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−>>2007/01/01/(Mon) あけましておめでとうございます。

 あけましておめでとうございます。
 本年も Next-Zero.com ならびに私、管理人;宏哉をよろしくお願い申し上げます。

 今年も、映像三昧、機材だらけ、物欲まみれの良い年となりますように!
 皆様と共に新たな一年を歩んで参りたいと思います。

2007年 元旦


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−>>2007/01/05/(Fri) パソコン調達係。

 後輩が、パソコンを買いたい、と言い始めました。

 関連会社の後輩カメラマン(今はまだカメアシ)なのですが、今ならちょうどお金もあって……でもこのまま置いておいたらパチスロで使い切ってしまうから、今のうちに買いたいです! という事情。

 若者なら皆、パソコンぐらい持っている……という感覚は私の中でも既に芽生えておりまして、いや実際大学時代の友人や後輩は皆パソコンを持っていましたし、その大半がノンリニアシステムを組み入れていましたし、Blogが一般化する前から“ホームページ”を持っていましたし、あまつさえ独自ドメイン取得なんて当たり前……という人間ばかりでしたから、総合大学なのにすごいメンツです……いや、そうじゃなくて、だからパソコンを持っているのってケータイ持っている並に、この世代って当然のステータス(?)だと思っていました。
 が、私の周りが些か特殊なのかどうなのか、とにかく世間一般ではそうでもないらしく、私が入社して以降、先輩カメラマンらからは当然のようにパソコン購入(家族の為)の相談を受け、同期からも受け、そして後輩が出来た今は、後輩のパソコン選定を担当しているという具合です。
 去年は、2人の後輩カメラマンのパソコン購入の面倒を見、今年は新年初出社の今日に早速パソコン購入の相談を受けました。

 さて、とにかく「すぐ買いたい! 今買いたい!」という彼と、終業後に梅田へ向かい、PCを選定します。
 現金は既に銀行でおろしており、もう買う気は満々。
 デスクトップにするかノートにするか悩んだ挙げ句、彼は「出張も多いので持ち歩けるノートPCにします」と決め、DOS/V パラダイスで Prime Note Chronos NW2 を購入。
 
 ■13.3インチ光沢ワイド液晶 (WXGA / 1280×800)
 ■Core 2 Duo T5500(デュアルコア / 1.66GHz / L2キャッシュ2MB)
 ■512MB メモリ (667MHz DDR2 SO-DIMM)
 ■80GB ハードディスク (UltraATA)
 ■DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R×8 / DVD2層書込み対応)
 ■54Mbps無線LAN (内蔵 / IEEE802.11a/b/g)
 ■4in1カードリーダー (SD / MMC / MS / MS PRO)

 というエントリーモデル的な塩梅ですが、ノンリニア動画編集や 3Dグラフィックスゲームをやるわけでは無く、とりあえずはデジカメの写真が編集できればいいかな…あとDVDが見られれば……という事だったので、予算に沿ってこの具合にしてみました。

 OSは Windows XP Professional を選択し、セットアップ作業などはそのまま私の家に寄ってもらい、そこで私がすることにします。
 ドライバなどのインストール作業が完了したら、ちょいと気になる EDIUS Bench を走らせてみます。
 結果は“11秒10フレーム”。
 SEREN のスコアには流石に及びませんでしたが、ノートPCでも十分にHD編集が可能な性能を備えています。
 (※詳細は、EDIUS Bench ページにて。http://next-zero.com/nle/EDIUS_Bench/

Prime Note Chronos NW2

 
 ここ一年は人のPCの購入面倒を見てばかり。
 SEREN はとにかくも、サブ機としてのノートPC(Kanato)の更新をしたくなる日々です。

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−>>2007/01/06/(Sat) 我が家史上、偏差値最大。

 今、2人の友人が来ている。
 1人は相方の友人で、もう一人はお馴染み 松ケンだ。

 松ケンは、年始恒例の開発合宿に今年も召還され、果たして何日か知らないが、我が家に幽閉される。
 まぁ、今年はそう長くはない筈だ。
 順調にいけば、某製品ユーザの皆様お待たせいたしました! という一行を近々当サイトで書くことが出来るだろう。

 相方の友人は、相方と酒盛りをする為に来た。
 だたの酒盛りではなくて、先日、彦根に遊びに行ったときに見つけた「石田三成」と「鬼の左近」という“日本酒を肴”に、戦国武将萌え をする為の酒盛りだそうで、実に楽しそうだ。


 さて、こんな文章を書いているうちにも、早速松ケンは第一関門に接触。
 さぁさぁ、果たした解決となるか!

