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〜 Grass Valley EDIUS 6/ダウンコンバート品質 〜


(提出日:11/01/27)



■EDIUSシリーズのダウンコンバート品質

 EDIUSシリーズが HDVを初めとするハイビジョン映像編集に対応してから、ユーザーの間から上がっていた不満が「EDIUSは、ダウンコンバートの画質が悪い」というものだった。
 Next-Zero.comでも 2006年にダウンコン案件についての課題に触れ、その後、当サイトへの読者レポートもご提供頂き、ダウンコン品質について検証した経緯がある。
 ※http://next-zero.com/Lib/Bridal/04.php
 ※http://next-zero.com/nle/HD-DC/

 EDIUSシリーズのダウンコン画質が悪いという評判は、EDIUS Pro 5 へと世代を進めても大きな変化はなく、バージョンアップが行われる度に、ユーザの間ではダウンコンバートのプロセスにもメスを入れて欲しいとの要望が大きかった。

 HDV や AVCHD を素材に、Blu-ray で完成作品を作り上げることが増えつつある昨今だが、まだまだ Blu-ray再生環境が整っている家庭は、DVD再生環境のそれより少ない。
 親戚や友達に作品を配るには、まだまだDVDは活躍するだろう。

 そういう状況の中、EDIUS 6 のダウンコンバート品質はどのように評価できるか検証してみたい。


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■EDIUS 6 のダウンコンバート品質

 EDIUS 6 のダウンコンバート品質検証のために、以下のように検証動画を用意した。

 元素材:SONY HXR-NX5J による 1920×1080 59.94i H.264 24Mbps のAVCHDファイル。
 元素材を EDIUS 6 にてカット編集、ならびにテロップの追加等を行い検証用動画を作成。
 検証用動画は一旦 Grass Valley HQ codec にてファイル化。
 その HQ codec ファイルをそれぞれのソフトウェアで読み込んで、ダウンコンバート処理を行う。

 今回は、EDIUS 6.01 と EDIUS Pro 5.51 の他に ペガシスの“TMPGEnc Video Mastering Works 5”をエンコードソフトとしてエントリーした。

 ※詳細:TMPGEnc Video Mastering Works 5 (Vector PC Shop)

X.Grass Valley HQ codec (検証用動画);1920×1080i
A.EDIUS 6 ダウンコンバート動画;720×480i
B.EDIUS Pro 5 ダウンコンバート動画;720×480i
C.TMPGEnc Video Mastering Works 5 ダウンコンバート動画;720×480i


 それぞれのダウンコンバートの諸元設定は、DVDを作成する事を想定して MPEG2によるエンコード、16:9仕様の映像をスクイーズにて 720×480 で記録する。
 EDIUS 6/EDIUS Pro 5/TMPGEnc VMW 5 は、それぞれ VBR 8Mbps のビットレートを割り当て、可能な限り高品質でエンコードするように設定している。


 走査方式は、インターレスを最終出力とするが、TMPGEnc VMW 5 ではエンコード前にフィールド処理を行っている。
 TMPGEnc VMW 5 でのフィールド処理は、
 【インターレース解除】:常にインターレース解除を行う(2倍fps化)
 【インターレース解除の方法】:Weave
 としている。
 また【DC成分精度】は 9bit とし、2pass によるエンコード解析を行っている。
 以上の点が、EDIUSによるダウンコン処理との違いである。

 検証用動画ならびに各ダウンコン結果ファイルは、以下よりダウンロード可能である。
(※右クリック→名前を付けてリンク先を保存)

X.Grass Valley HQ codec (検証用動画);1920×1080i
A.EDIUS 6 ダウンコンバート動画;720×480i
B.EDIUS Pro 5 ダウンコンバート動画;720×480i
C.TMPGEnc Video Mastering Works 5 ダウンコンバート動画;720×480i

 実際の評価では、それぞれダウンコン用に出力した MPEG2 ファイルをDVD-Rに焼き、それをDVDプレイヤーにて再生。プラズマテレビにて確認している。
 以下の比較評価には、参照用に静止画切り出しを掲載しているが、実際にはDVDにした上で動画として確認しなければ、それぞれの品質の違いは分からないだろう。
 実際に、ご自身の環境でダウンコン品質を確認されたい場合は、上載の動画ファイルをダウンロードし、DVD作成ソフト(DVDオーサリングソフト)にて“再トランスコード無し”の設定で、そのままDVD−Videoを制作して頂き、再生確認して欲しい。

 なお、各比較画像は、それぞれを原画サイズで切り出した物。
 右下の Grass Valley HQ codec は参考用。1920×1080 px の画像を Photoshop にて 853×480 px にリサイズし一部を切り出し。
 リサイズ・アルゴリズムは“バイキュービック法”を採用。

●解像感比較:


 EDIUS Pro 5 までは、HD→SDにダウンコンバートで極端に映像が甘くなり、眠たい映像になってしまった。
 EDIUS 6 では、明らかに解像感が向上し、メリハリのあるシャキッとした映像になっている。
 映像の奥行き、立体感も表現できており、EDIUS 6 は今までの EDIUSシリーズよりもダウンコンバートの品質が向上していることが分かる。
 TMPGEnc VMW 5 は、EDIUS 6 よりもさらにディテールを描写できているが、EDIUS 6 はそれに肉薄している。


