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−>>2007/04/01/(Sun) 3月は演奏会シーズン

先週末から吹奏楽コンサート撮影が続いておりました。横浜市の中学校、川崎市の高校、都内の大学、川崎市の中学校… このほかにもACC東北クルーがこの1週間に宮城県と神奈川県でコンサート撮影を5本行っており、ACC的にはかなりの繁忙期でありました。毎日のように設営、撤収、設営、撤収… と繰り返しているとさすがに肉体的にも疲れてきており、めずらしく筋肉痛になっております。

その中でも、都内の大学での撮影がなかなか大変で、カメラは有人2台、リモコン1台、固定1台の4カメ体制でした。有人カメラは2階席に、リモコンカメラはステージ上に設置し、ステージ袖にスイッチャースペースを組みました。カメラマンは1カメがKさん、2カメが相方のS、特典映像で入れるリハーサルや楽屋での様子などを撮るENGカメラがACC東北から応援で来ていただいたSさんです。


<ステージ袖に組まれたベース>


音楽もの、ということで音のクオリティは下げたくない、しかし会場が大学内の講堂ということで、吊りマイクの装置がない。さて、どうしよう、と色々と検討した結果、ステージ前にマイクを立てて録ることにしました。単一指向性マイク2本、無指向性マイク2本。これらをステージ前に立てて、Pro toolsを使いマルチチャンネル録音をしました。それに会場でのPAの音を別チャンネルで録ったので、合計5チャンネル。これらをミックスし、編集の際に貼り付けます。マイクの位置や高さを調整しつつ試し録りをしモニターしてみましたが、なかなかいい音が録れたと思います。


画のほうもあらかじめいただいたフルスコアをもとにソロなどを外さないよう撮影していきました。スコア読みはACC東北のSさんにお願いし、あらかじめスコアに書いておいたカメラ割りを見つつカメラマンに指示を出しながらスイッチングしていきました。これまでは自らスコアをめくりながらスイッチングしていきましたので、別にスコア読み専門のスタッフがいるのは非常に助かりました。また、カメラマン各氏が瞬時に私が欲しい画を作ってくれましたので、思ったとおりの映像ができたと思います。

とりあえずは、無事に撮影終了。機材トラブルもスタッフの怪我もなし。ほっとする瞬間です。



ところで、この撮影ラッシュの間にとても嬉しい出来事がありました。横浜市の某公会堂にて撮影を終えて撤収をしていると、ある方が「ACCの佐藤さんですよね? いつもサイト見てますよ」と話しかけてくださいました。なんだか有名人になった気分。当サイトもここまで有名になったのかと嬉しく思いました。しかし、サイトに顔を出しているわけでもないし、機材にでかでかと「ACC」と書いているわけでもないし、何故自分がACCの佐藤だと分かったのか不思議でした。
後にその方からいただいたメールで教えていただいたのですが、私が作った“ラックマウントスイッチングシステム”と自作マルチケーブルを見て「もしかしたら」と思われたそうです。今もちょくちょくメールをやりとりさせていただき、色々と情報交換をしています。いつどこにどんな縁があるか分かりませんね。今後、街で怪しい男と不思議な機材を見かけたら是非話しかけてみてください。

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−>>2007/03/11/(Sun) 自作ステレオバー

今日、おもむろに東急ハンズに行きまして、アルミ製の“コ”の字になった棒を写
真のように加工してもらいました。


64cmの長さにカットしてもらい、両端からそれぞれ2cm、7cm、12cmのところに直径9.5mmの穴を開けてもらい、さらに端から32cm(中央)のところにも一つ穴を開けてもらいました。

これを一体何にするのかと申しますと、コンサート収録の際に使用するマイクの「ステレオバー」にするわけです。で、ステレオバー、とは何かということですが、簡単に言えばモノラルのマイクを2本取り付けてステレオ収音するための棒、といったところでしょうか。画像を見ればわかりやすいですね↓



このステレオバー、市販品もあることはあるのですが、なかなか欲しい長さのものがなく、あったとしても非常に高価なものになってしまうのでそれならば作ってしまおう、となったわけであります。このままではピカピカ光って見苦しいので「マットブラック」のカラースプレーで黒くしました。これに専門店で買ってきたマイクスタンド用の変換ネジを使って、ホールの吊り装置に取り付ける用のネジをバーの中央の穴に付け、両サイドの穴にマイクホルダーを付ければ立派なステレオバーになります。ちなみに、両サイドにそれぞれ3つの穴がありますが、それらの穴の間隔は40cm、50cm、60cmとなり、状況に応じてマイクの間隔を変えることができます。これほど長い間隔でマイクを取り付けるのは無指向性のマイクを使ったA-B方式による収録を行うためで、単一指向性のマイクを使って収録する場合は市販の短いステレオバーを使います。


