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〜 創想雑誌 〜
−>>2004/06/21/(Mon) 暴風警報発狂中!!
- 台風が来た。
台風の日に外に出ると何故か切迫感に似たワクワクした気持ちになるのだが、これはどうしてだろうか…。
さて、今日は午前中に腰痛を治療しに滋賀県へ帰っていたのだが、朝に大阪を出るときは大して風も雨も強くなかったのだが、滋賀県へ着く頃には近畿圏は台風の暴雨域に入ったらしく、駅を一歩出ると最早傘が殆ど役に立たない状態。
ビルの影で風などを凌ぎつつ目的地まで3分ほど歩きます。
で、治療終了後、治療院を出ると……またこれが大変な風と雨。
傘を差し、ビルの谷間を抜けた次の瞬間、傘が大破!
傘の骨はグニャりと曲がり、もはや使い物にならない状態。
急いで少し引き返してビルの谷間に入ったのだが、そこで重大な事態に気が付く……。
『眼鏡がない!!』
傘が大破する瞬間、私の顔をなめながら傘はその原形を失ったのだが、その際に眼鏡に当たってどこかに飛ばされたのだ。
その瞬間は、傘の大破にあわて、また急いでビル影に避難することを優先したため眼鏡が自分の目から外れていることに気が付かなかったのだ…。
慌て急いで、眼鏡を探す。
傘が大破して、自分が待避した距離は僅か5m程。
しかし……眼鏡をしていない私の視力は0.1以下。小数点第二位で推移している。
そのため、はっきり言って全く見えない。
眼鏡をしてなら眼鏡を探せるが、眼鏡がないので眼鏡が探せないのである………あぁ………。
おまけに雨でさっぱり…。
自分が見えないとなると、見える人に探してもらうしかない。
50m戻り、先ほどお世話になった整骨院へ。
そこで事情を話し、私といっしょに先生方に眼鏡を探して頂いた。
探すこと3分。
…傘が大破した場所から更に進行方向に5m程先に眼鏡は転がっていた。
強風のために眼鏡が吹き飛んでいたのである。
特にレンズが割れたり、フレームが破損していることはなかったが、レンズ表面には傷が付き、縁はコンクリートで削られた様に荒れていた。
これを機に新しい眼鏡に変えようと思うのだが、とりあえず繋ぎとして近々またコンタクトレンズを処方してもらうことにする。
傘を途中のコンビニのゴミ箱に棄て、暴風雨の中、着の身着のまま駅まで歩くことにした。
考えてみると去年から雨の中をびしょびしょになりながら走り回っている事に慣れてしまったような気がする。
一番酷かったのは茨城県でのゴルフ中継の撤収作業中の突然の雨。
合羽を着るまもなく、スタッフはびしょびしょ。
機材やケーブルの保護を最優先に撤収していったのを思い出す。
一番痛かったのは、広島県でのゴルフ中継での撤収後。
この時は合羽を着ていたのだが、その合羽のポケットに入れていた携帯電話が、撥水性の高い合羽のポケットの中で水没し、再起不能になってすべてのケータイデータを失ったことである。
駅について、駅のコンビニでタオルを二枚ほど買って、頭と顔を拭いて、20分遅れの電車に乗って大阪へ帰る。
が、高槻駅にさしかかろうかという辺りで会社のデスクから電話が掛かって来た。
いやな予感である。
電話に出ると「台風中継で中継車が出ているのだが、その交代要員として現場に入って欲しい」というものであった。
台風中継………壮絶である。
どこかテレビの中の人の自己満足的な要素の強い、暴風下での中継だが“切迫感に似たワクワクした気持ち”が確かにそこにある。
恐らくカメラではなくてカメアシとしての要員だとは思うが、一度は経験してみたい現場である。
夕方17時〜18時ぐらいに交代が必要かどうかが分かる……と言うことであったので、その時間帯なら大丈夫だと思ったため了承し、それから数時間はドキドキしながら過ごす。
結局、16時過ぎに中継待機解除のメールがデスクから届きまして、台風中継はなくなった。
家に帰って、テレビで天気図を確認してみると、台風はすでに日本海に抜けており、納得。
良かったような、残念であるような複雑な気持ちで夕食を摂り、この日記を記している次第。
さて、明日は野球中継。
台風一過で良いナイター日和であることを願う。
by Signature Line
>宏哉:ACC*visualization
台風で見事に傘が大破したのは、……もしかすると初めてかもしれないですね。
骨の一本が折れるとか…そんなのはあったが、機能しない状態になるというのは初めて。
昨日まではゴルフ中継の仕事に就いており、天気が心配で心配でなりませんでした。
が、無事にトーナメントは終了。
空を流れる雲は速く、時折小雨には遭いましたが、去年の同じトーナメントでの酷い天候を考えると安寧。
ところで、全く身の回りにネタがナイのですが何故?
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