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〜 SONY HDR-SR1 使用レポート 〜
(提出日:2006/12/05)
「Picture Motion Browser」の中で AVCHDフォーマットを操作するコマンドはメインメニューの[活用]に集約されている。
[活用]メニューには、
- MPEG-2に変換して保存
- 動画編集
- DVD作成
- AVCHD作成
- MPEG-2に変換して保存
AVCHDファイルをMPEG2形式の動画ファイルに変換する。
ただし、HDサイズのMPEG2に変換できるわけではなく、選択できるフォーマットは、“NTSC”か“PAL”かというテレビ方式のみ。
変換時はマルチスレッドにも対応しており、デュアルコアCPUの性能を活用することができる。
変換後は 720 x 480 pix 内にレターボックス表示となり、EDIUS Pro からテレビ出力して見てみたところ、視聴には十分な画質だった。
- 動画編集
AVCHD動画をカット編集することができる。
カット編集といっても、IN/OUT点を指定することができるだけで、一度に扱える動画ファイルは1つのみ。
IN/OUT点を指定した後、[IN点、OUT点間を保存]ボタンを実行すると、保存中という進捗インジケータ付きのウィンドウが出るが、CPU使用率が90%前後、保存に掛かる時間が数分〜という事から、一旦再エンコード作業を行っているようである。
もっとも、すべてのフレームを再エンコードしている訳ではないようで、IN/OUT点が変わった為に変更の必要があるフレームのみをエンコードしているものと思われる。
- DVD作成
「Picture Motion Browser」上で予め動画ファイルを選択し、それを MPEG2形式の通常のDVD(SD画質)にオーサリングすることができる。
「DVD作成」ではメニュー作成もでき、予め用意されている背景を選択して、タイトルを付けることも可能である。
ただし、動画ファイルの並べ替えなどはできず、ファイル名順でしか再生順序を決められないようだ。
エンコード時はマルチスレッドには対応していないようで、デュアルコアCPUの50%の能力しか使えないようだ。
できあがったDVDで不可解なのは、メニュー画面は4:3比率で、本編の16:9の動画はスクイーズ収録されていることだ。
視聴するときは、ワイドテレビなら画面サイズを「フルモード」、4:3のテレビの場合は、スクイーズ信号対応のテレビでないといけない。
なお、画質は悪い。
- AVCHD作成
あまり良い“メニュー名”ではないと思うが、AVCHD形式の動画をDVDメディアに記録する為のコマンドである。
こちらは、上記の「DVD作成」と違ってメニューなどは作成できない。
また再生順番の並び替えなどもできない仕様だ。
使い方は、DVDメディアに記録したいAVCHDファイルを選択し、作成開始ボタンを押すだけのシンプルな物。
記録が終了すると、このDVDは一般のDVDプレーでは再生できないとの旨が書かれた注意書きが表示される。
このディスクを再生するには、AVCHDに対応している SONY VAIO PC か、「Picture Motion Browser」をインストールしているPC、PlayStation 3 や、SONY の Blu-rayレコーダ「BDZ-V9」「BDZ-V7」、Panasonic の Blu-rayレコーダ「DMR-BW200-S」「DMR-BR100-S」などが必要になる(2006年12月現在)。
さて、以上に見てきたように、この付属アプリケーションではまともなAVCHDの編集作業は行えず、また AVCHD を他のハイビジョンフォーマット…例えば MPEG2でのハイビジョンなどに変換を行うことができない為、手持ちの編集ソフトを使うこともできない。
現状で、AVCHDに対応するノンリニア編集環境は、SONY VAIO で「VAIO Edit Component」がインストールされている Premiere Pro 2.0 の利用しかなく、2006年12月5日現在で、
- Adobe Systems Incorporated
- ArcSoft, Inc.
- Canopus Co., Ltd.
- CyberLink Corporation
- InterVideo, Inc.
- Nero AG
- Sonic Solutions
- Ulead Systems, Inc.
などの、ノンリニア編集ソフトベンダーが AVCHDのライセンスプログラムを組んでいるようだが、実質的な音沙汰はなく、現状 AVCHD はハイアマチュア層には手を出しにくい規格になっている。
なお、余談だが Blackmagic Designの「Intensity」を利用すれば、HDMI経由のハイビジョンキャプチャが可能である。
http://www.focal.co.jp/product/detail.html?id_Product=1640
また、D3キャプチャカードを利用すればアナログコンポーネントながらハイビジョンキャプチャすることが可能である。
AVCHDのダイレクト編集は、2007年の年明けを待たないと本格的には動き始めないのかもしれない。
※追加情報(2006年12月11日)
canopusより “Canopus AVCHD converter” の無償ダウンロード提供の告知。
“Canopus AVCHD converter” を利用することにより、AVCHD を 同社の動画圧縮フォーマットである Canopus HQ Codec へ変換し、それにより EDIUS シリーズ上で AVCHDカメラで撮影した映像を編集することが可能になる。
http://www.canopus.co.jp/press/2006/avchd.htm
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