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−>>2007/01/07/(Sun) カタチにすること。

 合宿の朝は遅い。
 目が覚めれば昼を過ぎた13時前。
 ごそごそと松ケンを二人で起き出して、ゆっくりと脳を起動させる。
 雑談をしつつ相方の準備してくれた昼飯を摂り、昨夜の続きに入る。

 デバッグ中は、ふと稀に全く別の問題が見つかったりして厄介だ。
 特に機能追加による不都合なのか、以前からあった問題なのか……以前からあった問題ならば何故気がつかなかったのか、とにかくそういった課題にも取り組まねばならない。

松ケンのPC


 途中、気分転換におやつを買いに出て、再び作業に取りかかる。
 二人でアイデアを出し、松ケンがひたすらプログラムを組み、GUIを私がデザインし……といつもの体制である。
 今日の松ケンはかなり真剣だ。仕事も早い。
 今回の幽閉日数は短くて済みそうで残念だ。

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−>>2007/01/08/(Mon) 結了。


 昼過ぎ。
 目が覚めると松ケンは既に私の家におらず、名古屋に帰っていた。

 というわけで、無事に予定の開発作業を終了。
 あとはインストーラー付きにしてもらえればリリース完了という感じだろうか。
 
 今回の合宿。
 勿論、bcf2k ;+EDIUS Bridge+ Ver.2.00 の制作である。
 今までは ver.2.0β して公開していた物は、EDIUS Pro Version 4 に従来版を対応させただけのバージョン。
 本来は、Version 4 対応と同時に Ver.2.00 も出したかった……というところだが諸般の事情により、年を越して一年近くぶりのバージョンアップである。

 Ver.2.00 は EDIUS Pro Version 4 への対応は勿論、BERINGER BCF2000 に備えられているボタンにショートカットキーを割り当てて、 BCF2000 側の操作により EDIUS Pro を利用することが出来る。
 スペースキー や Homeキーをなどを割り当てておくと便利かもしれない。
 もちろん、Ctrl + ? とか Shift + Alt + ? みたいなことも可能だ。
 私は、EDIUS Pro のショートカットキーカスタマイズで F12 に オーディオミキサーウィンドウの呼び出しを割り当てているので、BCF2000 にも F12 を割り当ててみた。
 
 なお、bcf2k ;+EDIUS Bridge+ を利用してオーディオレベルコントロールをするには オーディオミキサーウィンドウを立ち上げた状態でないとレベル操作できない仕様には変化はないが、ショートカットキーによる操作は オーディオミキサーウィンドウを閉じたままでも利用可能である。

 さらに、ラーニングモードの切り替え順をユーザが好きなように並び替えられるようにしてある。
 従来は “なし”→“Track”“Write”→“Latch”→“Touch” という固定であったが、これを好きな順に入れ替えることが可能で、またあまり使わないモードがあればそのモードをスキップすることも出来る。(※但し、“なし”だけは並び替えやスキップ設定できない)

 もうすこし私自身がデバッグをかねて利用する期間を頂くが、すべてが整えば近日中に bcf2k ;+EDIUS Bridge+ Ver.2.00 のご案内をお送りできるはずである。
 お楽しみにお待ちいただきたい。


 あ、なおバージョンアップは、勿論“無料”である。

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−>>2007/01/09/(Tue) 社会復帰準備。

 社会復帰の準備が整ってきた。
 実はまだ休暇中。
 冬休みと言っても齟齬無い長い休みである。

 年末の29日から始まって、31日〜1日に入っていた仕事がキャンセルになりそのまま年明けの休暇が繋がった。
 5日に新年の顔合わせで会社に赴いているが、それ以降はまた長い休みである。

 今回の休みは多くの友人らに出逢うことが出来た。
 年末29〜30日の“廊下歩行”ビデオ編集によるN氏の来宅、31日の大学の友人とのスーパーハイビジョン視聴、年始2日の多賀大社への高校時代の友人らとの初詣、4日の友人夫妻来宅、6日からの松ケンと相方の友人の合宿。
 まだ友達と会う予定は残っている。

