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〜 創想雑誌 〜
−>>2005/04/01/(Fri) 故障の時期。
- 昨日、ちょこっと触れましたが現在 SONY DCR-TRV900 が修理中です。
故障の症状は、録画したテープを再生すると音声が途切れる…というもの。
TRV900での自己録再でも音がブチブチ切れますし、他機で録ったテープをTRV900で再生してもダメです。
同様にTRV900で録画したテープを他機で再生しても音が途切れます。
収録時のイヤホンでのモニタリングには現れず、録画/再生時に起こるため、ドラム周りだろうと思いますが、クリーニングをしても全く症状は改善されません。
音が途切れるのも法則性が無く、適当にブチブチ音が切れます。
この症状に収録テープの何本かがやられており、難儀しました。
一つは、昨日の創想雑誌に書いたデジタル文集用の素材。N氏にはTRV900を手渡しておいたのですが、どうもこの辺りから起こった症状の様です。
興味深いのは、貸し出している期間中に2本文のテープを回したそうなのですが、はじめに回した1本目は全く収録に問題はなく、後日の2本目冒頭から症状が現れています。
テープは暫くN氏が所持しており、TRV900だけが先に私の手元に帰ってきたため、この症状に気が付くのは本当に最近になってからでした。
問題を孕んだ事を知らずに私の方でTRV900をもう一件別に使うことがあり、そこで初めてこの症状を認識しました。
この話も後日改めて書きたいのですが、私の結婚式の披露宴での冒頭に使うオープニング映像におけるナレーション収録の際にこの問題を認識するに至ったのです。
ナレーション収録のために大学時代の友人にナレーションを依頼したのですが、その際にTRV900をレコーダとして先方に送りました。
ナレーションを請け負ってくれた彼女は、中国地方在住のため完全に遠隔での作業になったわけですが、律儀にも収録後のテープをプレビューしてくれていて、それで「音が途切れいているよ」と連絡があり、大慌て。
スケジュールギリギリでの収録だったために、大急ぎで収録されたテープを送ってもらい、内容を確認します。
DHR-1000で再生しても症状は発生。
急遽、VX2000をレコーダとしてもらうために送り、再びナレーションを収録してもらいます。
今回は課題として、今後もこういった遠隔でのナレーション収録が考えられるために持ち運べる簡易的なデジタルレコーダを準備しておく必要があると反省しました。
一方デジタル文集分の素材は、現地音を使わず映像のみのインサートとして使う事が出来たために、実質的には問題はなく助かりました。
現在、TRV900は私自身が使うことは殆ど無くなり、もっぱら貸し出し専用の機材になっています。
このTRV900は我が家に来てから不遇な経緯があり、購入した1年後にはVX2000を導入したために、メインで活躍した時期は短いものでした。
それでも、大学時代の映像制作にはその小型軽量3CCDという特性を活かして、様々な場で活用することが出来たと思っています。
ここ1〜2年は、貸し出す機会が増えたために、TRV900の回転率が極めて高くなり、完全に減価償却出来ました。
このカメラに変わるクラスのビデオカメラを導入する計画は現在のところなく、もうしばらくはTRV900には頑張ってもらう必要があります。
最低でも16,000円から修理費がかかってしまう様ですが、それだけの価値を今後も生み出して言ってくれるだろうと期待しています。
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>宏哉:ACC*visualization
実は、TRV900だけでなく同時購入したDHR-1000も最近調子が悪いです。
DHR-1000も購入1年後にノンリニアを導入したためにエディティングデッキとしての性能を活かせず。
が、その操作レスポンスの良さや画質の特性の良さはノンリニア時代にも大活躍。
現在でも素材送出機として不動の地位を築いています。
こちらも、近々メンテナンスに出したいと考えています。
−>>2005/04/03/(Sun)
- TRV900が帰ってきた。
2週間ほど掛かると言われていた気がするが、一週間余りで修理から上がった。
早速、自宅で問題の箇所をチェックする。
録画・再生のチェックをするも音飛びの現象は解決されていた。
修理明細書を見てみると、いつものごとく、頼んでもいない所の修理が施されている。
診断症状では、1.音飛び/繰辺 2.音が小さい と、今回の症状に関係がありそうなコメント。
ついで、3.表示機能不良 4.電源不良 とある。
表示機能不良は筐体外面にある、タイムコード表示窓の液晶文字が欠けていたりしていた事だ。実際の使用には問題なかったので、放っておいたのだが……。
電源不良はDC入力の事だと思う。こちらも、AC電源を繋いだときにカメラを動かしたりケーブルを揺すったりすると電源がバシバシ落ちていた。ACで繋ぐことは殆どなかったので、こちらも特に気にしてなかったが、しっかりと修理されていた。
件の音飛びの方だが、理由は明確にはされていない。
どうもドラムでは無かったようだが、回路ですらないというのも謎を深める。
交換部品は、マイクロホン x2 と マイクグリル。
まるで本体マイクに問題があったかのような感じだが、そうではないだろう。
実際、外部マイクによる録音、他機録画によるテープの再生を行っても、音飛びの問題は発生していたのだから。
そうすると、交換部品から症状の原因が見えてくるのではないか。
それが、テープオクリダシリール と リールダイ T ASSY と表記のある交換部品だ。
それに対する故障状態のコメントは、それぞれ『動作不安定』。
…となると、テープ送り速度の不安定動作か何かがこの音飛びを招いていたのだろうか?
