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−>>2010/03/18/(Thu) HXR-NX5J。

 何か来た……。


 質素な段ボール箱です。
 早速、中身を検めてみましょう。


 小物が入って居ます。
 よく分からないので、小物を除けてみましょう。


 黒い何かが入っています。


 出してみます。


 

 ……という訳で久々の「何か来た」シリーズでしたが、 SONY の NXCAMカムコーダ“HXR-NX5J”を購入しました。
 “HXR-NX5J”は、SONY初の業務用AVCHDカムコーダであり、NXCAMシリーズ第一号機となります。
 
 カメラのベースは HDVカメラの HVR-Z5J ですが、AVCHDコーデックで圧縮された映像がどの程度の品質なのかが非常に気になります。


 追って、“HXR-NX5J”の実力をレポートしていきたいと思います。


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コメント

おーくぼ(2010/03/19 01:13)
私も興味津々です!
レポート楽しみにしております♪

tau(2010/03/19 03:08)
ちょっと写真ではぜんぜんわからないですね。触りに行かなければ…

宏哉(2010/03/19 07:33)
使い勝手の大部分は Z5J と共通でしょうから、NX5 では AVCHDというポイントを確認したいですね。
またアクティブモードの手ぶれ補正も気になります。
レポートだけではよく分からないと思うので、是非さわりにきてください(笑)

なえ(2010/03/20 21:38)
テープレスなのでUSBハブでメモリがいくつまでいけるか
楽しみにしています。
レポートがたのしみです。

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−>>2010/03/20/(Sat) nxcam in umeda.

 今日は今年最高気温を記録し、日中は上着が要らない程の暖かな日和。

 早速、HXR-NX5J を外に持ち出して、試撮してみた。

 偶然にも今日は、後輩君がお休みだったのでテストに付き合って貰うことに。
 大阪・梅田の立体歩道橋を中心に撮影。
 比較用に HVR-Z1J も持ち出し、画質比較を行うことにした。


 テストの内容は、Z1Jとの画質比較・画角比較。
 記録ビットレートを変更した際の圧縮ノイズの程度。
 アクティブ手振れ補正の効き。
 まずは、これぐらいを比較する。

 こちらは、後日にレポートしたい。

 今後、低照度テストも行いたいし、また Z5J が有れば HDV と AVCHD での画質比較もしてみたいと思っている。

 どなたか、Z5J を貸してくださいませんか〜?

※本日の推奨物欲。

   


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−>>2010/03/21/(Sun) 卒園。

 先日の話になりますが、従甥が幼稚園を卒園するということで、その卒園式の撮影を親(従兄)から頼まれ、収録してきました。

 ただ、実はこの撮影依頼にはちょっと経緯があります。

 もともと、この幼稚園の卒園式には地元のビデオ業者さんが入っており、毎年そこにビデオ制作を依頼していたそうなのですが、そのビデオの出来があまりにも酷いらしく、年々購入者は減少。
 幼稚園の保護者同士という狭くて連続した世界なので、ビデオの評価は次年の保護者に語り継がれていったそうです。
 そのため、今年はビデオの購入者が卒園児の半数にも満たないという目論見が当初出ていました。

 そこで、その幼稚園に子供を預ける従兄から撮影の話が来たのです。

 さて、問題の『昨年までのビデオ』の出来ですが、PTA会長から去年・一昨年のパッケージが手に入ったので、早速視聴してみました。


 絶句っ!

 いや〜、これはヒドイですね。
 ワークが斬新すぎますよ………。

 そもそも、映像の素人が見て“酷い出来”と言わしめた作品でしたから、期待以上の酷さでした。

 その映像を見た私の胸の内には、沸々と何かが沸き上がります。
 「こんな映像で、一生に一度の幼稚園卒業式が残される子どもたちが可哀想だ!!!」
 今年はちゃんとしたビデオを作ってあげようと決心したのです。

 プランは、4カメ。
 有人2台+無人2台です。

 昨年までのビデオの問題は、まず園児達の顔が撮れていないこと。
 卒園児達は、壇上でお別れの言葉を言ったり、歌を唄ったりする時以外は、ステージに向かって顔を向けています。
 去年のカメラは、その園児達の後ろ側に立ててあったので、当然園児達の表情を捉えることは出来ません。

