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〜 SONY HVR-MRC1/外観と概要 〜


(提出日:08/04/11)



■汎用のCFカードが利用可能

 メモリレコーディングを実現しているカムコーダとして代表的なのは、Panasonic の P2 と SONY の SxS(XDCAM EX) だろう。
 これらのレコーディングメディアは、大変に性能が高く、信頼性や転送速度などプロフェッショナルの現場からの要望に十分応える能力を持つと聞く。
 しかし、それと引き替えに、メディア容量当たりの価格が大変に高いというのも事実である。

 例えば、P2カードに DVCPRO HD でレコーディングをする場合、16GB の カードに約16分の記録が行える。
 16GB の P2カードの市場価格は、1枚約10万円半ば。
 同様に、SxSカードでは、MPEG-HD で HQモード(35MbpsVBR)の場合、16GB のカードに約50分の記録となる。
 16GB の SxSカードの市場価格は、1枚約10万円後半だ。
 (※いずれも2008年4月上旬現在)

 これらのメディアは、記録可能時間に対して確かに高価である。
 そこには、それだけのパフォーマンスの対価が込められている訳であるが、同時に、極めてメーカの寡占的市場である事も、つまりメディアに対して競争原理が働きにくいことも、高価格を維持できる理由であると思う。

 そこに来て、HVR-MRC1 が コンパクトフラッシュ(CF)というメディアを選択してきたのは、ユーザに対する最高の歩み寄りである。
 CFカードは、一眼レフデジカメで採用される事の多いメモリカードで、SDカード、メモリスティック、xDカードなどと比べるとサイズが大きいメディアとなるが、その分メディア自体が比較的丈夫で、容量単価も他のメディアに比べて安いという特徴がある。

 価格比較サイトを参考にすると、SDHCカード 32GBの場合、最安値が約43,000円。
 対して、CFカードは 32GBで 15,000円ほどだ。(※2008年4月上旬現在)
 勿論、ここに出した最安値カードの品質は言わずもがな…という所であるが、もう少し価格の高い有名メーカ製のものでも、それぞれのメディアの価格には大きな開きがある。
 SDHCカードは最低転送速度が補償されるなど、高性能で信頼に足る製品が多いが、CFカードは玉石混淆の市場のようで、ユーザの商品選びが試される部分もある。
 HVR-S270J/Z7J の初期ユーザには SONY製CFカード 8GB(NCFD8GP)がキャンペーンで付属してきており、まずは安心して メモリレコーディングの体験ができる。
 NCFD8GP は、SONY の業務用コンパクトフラッシュとしてリリースされ、データ転送速度を保証している。
 なおデータ転送速度は、書込み速度=46MB/s、読み出し速度=44MB/s であり、全数検査を実施して安定した製品のみ出荷されているようだ。
 なお、市場価格は 5万円近く、流石は“業務用”といった価格だ。

 さて、CFカード 8GB には HDVは何分記録できるのかと言えば、36分もの記録が可能である。
 この長時間記録はMPEG2のメリットであるが、60分DVテープに慣れた身としては、さらに長い時間を録画できる CFカードが欲しい。
 すなわち、大容量CFカードへの憧憬だ。

 そこで、今回導入してみたのが、Photo Fast“PF-333CF32SS”。
 32GBの容量を持ち、333倍速 45MB/s の製品だ。
 PF-333CF32SS を、転送速度ベンチマークに掛けてみたところ、おおよその値だが、Read 32MB/s、Write 14MB/s であった。
(同様の条件での“NCFD8GP”のベンチマーク結果は、おおよそ R 32MB/s、W 25MB/s)
 HDVのビットレートは約25Mbpsなので、約3.3MB/s の最低転送速度があれば、読み書き可能である。
 PF-333CF32SS は、通常十分な転送速度が確保できていると考えて良いだろう。

 PF-333CF32SS を HVR-MRC1 でフォーマットすると、ステータス画面には 140分の記録が可能と表示される。
 実際に何分のレコーディングが可能であるか、ノーカットの長回しテストをしてみた。
 結果、02時間36分02秒12フレーム(約156分)の記録が可能であった。
 (※この値は、撮影条件や CFカードの個体差により一致しない場合があります。)

 PF-333CF32SS は 2008年4月上旬現在、市場価格が約3万円以下と大変に求めやすい価格になっている。
 数枚確保していれば、一日で容量不足に困るロケは、まず無いだろう。



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