#!/usr/local/bin/php 【Next-Zero】『4メーカ5製品ワイコン比較(/フレア&コーティング比較)』
 
 


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[フレア&コーティング比較]


 このテストはワイコンに試用されているレンズの表面処理そのもを見るものである。
 レンズといっても光を全透過できるわけではなく、反射が起こる。その反射を抑えるためにレンズ表面にはコーティング処理が施されているが、逆光時にはそのコーティング性能が画質に大きく影響を与える。
 ここでは人工的に逆光環境を作り、そこへレンズを向け、過酷な比較テストを作り上げた。


逆光比較一覧

  1. VX2000 ワイド端標準

  2. SONY VCL-HG0758

  3. Canon WD-58

  4. フォノン WVX-065

  5. レイノックス HD-6600PRO 58

  6. レイノックス XL-5000PRO

 この様にしてみると、明らかにワイコンが画質的には何らかの悪影響を与えていることが良く分かると思う。
 フレアの出方を検証していくと、Canon WD-58 が全体的には画質が良く、フレアも薄い。
 SONY VCL-HG0758 は特におかしなフレアを出していないが、全体的に濃く幅の広いフレアが見受けられる。
 レイノックス HD-6600PRO 58 は透明感はあるものの、おかしな形をしたフレアが出ている。
 フォノン WVX-065 は緑色の鬱陶しいフレアが出ていて、画面全体に大きな瑕疵を作っている。
 レイノックス XL-5000PRO は一見すると綺麗に見えるが、これは広角にシフトしているため光軸的に光源が遠退き、単位面積あたりの光度が落ちたためと考えられる。太陽の様に無限遠の光源で比較した場合は、ひどい結果になるだろう。


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劣悪光源環境下比較一覧

 こちらのテストは、次のような環境下で行っている。
・レンズを固定し光源を移動させ、もっともフレアの出方がひどくなった部分で光源を固定する。
 その際、光源は画角の外にあるようにする。



  1. VX2000 ワイド端標準

  2. SONY VCL-HG0758

  3. Canon WD-58

  4. フォノン WVX-065

  5. レイノックス HD-6600PRO 58

  6. レイノックス XL-5000PRO

 レンズの一番悪い性格が出る条件を探してのテストであったため、それぞれのコーティングの良否が良く分かる結果となった
 SONY VCL-HG0758 はゴーストの光点は綺麗な形をしているが、先の結果と同じで全体に濃く、またわずかにVX2000本体の鏡筒部レンズを反射してしまっている。
 Canon WD-58 はフレアそのものは野暮ったく出ているが、全体的に薄く、またVX2000本体のレンズを反射していない。
 フォノン WVX-065 は印象としては悪くないが、やはり緑色のフレアを出す。またブラウン管で確認すると分かるが、全体的に霞がかかったような汚さがある。
 レイノックス HD-6600PRO 58 はフレアがはっきりと現れている。濃く大きな光点が出ているが、それにも増して気になるのはVX2000本体のレンズ部がしっかりと写っている点だ。
 カメラ外からの光に対しての反射コーティング処理はまずまずだが、反対にカメラ側からの反射はうまく処理できていないのだろうか? と思える結果だ。
 これは同じレイノックスの XL-5000PRO も同様で、VX2000の本体レンズがはっきりと見えてしまう。


 フレア(ゴースト)の発生はレンズの表面処理の問題である。実際の撮影の中では、逆光時のフレアは積極的に映像表現として取り入れられているが、ワイコンをつけたとたんに、大きくその幾何学的な美しさが崩壊し、画質を悪くする阻害要因の何者でもなくなることがある。
 今回の試験は、ワイコン使用時に通常とは違うフレア形成がなされることを確かめるべく行い、また結果的にワイコン使用時の逆光には注意すべきことが確認できた。


■フレア&コーティング処理ランク

SONY VCL-HG0758: ★★★★☆(4)
Canon WD-58: ★★★★★(5)
フォノン WVX-065: ★★☆☆☆(2)
レイノックス HD-6600PRO 58: ★★★☆☆(3)
レイノックス XL-5000PRO: ★☆☆☆☆(1)

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