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−>>2016/07/03/(Sun) 恒例のダンス発表会収録。

 本日は、毎年お世話になっているダンス教室様の発表会の記録撮影をいたしました。


 こちらの団体様とも5年目のお付き合い。
 毎年、舞台は様々な演出と工夫をされており、規模もどんどん大きくなっています。
 
 こちらも、そういった演出に応えていくため、機材のセッティングや選定が変化しつづける5年間でした。
 来年も、また一層大きなイベントとなるようなので、今から対策を練っておく必要がありますね。

 さて、イベント収録自体はスタンダートな3カメ体制で、有人カメラ2台に無人カメラ1台。さらに、予備として小型カメラ+セミフィッシュレンズの物を1台出しています。


 この予備カメラ。
 使い所は、舞台の左右の花道に突然スポットライトと共に登場するダンサーや、客席を使った演出に対応する為、舞台+客席コミのどん引き映像を撮影するカメラです。
 従来は、無人カメラをタイミングを見計らって、ズームデマンドを使って遠隔で画角を変えて、いつ引くか/いつ戻すか、を細かく計算して対応していたのですが、花道や客席を使う演出が、昔よりも大変多くなり、対応仕切れなくなってきた為に、別途どん引きカメラを置くことにしたのです。


<花道に突然スポットライト板付きで登場するパフォーマー>


 カメラは Canon の G20。そこに Raynox の HDP-5072EX を付けています。
 ※http://next-zero.com/Lib/G20-widecon/index.php

 これで、客席の中段。中腹の出入り口がある部分まで映せるので、演者がドアから入ってくる瞬間や、客席内でのダンスの様子もしっかりと収められます。

 
 有人カメラで使っている JVC GY-HM650 と比べると、G20 の色はちょっと褪せて見えるので、編集でカラコレをしてマッチングさせています。
 最近は、他の現場で XA35/30 の画を目にすることがしばしばあるのですが、XA35を見ていると、その画質が欲しくなってきますね〜。

 さて、どん引きカメラの G20 は、無人引きカメの SONY HVR-S270J に親子しています。
 G20 も“どセンター”に据える必要がありますし、また低い位置だと手前の客席がセミフィッシュレンズの驚異的な引き画の中で強くなりすぎるので、ちょっと高めの方が映像として安定します。


<パフォーマーが客席に入り、お客さんと共に大団円>


 ちょっとセッティングはゴチャゴチャしてしまいますが、舞台物はキャストやパフォーマー登場の瞬間を大切にした編集をしたいですし、また撮り漏らしが許されないので、このようなどん引きカメラは必然、必要になってくると思います。
 小さなカメラですが、いつも助けられています。


 あぁ……それにしても、SONY HVR-S270J の画質がそろそろ限界になってきました……。
 うちは、SONY HVR-S270J + FUJINON XT17s×4.5BRM + ATOMOS SHOGUN ですが、もうこれ以上はどうにもならないです……。
 4K〜! 4K 60p がぁ………!!

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コメント

zzz-taka(2016/07/20 22:46)
最後の1行が本音ですね( ̄▽ ̄)v

jiijinojiiji(2016/07/22 19:12)
 お久しぶりです。
 「ドン引きカメラ」  昔、結婚披露宴の会場を俯瞰で撮影するのに使ったな〜

 ところで、別件になりますが・・・
 SONY EXCAMEX には再生映像と撮影中の映像を重ね合わせながら画角などを調整できる「フリーズミックス」という機能がありますが、4Kビデオカメラでこれができるのって、ないですか? メーカー問いません。

jiijinojiiji(2016/07/22 19:14)
すみません、型番間違えました
XDCAM EX でした

宏哉(2016/07/22 21:35)
>zzz-takaさん
 本音を盛大に漏らしておいたら、優しい神様や、開発魂に燃えるJVC様が、ポロっと素晴らしい 4K 60p カメラを出してくれるかも知れませんからね〜。

>jiijinojiijiさん
 私も、結婚式では小型カメラでどん引き作っています。
 G20を入れてからは、この子ですね。

 フリーズミックス機能は同ポジ取るのに便利ですね。
 4K ではどうでしょうか?
 EX系の機能となると、可能性としては厚木モデルの 4Kカメラという事になるのでしょうかね?
 たぶん、JVCには無かったと思います。
 DVX200にも無かったような…。

jiijinojiiji(2016/07/23 19:44)
>宏哉さん
 フリーズミックスのできる4Kカメラは、やっぱ作ってないようですね。お手数をおかけしました。
 4K 60P フリーズミックス 3つそろったカメラが出たら買います

