#!/usr/local/bin/php 【Next-Zero】『Canon HF G20 ワイコン比較テスト』
 
 


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〜 Canon HF G20 ワイコン比較テスト 〜


(提出日:2015/05/10)



■Canon HF G20 の購入

 時に西暦2015年。
 既に4K撮影の時代へと足を踏み入れ、放送用から家庭用ビデオカメラまで 4K対応カメラが揃いつつある昨今。
 今更ながら、家庭用HDカメラである Canon HF G20 を購入した。
 導入決定までの過程は此処では省略するが、目的はイベント撮影(結婚式や学校行事)においての、会場全景を写しておくための「捨てカメ(※後述)」利用として。
 そのため、多機能であることは求めず、私の中の最低限の要件を満たしてくれたのが Canon HF G20 だった。


 さて、「捨てカメ」として導入した G20 だが、ここでいう「捨てカメ」とは、会場全体を始終撮影している無人カメラの役割のことだ。
 イベント記録においては基本は有人で撮影してるカメラの映像を使うのだが、転換(プログラムの変わり目)などの際に編集上いったん全景に映像に逃げるなどする為に回しておくカメラのことである。
 そこで重要になってくるのが、会場全体が写っている事である。
 通常、捨てカメは会場四隅の何れかの角に設置するのだが、その際に会場全体が収まっている必要がある。
 披露宴会場で言えば、全ての列席者のテーブルが画面内に収まっていないといけない。

 Canon HF G20 のワイド端は 35mm換算で 30.4mmと、昨今の家庭用カメラとしては狭い方に分類されるだろう。
 もちろん、その画角では会場全体は収まらない。
 すると必然、ワイコンなどのコンバージョンレンズが必要になってくる。
 
 今回は G20 に併せて導入したワイコン選定に、多少手間取ってしまい、その選定過程で得られた結果を、レポートにまとめる。


■エントリーするワイコン

0.)Canon HF G20 オリジナル画角 / 公称 30.4mm


1.)Canon WD-H58W (x0.8)/ 概算 24.32mm
 HF G20 用の Canon純正ワイコン。


2.)Zunow WHV-075 (x0.75)/ 概算 22.8mm
 HVR-S270J とその標準ズームレンズを利用していた時期に使用していたワイコンである。
 既に、当サイトでも画角・画質レポート済みのため、参考にされたい。
 ※http://next-zero.com/HDV/S270J-03/001.php
 ※http://next-zero.com/HDV/XT17s/01.php(比較テストあり)

 レンズ取り付け径が 72mm のため、58mm→72mm ステップアップリングを利用している。


3.)Raynox HD-7000PRO (x0.7)/ 概算 21.28mm
 2万円台の安価なレンズで 58mm径に対応する。



 次頁で、上記レンズの画角と画質の比較を行う。


 
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