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〜 CREATIVE “ Zen Vision:M ”使用レポート 〜


(提出日:06/03/05)



 Apple から“ iPod ”が発売されたのが、2001年10月。
 この時期を境にして、デジタルオーディオプレーヤー……とりわけソリッドオーディオやシリコンオーディオと言われるような HDD や メモリ に音楽データを記録して持ち歩き、鑑賞するというスタイルが従来の ポータブルMD/CD プレーヤーの市場を奪い、席捲するようになったと記憶する。
 当時、私は iPod は Macユーザのみの対応…というプラットフォームの問題もあってか iPod 自体にそれほど魅力を感じていなかった。

MDM-H205 『 HyperHyde Exrouge 』  その時分、私の気を惹いたのは、時期をほぼ同じくして発売された I・O DATA の MDM-H205 『 HyperHyde Exrouge 』。
 ポケベルのようなスタイルで、小型軽量、スタミナ再生 というガジェットとして実に魅力的な要素を備えた、この音楽を再生する以外には何の能もないシリコンオーディオに心を奪われ購入し、それ以来今日まで私のポータブルオーディオライフの中核を担ってきた。

 しかし、ソリッドオーディオ機器の大容量化や多機能化が劇的に進む今日に於いては、MDM-H205 では既にサイズの小ささ以外に魅力が無くなってきており、いよいよ時代の潮流に合った新たなソリッドオーディオ機器の模索が必要なのではないかと考え始めた。

 現在、市場で出回っているだけでも優に130種類を越えるソリッドオーディオ機器にあって、その中から自分のライフスタイルやリクエストに応えるデバイスを選択することは些かの遅疑逡巡を覚えるが、雑誌やネット上での情報、そして店頭での実際の使用感などから、今の私に最も相応しいプレーヤを選択する事が出来た。
 それが、CREATIVE の 『 Zen Vision:M 』である。



Zen Vision:M シリーズ

 Zen Vision:M は、HDD 30GB を搭載。
 対応する音楽ファイル形式は MP3・WMA・WAVE となり、この10年前後溜め込んできたMP3オーディオデータをセキュアシステムなどを通さずそのまま活用することが出来る。
 もちろん WMA形式の場合は Windows DRM に対応しているため デジタル著作権管理されているファイルも正規の手順を踏めば転送・再生することが可能である。

 そして、この Zen Vision:M での最大の魅力とも言えるのが、動画再生機能である。
 iPod や PSP のような昨今の携帯ゲーム機では動画再生可能が当たり前になってきているが、残念ながら大抵の場合は、独自のフォーマットであったり、まだまだマイナーなコーデックであることが多い。
 そこに来て、この Zen Vision:M は、WMV・MPEG-4・MPEG-2・MPEG-1・DivX 4/5・XviD・Motion JPEG と多用なファイル形式の再生が可能となっている。
 MP3ファイルと同様に、今日までの動画資産を再エンコードなしでそのまま利用できる可能性を高めてくれているのである。
 これからポータブルビデオプレーヤで主流になっていくと思われる H.264 がサポートされていないのは、なんとも惜しいが、資産を活かすことを最優先に考えれば、まだ2〜3年は使える機器であると思う。
 また、静止画ビューワ機能もあり 800万画素までのJPEGファイルのスライドショー表示も出来るほか、CDアルバムのジャケット画像があれば、そのアルバム曲の再生に連動してアルバムのジャケットが呼び出される機能もある。
 さらに、FMラジオとマイクも搭載し、いずれも本体での録音が可能。
 またユニークな機能として、Microsoft Outlook のカレンダーの予定や ToDoリスト、アドレス帳との同期機能も備える。


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Zen Vision:M ブラック

 これだけの機能を iPod と同じぐらいのサイズの筐体に詰め込んでいる。
 実際のサイズは 62×19×104mm(幅×奥行き×高さ)で、正面から見たサイズは iPod とほぼ一緒なのだが、厚みが iPod 60GB と比べて 5mmほど分厚く、重さも約166g と 9g 重い。
 HDDが同容量となる iPod 30GB が 61.8×11×103.5mm / 約136g である事を比べると、厚みは倍近くあるわけだが、実際に使ってみると大きさはさほど気にならない。
 ジャケットのポケットに入れておくと、ズッシリと重みを感じるが、手にしてみるとその重みが心地よい……というのは負け惜しみだろうか?
 なお、内蔵のリチウムイオンバッテリーによる充電方式で駆動。バッテリーの交換はユーザでは行えず、予備のバッテリーを用意しておく等のフレキシビリティは持たない。
 その内蔵バッテリーで、音楽:最大約14時間・動画:最大約4時間の再生を可能と公式では謳っている。(音楽は 128kbpsの MP3ファイルを連続再生した場合・動画は 500kbpsのMPEG4-SPファイルを連続再生した場合の目安)