 また、卒園証書を貰う瞬間も背打ちでした。
 卒園式は、この証書を貰う瞬間の為にあると言っても過言ではないので、園児が喜びと期待と含羞みを交えた表情で証書を受け取る瞬間を逃すわけにはいきません。

 これらの点を解決すべくカメラのポジションを決め、無人カメラを有効的に配置し、2台の有人カメラのポジションをプログラム内容によって効率的に移動させるなどして、密度の高い画作りが行えるようカメラプランを練りました。


 当日は、朝の8時に会場入り。
 1時間程掛けてセッティングをし、本番に備えます。


<メインカメラは HVR-S270J。>


 あっという間に過ぎた本番でしたが、撮れ高は上々。
 しかし、実際に卒園式の流れを経験し、人の流れや各プログラム間のタイミングなどを把握すると、改善・向上すべき課題も見えてきました。
 まだ、今年の撮影内容では、品質アップの余地が十分にあると思いました。


<ステージ上カメラには、無人の HDR-XR520Vを配備。>


 さて、編集開始です。
 EDIUS Pro のマルチカメラ編集機能を使って、タイムラインに素材を同期配列。
 あとは、EDIUS Pro 上でスイッチングしていくだけです。
 すでに、式本編の粗編は終了。
 今は、編集点の修正などを行っているところです。

 納期は、4月5日。
 DVDのジャケット制作もしないといけないし……頑張ります!


 ※なお、この式の撮影は HXR-NX5J 購入以前でしたので、まだ NX5Jは実践投入しておりません。


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やま(2010/03/24 20:24)
いつも楽しく拝見させてもらっています。
この一週間ほど、まさに幼稚園の卒園撮影ばかりでした。
とりあえず明日の大学卒業式で、卒系撮影は終わりますが、繁忙期ですね。
なので、地元のビデオ業者ってところで、まさかウチでは、、、とヒヤヒヤでした。
NXCAMいいですね。うちもこの春からハイビジョン化を進めます。
NXも候補にあったのですが、AVCHDということと、持っているZ5Jとカメラ的には変わらないということで、
EX1Rと350を導入しました。
NXのレポート楽しみにしています。

宏哉(2010/03/26 01:42)
EX1R と 350! 良いですね〜。
私もいつか………(笑

S270Jを購入してから分かったことは、「趣味で使うには、やはり Z1Jクラスが最適」ということ。
S270Jもデカくて楽しいのですが、活用の機会を考えると、Z1Jクラスが有利。
NX5J はこれから S270J以上に活躍しそうです。
レポートは、諸々がちょっと落ち着いたら行います!
暫くお待ちください〜。

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−>>2010/03/25/(Thu) あとはエンコ。

 卒園式の編集が、9割方終わった。

 式本編から粗編し始め、それが終わったらタイミングを調整したり、ズリ上げたりしながら、編集の精度を上げていく。
 式進行の中の段取り上の余計な“間”は、1秒でも出来るだけ短く編集して、流れが悪くならないようにしている。



 次に、ビデオのオープニングとエンディングの制作に取りかかる。
 まずは、選曲だ。
 オープニングは手持ちの曲を1つ。
 エンディングには、NASHさんから1曲新たに購入して使用した。
 そういえば、私が初めて NASHさんを利用したときは、まだ5千タイトルぐらいしか無かったのだが、今や1万5千タイトル近くになっている。
 ※NASH:http://www.nash.jp/fum/

 今回は1曲3150円の曲をチョイス。
 考えてみれば1曲で3150円…って高く思うのだが、これで以降、著作権処理などを考えずに自由にこの曲を自分の作品に利用できるのだから、むしろ安いぐらいだろう。
 なお、オープニングの曲も数年前に NASHさんから購入した曲を使用している。



 さて、それぞれのパートが出来たら、それをさらに微調整して、満足行く形に追い込んでいく。

 今夜の作業で、ほぼ完成。
 あとは、エンコードするだけだ。

 今回は、スクイーズ収録の DVDを作成。
 力の限り、クオリティの高いDVDを製作したい。



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