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〜 “B+COM SB213.EVO”によるワイヤレスインカムシステム 〜
(提出日:13/01/06)
■ はじめに
ACC*visualizationでは、有人2カメ体制(+無人カメラ)での撮影機会が多く、私と相方でカメラを振っている。その現場での指示系はワイヤレスインカムを利用し、私が撮影しながら相方に指示を出すという形でミニマムなマルチカム収録体制を採っている。
ワイヤレスインカムは、Symphonicsさんから長期借用をさせて頂いている日生技研株式会社の“HTR-77”というシンプルなシステム。
300MHz帯を利用するために、ホテルやホールのPAシステムで主流のB帯や、会場スタッフが利用する特小無線とも干渉することが無いため、会場に持ち込みやすい点が重宝する。(勿論、事前にPAさんにはワイヤレスインカムを使用することを伝え、周波数帯が300MHzであることを確認し、了承してもらっている。)
<日生技研株式会社 HTR-77>
単3電池2本で駆動可能で、同一会場内であれば十分な通信感度があるために、マルチカム体制では欠かせないアイテムの一つである。
しかし、この簡便なワイヤレスインカムを利用して、対応できない現場に遭遇することがあったために、新たなワイヤレスインカムのシステムを模索する事にした。
問題が生じたのは、とあるダンス発表会の収録現場だ。
その日の発表会は、PA業者さんが機材を自前で持ち込み、ダンスミュージックを会場ホールにPAしたのだが、その音が非常に大きかったのだ。
ロックのライブコンサートにでも来ているのかと言うぐらいの大音量で、我が子のダンスを見に来ていた保護者からは「大音量で気分が悪くなった……」という苦情が出るぐらいの爆音だったのだ。
その大音量の中で、我々のインカムシステムは使い物にならなくなってしまった。
すなわち、インカムのマイクが、大音量で鳴る音楽を拾ってしまう為に、私と相方の声がお互いに聞こえなくなってしまったのだ。
その為に、カメラワークやサイズの指示が十分に行き届かず、相方にリターン映像として送り返している私のカメラの画を見て、的確に判断して動いてもらうことで何とかこの日は乗り切った。
この日を契機にして、新規ワイヤレスインカムシステムの模索が始まった。
要件は、以下の通りだ。
・ワイヤレスであること。
・簡便なシステムで構築可能なこと。
・安価であること。
・ハンズフリーで会話可能であること。
・ノイズキャンセラーなど、周囲の雑音を低減する仕組みがあること。
・3人以上のマルチコミュニケーション体制が構築できること。
当初は、特小系や業務用のインカムシステムで探していたのだが、ふと「バイクでのツーリングする人達が使うインカムシステムってどんなラインナップがあるのだろう?」と気になって、色々と調べてみると、なるほど良い物があるではないか!