 引き続き外観の説明をすると、操作系のインターフェイスは 「バーティカルタッチパッド」と命名されている縦置きにされた小判のような操作系とその四隅に設けられているボタン。
 このバーティカルタッチパッドは癖があり、初めのうちはなかなか使いにくいインターフェースのように思えるが、SONY のジョグダイアルを回すのと同じような手つきで、パッドをなぞるように指を動かせば、メニューの選択項目が移動する。
 バーティカルタッチパッドにクリック感は存在しないが、その代わり1クリック分に相当する移動を行えば、クリック音が本体から発せられ、聴覚的にそのクリック感・移動量を量ることが出来るので、その点に慣れれば楽に Zen Vision:M の豊富な機能や 数千曲・百数時間の動画を操ることが出来る。
 項目の決定・実行は、ノートパソコンのタッチパッドと同様にパッド部分を指でコツンとクリックすれば良い。

 早速、音楽ファイル数千曲を Zen Vision:M へ転送してみた。
 転送には USB 2.0 を利用する。
 本体との接続には、付属のアダプタを履かせて、そこにUSBケーブルを接続する形となる。
 この付属アダプタには USB端子の他に DC-IN 端子 と AV-OUT 端子が設けられている。
 AV-OUT 端子については後述するが、いずれにせよ「データの転送」「バッテリーの充電」「ビデオ出力」にはこのアダプタが必要なるため、外でそれらの機能を使うには持ち歩く必要があり、少々煩わしくある。
 本体がこれだけ大きいのだから、全て本体内蔵に出来なかったのかと残念に思う。


Zen Vision:M とその同梱品

Zen Vision:M とその同梱品。


 ファイルの転送には、Windows Media Player 10 か、付属の「 ZEN VISIONメディア エクスプローラ 」を利用する。
 転送速度は十分に早く、アルバム一枚や 30分番組を DivX圧縮したファイルなどを転送するのにもストレスはない。
 ただ、総計650MB・3300枚のJPEGファイルを転送してみると、こちらは全ファイル転送終了に数時間を要した。
 デジカメで撮った写真などを転送したい場合は、ある程度溜まってからではなく、こまめに Zen Vision:M に転送した方が良いだろう。


白いパーツが付属アダプタ

Zen Vision:M に取り付けている白いパーツが付属アダプタ。


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 さて、Zen Vision:M でのマルチメディア再生能力であるが、まず音質に関しては良好だ。
 音の解像感の鈍さや、凭れた音の絡まりは、Zen Vision:M の性能ではなく MP3 によるフォーマットの限界からくるものであると思われる。
 とはいってもソリッドオーディオの中では上級の音質だ。
 今まで使ってきた“MDM-H205”は音質云々以前の問題だったし、なにより192kbpsより高いビットレートの MP3ファイルを再生させると処理が間に合わず音飛びが発生する代物だったので、それと比べれば音に掛かっていた灰色の幕が数十枚も剥がされた思いだ。
 MP3の音質を云々出来るぐらいに高品質なプレーヤだと言える。
 WAVE形式の非圧縮音源を聞いていないので、正確な評価はしかねるが 高ビットレートの MP3 を聞いたところでは、ノイズ感も無く、バランスの取れた十分な音質で再生してくれる。
 大きめの音量でも直ぐに耳が疲れるような心配はいらないだろう。
 なお、鑑賞には愛用の Bang & Olufsen の A8 イヤフォンを使っている。

 さて、肝心の動画再生能力についてだが、今回私が Zen Vision:M の購入に踏み切った最大の要因がその画質の良さにある。
 Zen Vision:M の液晶画面は 2.5型 / 320x240 pix / 261,144色表示。
 iPod が 2.5型 / 320x240 pix / 65,000色表示であるので、画面サイズは同様だが発色数が断然 Zen Vision:M の方が上回り綺麗である。
 実際、適当に WMVファイル や DivXファイルを放り込んで、再生してみたが、実に緻密な画像で滑らかに再生される。
 コマ落ちなどは勿論なく30fpsでの再生も問題ない。
 液晶画面自体は 320x240 であるが MPEG-4・DivX・XviD コーデック形式なら 720x480 のファイルも扱えるので、PCでエアチェックして MPEG-4系のコーデックでアーカイブしている番組などもそのまま転送して再生できるのは嬉しい。
 画面が小さいといこともあってか、緻密感が体感的に増し、再生画面は極めて美しい。
 例えば当サイトの bcf2k ;+EDIUS Bridge+ のページにて公開しているデモムービーにおける、作中の左上に出るようなテロップもしっかりと読めるほどの緻密さだ。
 ニュース番組などのテロップも問題なく読めるだろうから、朝のニュースを DivX形式などで録画しておいて、それを数十秒で転送して、通勤の電車内で視聴する…というスタイルも問題なくこなせるだろう。
 勿論、ブロックノイズなども気にならない。

