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〜 ズームデマンド“ZC-3DV”使用レポート 〜


(提出日:05/12/15)



ZC-3DV と タバコの箱

 SONY HVR-Z1J を購入して、初めて外で三脚での撮影をしたとき、これはちょっと使いづらい…と思った事があった。
 それは、Recのスタート/ストップ。
 Z1J のRecボタンは右手グリップの親指部分と、上部ハンドルの前方の2カ所に設けられているが、三脚使用の時はどちらも使いづらい位置にある。
 恐らく三脚使用時に押すRecボタンは、多くの人がハンドル上部のボタンであると思うが、左手をレンズから一旦外してボタンを押し、そして再び左手をレンズに添え直して、ワーク……という動きになり、動作が大きいため、撮影のリズムが大きく崩れてしまい、ちょっと嫌になる。
 加えて、液晶モニタを使って撮影するときは、正に動線上に液晶モニタが来るために、左手を大きく迂回させてボタンとレンズの間を行き来しなければならないため、使い勝手が悪いのだ。

Z1J の Recボタン

 通常の放送/業務用ハンディーカメラ(肩乗せカメラ)はカメラヘッド本体のレンズマウントの下方にRecボタンがあり、レンズからも近く動作が小さくてRec後は直ぐに撮影の体制に入れるし、止めるのも楽だ。
 DCR-VX2000 の場合は、右手グリップ前方・レンズ鏡筒部分横上面にRecボタンが一つ設けられており、三脚撮影を考慮したボタン配置になっているため、Recボタンを押すときも左手がレンズから離れる事は無いので、ワークの流れが崩れない。
 Panasonic の AG-DVC30 も同様にレンズ鏡筒部の横にボタンが設けられており、操作がしやすい。


VX2000の前部Recボタン

<VX2000の前部Recボタン>


 先日初めて Z1J と三脚の組み合わせでビデオ撮影をした嫁からも指摘があり、改めて Z1J の三脚利用時のRecボタンの押しにくさを認識した。


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 そこで三脚運用時のRecボタン問題を解決するために、 Libec ZC-3DV を導入した。


パン棒に取り付けた ZC-3DV

 Libec ZC-3DV は、ズームデマンドとRecボタンを備えるだけのシンプルな構成のリモートコントロールボックスだ。
 プロトコルは LANC と Panasonic のカメラリモート端子に対応しており、スイッチで切り替えられる。
 ケーブルは脱着式で、デマンドボックス側のソケットは2カ所あり、L字コネクタとストレートコネクタのどちらにも対応できる。
 これはデマンドボックス部分に対してL字かストレートかを選択するためではなく、使用するカメラのソケット部分の位置によって、L字かストレートのどちらかを使い分ける事を考えているためだと思う。
 というのは、付属するリモートケーブルは、両端のコネクタがL字とストレートにそれぞれなっており、カメラ側にL字を使えば、ボックス部はストレートで接続、反対にカメラ側にストレートで繋げば、ボックス部はL字で接続――という事が出来るようになっているのだ。
 細かな事であるが、この仕様は便利である。

ZC-3DV の LANC接続部分とコネクタ

 パン棒に取り付けるためのクランプは10〜30mmにまで対応しており、Visionシリーズぐらいのしっかりとした三脚にでも取り付けることが出来る。



 さて、実際の使用感であるが、やはり右手でパン棒を握ったまま Recのオン/オフが出来るのは便利である。
 デマンドボックスの背が少々あるため、ボックスに親指を掛けたままだと、親指部分がパン棒グリップから大分浮いてしまうが、ワークへの支障はないだろう。
 ズームレバーの倒れ込み分を考えても、もう少しボックスの背は低くできたのではないかと思えるが、汎用型のデマンドであるため、パン棒部分が細くてグリップ部分が太い……といった仕様の民生用三脚などにも幅広く対応するためのやむを得ない仕様なのかもしれない。


ZC-3DV と 嫁の手

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 ズームデマンドの操作感であるが、こちらの動作性能はカメラ側の性能に拠るところが大きいが、もう少しズームレバーに重さが欲しいかな、と思う。
 また、レバーの動作遊びが大きいため、ある程度レバーと傾けないとズームイン/アウトが始まらないのも感覚を掴みにくい。
 ズームイン/アウトの速度は、低速・高速ともにカメラ本体のズームレバー操作時と変わらない。
 しかし、ズームイン⇔ズームアウトの切り替えに関しては、まごつく。
 カメラ本体での切り替えほどにはデマンド使用時のズームイン/アウトは直ぐに反転しない。
 また、特にズームアウト時に出る様なのだが、ズームインから直ぐにズームアウトにすると、低速でしかズームアウトしない現象が起こったりする。ズームレバーを最大まで倒しても速度は変わらないため、一旦センターに戻してリセットしてから倒さないとレバーの角度に対応した速度が出ないことがあった。
 これは、デマンドボックスの問題なのか、LANCプロトコル上の問題なのかは定かではないが、急いで画角を直したいときなどには苛つくだろう。
 特に、Z1J で利用する際は、カメラ側でズーム操作系を“RING”から“LEVER/REMOTE”に切り替えておく必要があるために、カメラ本体のズームリングでは直ぐに調節が出来ないなどの問題がある。
 デマンドを使ってのズームイン/アウトの急な入れ替え操作には注意したい。



 今回のデマンド購入は、Recボタンの為に購入したようなものであるので、ズームデマンドに関してはオマケ程度にしか考えていないが、演奏会やコンサート撮影など、一定速度でのズームワークが必要とされる場合には活用してみたいと思っている。
 まずは、Recボタンが押しやすくなって大変に満足である。
 『山椒は小さくてもぴりりと辛い』。
 シンプルなアイテムではあるが、三脚運用を快適に行うために、デマンド導入を検討されてみては如何だろうか?


Z1J と ZC-3DV にて淀川を望む

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