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−>>2016/07/22/(Fri) QBEE。

 昨日今日と、九州放送機器展(通称:QBEE)に視察に行っておりました。
 QBEE は、福岡は博多にある福岡国際センターで毎年開催されています。
 私にとっては、QBEE は初参加。今年から始まった 関西放送機器展には今回参加できなかったので、QBEEには行ってみたいなと思っていました。


 それほど大規模な会場ではありませんが、興味があるメーカー・ディストリビュータさんなどを慌てず1日で回れるぐらいにコンパクトで、またお客さんと出展社の距離が近いのもよいですね。
 InterBEE や NABの様に人だかり……ということもないので、話をゆっくり聞けるのも有り難いです。


 今回は、新製品はあまり見掛けず。
 この時期は NABで発表されて、今夏〜今秋にかけて発売予定という商品の仕様がいよいよ固まってくる時期ですので、そういったアップデートされた仕様情報の仕入れが、QBEE参加の目的です。
 一方で、各社、IBC(@オランダ)合わせで最終仕様が出てくるので、情報としてはホヤホヤながらも、まだ未熟…という感じですね。
 感触を掴むには丁度いいかな、と思います。

 メーカーやディストリビュータさんとも段々と顔が繋がってきて、「NABでお会いしましたね」とか「大阪の展示会で…」とか行って頂けるようになってきたので嬉しいです。
 また、「宏哉さんですか? はじめまして。いつもブログ見てます!」って会場で気が付いて頂いて、お声掛けして貰えることもあるので、ブロガー??冥利に尽きます。(そして名刺で本名見せると“芸名みたい”と言われる…)

 いくつか、重要なアップデート情報を仕入れました!
 これから、記事を纏めていきたいと思います。
 詳細は、ビデオジャーナル8月号にて!


・SONY:
 4K ショルダーマウントカメラの Z450 と、コンパクトながら2波受信可能な URX-P03D が注目。

 Z450は、4K+HDのサイマル記録と、4K 60p 出力が可能になるか!? という感じ。


 売れに売れている UWPシリーズの新製品 URX-P03D は2波受+ワイヤードでもう1系統音声入力可能。なので、合計3チャンネルの音声を入力可能。3つの音声をどのようにチャンネル分けするか、など柔軟な運用が可能。



・Panasonic:
 AG-UX180/UX90 の仕様がだいぶ固まってきた模様。
 気になるレンズは、「4Kでクラス最広角を目指す」とのこと。DVX200 の 4K 60p モードは画角が狭かったので、UX180に期待!



・ねこじゃらし:
 ねこじゃらし?? 株式会社ねこじゃらし さん。
 “Jector”という、チーム製作の為のクラウドストレージを提供。
 正確には、ストレージというよりもソリューションで、アップロードしたファイルをメンバーでダウンロード・共有できるのは勿論、ダウンロードせずに、オリジナル解像度での再生やコマ送り、コメント・マーカー入力がプラットフォーム問わずブラウザ上でできる。
 セキュリティもしっかり考えられており、同時進行で別クライアントからの仕事を動かしていても、互いに情報が漏れること無いようにプロジェクト別の管理が可能。



・MILLER:
 三脚メーカー MILLER。
 その、arrowシリーズの上位機 arrow x7(発売済)。
 耐荷重、6〜25kgと幅広く対応でき、レンズやバッテリー構成によって大きく変わるカメラバランスを調整できるよう、長めの天板プレートを装備。
 カウンターバランスは16段階という事だが、使い方的には大きく8段階あって、それぞれに強め/弱めが掛けられる感じ。
 ただ、展示の仕方が悪く、カメラも何も載っていない状態だったので、三脚自体のフィーリングは評価のしようも無い。

 

 ちなみに、今日で QBEEは閉幕ですが、私は来週の月曜日まで九州に滞在します。
 ありがたいことに、偶然にもこの週末から週明けに掛けて、九州で撮影のお仕事が入ったので、このまま延泊して直接現場入りします!!