 ただし、注意が必要なのはファイル形式によって、ビットレートの上限や解像度の上限があることだ。
 それぞれの最大解像度とビットレートは以下の通りである。

コーデック最大解像度最大ビットレート
WMV320x240700kbps
MPEG-4
DivX 4/5
XviD
720x4803Mbps
MPEG-2640x4802.5Mbps
MPEG-1640x4801.15Mbps
Motion JPEG640x4802.5Mbps

 上記の表を見るに、MPEG-4・DivX・XviD でライブラリを作っている人なら、まずはそのままファイルを転送して視聴することが出来そうだ。
 しかし、WMV と MPEG-2 に関しては少々勝手が違う。
 まず、WMV だが ビットレートはともかく最大解像度が 320x240 となっている。
 今時、WMV をして 320x240 でライブラリを作っている人は少ないだろうから、正直言って、この仕様は困るだろう。
 私も実際、幾つもの WMVファイルを持っているが、いずれも 640x480 の物ばかりだ。
 この上限の規定は、Zen Vision:M の問題と言うよりは Microsoft の Media Transfer Protocol(MTP)による制限であるようだが、今後の改善が最も期待される仕様の一つだろう。

 MPEG-2の場合は、解像度は問題ないだろうがビットレートが 2.5Mbps となっており、一般的な HDDビデオレコーダでは LP モード級のクオリティーになってしまう。
 2.5Mbps の MPEG-2 ファイルが手元に無かったので、その画質を Zen Vision:M では確認していないが、HDDレコーダやPCでのエアチェックでは、Zen Vision:M に転送することを前提として低画質での録画が必要になってくるので、実用的かどうかは判断しかねる。
 とりあえず、ネイティブな MPEG-2ファイルをそのまま再生する機能も付いている……といったぐらいの認識の方が良いかもしれない。

 ちなみに、Zen Vision:M には「 Creative ビデオコンバータ 」なるエンコードソフトも同梱されており、「 ZEN VISIONメディア エクスプローラ 」などで、制限サイズ以上のファイルを転送しようとすると、規格サイズ内にエンコードすることを奨められ、承諾すると同ソフトが起動する。
 ただし、この「 Creative ビデオコンバータ 」が作成できるファイルは WMV 320x240 形式のみとなるので、こだわりや技術力のある人は自力で 規格サイズ内の Divx形式に変換した方が良いかもしれない。
 もちろん、Zen Vision:M で視聴する分に関しては WMV 320x240 でも十二分に綺麗であるので、Zen Vision:M に格納するだけのファイルと割り切って、「 Creative ビデオコンバータ 」で再エンコするのも手ではある。
 

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 さて、Zen Vision:M のポータブルビデオプレーヤの性能で言えば、液晶画面の視野角が非常に広いのも特徴だろう。
 電車で座っていても、隣の席に座る人や吊り革を持って上から覗きこむ人からもハッキリと何を視聴しているのかが確認できる程のスペックを持つ。
 が、何故か「下から」だけは視野角が狭い。
 椅子に座って、机の上に Zen Vision:M を置いてみると分かるのだが、正対すると……つまり下から液晶画面を見るような形になると、液晶特有の黒が浮いて、色が後退して何が映っているのか判然としなくなる状態になる。
 しかし、その状態で 180°回転させて、今度は Zen Vision:M を上から見るような形になると、全く問題なく画面が見られるようになる。
 Zen Vision:M で動画を視聴する場合、手に持つか、あるいは別売り(国内未発売)のドッキングステーションに立て置くなどして見るのが角度的に良いのであろうが、例えばドッキングステーションが無い場合は、机の上に置いて流し見る…ということも想定できる。
 その場合、下から覗くような角度になるのだから、下方向への視野角が広い方が実用的である様に思えるのだ。
 この点は、次期バージョンで改良されているとポータブルビデオプレーヤとしてますます魅力的なデバイスとなるだろう。