マイクユニット自体の交換以外に、関係しそうな交換部品はそれぐらいであるので、その可能性が高い。
実際に、これらの部品交換と修理によって問題は解決されているので、ほぼ間違いないだろう。
今回の修理代金は16,800円。
以前に確かTRV900のドラム系を交換修理に出したことがあったと記憶している。
過去の修理伝票を辿ってみたが、残念ながらその伝票は出てこなかった。
おそらく、そのドラム修理の次に高かった修理代金ではないだろうか?
いずれにせよ予算下限で収まってくれて安心した。
とにかくも、元気になったTRV900、再起動である。
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>宏哉:ACC*visualization
TRV900を初めて修理出ししたのは、ZIXIRのKOHSHI氏が関空取材に行った帰りに、カメラを落とした時。
電車で膝の上から落としたらしく、バッテリーストッパーがモゲて返ってきました。
無償修理期間だったので助かりましたが……えぇ、気にしていませんとも。
まったく気にしていませんからね、KOHOSHIさん。
ところで修理伝票を漁っていると、某雑誌の原稿料がファイルから出てきたり…(笑)
ちょっとした見つけもんでした。
−>>2005/04/09/(Sat) 家具追加。
- 久々に、いろいろ買い物をしてみた。
……といっても、AV関連の商品ではなくて、家の収納用の品々。
近所の大型D.I.Y.店へ嫁と出かけて、かねてより計画していた収納スペース拡張計画を実行へと移す。
去年の夏に新しい住まいに移ってから、部屋のレイアウト目標の一つに「可能な限り壁を残す」というのがあって、家具や張り紙などで壁を被わないようにする壁面を確保していた。
その為、逆に一部の壁面に対して家具が多くなるのだが、その中で効率的に収納を推し進めていってもやがて限界が来る。
そこで、収納スペースを大幅に増やすために新しい家具を買おうと言うことになったのである。
収納のコツとは別に、家具の配置のポイントというのがある。
一種のセンスの問題でもあるのだが、例えば2つの家具があり、それぞれが全高も奥行きも違う場合、部屋の空間はアンバランスな占有スペースを生み出す。
これを解消するには、その両者のいずれかの長さを併せ持った家具を間に挟み込むことがアンバランスさを打ち消す要となる。
図のような具合に、家具を選択すると大きさの違う家具がシームレスに繋がる。
今回選択した家具は、アルミの組み立てシェルフ。
我が家では既にPC部屋で多く使っているのだが、統一感を出すためにも同じシリーズを購入した。
また、今後の転居や模様替えの事も考えて、ポール径が25mmと、既にあるアルミシェルフと同じ規格の物を購入し、将来的な拡張や変更にも備えた。
アルミシェルフは和室と玄関に備え付ける。
和室は既存のタンスなどと並べて、衣料品を収納する。
玄関は、実に中途半端な広さで、家具を入れるにしては狭く、といって収納スペースとして活かさずに住むほど、我が家の住宅事情は芳しくない。
靴置き場と、収納スペースを兼用して圧迫感が少ない雰囲気にした。
真ん中の棚段に花などを飾り、目線に対して麗しい空間を確保。
上下の棚は同じ規格の無地の段ボール箱を無機質に並べて、目に五月蠅くないようにしている。
段ボール箱の中身を記したシールも箱のセンターに貼らず、右上の角に配置し、直線的な空間にならないようにした。
またアルミシェルフとは別に、突っ張り型のフェンスを購入して、リビングのテレビの後ろの壁を垂直の収納空間として利用することにした。
実はこのフェンスの購入は別の購入動機があって、写真にある“時計”を飾る事が第一の目的であった。
この時計は会社の先輩から結婚祝いにと頂いたのだが、住まいが賃貸のため壁に釘を打つわけにも行かず、ならば以前から使ってみたかった突っ張りフェンスを購入してみようと思い、2つ導入した。