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−>>2016/07/29/(Fri) IDX SSL-JVC75。

 現在まで私が JVC の GY-HM650 で使用していたカメラバッテリーは IDX製の SSL-JVC50 だ。
 HM650発売時、このカメラに対応するバッテリーは、この SSL-JVC50のみ。
 容量 4900mAh(37Wh) と、ちょっと容量が小さいので大きいバッテリーを是非!と事ある毎に JVCさんに訴えていた気がする。(当時は、「カメラが売れれば、IDXさんも大きいバッテリー作ってくれるかも…」ってJVCさんは言ってましたな〜)

 そして、HM650発売の翌年2013年11月の Inter BEE にて待望の大型バッテリー SSL-JVC75 が発表。
 容量は7350mA(55Wh)と、1.5倍に増量。
 つまり、今までの JVC50 の3本分が、JVC75の2本で賄えるということになる。
 


 めでたし、めでたし………。

 結局、購入せず!
 まぁ、2013年秋の時点で既にバッテリーは JVC50で必要個数を揃えており、当然まだ元気なバッテリー達なので、追加購入もせず。
 また、中途半端に重量の違うバッテリーを混ぜると、三脚使用時のバランスが変わったりするので、当面は JVC50で揃えることと判断したのだ。
 その後、2台目の HM650 も導入し、総数で8本の JVC50 で運用していくことになった。

 しかし、時は流れ……。
 一番古株の JVC50 は、初充電から既に3年半近くに突入。
 流石に、当初のような元気は無く、バッテリーの減りも早くなってきた。
 そこで、バッテリーの更新を計画。
 晴れて、SSL-JVC75 を購入する運びとなった。

 ビデオ近畿さんで、バッテリーまとめ買いがお買い得だったので、早速発注。
 ※http://www.videkin.com/products/detail.php?product_id=3676

 HM650 での屋外ロケでは経験上 JVC50 が4本で、ほぼ事足りることが分かっているので、それを判断基準にして JVC75 を3本購入。JVC50 の 4.5本分にあたるのでロケでは十分な容量を確保できたことになる。


 実際に、HM650 で JVC75 の使用可能時間を見てみると、初期段階で260分前後。
 多少変動があるので、250分スタートぐらいと見ておくと良いだろう。
 HM650の設定は、H.264による 60p/50Mbps収録で、デュアルレコーディングである。その設定で、暫く録画を行い、バッテリー残時間の減りと実経過時間がほぼ一致し始めたあたりを、有効な撮影可能時間と判断した。
 それが 250分前後という結果である。
 一方の JVC50 は、170分前後が撮影可能時間。
 なるほど、見事に JVC75 は 1.5倍の撮影可能時間を確保している。


<IDX SSL-JVC75 の初期残量。写真では 275分。>



<IDX SSL-JVC50 の初期残量。写真では 170分。>

 
 IDXのこのシリーズのバッテリーが優れているのは、実は使い始めの時間表示よりも、使い終わりの頃の時間表示だ。
 某社のLバッテリーは、残り時間が100分を切ったあたりから、唐突に残時間が減少し、先ほどまではまだまだ余裕のある時間表示だったのに、いきなりバッテリー切れ……などという経験の多い物だった。

 しかし、SSL-JVC50 の場合、1時間を切っても、30分を切っても残時間はリニアに減少していき、残り5分という表示になっても「あと5分使えるな。じゃぁ、このインタビューは、このままやりきってしまおう」と決断できるぐらいに、正確に残時間を刻んでくれる。
 それは、JVC75 も同様だろう。
 いきなりバッテリーが落ちるのが怖いから、余計にバッテリーを持って行こう、という無駄な判断をしなくて済むのが、荷物を極力減らしたい現場では助かる。

 また、充電の問題も大きく改善する。
 今まで4本のバッテリーを、2連の充電器で充電するのは、ロケが終わってからの時間の使い方をしっかりと考えておく必要があった。
 出張ロケでは、現場からホテルに戻らず直接夕食に行く、というのは結構ヒヤヒヤ物で、できれば一瞬で良いからホテルに戻って充電器だけ掛けさせて〜、と思っていたものである。
 4本使い切りとかの場合だと、最悪夜中に起きてバッテリーを掛け変えたりする必要もあるからだ…。
 HM650の場合は、バッテリーをカメラに付けた状態で、AC電源を繋ぎ電源を落としておくと、本体充電が可能だったので、同時に3バッテリーまでの充電ができる。
 JVC75使用の場合は、1日のロケは3本で事足りるという計算なので、2連充電器+HM650本体充電で、一気に充電を上げることが可能になりそうだ。

