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: index/ 広さ/ 歪曲/ 距離/ 広角・ボケ/ 中望遠/ 望遠/ コーティング/ 重量/ 総論 :
[総論]
今回のテストは選択肢としては十分なモデルを揃えられ、また一般雑誌では見られないような特殊な比較テストが行えた。
実に丸一日を要したテストであり、検証とレポート化に一週間以上を費やした。
ここでの総論は、どのモデルが優れているか? どれを買うべきか? を求めるための物ではない。
実際にテストを終え評価をした後、我々としてもどのモデルを選択し、人に進めるべきか益々悩まざるを得なかった。
結論としては自分の撮影スタイル、あるいは状況に応じたモデルの使い分けをせよ、という事になる。
以下がテスト項目別評価結果である。
VCL- HG0758 |
WD-58 | WVX-065 | HD- 6600PRO |
XL- 5000PRO |
|
倍率 | 1 | 2 | 4 | 3 | 5 |
歪曲度 | 4 | 2 | 4 | 5 | 1 |
解像感(広角) | 4 | 3 | 2 | 5 | 1 |
解像感(中望遠) | 5 | 3 | 2 | 4 | 1 |
解像感(望遠) | 3 | 5 | 4 | 2 | 1 |
周辺滲み(色収差) | 5 | 3 | 2 | 4 | 1 |
周辺ボケ | 5 | 5 | 2 | 5 | 1 |
ケラレ | − | − | 有 | 有 | − |
フレア/コーティング | 4 | 5 | 2 | 3 | 1 |
フィルタ用前面ネジ | − | − | 82mm | 72mm | − |
[ワイコン装着のワイド端での広さ]でも述べているが、ケラレが見受けられるモデルでも通常のオーバースキャン画面では移りこんでいないことを改めて断っておく。
また、下載が各モデルの画質対応実用守備範囲である。
線の太さが画質の度合いを示す。
このようにしてみると、広角で好成績を出したモデル(VCL-HG0758・HD-6600PRO)が望遠側で著しく画質をスポイルしていることが分かる。
一方、Canon WD-58 は広角が格段に奮うわけではなく、全領域にわたって画質レベルは高くないが、一方で全領域で安定した画質を見せ、広角側←→望遠側とも無難に使えるといえる。
また、フォノン WVX-065 は定価33,000円という高価格帯にあるも奮わず、あえて言うならおすすめできないモデルといえる。
そして、レイノックス XL-5000PROであるが、目的意識さえしっかりとしていれば、面白い画が作れるので、画質によらない選択をして念頭に置いておくべきだろう。
各モデルを一言で評価すると……
- SONY VCL-HG0758:中望遠までは一番綺麗。収差/ボケとも優秀。重い。高い。
- Canon WD-58:バランスのとれた画。
- フォノン WVX-065:価格が高いくせにイマイチ。
- レイノックス HD-6600PRO:広角がマスターレンズ並みに美しい。
- レイノックス XL-5000PRO:お遊び用。どうしても広く撮りたい時用(車内・室内)
<STUDIO T.Y.的評価>
といったあたりだろか。
また、運用…特に取り付けにおける扱いやすさの評価もまとめてみた。
- SONY VCL-HG0758:ネジが深いため回す回数が多く、取り付け取り外しに時間がかかる。
- Canon WD-58:ネジが浅く落下しないか不安が出る。少々取り付けにくい。
- フォノン WVX-065:取り付けやすい。ぴったり。
- レイノックス HD-6600PRO:取り付けやすい。ネジもちょうど良い深さ。
- レイノックス XL-5000PRO:手早くつけられる。ネジ穴にしっかりフィットしない。ネジ穴を痛めないか不安。
<ZIXIR的評価>
という実感を得た。 また、上記に加えて レイノックス HD-6600PRO はカメラ側のレンズがワイコンの本体から飛び出ているので、床置きするときは前玉が床面にくるように置く必要がある。
なお、レイノックス HD-6600PRO にワイコンフードを取り付ける方法を下記リンクで紹介しているので、そちらの方も参考にしていただきたい。
< レイノックス“HD-6600PRO”に角型フード装着大作戦 >
フォノン WVX-065は、現在発売されている「ZUNOW WPD-065」の旧型である。現在発売中のZUNOW WPD-065は、フォノン WVX-065が業務用としての発売で少量生産体制で安定して供給が行えず入手困難だったところ、2001年にZUNOWブランドへ移行した上で生産体制を見直し、硝材・コーティングなどが見直されクオリティーアップされて登場した物で、今回のテストで使用したWVX-065とは大きく画質が変わっているものと推測される。
WPD-065の方も入手が適えば、またこのようなテストを行ってみたいと思う。
今回はSTUDIO T.Y.のY氏とZIXIRのKOHSHI氏と私との共同レポートである。さらに立命館大学放送局技術部映像科の機材提供(フォノン WVX-065)もあり、有意義なテストを行うことができた。
大変にありがたいことだと思っている。
我々の今回のテスト結果を参考に、今後のワイコンの購入を考えられては如何だろうか?
<ZIXIR:http://www.zixir.jp/>
<RBC:http://www.rbc01.net/>
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