テレビの場合はスピーカーなどのバランスから、どうしてもシンメトリーな空間になってしまう。
そのため、フェンスも2つ購入してシンメトリーを保ち、安定した空間に見せている。
今回の収納スペースの拡張で、大幅に部屋の中が片づいた。
とにかく、書籍が本棚に収納仕切れない状態であったのが、綺麗に整頓出来てすっきりした。
置き場所の無かった Z1J や VX2000 の収納スペースも確保でき、「床の上に物を置かない」という収納の鉄則を漸く果たすことが叶った。
ただ、棚に整然と並べていたビデオαの1997年以前の分が全て段ボールに仕舞われてしまったのが何とも惜しい。
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>宏哉:ACC*visualization
RD-X3(HDD+DVDハイブリッドレコーダ)の中身もついでに整理した。
去年の秋から録り溜めた作品が、放置されていたので、チャプターを打ってDVDに焼いた。
放っておいた話数は実に22話分。
DVD 6枚に焼くも、X3は等速焼き込みなので時間が掛かる。
焼いた後はHDDの中から作品を削除して、すっきりスリム化。
後はDVDレーベルに適当に作品の絵柄をダイレクト印刷して、コレクションしたいです。
−>>2005/04/13/(Wed) 宏哉25歳は canopus EDIUS Pro を応援しています。
- 2005/03/31/(Thu)の創想雑誌で、EDIUS Pro 3 を使ったビデオ製作について記したが、その中でタイトル機能の使い難さについて触れた。
それに対してTDCさんから今日、ちょっと助言が送られてきたので、それについて触れてみる。
件の記事では、タイトル作成中の画面がTVモニタで確認出来ないから、実用的ではないという旨のレポートをした。
が、TDCさんによると「タイムラインのタイトラーボタンからタイトラーを起動」すると作成中の画面をTVモニタでも確認出来るということで、実際にやってみると確かに作成しているタイトル画面をTVモニタにて確認することが出来た。
タイムラインの状態を見てみると、作成予定のタイトルクリップが任意のタイムライントラックに追加され、それに対してタイトル作成を掛けしている…という感じになるのだろうか。
私が前回の記事で示した「一旦保存してタイムラインに貼り付けてから、そのタイトルファイルを呼び出して手を加えていく」という手法を自動でやっているような様態であるので、ユーザが行う手続きが減って楽ではあるし、今後EDIUSでテロップを作成するときはこちらのボタンを使う事になると思うが、しかし……何か隔靴掻痒の感があるのではないか?
そもそも、ビンウィンドウから起動するタイトル作成画面ととタイムラインから起動するタイトラーに、どんな製作意義の違いを想定しているのだろうか?
いずれから起動するにしても、作成するタイトルの文字サイズや位置、色味をTVモニタ上吟味せずにテロップを作成することなど考えられない。
またタイムラインからタイトルを作成するときはタイムラインカーソルが在る部分にタイトルクリップのイン点が自動設定されてしまい、またタイトル作成画面を閉じるまではクリップの位置やデュレーションを調整出来ない…と言った制限もあるために、実用的ではない。
canopus FAQ によると、クリップとタイムラインカーソルが重なっている部分しかTV出力出来ないので、なおさらこの制限は苦しい。
やはり、Adobe Title Designer のようにタイムラインカーソルがある時点での映像をタイトル作成画面にもTVモニタにも出力出来るようにし、且つビンウィンドウ/タイムライン問わずにタイトラー起動ボタンからはTVモニタアウトしてタイトル作成が出来る仕様にするべきではないだろうか?