畑違いのフィールドから、安価でかつ多機能・高性能なインカムシステムを見つけることが出来た。
それが、SYGN HOUSEが販売する“B+COM SB213.EVO”だ。
■ B+COM SB213.EVO
“B+COM SB213.EVO”は、Bluetoothをワイヤレスシステムに採用したインカムである。
本来の使い方は、ライダーのヘルメットに固定装着し、複数人でのツーリング中にコミュニケーションが可能になるというものだ。
特徴としては、
・インカムユニットだけでの1対1でのペアリング。
・バイクのエンジン音などを軽減するノイズキャンセル機能。
・マルチプル機能で最大 1:8 の親子通話が可能。
・“B+COM STATION”というグループトークサーバを導入することで最大6人での同時会話が可能になる拡張性。
・“B+COM STATION”経由での、音楽プレーヤーの音楽やカーナビの音声の各インカムへの一斉送信。
・用途に応じた、インカムマイクの付け替え。
・インカムスピーカやイヤフォンの自由選択。
・USB経由のファームウェアアップデートによる機能追加・改善。
などなど、多くの特徴が挙げられる。
バイク用品と言うこともあり、スタイリッシュなデザインで、また防水性能(IPX5)もある点も見逃せない。
※※B+COM SB213.EVO 製品ページ
http://www.bolt.co.jp/bike-intercom/bcom_bluetooth-intercom_bcom-sb213evo.asp
この、バイクでのツーリング用に開発された“B+COM SB213.EVO”を利用して、マルチカム収録の現場に投入できるインカムキットを作ってみることにした。
■ B+COM SB213.EVO + DENON AH-D310
・ヘッドフォン探し:B+COM SB213.EVO は、上述の通りバイク用品であるために、その付属するスピーカはヘルメットの内部に仕込むための薄型スピーカーとなっている。
ヘルメット内側に両面テープで固定する方法で取り付けるのだが、我々としては勿論、撮影しながらヘルメットを被る訳にはいかないので、別途イヤフォンかヘッドフォンを用意する必要がある。
ヘッドフォンは、比較的小型で安価な物を選択。
基本的にインカムで遣り取りする人の声が聞き取れれば十分であるので、不必要に高音質の製品は選ばず、また B+COM SB213.EVO のデザインともマッチした意匠のヘッドフォンを探した。
また、装着感のポイントとしては、1時間単位でヘッドフォンを装着する事を想定して、耳が痛くならない様スッポリと耳殻を覆える密閉型を中心に探し、さらに 約80g の SB213.EVO をスピーカー筐体に取り付けることを考慮し、オーバーヘッドバンドがその重さでずり落ちない、ある程度しっかりとした作りになっている物を選んで、実際に店頭で試着してヘッドフォン製品一つ一つを確かめてみた。
家電量販店の店頭で約50種類程度のヘッドフォンの実物を見て比較し、場合によっては試着して、その中から B+COM SB213.EVO との組み合わせに最適であると判断したのが“DENON AH-D310”である。
カラーリングや質感も SB213.EVO とマッチしており、また SB213.EVO本体はヘルメットの曲面に合わせて緩やかに取り付け面がカーブしているのだが、DENON AH-D310 のスピーカ筐体外装も少し曲面を描いており、取り付け具合も絶妙になるだろうと想像した。
<DENON AH-D310>
・結線と合体:
B+COM SB213.EVO は、スピーカの取り替えに対応している。
しかし、音声出力ケーブルは特殊で、USB mini-B タイプとなっており、付属の薄型スピーカーともUSB端子による結線だ。
そのため、B+COM は別売りで専用の“USB変換スピーカーケーブル(USB mini-B − 3.5φステレオジャック)を用意している。
当初は、この変換ケーブルを使って SB213.EVO と ヘッドフォンを単純に繋ぐ予定だったのだが、少しでも余計なケーブルは排除したいと考え、ヘッドフォン側のステレオプラグを USB mini-B 端子に取り替えることにした。
