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−>>2020/08/08/(Sat) SmallRig モニターホルダーマウント。


 先日、VP撮影の為の現場下見をした。
 現場には本番でも使用する GH5sを持参。
 下見なので機材を最小限にしつつ、ディレクターやクライアントがプレビューを見やすいように、ATOMOS SHINOBI SDI を GH5s に取り付けて、確認できるようにした。


 その際は、SmallRig のマジックアームで SHINOBI SDI をオンカメラしたのだが、この時はモニターを自由に動かす必要も無かったし、ロックもしっかりしておかないとアームが動くし、何よりもモニターとカメラの平行合わせが面倒だったので、下見終了後に SmallRig のモニターホルダーマウントを購入した。

 SmallRig のモニターホルダーマウントは何種類かあるが、選んだのはシンプルな"1842"。
 "1842"はネジ止めでカメラケージに取り付けるタイプで、ティルト方向のみ動く仕様だ。




 このタイプのモニターホルダーは、モニターの角度を変える際にロックを緩めたりする必要がないので、直ぐに欲しい角度にモニターを倒せるのが便利だ。

 また、"1842"は可動部の固さを調整できるため、搭載するモニターの重量に合わせてティルト軸の動きの重さが調整できる。
 ただし、六角レンチによる調整となるため、道具が無いと調整できない。
 現場で弛んできてしまうと締め直せないので、SmallRig のドライバーレンチセットなどを携行しておきたいところだ。


<銀色の2つのネジで、ティルト軸の固さを調整する。>


 使い勝手は上々で、最小限の機構と必要高でモニターをオンカメラできた。
 これを例えば自由雲台などで取り付けると水平などが取りにくく、また角度を変える場合にはロックを緩めたりする必要があるため、片手で操作できないなど現場では使いにくい。
 専用のモニターホルダーマウントであれば、そうした問題を解決してくれるし、何よりも見た目がスマートだ。
 もっと早く導入しておけば良かったなと思わせるガジェットだった。


※本日の推奨物欲
  


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−>>2020/08/11/(Tue) Apple Mac mini 2020 導入。


 自宅兼事務所の、事務用PCを更新した。
 この4年前後、事務用PCは Apple MacBookPro をクラムシェル状態で、外付けモニターとセットで使ってきた。
 しかし、やはりクラムシェル状態で MacBookPro を運用し続けるのは、排熱面で不利なのか軽作業でも排気ファンの唸りが大きく、また常時電源入れっぱなしのAC電源繋ぎっぱなしとしているので、バッテリー寿命を縮めていた。
 実際、昨年の7月ごろに買ったばかりの MacBookPro 15インチ Mid 2020 モデルのバッテリーが既に膨らんでおり、状態は良くない。(今週中に修理出しの予定)

 そこで、デスクトップタイプの Apple Mac mini を導入して、事務用PCを入れ替えることとした。


<Apple Mac mini 2020>


 私は基本 Windows しか使わないので、Windowsパソコンから選択しても良かったのだが、ある程度パワフルに動くCPUを搭載で、コンパクトなモデルが見つからなかったため、当初から目を付けていた Mac miniに落ち着いた。

 ちなみに、今回導入した Mac mini の仕様は
・CPU:3.2GHz 6コア 第8世代Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.6GHz)
・Memory:16GB 2,666MHz DDR4
・GPU:Intel UHD Graphics 630
・SSD:512GB
・LAN:10ギガビットEthernet
 となっている。

 Mac mini 2020 は新しいモデルだが、2018年モデルと比べてハードウェアの進化が無く、価格が下がっただけ…という市場の"ガッカリ評価"は知っていたが、中古市場から2018年モデルを探してくるのも面倒だったので、素直に2020年モデルを発注した。


 Mac mini を導入するのは今回が初めてだが、このシンプルで小さなボディーは魅力的だ。
 やはり Apple製品のデザイン性の高さはユーザーの満足度が大きい。
 設置方法は「壁付け」にしたかったので、Mac mini専用の壁付けアタッチメントを購入。
 さらに、従来から使っているディスプレー(Dell U3415W)も壁付けアーム仕様に変更した。
 機材を壁付けにする事で、デスクの掃除をしやすくし、埃などが溜まらないようにするためだ。


 Mac mini の取付場所に少し迷ったが、基本的には電源入れっぱなしで殆ど触ることは無いので、さりげなく存在感を残しつつ、邪魔にならない位置に設置した。

 

 Mac mini には Windows 10 Professional をインストールし、Office 365 などの事務系ソフトと、簡易作業用に Adobe Creative Cloud と EDIUS Pro などのクリエイティブ系ソフトも数点入れている。
 GPUが脆弱なので(Intel UHD Graphics 630)、MacBookPro を使っている時と比べると Photoshopの挙動などがややもたつくのが気になるが、事務PCとしてはオーバースペックであるので、十分すぎる環境だ。


 Mac mini が固定PCとして設置されたことで、半固定だった MacBookPro の可搬性が向上する副作用もあり、今後のPC環境の使い分けと作業効率の向上が期待できる。

※本日の推奨物欲
    

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