多賀大社おみじく
<多賀大社でのおみくじ>


 さて、6日からの合宿で私の生活時間は6時間遅れた。
 昼過ぎに起き出し、明け方に寝る。 6時間のズレだ。
 これを修正しないと社会復帰が大変だ。
 私としては6時間早く寝て、6時間早く起きる事により修正する予定だったが、8日――如何ともしがたい睡魔が夕方頃に私を襲い、目を覚ませば9日朝7時過ぎ。
 12時間睡眠で6時間のズレを強制修正した。
 ということで 8日は連休中で最も短い一日になった。
 なんと言っても昼過ぎに起きて、創想雑誌「結了。」を書き上げたら寝た…といっても過言ではない日だったからだ。
 貪り寝るとはこの事か…と思わせる睡眠っぷりだった。

 そういえば、昨日の「結了。」に追加記事である。
 9日朝。寝室から這い出ると、相方も起きていた。
 創想雑誌の「結了。」を読んで、相方が教えてくれた。
 「松ケンが、持ってきたノートPCも片付けて、もう帰れるという感じになったときに、SEREN(我が家のメイン編集マシン)をさわったあと、急に片付けた自分のノートPCを再び取り出したんで『どうしたん?』って聞くと『バグが見つかってもうた……帰れんかも知れん……』といって、カタカタやってたで?」
 
 松ケーーーーーーン(涙
 なんと健気なんでしょうか(感涙
 最後に何気にSERENをさわったためにバグを発見。
 そりゃもう、プログラマーとしては看過出来ないですわな。
 

松ケンの勇姿


 私が寝てしまったあと(8日朝)にそんな顛末があったんですね。
 そんなこと、名古屋に帰ってからのメッセンジャーの遣り取りでは、おくびにも出さなかったじゃないですか。
 確かに EDIUS Pro の Plug-inフォルダにあるプラグインを確認してみると、更新時間が私が寝た後の時刻になっていた。
 ありがとうございます。

 さて、久々に一日が長くなりそうな今日9日。
 何をしよっかな〜。

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−>>2007/01/10/(Wed) お嬢様チェンジ! 乙女寮は大混乱。

 PC用モニタディスプレイの入れ替えを行った。

チェンジ1


 我が家のノンリニア編集用マシン SEREN はデュアルモニタによる運用であるが、最近、左側(プライマリモニタ)の調子が悪いのである。
 とりあえず、コンバージェンスがずれてきている。
 モニタの設定項目で追い込んでみるのだが、フォーカス自体が甘くなっているのか、とにかく「ここだっ!」という合焦のピークが見あたらない。
 一応、その中でも最も合焦の取れているポイントで利用していたが、流石に目が疲れてしまっい視力にも影響が出そうだ。
 そこで、プライマリモニタとセカンダリモニタの物理的な入れ替え作業を行うことにした。

コンバージェンスのズレ


 ちなみに、モニタは CRT 19インチ SONY CPD-G400 である。

 今までのセカンダリモニタは Yahoo!オークション で 2005年の夏に落札したもの。
※参照:http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20050802A#20050802A

 意外にもヤフオク品の方が状態が良いようだ。
 製造年月日の違いか…とも思ったが、G400 の INFOREMATION から MANUFACTURED 情報を調べてみると、私が従来から持っていたモニタは 2000年39週目製造(Siri# 2023***)、ヤフオク品は 1999年50週目製造(Siri# 2005***)となっており、ヤフオク品の方が G400発売直後に製造された物だと分かる。
 となると使用環境の差だったのだろう。

 とりあえずも、ヤフオク品をプライマリにし、私の従来品をセカンダリにする事にした。
 
 流石に 19インチCRT ともなると手軽に動かすことが出来ず、ちょっとした大仕事である。
 一度、旧プライマリモニタを机の上に引き出して、旧セカンダリをスライドさせてプライマリポジションへ。
 その後、旧プライマリモニタをセカンダリポジションへ移動させ、配線し直せば物理的入れ替えは終了。

チェンジ2


 あとは、再びカラーマッチングをし直す。
 傾向としては、私の従来品が青から緑の傾向、ヤフオク品が赤い傾向にある。
 ディスプレイ側にはガンマ調整の機能が無いため、NVIDIA のディスプレイ調整機能を使って色味を合わせる。
 最初はデスクトップのブラックとブラウザで表示させた白で調整したのだが、その状態に EDIUS Pro を表示すると全く左右で違う色味に……。
 プライマリモニタに表示されている EDIUS Pro のGUIカラーを基準にセカンダリモニタ側の色を再調整し、近似色へ持って行く。
 満足出来るバランスになったところで、そのガンマ情報を保存して入れ替え作業の終了である。

