐに素材をチェック。当然ですがちゃんと撮れてました。ほっとする瞬間です。
そのままデジタイズをし、編集に備えます。
しかし、仕事が忙しいので納期まで間に合うかな…。
by Signature Line
>佐藤:ACC*visualization
学生時代からこの手の撮影はしてきましたが、今回は本当に久しぶり。
自分のカメラと再会するのも久しぶりでした。
カメラだけ貸出機として色んな現場で活躍しています…。
−>>2005/06/25/(Sat) 時期は既に映画テレビ技術2005も過ぎてますが。
- 去年は見掛けた記憶が無いのだが、今年は会社のデスクでNAB関連の報告書を目にする。
4月にラスベガスへ視察にいく先輩の話は聞いてはいたが、最近その報告発表会があったらしい。
初めは社内のイントラネット上で簡単なレポートを数件見つけた。
各セクションから代表して数名がNABへ赴いたようだ。
イントラネット上のレポートは4〜5ページ程度で分量も少なく写真もあまり上がっていなかったが、実際に行ってきた人のレポートを読むのは興味深い。
その後、つい先日発表会があったらしく、デスクに行くと分厚いファイルになった一人分のレポートが置かれていた。
ビデオαで見るような巻頭カラーページにある製品写真を上回る量の写真がページ一杯に並べられており、またレポートした人のセクションに関係する機材に関しては、色々な方向から写真が撮られており、またさらに詳細なレポート記事がついていた。
そのNABで発表された機材も今年の夏には我が社にも導入されるらしく(内々には情報が回っていたが……)、写真でしか見たこと無い機材も、実際の現場で使っていくことができそうだ。
近年はHD化の流れは当然のこと、設備コスト削減のための工夫もなされており、ますますメーカーは製品の設計に鎬を削り、また消費者は機材導入に関して賢くなっていく必要を迫られていくのだろう。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
先日より、ACC*visualization のサイトを公開しました。
創想雑誌のあるACC総合サイトは私、宏哉の趣味個人のサイト。
一方ACC*visualization のサイトはあくまでもオフィシャルなものです。
今後ACC*visualization のサイトでは活動内容をより詳しく掲載していきます。
また、このサイトを窓口として新しい活動の分野を広げていきたいと思っております。
−>>2005/06/27/(Mon) 陣地異動。
- 最近、職場が変わった。
といっても、異動した訳ではない。
甲子園での野球中継の仕事が多い私だが、その中継時のカメラポジションが変わったのである。
今までは、“1カメ”と称されるポジションにいた。
以前にも紹介したことがあったと思うが、大抵の放送局のカメラ番号振りがそうであるように、1カメはセンター外野スタンドに置かれて、メインとしてPC(ピッチャー&キャッチャー)の画をカバーし、必要に応じてバッターやピッチャー、場合によってはベンチ内の監督や選手を抜くカメラである。
放送局によって1カメがこなさねばならない内容は若干違うが、多くの場合、野球中継カメラの第一歩をこのカメラから始める。
であるから今までは、センター外野が甲子園での野球中継時の私の職場だったのだが、最近はセンターを離れて3塁ベンチ横のカメラマン席に居る。
カメラ番号は4カメ。大抵の放送局で4カメは3塁ベンチ横のカメラマン席のカメラである。
いつまでも1カメばかりでは成長が無いし、カメラマンの技量としても頭打ちになる。
それに、いよいよ後輩のカメラマンも出来てきて、そろそろ私も次のカメラポジションに移動しないと、下が支えてしまう。
そんなこんなで、次のポジションたる4カメ担務がTDさんから言い渡され、おっかなびっくりで4カメをやることとなった。
予習はそれなりに自分で工夫を凝らしてやってある。
先日の創想雑誌にも書いたが、テレビの2画面機能を使ってオンエアとカメラのオンリー収録を同期させて、カメラの動きと使われ方を勉強したのがそれだ。
その甲斐あってか、まずまずはオンエアで使って貰える動きは出来たのではないだろうか…(生中継だから使わざるを得ないのですが…)
TDさんからも、「想像していたよりは良い動きをしていた」と褒辞を賜った。
周りの先輩カメラマンからも、「初めてにしては凄く動けていたんちゃうか?」と言う評価も頂いた。
もちろん、初めての4カメとしては…という条件付きなのは承知している。
色々課題もある。先輩が振る4カメが捉えている情景の10%程しか自分はまだレンズに捉えることが出来ていないと思うし、4カメが作れる画のバリエーションもまだまだ自分の中に少ない。
「1カメ、キャッチャー!」と言われると、4カメをやっているにも拘わらず、ついつい「1カメ」という言葉に反応してキャッチャーを撮りに行ったりしてしまう。
しかし、大変さと課題を感じると同時に4カメの楽しさも感じる。
“画作り”の幅が1カメよりも大きいのだ。
何でも撮ろうと思えば撮れるし、視聴者を感情移入させるアップ系の画や、ルーズからのズームインなど緩急のある画作りが出来る。
画がタイミングに嵌れば面白い。
去年や今年前半のオンエアを録画したDVDを再確認して、先輩カメラマン方の画をたっぷり勉強して、次回に臨むのが上達への道だろうか。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
今週は休息の週らしい。
「高校野球が始まれば、休みたくても休めなくなるからタップリ休んでおけ」とのことだ。
と言うわけで、今週はゆっくりとした時間が流れる。
今日と明日はお休みだ。明後日と明々後日はデスク勤務で定時出勤・定時終業。
金曜日からは来週の月曜まで4連休とちょっと早い夏休み状態。
この間が怖い。
カメラを全く振らない一週間になる。
4カメをやって掴みかけたフィーリングが消えてしまわないだろうか…。
これを維持して次回の中継に臨むのは結構プレッシャーだ。
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