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〜 小学校「デジタル文集」制作記 〜


(提出日:04/04/14)


***  デジタルアルバム *** ビデオ制作@ ***  ビデオ制作A ***  余録:DVD制作 ***



デジタルアルバム

 春は別離と邂逅の季節。
 既に4月に入り、別れの悋惜よりも出会いの喜気の汪溢が惜春を漱ぎ、人々は新たな生活を始めている……。

 が、少々話の時期は戻って、3月下旬。
 私はとある小学校のクラス文集の制作を依頼された。
 今回のレポートでは初めて手がけた、この「デジタル文集」作成と、それに付随したDVD制作について記したいと思う。




 去年の初秋のことだが、高校時代からの友人であるN氏から連絡があり、「九州へ転校した生徒にビデオレターを送りたい」という旨の依頼により、ビデオレターを作ったことがある。
 N氏は、当時新任の小学校教師であり、この4月で2年目を迎える。……つまり私と同じく社会人2年目という事であるが、その彼から、3月に入ってまもなく「今度はクラスの文集をCD-ROMで制作したい」と言ってきた。
 私の方はと言えば、仕事では野球オープン戦〜開幕戦の時期を迎え、CD-ROM制作に必要な時間を確保出来るかどうかが少々心許ない状態での受注となった。


 ここで今回のCD-ROM制作の概要を記したい。
 まずは、CD-ROM制作の目的は「クラスの一年間の思い出の文集」を作り上げることである。
 私の時代でも“文集”といえば良くてもオフセット印刷された『冊子』であったが、今や殆どの家庭に普及しているパソコンを利用して観られる『デジタル文集』を頒布する時代である。
 デジタルメディアの利点を活かした文集を作りたいというのがN氏の希望であった。
 内容は、学校行事別の「写真アルバム」、そして「思い出ビデオ」である。
 フルカラーで写真が大量に閲覧でき、おまけに動画再生可能である…というのは紙媒体では出来なかった芸当である。

 さて、そうすると私の仕事は“ビデオ”の制作と、アルバム作りにおける技術的サポートである。
 ビデオ制作の話は後述するとして、まずはアルバム作りに触れておきたい。
 第一に考えなければならなかったことは、「役割分担」である。
 私とN氏の2人しか制作に関わらない上に、お互いに時間がない。
 しかも、タチの悪いことに双方の休暇が重なっていないのである。
 つまり……相方は仕事に出かけて、残った方がCD-ROM制作に励む……という状態である。
 正直、困難を極めると思った。
 最大の要因はN氏である。N氏には悪いが、彼にはデジタルコンテンツ制作の経験は皆無といって良く、ビデオ制作は勿論、Webページ制作の経験もない。
 学級通信などはWordで作ったりしているようだが、言わずもがな…スキルの定量対象外である。
 だから、私自身の技術的サポートとはつまりそういうレベルから支援していかないといけないのである。
 私が仕事に行っている間に、「コレと、コレをやっておいて。いってきます〜」とは出来なかったのである。

 しかしながら、そうは言っても、私の仕事中に彼に無為な時間を貪ってもらうわけにはいかない。
 そこで、あらゆる条件から判断して、アルバム制作は「HTMLを利用したデジタルアルバム」にする事にした。
 今回のCD-ROM制作に当たって留意すべき事は、「誰でもが簡単に閲覧できる仕様」に纏めることであった。
 最終的なCD-ROMの配布先は、生徒の親御さんである。勿論、生徒自身も観られないといけないのだが、閲覧に際して色々と手続きが必要であるようでは、ユーザーのレベルが分からない状況では不都合を抱えることになる。
 そのため、まずパソコンユーザであれば間違いなくインストールされているインターネットブラウザを利用してアルバムを閲覧出来る“HTLM方式”を採る事にしたのである。
 ここをご覧の読者なら「いや、そんなの当たり前だろう?」と思われる方が殆どだろう。しかし、N氏自身は依頼当初「電子アルバムソフトをインストールして、本当のアルバムをめくるように見られる感じで作りたい」と言っていた。
 これでは、例えフリーソフトであっても頒布に際して色々と許諾が必要になってくるし、配布先の家庭ではそのソフトをインストールしてもらわないといけないし……つまりは厄介なことだらけになってしまう。
 また、私がHTMLで作りたい旨を彼に伝えたときも初めはピンと来なかったようで……もちろん「HTML」って言っても何のことか分からないだろうから「ホームページを作るのと同じ方法でアルバムを作る方式を採ろう」と提案しても「でも、それだったらインターネットに繋げない家庭があるかもしれないから、問題があるのでは?」とN氏に返されてしまった。
 無論、ローカル(CD-ROM内)にコンテンツを格納してしまうのだからオンラインであるかどうかなど関係ないのだが、理解してもらうには多少の説明を要した。
 別にN氏が悪いわけではないのだが、デジタルデバイド問題というのは意外と身近にあるものだと思ったりもした。