カラーマッチング


 入れ替え後はプライマリでの文字表示もきれいになり、見やすくなった。
 セカンダリに移動させたコンバージェンスズレを起こしたモニタには、NVIDIA のディスプレイ調整機能から「画像の鮮鋭化」という機能を使って少しシャープネスを掛けてクッキリとした印象にしている。
 ただ、これを作業のメインモニタになるプライマリモニタの状態で行うと、目に厳しいので、入れ替えを済ませてからセカンダリモニタにのみ行っているのだ。

 
 我が家の液晶モニタ率はまだ極めて低い。
 勿論、携帯電話とか電卓とかも数に入れて良いのならば、CRTよりも液晶モニタのほうが数が多いが、総インチ数で言えば、圧倒的にCRTだ。
 我が家では、まだ……というか何の疑問もなく 5台のCRTが現役稼働中だ。
 ノートPCの液晶が少し古株で、去年は漸くハイビジョンモニタとして20インチの液晶テレビが導入されたぐらいである。
 今後、我が家のPC用ディスプレイも液晶モニタに入れ替わっていくだろう事を想定している。
 作品編集後の映像品質は最終的には外部のテレビモニタで確認するので、私の場合 PCの液晶モニタはそこそこのレベルの製品でも構わないが、相方の場合は DTP + 3Dゲーム という液晶が両条件を満たすには厄介な用途が主流なので、それなりに良いモニタを購入する必要があるだろう。
 リビングのモニタもいずれは買い換えたいが、今のところプラズマモニタに行く予定である。

 何にしても先立つものが無いと話にならないので、今日もカタログ片手に 価格.com の1円単位の価格変動に一喜一憂しながら妄想に耽るのである。


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−>>2007/01/13/(Sat) 千客万来。

 冬休みが終わった。
 前々回の創想にも書いたが、この年末年始は来宅者ひっきりなしの満員御礼であった。
 
 年末29〜30日の“廊下歩行”ビデオ編集によるN氏の来宅、31日の大学の友人とのスーパーハイビジョン視聴、年始2日の多賀大社への高校時代の友人らとの初詣、4日の友人夫妻来宅、6日からの松ケンと相方の友人の合宿――までは、前回書いた通り。

 その後、9日に会社のVEさんが VX2000を借りに来宅。
 10日には、ZIXIR の KOSHI氏が来宅する。
 KOSHI氏の来宅の流れで、年末にスーパーハイビジョン中継視聴に誘ってくれた M君を招く。
 M君は、夜も遅かったのに急な呼び出しに応じてくれた。
 他にも、友人の Wing君を呼ぼうかと思ったが、電話をしてみると「今日は報道の夜勤」だということで、敢えなくキャンセルに。
 もう一人、会社の後輩;T君を呼ぼうとしたが、こちらは同じ大学放送局に居たものの、我々の退局・T君の入局の入れ替わりで KOSHI氏との面識が薄いようだったので、やめておくことにした。
 何れの御仁も大学時代の放送局(RBC)仲間であり、M君、Wing君、T君、そして私と阪急十三駅を中心にして半径5km圏内に住んでいて、且つ皆、放送業界である。
 そこへ KOSHI氏が遙々実家から大阪に遊びに来てくれたので、結集を求めてみたのだ。
 十三近辺の瞬間RBC(OB)率は過去最大になったはずだ。
 
 十分に集まれなかった腹癒せ(笑)に、他のRBC仲間に電話を掛けて久々の会話を楽しんでみる事にする。
 4人へ電話をしたうち、3人ほどに残念ながら連絡が付かず、もう1人の昨年の宮崎で夜を語り明かした TAKASHI氏には電話が繋がった。
 夜勤で来られなかった Wing君も、宮崎にいる TAKASHI氏も、今宵の集いに参集できなかったことが悔しくて羨ましくて仕方ない様だった。

 結集できた我々といえば、日付も変わって2時前後までおしゃべりを続けた。
 最初のうちは大学時代の友人らは今どこで働いているのか?という話題であったが、気がつけば 昨年の紅白歌合戦での“ボディースーツ”問題や“You Tube”と放送局・著作権の有り様……など、我々らしい議題となっていた。

