#!/usr/local/bin/php 【Next-Zero】『HDR-HC3 使用レポート(/感度比較)』
 
 


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〜 SONY HDR-HC3 使用レポート 〜


(提出日:2006/04/21)



■感度比較

 家庭用ビデオカメラの性能でなかなか向上の見られないものの代表として“ワイド端”の広さがあるが、それと並んでレベルの向上が見られないのが“感度”である。
 特にハイビジョンカメラは画素数が増え、単位面積あたりの光量が低下してしまうため、様々な工夫によって感度を稼がねばならない。

 HDR-HC3 では撮像素子に クリアビッドCMOSセンサというのを使っている。
 CMOS は CCD と比べると感度に劣るとされるが、最近は様々な技術的進歩により改善されているようだ。
 HC3 では、このクリアビッドCMOSセンサーに並ぶ各画素の配列を45度回転させて、B画素・R画素をG画素で取り囲むようにするという独自の技術で、解像度向上と感度の確保を行っている。


 そういった成果もあって、HC3 は全機種の HC1 の最低被写体照度 15lx から、11lxへと向上している。
 とは言え、この 11lx という明るさは、家庭用ビデオカメラとしては立派なレベルになるのだが、日頃一桁台の最低被写体照度スペックを誇るカメラを使っている人々からすれば物足りないだろう。

 この項目では、HDR-HC3・HVR-Z1J の比較に加えて、明るいカメラ代表で SONY DCR-VX2000 を参考機種としてテストした。


 撮影時間は、すっかり日も落ちた、4月中旬の19時半頃である。
 各カメラとも「明るさに関する設定」をオートで撮影してみた。

1.HDR-HC3 明るさオート(F1.8 +18dB)


2.HVR-Z1J 明るさオート(F1.6 +18dB)


3.DCR-VX2000 明るさオート(F1.6 +18dB)



 各画像ともクリックすると実物大の画像が見られる。
 やはり PCのモニタで見ると暗くなり過ぎて、判別しづらいので Photoshop で明るさを +30 上げている。
 テレビモニタで見る明るさとは違うのでご注意いただきたい。
 また、VX2000 のサムネイル画像は実物サイズの画像を 640 x 320 pix で切り出している。
 
 さて、それを前提に見ていく。
 HC3 はやはり暗いところに弱い。
 Z1J は 6lx、VX2000 は 4lx なので、分が悪い。
 しかも、アイリスが開放になると切れが悪くなるようで、Z1J と比べるとかなり解像感が鈍る。
 また、GAINアップによるノイズも HC3 は盛大に出ておりそのノイズにも色が目立ち、「かなり頑張って増感しています」という雰囲気だ。
 対して、Z1J の GAINアップ された映像は勿論ノイズは出ているが、色がウロウロと乗ることはなく、落ち着いている。
 +18dB とは思えないような安定感だ。
 このノイズの出方が圧縮に悪影響を与えているのか、HC3 の解像感はSDカメラのようである。

 VX2000 は一番明るく、ノイズも Z1J に次いで落ち着いている。
 これだと、GAIN はもう少し落としても十分に明るく撮影でき、ノイズも減らせるだろう。


 これは画像中央部の切り出し画像。
 HC3 と Z1J は実物サイズで、VX2000のものは同サイズぐらいに拡大している。
 VX2000 はそもそも解像度がSDなので差が出るのは当然として、HC3 と Z1J では全く描画力が違う。
 フォーカスの合焦を見つけられてないのでは? とも思うが、そうだとすると、オートフォーカスも低照度では効きが悪いということになって、いずれにしても夜間撮影や夜景撮影には不利だ。


 次に、おまけとして光芒テストをしてみた。
 要は強い光源にレンズを向けたときにどのような画になるかという判定だが、とりあえず結果画像を見ていただきたい。


 またもや PCモニタではわかりにくいのだが、HC3 にスミアのようなものが出ている。
 しかも、かなりしっかり画面に垂直に長く出ている(テレビで見ると顕著)。
 ご存じの通り、CMOS はその原理上 スミア が出ないという利点がある。
 であるから、この縦方向の光芒はスミアではないのだが、ではこれは一体何かというと、SONYによれば「絞りによる光の回折現象」とのこと。
 構造的な要因による瑕疵のようだ。
 Z1J の方はこれは立派なスミアで、CCDカメラとしてはやむなしではある。


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