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 閑話休題。
 さて、HTMLで作る利点はユニバーサルな環境での実行可能性という点が大きいが、実はもう一つ利点があった。
 それはN氏が制作するに当たって、最も受け入れやすい方式である…と考えたからだ。
 実は、私自身は今回のデジタル文集制作に於いて写真アルバムの制作自体には基本的に関わらないつもりで居た。
 理由は至極簡単で、私は私でビデオ制作に手一杯である…と予想していたからである。
 そこで、彼には自力でアルバム制作をしてもらう腹で居た。
 当然、HTMLタグを今から勉強してもらって作るのでは間に合わないから、ビルダーを利用して制作してもらうことにした。
 私自身は日頃はタグ打ちでコンテンツを作っているが、Webサイト制作を始めた頃はホームページビルダーを利用していた。
 今でも、厄介なテーブルを書いたりするときには利用することがある。
 そのビルダーでのHTMLコンテンツ制作の基本を短期で習得してもらって、あとはひたすら彼が作りたいようにアルバムを作ればいいと考えていた。
 制作環境は、彼のノートPCの調子が悪いと言うこともあって、私のノートPCをつかってもらった
 おかげで、ビルダーをインストールし直す必要もなく、Photoshopなども入っているため色々と便利であった。

アルバム制作中のN氏

アルバム制作中のN氏


 N氏には15分ほどビルダーの使い方をレクチャーして、あとは実際に作ってもらいながら躓いたところがあれば、その面倒を見る…という方法で制作分担を行った。
 アルバム自体は、フレーム方式。左のフレームに学期別・行事毎のメニューを用意し、右フレームをメインコンテンツ…すなわちアルバムにした。
 要は当サイトと同じ構成である。
 リンク構成は1階層までとし、メインコンテンツ内でのリンクは選択した写真の拡大のみとした。
 メインコンテンツは背景を決め、トップに行事名、あとは彼がこの一年間撮ってきたデジカメの縮小写真を取捨選択して貼り付ける。写真をクリックすると本来の解像度写真が見られるというものである。
 写真の横には幾つか彼のコメントも書き添え、あとは飾り付けやマスコットなどをページ内に配置した。
 彼にとっては初めてのデジタルコンテンツ制作・HTMLを利用した写真編集であった。
 編集の醍醐味として、「迷ったら棄てる」というビデオ編集の鉄則も予め彼には教えておいたが…さてはて上手くいったのだろうか。

 アルバムの出来は、Webサイト初心者らしい“纏まりのない”感じのデザイン・コンテンツとなったが、しかしこのCD-ROM自体の意味を考えれば技術を云々するのは野暮という物である。
 アルバムからは、彼にとっての初めての教え子達に対する溢れんばかりの愛情を感じるだろう。700MBという寡少の記録体に、彼らの1年間の思い出を詰め込もうとすること自体が、浅はかなデジタルの思い上がりではないか……と省悟せずにはいられない。

出来上がったHTML形式の写真アルバム(スクリーンショット)

出来上がったHTML形式の写真アルバム(スクリーンショット)


 全リンクチェックを行い、レイアウト崩れなどの問題がない事を確認して、デジタル写真アルバムの制作は終了した。


 さて、引き続いては「ビデオ制作」について触れていきたい。

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