 最後に、電話で連絡が付かなかったうちの一人;BASASHI君が電話をしてきてくれて、締めとなる。

3人集合

 
 この年末年始は家でダラダラと過ごす時間は、ほとんど無く、千客万来に対応する楽しい日々であった。
 最後に、急な来客も含めて、笑顔で対応してくれた相方には万謝申し上げたい。

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−>>2007/01/17/(Wed) ロゴムービー Ver.1.0。

 現在レンダリング作業中。

 
 以前より東京の佐藤くんから ACC*visualization のロゴムービー の完成打診を受けており、一昨日ぐらいに漸く神様が下りてきたので、一心不乱に制作していた。
 
 今までのバージョンは ver0.5 という感じで、かなり単純な作りのロゴムービーを使ってきた。
 初めて使用したのが、自分の結婚式のOPビデオの冒頭である。
 ……うん??
 てことは、3年近くver.0.5 のまま放置か。
 他の事情にも通じる物があるな……(汗

 あ、ちなみに蛇足だが、ロゴムービーというのは映像作品の制作著作者のロゴが出る動画のこと。
 “東映”なら岩波ザッパーーン で“EMOTION”ならモアイのアレだ。
 
 そんなロゴムービーであるが、今回いい加減に完成させようと思い、Photoshop と After Effects をごそごそと弄ってみた。
 急にそんな事をし始めたのは、ちょっとここ最近連休が続いていて時間があった……という事情もあるが、つい先日、佐藤くんから現行バージョンにちょっと手を加えた ver.0.51 とも言えるロゴムービー(改)が送られてきて、その出来が良く、それに触発されて一気に完成させようという気になったからだ。

 完成ムービーへは、現行の映像を全く別の物にするのではなく、追加追加で素材をどんどん放り込んで行くことで ver.1.0 を目指す。
 
 
 ロゴムービーの長さは約12秒。
 解像度は 1920 x 1080 で 24fps としている。
 この規格は、ver.0.5 の時から変わらず、最初から HDフォーマット対応で制作している。
 残念ながら今日までその実力を発揮したことは無いが、昨年夏に制作した友人らの結婚式ビデオを、いずれ HDパッケージに仕立て直して納品する際は、ロゴムービーだけは、この新造ムービーに差し替えることになるだろう。
 もちろん、今後の SD作品でもダウンコンしたバージョンを利用することになる。

 余談だが、bcf2k ;+EDIUS Bridge+ の取り扱い説明ビデオは、管轄がACC*visualization ではなく ACC*Software であるので、このロゴムービーが付くことはない。
 どうでもいいことだろうが、私の下らない拘りである。


 さて、ムービーは3時間ほど前、明け方3時ぐらいに一旦の完成を見、現在はレンダリング中だ。
 流石にフルHD解像度でのレンダリングは12秒といえども時間が掛かる。
 予定レンダリング時間は 6時間45分。
 勿論、CPU使用率100% 、CPU温度 約51℃で SERENさんは全力運転中だ。

 
 プロは当然だが、何故だかアマチュアも自分の作品の頭にはロゴムービー入れる人が多いのではないだろうか?
 かく言う私も、高校生の時に ACC という活動サークルを作ったときから当時はそれなりのロゴを冒頭に入れていた。
 ロゴムービーと言うのにはエンディングロール同様に心ときめく“何か”を感じてしまう。
 ロゴムービーのことを“クレジット”とも呼ぶが、そこには制作者の信頼性を提示する役割を持つと共に、その作品を作り上げたという“誇り”も共に込められているのだろうと思う。


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−>>2007/01/31/(Wed) O.C。

 最近、オーバークロックというものをしてみた。
 オーバークロックというのは、パソコンの電算処理の中枢装置である CPU の動作速度を速くするというテクニックの一つ。
 CPU を定格よりも高いクロック周波数で動作させるというもので、今ある手持ちのパソコンを今までよりもパワフルな物に出来たりするのだが、“定格以上”という高負荷が掛かるため、消費電力や発熱量の増加、システムの安定性などが犠牲になったりして、最悪の場合は CPU やその周辺デバイス諸々が壊れてしまったりするので、いまいちオーバークロックのメリットとデメリットが分かっていない人にはお勧めできない。