電子パーツとしての USB mini-B端子を用意し、DENON AH-D310 のケーブルに直接結線する。
まずは、B+COM SB213.EVO のオーディオピンアサインを解明。
SB213.EVO は、USB端子で充電とオーディオとデータ通信(ファームウェアアップ用)を行う仕様になっている。
アナログ電気特性のオーディオ信号は、USBの 5pinのうち L/R/G用に 3端子を使用。
続いて、DENON AH-D310 のケーブルアサインを調べる。
AH-D310は勿論ステレオヘッドフォンなのだが、今回は片耳のみの使用として改造。
理由は、AH-D310が“両耳出しケーブル”を採用しているからだ。
両耳出しケーブルであるため、付け外しの際にケーブルが煩わしくなったり、引っ掛かったりすることが予想でき、またヘッドバンドにRチャンネルのケーブルをバインドして片耳出し風にするなども考えたが、今回は割り切って片耳のみ音声が出る仕様にした。
B+COM SB213.EVO の USBピンアサインは解読しているので、将来的に使いやすく安価な“片耳出しケーブル”のヘッドフォンが見つかれば、両耳で音が鳴る様にしてみたい。
インカムセットとヘッドフォンの双方のピンアサインが判明すれば、あとは USB mini-B端子にハンダ付けを行うだけで良い。
ヘッドフォン側のケーブルが細いためハンダ付けをした後、ホットボンドで USB端子内部を充填固定し、さらに熱収縮チューブを重ねてケーブル径の太さを嵩増しするなどして、結線抜けを防止している。
ヘッドフォンとインカム筐体との取付は、B+COM SB213.EVOに付属しているアタッチメントを使用する。
SB213.EVO と AH-D310 を直接粘着するわけではなく、付属の専用マウンターを介しての取付になるので、SB213.EVO本体は簡単にヘッドフォンから取り外すことが可能である。
■ 使用感
実際に、インカムシステム完成直後に現場投入する機会があったので、その時の使用感を踏まえて評価したい。
<カットウィッグ協力:Hair Art Pleasure Style様>
・起動とペアリング:
まず、SB213.EVO は Bluetooth による通信を行うため、電源を入れただけでは通話可能状態にならない。
SB213.EVO起動後、ペアリングボタンを押して相手との認証が終わって初めて利用可能になる。
起動は電源ボタンを3秒押す。その後2秒ぐらいで起動が完了する。
ペアリングは、4〜5秒程度である。
・バッテリー:
バッテリーは本体ユニットに内蔵のリチウムポリマー電池で最大通話時間は約11時間。
充電に掛かる時間は、満充電まで約2時間だ。
一度電源を現場で入れたら、ほぼ一日中電源を入れっぱなしでも問題ないだろう。
・付け心地:
ヘッドフォンとの相性は上々で、耳が痛くなったりする事もなく付け心地も良かった。
SB213.EVO が左耳に付くことでバランスが偏重するが、気になるような事も無い。
・通話距離:
通話飛距離は非常に長く、障害物がない見通し距離で仕様上は500m以上。
実際の現場の使用では、客席の最後尾席に私が居て、もう一人がホールの外の廊下と階段を通って遠回りして舞台下手袖のPA卓まで連絡に走ってもらった時も、その道中一度も通話が途切れることがなかった。
テスト時には、マンションの部屋の中とマンションの共用部の廊下での会話を行ったが、鉄筋コンクリートを間に挟んでも、50mほどの通話は問題なく確保できた。
・通話性能:
さて、一番気になる通話性能だが、騒音の多い環境でも非常に良好に通話できた。
ノイズキャンセル機能は、バイクのエンジン音だけでなく、会場でPAされる音楽などにも有効に働き、人間の声の領域以外の周波数帯の音を効果的に消音してくれた。
テスト時には、次のような極端なテストを行っている。
テスト方法は、ホームシアター用のL/Rそれぞれトールスピーカーの前にヘッドセットを付けて2人が陣取り、大音量で音楽を流す。
ボリューム量を説明するのは難しいが、すぐ隣にいる第三者が話し掛けても、音楽に打ち消されて何を言っているか全く聞き取れないぐらい五月蠅く音楽が鳴っている環境だ。
そんな状況下で、ヘッドセットをつけた2人が会話を行う。
スピーカーメッシュに顔を近づけて、ほぼ音源ゼロ距離での対騒音テストだ。