 ちなみに、新型の HM660 や 620 はカメラ電源がオンになっていても、本体充電可能になっており、ますます使い勝手が良くなっている。


 さて、従来比1.5倍の大容量バッテリーの SSL-JVC75だが、そのサイズは1.5倍ではない。
 JVC50がリチウムイオン電池4セル構成に対して、JVC75は6セル構成だと思われるが、外見は2倍近くある。


 これは、JVC75に IDXの新型電源端子の X-Tapが備わっている為だ。
 X-Tap は、バッテリースルー電圧 DC8.4〜6Vを供給できる端子で、カメラに電源を供給しながら外部アクセサリーへの給電も行える。
 LEDライトやモニターなどへの電源供給に応用できるだろう。
 この X-Tap分の厚みが加わって、大きなバッテリー外装になっている。



<左:JVC75/中:SONY F970/右:JVC50>


 なお JVC75には、Full_Charge/Empty を見分けるためのスライドスイッチがついている。
 もちろん、手動でユーザーがスライドさせないといけないのだが…。
 できれば、4段階ぐらいの LEDインジケーターで残量を大まかに教えてくれるタイプの物であれば嬉しかったのだが…。

 JVC75 をカメラに取り付けると、写真のような感じだ。
 JVC50 は、カメラ本体に完全に収まりきっているのだが、JVC75の場合は後ろに飛び出す。


 カメラ後部を肩に当てて撮影するスタイルを取ると、JVC75の場合はバッテリー自体が肩に当たる。
 バッテリーとカメラの固定はしっかりとしているので、体に当たることでバッテリーが外れたり、電気的接続が切れたりする事は無さそうだが、ちょっと不安になってしまう。



<IDX SSL-JVC50 装着時。>



<IDX SSL-JVC75 装着時。>


 是非、JVC の 4K ハンドヘルド機では、JVC75を標準サイズにして、カメラ本体から飛び出さないデザインでお願いしたい!

 また、JVC75を取り付けると、SDカードスロットが開閉できない事が判明。
 ……まぁ、開けられないことは無いのだが、アクセスは悪い。
 一応、スロットAの透明な窓部分の横に指を掛ければ、開けることができた。
 大容量バッテリーを装着することを考えて設計された訳ではないので、致し方ない事ではある。(※HM660/HM620では改善)

 
 さて、早速明日、大容量で安心の IDX SSL-JVC75 の実戦投入だ。
 どれほどの効果を現場にもたらしてくれるのかが楽しみである。

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−>>2016/07/31/(Sun) JVC75、実戦配備。

 先日購入した IDX SSL-JVC75 を早速、結婚式撮影で使ってみました。

 今回は、HM650を2台に、無人引きカメに Canon G20。
 HM650-1に JVC75 を2本、HM650-2 に JVC75 を1本と JVC50 を1本割り当てました。

 会社員時代の後輩 VEくんの結婚式で、朝の親族挨拶から撮影を開始しましたが、残念ながら教会の中は撮影できなかったので、続きは挙式を終えてフラワーシャワーからでした。(以前、このホテルで結婚式撮影したことありますが、その時は教会の中も撮れましたぞ。多分新郎新婦の交渉の仕方ですね…)


 さて、SSL-JVC75 ですが、流石に大容量で安心して撮影に集中できました。
 披露宴のお色直し退場の後に、ようやくバッテリー残量が気になって確認してみると、残り70分。
 恐らく、新郎新婦&両家によるゲストのお見送りまで、そのままバッテリー1本でいけそうでしたが、大事を見てバッテリーチェンジ。
 仮に挙式撮影があったとしても SSL-JVC75 が2本あれば結婚式撮影は問題なく遂行できそうです。

 う〜ん、そうなると SSL-JVC75 をもう1本買って、2台のHM650それぞれに 2本ずつ割り当てる…というのも悪くないなぁ〜と……。
 いや、一応ワンカメの1日ロケを想定しているので、基本3本あれば十分。
 合計4本というのは贅沢ではあるのです…が………。

 三脚から外して手持ち撮影の時は、バッテリーが直接身体に当たる事への不安が当初ありましたが、実際の撮影現場ではそれが気になる事も無く、当然ながら不用意にバッテリーが外れたり、電源供給断が起こったりするこはありませんでした。
 全く、現場運用での問題はありませんでした。

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