変換ネジが全部で2,000円、アルミの棒が加工代を含めても1,500円ちょっとでしたので、トータル4,000円以内で製作することができました。安いわりにはそこそこの出来で自分的には満足です。「なかなかいいステレオバーがなくて困ったなぁ」という方にはお勧めの自作方法です。

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−>>2007/02/27/(Tue) ポータブルピュアオーディオ


ポータブルオーディオは宏哉氏に触発されてcreativeのzen vision:Mを愛用しておりますが、最近どうもイヤホンの調子がよくありません。右が断線気味でたまに右だけボリュームが下がったようになります。コードを触るとすぐに直るのでまだそのまま使っていますが、そろそろ新しいの買ったほうがいいかなぁ…と思っております。いま使ってるものはEtymotic ResearchというメーカーのERー6iというものなのですが、優れた遮音性や音質にかなり気に入っています。おそらく、次買うのも同じものか、もしくはこれより上位機種のER-4というものになるかと思いますが、ER-4を買っちゃうとポータブルオーディオ本体よりも高くついてしまうのでおとなしく今のと同じのかなぁ… と思っています。

普段は一体どんなジャンルの曲を聴いているのかと言いますと、一番多いのはクラシックでしょうか。クラシック曲には組曲になっているものも多く、音は繋がっているのにCD上では別トラックになっているものが多くあります。それをzenに放り込んで聞くと、CDのトラックが変わる部分=zenにインポートされたファイルの継ぎ目 では「プチ」っと一瞬間が空いてしまいます。インポートしているファイルの多くは320kbpsのmp3ファイルですので、非圧縮ならどうかとwavファイルを放り込んで試してみましたが、それでも曲間の「プチ」は入ってしまいます。これはどうもzenの仕様なんでしょうね。

ipodは第5世代から、この曲間の「プチ」がない「ギャップレス再生」に対応したとのことで、是非creativeさんにもファームアップなどで対応していただけないものかと期待している次第であります。

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−>>2007/02/07/(Wed) キチャッター!

かなりお久しぶりの更新です。いつもの言い訳ですが、忙しかったもので…

年始の演奏会撮影は1月6日からで、その編集をしつつ年末にサンプルを納品した案件の直しの作業を行っておりました。直しの作業はまだ終わっておらず、現在は先方からの資料待ちの状態です。

さて、そんな中、なんか来ました。



一つは年末に撮影したオーケストラ演奏会の本当の意味での“完全パッケージ”。マスターDVDからデュプリケートされ、レーベル印刷とジャケットの挿入までされた納品パッケージが完成したのであります。これらの作業は自分のところでも行えるのですが、品質を揃えたいということと、その作業を行っている間に編集がストップしてしまうのは痛いので、多少のコストはかかりますが専門業者さんにお願いしています。私のところではVHS納品が主流の時代からずっと同じ業者さんにお世話になっています。VHSの頃に比べると納品もスマートになりました。VHSを数百本単位での納品となるとでっかい段ボール箱数個ぶんになり、重量もかなりのものでした。これがDVDになると、体積も重量もかなり少なく済み、送料も安くあがります。いい時代だなぁ…


さて、もう一つの「キチャッタ」ものは下の写真のもの。



Adobeのソフト詰め合わせです。これまでも、編集やジャケット製作などでは同社のAfterEffectsやPhotoshopなどを使ってきましたが、バージョンが古く、これらをバージョンアップするくらいなら詰め合わせ(正式にはAdobe Production Studio Premiumというセット)を買ったほうが安上がりで、いま所有していないソフトも色々とついてきますのでお得、ということで思い切っての購入です。
これらソフトをインストールする前に、せっかくの機会なのでOSの再インストールから行おうと思っていますが、如何せん作業が続いているので、インストールできるのは一体いつのことやら… といった感じであります。

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−>>2007/01/01/(Mon) あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年も当サイト共々変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。



と、新年早々、宏哉氏のをパクってみました。ごめんなさい。

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