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〜 SONY HDR-HC3 使用レポート 〜
(提出日:2006/04/21)
■ボケ足比較
<ダウンロード>
上の動画は、HDR-HC3 で撮影した桜の映像であるが、手前に映っている桜ではなくて、その奥でボケている、桜に注目したい。
ビデオカメラは、空間と時間を切り取るアイテムだが、空間には縦横の切り取りと、奥行きの切り取りがある。
奥行きの切り出し方は、フォーカス操作によるものである。
フォーカスの合焦とボケを利用して、視聴者の目線を誘導する手法であるが、そのボケを綺麗に表現できるかどうかで、画の印象はだいぶん代わってくる。
上載の動画では、ボケている桜が菱形“◇”にボケているのが分かる。
それらが多重に折り重なっているような画になっているために、画面全体がガヤガヤと五月蠅い雰囲気になってしまう。
美しいボケは円形のボケであると言われ、人の目のボケ方はほぼ円形であるとされる。
ボケの形はカメラの絞り(アイリス)の形で決まり、放送用のレンズやハイエンド民生用カメラなどは主に6枚の絞り羽根、普及価格帯の民生ビデオカメラでは2枚羽根でアイリスは構成される。
参照:(NowDo!com)http://www.nowdo.com/production/aperture_maisuu.htm
さて、今回の比較対象となっている HDR-HC3 と HVR-Z1J では、絞り羽根の数も違う。
HC3 はご覧の通り2枚羽根。Z1J は6枚羽根となっている。
残念ながら、羽根の数の違いに桜撮影の時に気がついていなかったので、Z1J の桜での比較映像はない。
というのも、2枚羽根のビデオカメラを意識して触るのは6年ぶりぐらいで、TRV900 → VX2000 → Z1J と遷移してきたカメラはいずれも6枚羽根であったので、ボケ足というのに注意を払うということを習慣として失っていたからだ。
そこで、ボケだけを見るために、再びチャートを作り、それを撮影した。
これが撮影したチャートの一部。 黒地に白い円を並べただけの単純なものである。
このチャートを撮影して、無限遠方向へフォーカスを送ってピントを暈かしている。
1.HDR-HC3 フォーカス:無限遠
2.HVR-Z1J フォーカス:無限遠
さらに、分かり易く拡大して並べた画像を一つ。
やはり、HC3 では菱形に暈け、Z1Jでは6枚羽根のボケ方である六角形に暈けている。
チャートでは間隔が空いており、また静止画なので菱形のボケでもそう気にならないが、これが密に重なり動きが加わると、五月蠅い感じになってしまい、折角フォーカスによって目的の被写体を浮かび上がらせても、少々興ざめな印象になってしまう。
絞り羽根の数は技術的な問題よりも、価格への影響で簡略化されるようなので致し方ないのかもしれないが、菱形ボケが50インチとかの大画面で踊ると、ちょっと鬱陶しいのではないかと心配する。
SDの頃とは違った視聴環境を想定して、低価格機とはいえ HDVではハイビジョンに必要最低限のスペックが再定義されるべきではないだろうか。
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