これは、なかなか驚異的な結果を得ることが出来た。
ヘッドセットを付けている者同士では、普通に会話が出来た。すぐ横にいる第三者には鳴り響く音楽のせいで全く彼らの会話は聞こえていない。
ヘッドセットからは、相手の声が明瞭に聞こえ、鳴り響く音楽は効果的にキャンセルされている。
ボーカルが歌っている音楽では、当然ボーカルの声はインカムに回り込んで乗ってしまうのだが、伴奏は綺麗にミュートされるか小さくなっている。逆カラオケ状態だ。
それでも、マイクの指向性が有るお陰で喋っている話者本人の声の方が大きく聞こえるので、ボーカル曲が鳴り響いていても通話困難な状態にはならなかった。
実際の現場では、これほど極端な対騒音環境はないだろから、ほぼ全ての撮影環境で有効に働いてくれるはずだ。
実戦投入をしたダンス発表会の撮影現場では、先日の発表会と違い常識的なPA音量だったが、効果的にPAで鳴る楽曲を消音し、カメラマン間の通話は極めて良好に行えた。
■ 課題と問題点
さて、実際の使用の中で課題も出て来た。“通信断線”である。
今回、ヘッドセットを試験投入したダンス撮影は途中に休憩時間なども挟んで約7時間ほどあったのだが、その間に3回も途中で通信断線が起こった。
休憩時間の間は電源を切り、始まる直前に電源を入れてペアリングをするという手順を繰り返し行っていたのだが、その中で通信断線が起こっている。
印象としては、電源を入れてから比較的早い段階で断線が起こっている。
もしも一日中、電源を切らないで接続しっぱなしだったら通信断線は起こっていなかったかも知れない、という感触だ。
原因は不明。
(※ちなみに、このレポートを書くに当たって、現時点で6時間ほどペアリング状態を維持しているが、一度も通信断線は起こっておらず、安定した状態だ。)
通信安定化の最新のファームウェア(Ver.3.00)を当てていなかった為、アップデートで症状が改善される可能性もある。
B+COM SB213.EVO は、ファームウェアを当てるために使用するパソコンの環境判定がシビアなようで、我が家にあるパソコン環境では専用のファームウェアアップデートプログラムを弾かれてしまい、実は現在のところファームアップが出来ていない状態なのだ。(セキュリティソフトなのか何なのか原因は不明)
引き続き、環境を変えてアップデートには挑戦したい。
また、Bluetooth通信固有の問題として“音声遅延”がある。
規格上、Bluetoothには約0.2秒の音声遅延があり、B+COM SB213.EVOにおいてもそれは同様である。
ただ、実際の音声コミュニケーションに於いては、0.2秒の遅れは殆ど問題にならないだろう。
むしろ問題は、回り込みノイズの方だ。
話者が音楽が鳴る現場で会話をする以上、マイクには現場でPAされている音響が回り込んでくる。
すると、右耳では現場の音を直接聞くが、インカムを経由する左耳には0.2秒遅延して聞こえる環境音が聞こえてくる。
ノイズキャンセルの効果で音は小さくなっているが、判別が付く程度にはヘッドフォンからも音が聞こえるのだ。
これを気持ち悪いと思うかどうかだ。
ボーカルは少しボヤケ気味になるし、特にパーカッション系のリズムを刻んでいる音は、確実に遅延をしているのを聴覚的に認識できる為に、気にならないと言えば嘘になる。
私の場合は、右耳からはヘッドフォンを外して、片耳ヘッドフォン状態で使用することで、右耳でしっかりと現場音響を聞けるようにしたため、パーカッション以外ではそれほど気にする場面はなかった。
最新のファームウェアでは、マイクの ON/OFF が可能であるので、会話する必要が無い使用者はマイクを OFFにする事も出来るし、また指令者(ディレクターやスイッチャ)が会場の外でモニタリングしているならば、問題は顕在化しにくいだろう。
この規格の課題に気がつく前は、別売の“B+COM STATION”を利用すれば、インカムセットに対して PGMを送り返せると考えていたのだが、0.2秒も遅延すると、むしろ邪魔になるだけで実用的ではない。
ただ、厳密なリアルタイム性を必要としないならば、“B+COM STATION”の PGM入力には使い道を色々と見いだせる。
