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〜 FUJINON XT17s×4.5BRM 試用レポート(/ワイド端画質比較) 〜
(提出日:11/07/20)
■ワイド端画質比較
それぞれのワイド端での画質を検証する。が……実は現在(2011/7/20現在)、HVR-S270J 標準レンズである“SONY VCL-412BWS”において、フランジバックが正常に取れないトラブルが発生している。
検証した結果では、望遠方向にバックフォーカスが十分に動かず、合焦点の手前でフランジバック調整が終了してしまう。自動調整/手動調整共にうまく行かないため、テストレポートでは“VCL-412BWS”系のテスト結果は掲載しないことにする。
現在、Z7J を使ったテストを検討中で有り、その検証試験が出来次第、“VCL-412BWS/H”系の画質結果も掲載したい。
FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1 のワイド端画質検証サンプルを掲載する。
画像をクリックすると、等倍の画像を表示する。
・FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1
・FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1 + FUJINON WCV-X85
静止画として取り出すと動画の場合と少し雰囲気が変わってしまうのだが、ここは動画で見た場合の評価を行いたい。
なお、動画サンプルは以下からダウンロード出来る。
Grass Valley HQ codec にてエンコード。EDIUS 5 以前のユーザでも視聴できるはずである。
>>>FUJINON XT17s×4.5BRM 試用レポート(/ワイド端画質比較)サンプル動画
まず“FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1”だが、中央部分の解像度は十分あり、スッキリとした映像だ。中央部でのコントラストの高い部分(葉と空)でも、目立ったカラーフリンジは出ていない。
周辺に向かって、ゆっくりと性能が落ちていくが、動画で見ている限りはそれほど気にならない。
所謂 4:3 画角の範囲を越えた当たりから少し映像が鈍ってきているのが分かる。
四隅へ行くと収差が目立ってくるが、フォーカスが甘くなる傾向であり、大きく流れたりはしていない。
左下の白いフェンスに青色のフリンジが出ており、大画面やこのようなフィックスした映像では気になるだろう。
全体としては、不安の無い安定した映像である。
次にワイコンを取り付けた“FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1 + FUJINON WCV-X85”の組み合わせである。
中央部分は、ノーマル時同様に十分な解像度が有り、カラーフリンジなども感じさせない。少し映像に甘さを感じるが、これはレンズの性能と言うよりも、ワイコンによってワイド側に画角が引かれた事で葉っぱが小さくなり、HDVのMPEG-2圧縮時の量子化での丸め込みに巻き込まれた劣化であると思われる。
周辺に向かっては、ノーマル時よりも劣化の傾向が早く、4:3画角の範囲を越える手前ぐらいから鈍りが見える。
四隅の収差はハッキリと出ており、空と葉の境界線にカラーフリンジが纏わり付いている。
また標準レンズ同様、周辺は映像が流れたりはいないが、大幅に甘くなっている。メリハリのあるコントラストの高い被写体が四隅に来ると収差は目立ってくるので注意したい。
下にそれぞれの映像の「中央部」と「右上端」を等倍で切り出したサンプルを掲載する。
“FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1”は、広角で安定した画質を見せており、シャープなメリハリのある映像を捉えている。
また純正ワイコンの“FUJINON WCV-X85”装着時も、XT17s とマッチングするような光学設計で、倍率も無理をしていない為、画質の劣化はあるものの、より広い広角を手に入れたい場合は、選択肢として迷うことは無いと思う。
ワイド端を手に入れるために画質を犠牲にする……という程の悩ましい劣化ではないので、XT17s とセットで揃えておきたい。
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