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〜 FUJINON XT17s×4.5BRM 試用レポート(/テレ端比較) 〜


(提出日:11/07/21)



■テレ端比較

 HVR-S270J 標準レンズの“SONY VCL-412BWS”と“FUJINON XT17s x 4.5BRM”の光学スペック上の大きな違いは、ズーム比――すなわち倍率である。
 “SONY VCL-412BWS”は光学12倍に対して“FUJINON XT17s x 4.5BRM”は光学17倍。
 一般的な放送用・業務用レンズでもリーズナブルな価格帯において、17倍前後のズーム比を持つレンズがラインナップされており、“FUJINON XT17s x 4.5BRM”の17倍ズームは実用的な望遠端を提供する。

 “FUJINON XT17s x 4.5BRM”のテレ端における焦点距離は、77mm(/35mm換算:560mm)であり、一方の“SONY VCL-412BWS”は 52.8mm(/35mm換算:384mm)で、その差は歴然である。

 ここでは、それぞれのレンズの望遠端での画角を見る。
 また、本来なら望遠端を重視する場合はワイコンを取り外しての運用が基本であるが、ワイコンを常用する場合も想定して、ワイコン装着時での望遠端比較も行う。

 画像をクリックすると、等倍の画像サンプルを表示する。


・SONY VCL-412BWS(標準レンズ)/f=52.8mm 35mm換算:f=384mm



・FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1/f=77mm 35mm換算:f=560mm



・FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1 + FUJINON WCV-X85/f=61.2mm 35mm換算:f=444.72mm



・SONY VCL-412BWS + SONY VCL-HG0872X/f=42.24mm 35mm換算:f=307.2mm



・SONY VCL-412BWS + Zunow WHV-075/f=39.6mm 35mm換算:f=288mm



 画角はサンプル画像を見ての通りである。
 流石に、光学17倍はガッチリと被写体に寄れている。
 本当であればテストサンプルは人物の方が「バストショットかクローズアップか」…といった比較が出来るのだが、モデルが用意できなかったので電灯でご容赦頂きたい。

 画質を検証してみるが“SONY VCL-412BWS”は無理のない倍率だけあってテレ端での画質は非常に安定している。
 少しキレの緩さを感じるが、トータルでのバランスは良く、テレ端にも拘わらず目立ったカラーフリンジが散見されないのは驚きだ。

 対して“FUJINON XT17s x 4.5BRM”は、中央部のキレは非常に良くクッキリと描写する一方でカラーフリンジの発生がレンズの望遠性能の限界を感じさせる。
 周辺も少し流れ気味で、解像度の劣化もハッキリ出ている。
 アイリス値は F3.4 での撮影であるが、アイリス開放ではさらに収差が目立つ結果になるはずだ。
 屋内での舞台撮影などでは、最望遠+開放という状態も起こりやすいために、レンズの特性を熟知しておくことが必要だろう。

 ワイコンの“FUJINON WCV-X85”を装着した場合は、“FUJINON XT17s x 4.5BRM”の劣化傾向をそのまま引き継いでいる具合だ。
 ノーマル状態から大幅に画質が劣化している訳では無いので“FUJINON XT17s x 4.5BRM”の性能が許容できるならば、ワイコンを装着したままの望遠端での使用も画質的には許容できる範囲だ。

 “SONY VCL-412BWS + SONY VCL-HG0872X”の組み合わせは、純正ワイコンの威力を発揮で、VCL-412BWS のテレ端画質同様に、目立った劣化を感じさせない。
 画面四隅での大きな収差もなく、カラーフリンジも殆ど発生していない。
 “SONY VCL-412BWS + SONY VCL-HG0872X”は、画質の面では最も安定したレンズの組み合わせになりそうである。

 最後に“SONY VCL-412BWS + Zunow WHV-07”の組み合わせであるが、中央部はスッキリとしており、エントリーしたワイコンの中では最高倍率ながら健闘している。
 ただ、周辺部へ掛けての劣化は分かりやすく、特に画面右方向から流れるような収差を感じる。
 薄く青いフリンジも見られるため、コントラストが高くなる境界線では画の甘さが加速する。
 常用する場合は、その点を把握しておきたい。


■テレ端総評

 FUJINON XT17s x 4.5BRM のテレ端は、予想以上に無理をしている事が分かる。
 高い倍率が得られる点は、標準レンズには無い魅力だが、光学的な劣化は顕著だ。
 就中、高コントラスト部でのカラーフリンジの出現は、映像の品位に大きな影響を与える。
 周辺部へ掛けての甘さも出ており、望遠端で品質が求められる撮影には少し厳しいと言えるだろう。

 一方、標準レンズ“SONY VCL-412BWS”のテレ端 52.8mm では不足で、舞台上の演者や奏者に十分に寄り切れない事が多い。標準レンズを使う場合、マルチカメラで撮影するなら寄り映像を必要としない“引きカメ”などの役を割り当てざるを得ない。
 舞台に対する望遠側での使用を重視するならば、2/3 や 1/2インチのレンズを使うことで、テレ端シフトのレンズチョイスをして、光学特性的に満足な結果を求めるという手もあるが、オールマイティーに運用するには向かない。
 ワイド端とテレ端両方で満足のいく性能を得るには、1/3インチレンズでももう少し上のクラスを狙う必要があるだろう。

 ところで、今回のテストで得られたデータとしては、“FUJINON XT17s x 4.5BRM-K1 + FUJINON WCV-X85”“SONY VCL-412BWS + SONY VCL-HG0872X”も、ワイコン無しのノーマル状態から大幅な劣化を加算しないと言うことだ。
 いずれも、ノーマル状態での画質傾向をそのまま継承しており、少なくともそれぞれの純正ワイコンの組み合わせでは、ワイコン装着による光学特性の劣化を最小限に抑えられている点は高く評価できる。
 勿論、使用条件や被写体によって結果の差は出てくると思うので、ワイコンを常用したい場合は、予め光学特性の劣化条件を把握しておいた方が良いだろう。

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