例えばアナウンサーブースのアナ解(実況と解説)をカメラマンに返したり、また系統の違う通信……例えば舞台進行のインカムの遣り取りを“B+COM STATION”に入力しておけば、舞台登場のタイミングなどがカメラマンにも伝わり、対応しやすい。
何れにせよ、B+COM SB213.EVO には Bluetoothの規格による遅延が存在するので、コミュニケーション上は殆ど問題にならないとは言え、使用環境を考慮する必要はあるだろう。
<カットウィッグ協力:Hair Art Pleasure Style様>
■ まとめ
B+COM SB213.EVO + DENON AH-D310 の組み合わせは、我ながら最良のペアリングだと思う。デザイン的には統一感があり、装着・使用感も悪くない。
DENON AH-D310 はスピーカーユニットが 90度回転させられるので、収納時に省スペース化できるのも便利だ。
<100均で売っている、薄型のトレイでも収納可能>
SB213.EVO はマイク部分と通話ユニットが一体化しているために、システムとしてはコンパクトである半面、ヘッドセットとして見ると大きく見えてしまう。
今回作ったヘッドセットシステムも、カメラマンが目立たない舞台撮影では問題なく活用出来るが、この容貌では、結婚式会場でのマルチカム撮影などではヘッドセットが目立ってしまって現場投入できない。
だが、SB213.EVO には、マイク部分を自由に引き回せる“ケーブルマイク”が付属し、クリップ式の取り付けベースが同梱されるなど、ヘッドフォンと一体化させる以外での運用方法も色々と考えられる。
結婚式会場用に首掛け型にしたり、直接スーツにクリップするなど、様々な取り付け方も提案できるのだ。
もちろん、ヘッドフォンではなくイヤフォンに取り替えることで、耳周りもスマートに出来る。
また、B+COM SB213.EVO + DENON AH-D310 の組み合わせではショルダータイプのENGカメラは担げない。
ENGカメラを担ぎながらインカムを使用したい場合は、片耳スピーカタイプのヘッドフォンを選ぶか、首掛けにしてイヤフォンを利用するなどの対応が必要だ。
通信規格は、Bluetooth であるため、使用周波数帯域は 2.4GHz。
会場のPAシステムやインカムシステムと干渉することは、まず無い。
万が一、会場で Bluetoothによる通話システムが利用されていても、ペアリングしていない機器同士は繋がらないので、混線の恐れもない。
ただし、同じ周波数帯を使用する2.4GHz無線LANに対しては、影響が出る場合がある。
無線LANの通信速度の低下などが見られるそうなので、万が一会場から無線LANによる映像配信などを行っている場合は、要注意だ。
余談だが、SB213.EVOはツーリング時のコミュニケーションツールとして開発されているので、例えば走行中に掛かってきた携帯電話を Bluetooth経由で受けることが出来る。
事前にペアリングを行っておけば Bluetooth対応の携帯電話の受話をヘッドセットをしたまま行える。
その他、別売りの“B+COM STATION”最大6人での同時会話も可能であるし、PGMの送り返しも出来る。
“B+COM STATION”は、USB電源供給による 5V駆動なので、市販のスマートフォン用スペアバッテリーなどを利用すれば、屋外でも簡単にマルチトークシステムを構成できる。
<グループトークサーバ:“B+COM STATION”>
“B+COM STATION”を導入しなくても、SB213.EVOにはマルチプル通話機能があり、1台の親機に対して最大8台まで子機をぶら下げられる。
カメラマン間の通話が必要なければ、ディレクタやスイッチャを親機にして、最大8人まで親子通話が可能になるのも魅力的だ。
使い勝手の工夫や、運用環境の考慮はある程度必要かも知れないが、高機能・高性能であり且つ安価なインカムシステムの選択肢として、B+COM SB213.EVO は十分にお奨めできるアイテムであると思う。
※関連商品:
Next-Zero.com では、ご要望があれば今回ご紹介した“B+COM SB213.EVO + DENON AH-D310”によるインカムシステムをご提供致します。(結線改造を含む)
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