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まとめ
〜 NAB 2007 ゆるレポ 〜
(提出日:07/04/18 @PDT(太平洋夏時間))
(最終更新:07/04/21 @JST(日本標準時))
※お詫び:ホテルのネット回線の不都合によりここ数日、インターネットへの接続が出来ませんでした。
ご心配とご迷惑をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます。(記:07/04/18 @PDT)
・canpus
当サイトとしての最大の関心の寄せどころは、canopus の EDIUS Pro version 4.5だろう。
EDIUS Pro の Ver x.5 では毎回大きなバージョンアップが行われるが、今回発表のあった ver 4.5 でもバグフィックス以上に様々な機能の追加が行われている。
まず、見た目に判るのが GUIデザインの変更だ。
Grass Valley 社製品の統一のデザインとなり、配色からアイコンのデザインまでが大きく変更されている。
従来のGUIからより一層、人間工学に基づくデザインを検討しており、ウィンドウカラーからモニタ上のタイムコード表記まで細かな点まで目に優しい設計となっている。
ただし、デザインが変わっているが、基本的なボタンなどのレイアウトは変更されておらず、既存ユーザであっても特に違和感なく操作できるだろう。
また canopus のロゴが各ウィンドウから消えて Grass VaLLey のロゴに変更されている。
機能の追加としては、「ユーザープリセット(プロファイル)」「セグメントエンコード」「Print to DVD」などが上げられる。
「ユーザープリセット(プロファイル)」とは、ユーザ(エディタ)毎に、EDIUS Pro 上の細かな設定各種を保存することが出来る機能である。
これは、従来なら1パターンしか設定できなかったキーボードショットやキャプチャ時の分割設定、レイアウトやボタン配置をユーザ別に登録しておくことが出来、EDIUS Pro の起動時もしくは編集の途中でも、プロファイルを呼び出して、自分専用の EDIUS Pro 設定を呼び出すことが出来る。
プロファイル選択ウィンドウには、プロファイルをアイコン表示しており、自分で好きな画を当てはめることが出来る。
例えば、そのアイコン画像にエディターの顔を登録しておくなどすれば、一目で誰専用のプロファイル設定なのか判断することなどが出来るだろう。
この機能は、多くのオペレータ・エディタが出入りする編集スタジオなどでの利用を想定しているものである。
「セグメントエンコード」は、素材フォーマットと最終出力フォーマットが同じ物の場合は、未編集箇所については、変換ではなくてコピーという形で、出力することができ、最終出力のレンダリング時間を大幅に短縮する事が可能である。
レンダリング形式では HDV形式も選ぶことが出来る様になったので、編集中のレンダリングプレビューのファイルと併用すれば、HDV形式の最終出力のためのレンダリング時間はかなり短縮される。
対応フォーマットとして、入力では Grass Valley の Aurora の VMFファイル、出力にAC3 ファイルもサポート。
入出力両面で AAF (Advanced Authoring Format)に対応し、Digidesign ProTools などの DAW や Adobe After Effects などとの連繋が行えるようになる。
その他の対応としては
AVCHD のネイティブファイルのインポートに対応。(予定)
Panasonic P2 の AVC-Intra フォーマットへのネイティブ対応。(要オプション)
Sony HDV の 1080/24p/25p/30p 各フォーマットへの対応。
Victor HDV の 720 50p/60p 各フォーマットへの対応。
Grass Valley の Infinity(JPEG 2000/MPEG/DV) や Turbo などのディスクレコーダもしくは RevProメディアからもネイティブ状態で取り扱うことが可能である。
さらに、アマチュア層には馴染みの薄い話ではあるが、Grass Valley の K2 Media Client との連繋機能が強化されており、相互の入出力は勿論のこと、K2 Media Client で“収録最中”の素材を EDIUS Pro で編集可能になる。
DVD制作機能としては、「Print to DVD」という機能でさらに DVD の制作機能が強化されている。 「Print to DVD」では簡単なメニュー制作が可能となり、メニュー上のボタンはタイムライン上のシーケンスに対応し、タイムライン上のマーカーは各タイトルのチャプターとして取り扱われるなどする。
また、専用の新型編集用ジョグシャトルも開発中で、展示はなかった物の武蔵社製のハードウェアに対応するという事である。
提示された資料からは 武蔵社の“MKB-88”をベースにしたものと思われる。
※上の写真は、イメージ。
武蔵社 MKB-88:http://www.musashi-kk.co.jp/product/j-mkb-88.htm
通常のジョグ・シャトリング操作に加え、DMCコントロール、ジョグオンサウンド、VTRコントロールに対応する。
さらに、テロッパーとして、朋栄社製 VWSシリーズ や カンバス社 の SSTシリーズにオプションで対応する。
朋栄社 WVSシリーズ:http://www.for-a.co.jp/products/vwsseries/vwsseries.html
カンバス社 SSTシリーズ:http://www.canvass-net.com/product/index.html
Canopus Video Out Plug-in も充実し、従来の Photoshop/After Effects/Light Wave 3D 対応プラグインに加えて、 Maya/3ds max/combustion/Mirage のビデオ出力プラグインも標準搭載する。(※ただし対応ハードウェア(VELXUSシリーズ・DVStromシリーズなどが必要))
その他、細かな部分としては、タイトル制作時に必要なセーフエリアの表示が、16:9モードであっても 4:3域でのセーフティーが確認できたり、また従来であればプログラムモニタ上に表示していた情報(タイムコード・オーディオレベル・セーフティー表示他)は、そのまま外部モニタにも出力されていたが、外部モニタにはそれらのキャラクター情報は出力しないといった設定も出来る。
アップグレードは無償で、2007年7月下旬頃にリリースが予定されている。
また、「詳細は一切話せないが……」という前置きと共に、5月下旬頃に「おもしろい製品を発表します」とマーケティングコミュニケーション部課長の Smith氏が教えてくださった。
また、システムエンジニアリング部の 宮本氏からは、H.264系コーデックに対する、ハードウェア支援ボードのリリースの可能性を聞くことが出来た。
今年も canopus の動向から目が離せない1年になりそうだ。
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