 また、昨今のポータブルビデオプレーヤ機能を持つソリッドオーディオ機器の例に漏れず、Zen Vision:M でもビデオ出力機能を持っている。
 付属アダプタに4極の特殊AVケーブルを差せば、コンポジット出力のみだが、テレビ画面などに 、Zen Vision:M の液晶画面を表示することが出来る。
 しかし、残念なことに国内ではまだこの専用AVケーブルが発売されていない。
 4極の特殊AVケーブルという事で、SONYなどのハンディカムで使われる特殊AVケーブルが使えないか試してみたが、ピンアサインが違うらしく、テレビに映すことは出来なかった。
 ただ、偶然発見したのだが、そのSONYのAVケーブルを微妙な位置で半差ししたところ、映像が見事にテレビ画面に映し出された。
 音声はその状態では Lチャンネルしか出てこないが、自分でケーブルを自作するのも面白そうであるし、十分に可能であろう。
 なお、テレビ出力した時の画質であるが、DivX 640x480 の作品では、全く問題ない画質で出力されることを確認した。
 アニメのセル塗りのように色のメリハリがしっかりしているとノイズなどは全く気にならないが、実写など色が連続して階調を描く様なシーンではブロックノイズが多く見られる。
 画自体が見られなくなるような事はなく、ふつうに視聴する分には問題ないが、実写などは 30x240 に制限される WMV形式よりも DivX などで保存・転送し、出力した方が良いだろう。
 若干オーバスキャン気味か…という感じではあるが、実用上は問題ない。


半刺しでテレビ出力可能。

SONYの特殊AVプラグを半刺しにするとテレビ出力が出来た。


 液晶画面での再生画も、Zen Vision:M本体からのビデオ出力もこれだけ画質が良いと、いろんな動画作品を Zen Vision:M で再生出来る形式にして無意味に転送してみたくなる。
 過去に自分が作った作品や、友人が作ったお気に入りの作品などを早速一通り転送してみた。


 今回は、少々駆け足で Zen Vision:M の紹介を行ってみた。
 おもちゃとしてはまだまだ色々と楽しめる要素がある。
 特に iPod と形状が近いために、アクセサリ関係に iPod 用品が色々と流用できそうな感じだ。
 これから暫く、このガジェットで遊んでいくと思うので、逐一レポートを更新してみたい。

※06/03/15更新

 Zen Vision:M からのビデオ出力を行うために、AV変換ケーブルを作ってみた。
 利用したものは iPod用の AVケーブルと 4極 φ3.5mm プラグとソケット、後は適当な銅線。
 プラグは L型 にしてあるが、これは将来的に Zen Vision:M をスタンドなどに立てかけて使用してみたいからである。

変換ケーブルの材料

 まずは、テスターを使って iPod用の AVケーブルのピンアサインをチェックする。
 すると図のようなアサインになっていることが確認できた。
 同じ色同士が対応している端子である。
iPod用AVケーブルピンアサイン

 このチェックは事前に行っておいて正解で、実はケーブル長と作業スペースの都合からテストには前回利用した SONY の AVケーブルを使おうと思っていたのだが、iPod と SONY の AVケーブルは全然違うピンアサインであった事が判明したため、知らずに SONY のを使って変換ケーブルを作っていれば iPod用ケーブルでは全く機能しないものを完成させてしまうところだった。

 さて、iPod用ケーブルのピンアサインが分かれば後は、トライ・アンド・エラーで Zen Vision:M からの AV出力アサインを探っていくだけである。
 とはいえ、4極分の配線の組み合わせとなるので 4!(4の階乗)通り……つまり24パターン配線がある。
 早期にどれか…特に映像のラインが抑えられれば後は楽になるはずなので、全くの博打で手をつけ始めた。
24パターンの中を行く

 幸運だったのだろう。5パターン目あたりで、映像がテレビ画面に出た。
 あとはどちらがグランドなのか判別できれば、音声は簡単だ。
 音声の位相を確認しながら、無事に “対 iPod用 AVケーブル用変換ケーブル”が完成した。
iPod - Zen Vision:M 変換ケーブル

 今回は持ち運びを考慮して、iPod用の巻き取り型AVケーブルを使うために変換ケーブルを作ってみたが、Zen Vision:M と テレビを直接つなぐAVケーブルを作っても勿論良いだろう。
 下載の図がピンアサインとなるので自作される方は参考になさってはいかがだろうか?
Zen Vision:M と AVケーブルのピンアサイン

<Zen Vision:M 関連記事・サイト>
CREATIVE 製品案内ページ
BOXWAVE FlexiSkin for Creative Zen Vision:M
Impress Watch 『クリエイティブ、薄型筐体採用の「ZEN VISION:M 30GB」』
Impress Watch 週間 デバイス・バイキング『ビデオiPodへの挑戦状?・・・』
ITmedia +D『クリエイティブ、“アレ似”なビデオ対応HDDプレーヤー「Zen Vision:M」』
ZDNet Japan『iPodにない機能を備えたCreative ZEN VISION:M 30GB』

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CREATIVE Zen Vision:M

<参考>

ATH-CM7TI

audio-technica ATH-CM7Ti

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