EDIUS Pro 3 はノンストップエディティングを謳っているが、それは変化するエフェクトなどの処理に対しての性能であって、必ずしもユーザの思考を停滞させない事を意味する物ではない。
今回の件に関して言えば、一旦タイトラーを閉じなければ作成タイトルクリップの長さの調整やイン/アウト点の変更もままならない。
細かいことを言えば、「このウィンドウを開いているときはこちらの操作は出来ません」といった、操作を占有するウィンドウもまだまだ多い。
3DCG作成系のソフトでは、設定ウィンドウなど様々なウィンドウを開いていても、ビューポートやモディファイヤリストへのアクセスを制限されない作りになっている物も多い。
そこには各種ダイアログが相補関係にある事が多いと理解されているからだ。
4月11日付けで canopus USA からは、「EDIUS Pro 3.3」の新機能が発表されているようだ。
主なバージョンアップ箇所はHQコーデック使用時のバッチキャプチャ、オーディオ機能の向上、カラーコレクションの向上などであるようだが、今日までのバージョンアップで見られたような細かな操作部分に関する改良にも期待したい。
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>宏哉:ACC*visualization
仕事でカメラを振るときはケータイの電源を切るようにしているのだが、稀に忘れる。
今日はTDCさんからケータイにメール着信があったのだが、正に仕事中。
ズボンのお尻ポケットにケータイを入れているが、阪神vs巨人戦の真っ最中にブルブルお尻が震える。
中継が終わった後、落ち着いてからケータイを確認した。
仕事中にメールがあったりすると何事か気になる。
一番困るのがメールではなく、電話…。
いつまで経ってもお尻でブルブルされて、色々と落ち着かない。
TVで甲子園にて阪神戦をやっている時は、注意して下さいーー。
−>>2005/04/23/(Sat) アマチュア的 “HD元年” を読む。
- 2005/04/18(Mon)のAV/PC/Broadcasting情報でも記載にあった、「P2 handheld AG-HVX200プロモーションDVDプレゼント」に応募したが、無事にプロモーションビデオが昨日届いた。
早速、視聴してみる。
本編は特に明記はないが、撮影自体はHVX200ではなく、Panasonicの放送用 DVCPRO HD による記録であると思う。
基本的な情報は既に各メディアにて流れているとおりで取り立てて驚く様な新情報はなかったが、機械式ズームリングや最大4ch音声、1080p記録などFX1やZ1Jとは大きく違った特徴が気になる。
Panasonicの提唱するP2メディアによる記録は、直ぐにかどうかはともかく、確実にビデオカメラが歩んでいく路線であろう。
映像はフィルムから磁気テープ、ディスクへとその記録媒体を進化させてきたが、一方で写真はフィルムから一気にソリッドメディアへと記録媒体の大躍進を遂げた(マビカなど一部ディスク記録の商品はあったが…)。
この歩みの差は取り扱うデータの量や質の差の現れである。
デジカメが一般に広く普及し、恐らくはフィルム時代よりも幅広い購買層が創成されたに違いないのが現在であると思うが、それはソリッドメディアの利便性、就中、パソコンとの連携の良さに多くのユーザが共鳴したからであろう。
それは動画も同様で、特にノンリニアやブロードバンド回線によるネットワーク配信・伝送が手軽に行えるようになった現在に於いて、ビデオの撮影媒体にますます求められていく性質である。
それには、ディスクメディアとソリッドメディアの2者が候補に挙げられる。
経済的・技術的な点で言えば少なくとも現在ではディスクメディアに一日の長がある。
しかし、動画撮影の特質上、条件が変化する一定時間に安定して撮影の結果を記録する必要の中で、可動部と非接触による記録を棄てきれないディスクメディアには不安要素を感じるのが、報道を中心としたアクティブな記録を行う部門であると思う。
対して、ソリッドメディアは基本的に可動機構を必要とせず、金属端子同士の密着導電による記録であり、衝撃などには強い。
残念ながら現在の技術では、PCカードサイズに大容量のストレージを確保することが適っていないが、日々拡張し続けるメディア容量の進化がこの問題とそれに付随する価格問題を解決していくだろう。
また、ユーザ側も「記録」と「保存」でのメディアの使い分けを日常的に行えるようになれば、ソリッドメディアによる動画撮影は益々拡大していくことになると思う。
つまり、記録はソリッドメディアで、保存はHDDや光ディスクなど光学あるいは磁気記録メディアで……というわけだ。
このようにメディアの特性と現在抱える技術的な要因から、AG-HVX200とHVR-Z1Jはライバル的関係にあるようで、想定される使われ方や見据える方向……つまりは描く未来が違う。
