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−>>2009/06/11/(Thu) タリースイッチ

リターンスイッチじゃなくてタリースイッチ?

と思われる方がほとんどかと思いますが、タリースイッチを作ってみました。


明日、港区の某コンサートホールで2名スタッフ2カメパラ撮影の案件があります。
パラ撮影とは言っても、できるだけスイッチング撮影に近いノリで撮影したいところですし、その方が映像としての完成度も格段に高くなると思います。

しかし単純にパラ撮りしたのでは、例えお互いが相手カメラの映像を見ることができたとしても、後で編集した際のカメラの切り替えタイミングを撮影中に把握することはできません。
インカムなどでディレクターがスコア読みをしつつ指示をしてくれればいいのですが、明日は予算等の都合からカメラマン2名のみでの撮影です。
さらにはオーケストラのコンサートなので当然ながら撮影中にカメラマンがインカムで指示を出すなどもってのほかです。

そこで考えたのがこのタリースイッチ。

このスイッチをチーフカメラマンが押すことで相手側カメラについているタリーランプを点灯させることができます。

つまり、「今そちらのカメラの映像を使う予定ですよ」という意思表示を無言で伝えることができる訳です。

ちなみにこのスイッチ自体も発光します。


これで、チーフカメラマンも確実に相手にオンタリーを送っていることを確認することができます。

実際の動作はこんな感じです。

<タリーオフの状態>



<オンタリーの状態>

実際はスイッチを押すチーフカメラマンから数十メートル離れた相手カメラのタリーランプを点灯させることになります。

さて、うまくいくでしょうか。。。


−>>2009/04/15/(Wed) 音声ケーブル作り

20090414215530.jpg 352×288 31K
かなーり久しぶりの更新になってしまいました。佐藤です。生きています。

http://symphonics.blog75.fc2.com/
こちらでは営業ネタのブログを書いておりますが、最近はなかなかマニアックなことも書いておりませんで…

さて、今日はちょっとマニアックです。

音声用のケーブルが古くなってきた&足りなくなってきたため作ってみました。

作ると言ってもメーター売りのケーブルにコネクタを半田付けするくらいですが。

とは言え2箇所×12本の半田付けはなかなか疲れました。

高校時代にPAの会社でアルバイをトしていた頃から「ケーブル=作るもの(既製品を買うものではなくてという意味)」という概念でしたが、これが無意識のうちに色々勉強になっていたのかもしれません。
マイクケーブルを作れば音声のバランス、アンバランスを覚え、BNCケーブルを作ればコンポジット、コンポーネント、SDI、HD-SDI、3値シンク、ワードクロック… など、ケーブルを切欠に得た知識は色々ありました(上記の全部が全部をケーブルから知った訳ではないのですが…)。


どうやら今月は音声強化月間です。

次は編集PC強化月間かな。


−>>2008/10/27/(Mon) 現場写真


昨日はオーケストラ演奏会の撮影でした。カメラ4台を使っての撮影でしたが、夕方からの本番でしたのでゆっくりと準備をすることができました。時間に余裕があればリハーサルを見ながらカメラ割りの構成を詰めたり、カメラの色調整を追い込んだりと有意義に過ごすことができます。

撮影の際はDVDジャケット用の写真撮影の必要がない場合でも現場の記録写真を撮るために必ずデジカメを持って行きます。
たとえば…

こんな感じにドアの上にはケーブルを引っかけられるフックがありました、とか…

ステージ袖にはどうしても通路をケーブルが横断してしまうので養生マットが必要でした、とかそんな感じて写真を撮っておくと後日同じホールへ撮影に入る際に色々と便利な訳です。

ちなみにケーブルの養生マットは私の場合は必ず持参します。ホールによっては貸してくださるところもあるのですが、私自身できるだけ借りるのもは少なくしたいと思っている人間ですのでケーブル養生専用のマットを購入し、毎回持参しております。このマットは非常に重いのですが、それ故めくれ上がることもありませんし、ケーブルの上下にサンドイッチのように敷くとケーブルの保護にもなります。

なかなか便利なマットなのですが、何故か同じものを常備しているホールに出会ったことはまだありません。


−>>2008/10/17/(Fri) Blu-ray 稼働中


時代のニーズに応えるべく、Symphonicsではハイビジョン制作へも意欲的に取り組んでいます。

とは言え、再生互換の問題や制作にかかる時間的制約など、課題はまだまだ多いのが現状です。

初めてハイビジョンでマスターを制作し、Blu-rayに焼いてハイビジョン画質で再生できた時の喜びは、初めてデジタルビデオ(家庭用のDV)の映像を見たときの感動に近いものがありました。

早くこの感動を皆様にお届けできるよう、日々実験です。

夜中まであれやこれやと検証していると、なんだか大学時代の卒論の締め切りに追われていた時のような気分になります。

楽しいから苦にならないんですけどね。


−>>2008/10/01/(Wed) 再スタート

ACC*visualization、映像製作部門は10月1日を持ちまして
Symphonics(シンフォニクス)へと生まれ変わりました。

今後はコンサート映像に限らず、幅広い分野で
映像に関するあらゆることを取り扱って参ります。

私どものWebページは以下のURLとなります。
http://www.symphonics.jp/

私どもは、皆様のご期待に添えますよう
日々精進する所存でございますので
今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願申し上げます。

なお、このs@to's archivesは今後Symphonics Blogと内容が重複することがありますが、更新は続けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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