 肌などの質感も、TMPGEnc VMW 5 に軍配があがるが、EDIUS 6 の再現力も高い。

 ただ、これらの評価は、映像がフィックスあるいは動きの少ない被写体が写っている場合。
 動画で見てみると動きの大きな画の場合、EDIUS 6 の方が TMPGEnc VMW 5 よりも解像度が高い映像になっている。
 これは、TMPGEnc VMW 5 でのインターレース解除の処理が大きく影響しているものと思われるが、テスト映像全体での総合評価を上げるには先述のフィールド処理設定が最適だったため、部分的には品質の低下が起こっているようだ。

●ノイズ比較:

 EDIUS 6/EDIUS Pro 5 ともに、ノイズは抑えられており、輪郭などに出がちなブロック歪みも小さい。
 一方、TMPGEnc VMW 5 は盛大にブロック歪みが出ており、動きの多い部分や輪郭部で破綻を起こしがちだ。

 桜をパンするシーンなどは、いずれのテスト結果も酷い状態ではあるが、そのなかでも EDIUS 6の映像はまだ少し余裕を感じられる。

●ジャギー:

 被写体の斜め方向に於けるジャギーの処理は、TMPGEnc VMW 5 が綺麗に処理している。
 EDIUS 6 では、茎の部分などにジャギーが見られる。
 TMPGEnc VMW 5 ではエンコード前にフィールド処理を行っているために、結果に大きな差となって顕れるようだ。

●スタッフロール:

 ダウンコンバートした際に、必ず品位が落ちるのがスタッフロールだ。
 インターレースの影響をモロに受けて、文字がチラついてしまう。
 今回のテストでは、SDサイズとしては小さめの文字を使ってスクロールさせてみたが、いずれの結果も大いにチラついた。
 TMPGEnc VMW 5が一番マシな結果を出しており、これも事前のフィールド処理の効果である。

 ただ弊害もあって“解像感比較”の項目でも触れているように、動体解像度が低下している。
 インターレース解除アルゴリズムに“Weave処理”を使っている為だが、これを“適用補間処理”で行えば、動体解像度は EDIUS 6 並みに向上する。
 が、“適応補間”ではスタッフロールはチラつきの他にも“うねる”ような動きを見せ、文字列の動きを著しく阻害する。
 作品全体のバランスとしては“Weave処理”が最適と判断して採用している。
D.TMPGEnc Video Mastering Works 5 ダウンコンバート動画(適応補間処理);720×480i


■EDIUS 6 ダウンコン品質・まとめ

 正直、テスト前には期待していなかったのだが、驚いたことに EDIUS 6 のダウンコン品質は、以前と比べれば格段に向上している。
 EDIUS Pro 5 以前のダウンコンを眠たい映像として見ていたが、EDIUS 6 はそれから確実にベールを1枚剥いだ品質だ。
 もちろん、これでダウンコン性能は十分とは言い難い。
 TMPGEnc VMW 5 のように、エンコード前にフィールド処理を細かく調整できれば、EDIUS 6 が持つ高いエンコード性能が活きて、さらに品質の良いダウンコン映像になるだろう。
 課題はエンコード自体ではなく、リサイズ処理にあるのだから、さらなるパラメータの調整を求めたい。

 現在は、ペガシスから“TMPGEnc Movie Plug-in MPEG-2 for EDIUS 6”という EDIUS 6 から直接 TMPGEnc のエンコードエンジンを使ってタイムラインを動画ファイル出力できるプラグインなども登場している。
 しかし、このプラグインもエンコードパラメータの設定のみが行え、リサイズアルゴリズムの選択・調整は出来ない。
 HD→SDのダウンコンバートに最適化されたプリセットなどが用意されれば、この手の簡易的な出力プラグインでは十分に用途を賄えるだろうから、是非ともそういった高品質ダウンコンに特化した設定を設けてもらいたい。

*モデル;MASHIBA LUANE


■ダウンコン結果、募集中

 上記テストで使用した以外のエンコードソフト(EDIUS Pro 5/EDIUS6/TMPGEnc VMW 5以外)で、ダウンコン結果を出して下さる方を募集中。
 X.Grass Valley HQ codec (検証用動画);1920×1080i をDVDで再生可能なMPEG2ファイルへエンコードして、Next-Zero.com にご提供下さい。

 テスターご自身で、結果を評価して下さっても結構ですし、Next-Zero.comで検証させていただいても結構です。

 ダウンコンバートの諸元設定は、MPEG2によるエンコード、16:9仕様の映像をスクイーズにて 720×480 で記録、VBR 8Mbps(上限) のビットレートを割り当て、可能な限り高品質でエンコードとなります。
 かならず、利用されたソフトウェア名と、その設定諸元をご連絡ください。

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 なお、各種権利については、http://next-zero.com/Lib/invitation/以下の記載内容に準拠します。


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