Panasonic AG-DVX100A の撮影機材としての良さを引き継ぐ本機に多くの魅力を感じる人も多いだろうし、一方でHDV1080iでの長時間撮影が可能で、久々にSONYが惰眠から醒めた事を窺わせるZ1J系に食指が動く人もいるだろう。
放送機材という位置づけからHVX200にはアドバンテージがあるように私は思うが、その優劣はとにかくとして、ハンディーカム系HDビデオカメラのフィールドが面白いことになってきた。
Victor の先覚(2003年)、SONYの独走(2004年)、そしてPanasonicの挑戦(2005年)……。ノンリニア環境もEDIUS Pro 3 の改良や Final Cut Pro 5 の発表などにより、2005年こそがハイアマチュア層の“HD元年”と呼ぶに相応しい情勢になってきた。
FX1の衝撃以来、アマチュア層におけるHD製作環境が安価に実現可能であることは十分に認識しているが、各社揃い踏みの今日から、この市場は益々激化し、さらなる発展と安定加速度的にもたらしてくれるであろう事を大いに期待したい。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
そういえば小学校の教師をしているN氏から思い出したかのようにメールが昨夜あった。
昨年作った運動会のビデオを同校の体育主任がえらく気に入ったらしく、ダビングして欲しいとのこと。
もちろんDVDで欲すという事である。
制作者冥利に尽きる話ではある。
体育主任を取り込んで、同校の運動会撮影などを依頼を受けてマルチカメラで出来れば楽しいだろうと思う…。
が、毎年のその小学校の運動会は某ゴルフトーナメントの中継が入る週である。
流石に、大切な仕事を横に置いて趣味のビデオ撮影には走れない。
やはり、ここはN氏を鍛え上げて名カメラマンにするほか無いのだろうか。
それもまたそれで、楽しい実習が出来そうだ。
−>>2005/04/26/(Tue) JR福知山線脱線事故。
- JR福知山線脱線事故。
実は私の家の近所である。
私の家からの最寄り駅はJR塚本駅であるが、この駅から1〜2つ目の駅の区間で起こった事故であった。
私の場合、日頃は塚本駅から大阪駅に向かう為にこの路線を使うことが多いが、その際にこの福知山線尼崎方面からやって来る車両に乗り込む。
昨日月曜日は、私はお休みであったが、このニュースを知り、朝から各チャンネル…主にNHKだが……をリレーしてテレビ画面に釘付けである。
マンションの上を報道のヘリが現場に向かって飛んでいくのを確認出来たし、テレビの中継でも知っているディレクタさんが写っていたりすると、極めて身近に起こった事故であって、ある種の戦慄を覚える。
友人らからは私の安否を問い合わせるメールが届いたり、会社の後輩も「報道サブは大慌てでしたよ…」と疲労を窺わせる。
さらに、路線といい起こった時間といい、私の勤める会社の方や関係者が利用している可能性が極めて大きい。
一晩あけた今日、会社に行ってみるとやはり不運なことにその電車に乗り合わせていた人もいたようで、重軽傷者が確認出来た。
幸いなことに私の耳には死亡者の話は入ってきていない。
今日の阪神vs中日戦中継のスイッチャさんも実は危うくこの事故車両に乗るところだったらしく、たまたま家に財布を忘れて取りに帰ったために乗らずに済んだという話だった。
今日の中継車担当だったVEさんはこの事故による負傷のため、別のVEさんが急遽現場に就いておられた。
その阪神vs中日戦(甲子園)では、ゲーム開始前に選手・観客全員で黙祷が1分ほど捧げられ、無くなった方への追悼の意を表した。
試合終了後、甲子園から阪神電車で梅田まで帰り、そこからJRに乗り換えて尼崎方面の各駅停車を待つが、福知山線が全面運休の為にいつもより電車が少ないことに気づく。
この事故について私が意見する立場にはないが、これ以上の犠牲者が増えないことを祈ると共に、一刻も早い事故原因の解明と、遺族や負傷者への誠意ある謝罪と補償を望むところである。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
今回の事故は、在阪各局の関係者も多く乗り合わせていたらしい。
ケータイでのレポートや、現場から自ら中継リポータを務めているシーンを確認出来た。
それにしても、毎回この様な事故の時、仮に自分がその場にいてカメラを持っていたら……と考える。
果たして、カメラを回していられるだろうか?
私が自分のビデオカメラを持ち合わせている可能性は大きいし、VTRを持っていく先もある。
しかし、さっきまで隣に乗っていた人が負傷しているのを放って、果たしてRECボタンを押せるか?
出来るような気もするし、無理な気もする。
どちらにしても仮定であるし、仮定でしかない方が勿論良い。
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