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〜 創想雑誌 〜


−>>2021/11/30/(Tue) XF605とワイコンフードキャップ。


 Canon XF605 を導入してから一ヶ月余り。
 11月は積極的に XF605 を投入するようになり、基本的にはマルチカメラの現場は JVC GY-HM600シリーズで、ワンカメの現場は XF605 を使用している。

 さて、今回も前回に続いてアクセサリー関係のお話。
 テレビロケに XF605 を使用する場合は、やはりワイコンが必須。
 オリジナルレンズでも 25.5mm(以下、35mm換算)の広角端を誇る XF605 だが、ENGカメラにショートズームレンズを付けて振り回す感覚を考えると、25.5mmでは不足。
 そこで、ワイコン“WCZ-90”を付けることで広角端が 約21.2mmとなり、ショートズームレンズの感覚に近づく。
 タレントなどを交えた情報バラエティー系のロケだとこのスタイルが標準になる。

 ラボが導入したワイコンは、Zunow WCZ-90/XF605KIT で、XF605 装着時でもケラレない大型のレンズフードがセットされたものだ。
 このフードにはフィルターネジが切ってあり、径は105mm……とENGレンズの標準レンズと同等の大型フィルターが必要になる。
 ワイコンを装着した上でのフィルターとなるので、ワイコン前玉保護の為のプロテクターレンズやUVフィルターを取り付けることになるだろう。
 今回は比較的安価に手に入る“Kenko PROFESSIONAL FILTER NEO”105mmを装着してある。


 問題は、この Zunow WCZ-90/XF605KIT を装着した状態で、移動や収納をしたい場合だ。いくらプロテクターレンズを取り付けているとは言え、そのままレンズ剥き出しは、やはりリスキーだ。
 できればレンズキャップやカバーが欲しいところだ。
 そして、どういうわけか、この手のレンズフードセットにはレンズキャップが付いていないのだ。

 そこで、ラボのガラクタ引き出しを漁ってみると、 WCZ-90/XF605KITのレンズフードにハマりそうなレンズキャップを発見!
 恐らくENGレンズの FUJINON HA22系の物だろう。


 早速ハメてみると、なんとシンデレラフィット!! ピッタリだ!
 レンズフードが ENGレンズのそれと比べるとやや柔らかく、そのままだと簡単に外れてしまいそうだったので、ゴムクッションなどを使って少し嵌合を改善。
 しっかりとキャップできる状態を作れた。


 正面からみると、Canon と FUJINON の夢のコラボレーション!?笑
 なかなかエモい…。

 もしかすると、他にも丁度フードがハマるENGレンズキャップがあるかもしれない。
 Canon製ENGレンズで見つかれば、完璧だ。
 情報をお持ちの方は是非こちらまで(笑



 さて、ラボでの XF605 のカメラケースは、今まで JVC GY-HM600シリーズを収納してきた HAKUBA X-1100 が利用可能。
 こちらのアルミケースでピッタリと XF605 も収める事ができる。


 もちろん、ワイコン+フード付きでの収納も可能。
 外付けのカメラマイクは流石に外す必要があったが、アクセサリーも含めて収納できる。


 この HAKUBA X-1100、今回改めて調べて見ると、既に生産終了になっている…。
 マジか………。かなりショックだ。
 お気に入りのケースだっただけに、在庫を見つけたりオークションなどに出品されていれば、いくつか確保しておきたいぐらいだ…。

 
 ということで、未だに XF605 の中身レビューできてない創想雑誌だが、XF605自体は快適に使えている。
 XF605 で撮影したロケのオンエアなども始まっているし、さらに現場で使い込んでいきたい!

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