 私は、“安定性”という点からオーバークロックをパソコンに施したことはないのだが、今回“ある物”のオーバークロックを試してみた。
 W-ZERO3[es]である。

 現在私が主力で使っている携帯電話(PHS)だが、スマートフォンというカテゴリーで、デバイスの中身は PC そのものだ。

W-ZERO3[es]にNext-Zero.comを表示


 購入したときにも書いたが、W-ZERO3[es]に動画再生用フリーソフト“ TCPMP ”を入れることで、MPEG1・MPEG4 ・DivX・Xvid・WMV・Mortion JPEG・MOV・MP3・WMA・OGG・AAC などの再生が可能になる。
 液晶画面は 2.8インチながら、解像度は 640 x 480 pix で大変に緻密である。

 豊富な動画コーデック再生への対応と、SHARP ならではの高品質液晶。
 この組み合わせをして、動画ビューワーとして使わない手はない。

 しかし、問題点が一つ。
 CPUの処理速度である。

 W-ZERO3[es] には Xscale という CPU が搭載されており、416MHz というクロック周波数で動いているのだが、この状態で 640x480 pix /30fps の動画ファイルを再生すると、コマ落ちが発生してしまう。
 例えば、これを画面サイズが半分の 320 x 240 とする方法もあるが、荒さがどうしても気になってしまうし、フレームレートを半分の 15fps にするなど、動画として耐えられない。

 やはり、せっかくの高品質液晶画面だ。
 その品質を活かした 640x480 pix /30fps で動画を見てみたいのである。

 そこで、W-ZERO3[es] の CPU Xscale をオーバークロックし、動画を見るのに十分な処理速度を得て、動画鑑賞環境を充実させようと考えた。
 W-ZERO3[es] のオーバークロックは実に簡単だ。
 “xclkcfg_03”というオーバークロックのためのフリーソフトが公開されているので、それを W-ZERO3[es] にインストールして、あとは“xclkcfg_03”の設定画面で、動作クロックを調整するスライダーを動かすだけである。

xclkcfg_03


 各サイト・Blog では 520Mhz が安定動作の上限であるという情報であったので、私も 520MHz にオーバークロックして使ってみることにした。

 オーバークロックの効果は覿面。
 見事に、 640x480 pix /30fps の動画がスムーズに再生できる。
 若干、動きが速くて柄の細かなフレームが続くと、その部分は動画ファイルのビットレートが上がっている関係でコマ落ちが発生するが、それはミュージッククリップのような動きの激しい作品での話で、ドラマやアニメぐらいの軽い動きの作品ならば特に問題は感じられない。

 オーバークロックにより動画が見やすくなった事に伴い、W-ZERO3[es] で再生するに相応しい動画ファイルのエンコード設定を現在は模索中。
 2GB の miniSDカードに出来るだけ沢山入れたいので、ファイルサイズが小さいに越したことはない。
 Divx 形式で、どの程度まで圧縮率を上げても画の破綻が気にならないかを探っている。

TCPMPで再生した動画
<TCPMPによる動画再生画面>


 動画ファイルは USBメモリ や miniSDカード に入れて持ち歩く……という使い方に落ち着くが、W-ZERO3[es] で 無線LAN が使えれば、ホームサーバ内の動画を家でも屋外でも直接参照という使い方が出来る。
 ただ、W-ZERO3[es] にはオプションで 無線LAN 利用する方法もあるのだが、SDIO規格の 無線LAN カードしか今のところ発売されていないので、それを利用するとなると W-ZERO3[es] に入れている miniSDカードとの排他使用となり、勝手が悪い。
 その点だけが W-ZERO3[es] の仕様において残念なところだ。

 とにかくも、より手軽に美しく滑らかに動画が見られる環境が手に入った。
 MP3プレイヤーである creative ZEN Vision:M も再生できる動画フォーマットは豊富なのだが、W-ZERO3[es] と違って、常に腰に付けて持ち歩いているわけではない。
 その点で、W-ZERO3[es] は電話として使う都合上、肌身離さず持ち歩いている動画ビューワである。
 仕事の合間、休憩中などちょっと時間があるときに、お気に入りの動画を鑑賞して一息つくのも乙なものである。


※オーバークロックはメーカの保証外の行為です。オーバークロックという技法が理解できる方のみ、それに挑戦することが許されます。
 万一、W-ZERO3[es]等のオーバークロックを当サイトの記事を元に行われたとしても Next-Zero.com は一切の責任を負いません。


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