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〜 s@to’s archives 〜
−>>2006/12/31/(Sun) さようなら2006
- 今日で2006年もおしまいです。
簡単に振り返りますと、今年は「飛躍」と「出会い」の年だったように思います。今までにない大型案件をいただき、また生中継のテロップだしの仕事やENGのカメラのみの仕事などこれまでになかった分野の仕事をさせていただくことができました。また、ACC*visualizationのコンサート撮影のホームページを通じて、新しいお客様に出会うこともできました。さらには、同業の方や今後もお互いに協力し合っていけるであろうスタッフの方々とも出会うことができました。
今年得たものを是非とも来年に繋げ、さらなる飛躍と出会いがあることを願って今年最後の「s@to’s archives」とさせていただきたいと思います。
来年はもうちょっとマメに更新できるといいな… でも、更新できてない時は撮影や編集で忙しいんだと思ってください…
−>>2006/12/29/(Fri) 師走狂想曲
- お久しぶりです。佐藤です。
ずいぶんと更新をサボってしまいましたが、言い訳をさせていただきますと一言、忙しかったのです。11月の中旬の吹奏楽のアンサンブルコンテストの記録映像製作に始まり、マルチカメラ撮影の吹奏楽演奏会が2件と、大学の合唱団の演奏会、オーケストラの演奏会と、撮影と編集に追われておりました。今年撮影したものは今年のうちに完パケまでもっていきたいところですが、それを実現するにはかなりタイトなスケジュールで動いています。現にまだオーケストラ演奏会の案件は編集中です。ここまで忙しく映像な日々を過ごしていると、すべての納品が終わった時には逆に寂しさを感じてしまうのかもしれません。
しかし、来年の一発目の撮影は1月6日。暫くは忙しい日々が続きそうです。こんな忙しい中にあっても機材トラブルや体調不良などがないのは幸せなことですね。
この忙しい間にもいろいろと書きたいネタは溜まっているのですが、それに関しては少し落ち着いてから書いていこうと思います。
<現在編集中のテープの山>
−>>2006/12/02/(Sat) 模様替え
- 久しぶりの更新です。これまで編集地獄でした。吹奏楽のアンサンブルコンテストの記録映像を作っておりまして、90以上の団体を収録した素材を編集しDVD化しておりました。撮影の時も集中力を持続するのに大変でしたが、編集はもっと大変でした。編集とオーサリングを相方と半分ずつに分けて進めており、今日やっとDVD-Rに焼いて発送しました。
作業も一段落したところで、相方の編集デスクを広くしてみました。相方が今まで使ったいたのと同じデスクを買い、今まで相方が使っていたのと同じ液晶ディスプレイを買いました。これで、物理的な机の面積もPCのデスクトップの面積も倍になりました。私はこれまでデュアルモニタで作業していましたが、相方はシングルモニタでなんとか作業をしており、さすがに狭そうに感じでいましたし、相方も機会があったらデュアルモニタにしたかったようです。
さすがに19インチのデュアルモニターは快適のようです(ちなみに私は17インチ…)。
これから、年内はまだまだ編集地獄は続きますので、快適になった環境で頑張ってもらいたいと思います。
−>>2006/11/14/(Tue) なんか、来た
- 何か届きました。
最近はこういうものに危ないものが入ってくるテロもあるので慎重に開けてみました。すると…
CDでした。
と、宏哉氏がたまに書いている「なんか来た」シリーズを真似てみましたが、今回は音楽CDを買った話についてです。
今回買ったのはジュゼッペシノーポリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 マーラー作曲 交響曲 第1番 ニ長調「巨人」 です。実はですね、私はかつては市民オーケストラに入っておりまして、トロンボーンを吹いていたくらいの音楽好きです。音楽は色々聴くのですが、一番ぐっとくるのはやはりクラシック。その中でもドビュッシーとかラヴェルとかマーラーが大好きなんですね。
しかし、クラシック音楽、特にオーケストラのCDについてはその作曲家のその曲ならなんでもいいというわけではなく、私の場合は特に自分の好みにあったものでないと楽しく、または感動的に聴くことができません。好みにあった、とは具体的には、テンポ、表現、オーケストラサウンド、録音状態、ホールの響き… など、それらすべての要素が合わさった音楽そのものが自分にとって好きかどうかということです。
今回買ったのはこれまでに数多く聴いたマーラーの一番の中でも自分が最も好きな演奏のものです。同じ演奏のものを高校時代にMDにコピーしたものは持っていたのですが、CDはどこか行方不明になってしまっていました。そこで今回、ふと思い立ってネットで注文、晴れて本日手元に届いたのでした。
早速、相方のコンポに入れて再生してみると…
「!」
なぜかドビュッシーの「祭り」が流れるではありませんか! トラックを進めていくと今度はラヴェルの「ダフニスとクロエ」が流れました。ケースと中のCDが違うものが納品されたのか! クレームだ! と思ったのですが、よく考えると相方のコンポはCDが3枚入りまして、今入れたのとは別のCDが再生されていただけのようでした。どうも風邪で熱があるのでぼーっとしていたようです。
気をとりなおして、確かに今入れたCDを再生すると… 来た来た。これだよ、これ。まさに自分が求めていたマーラーの一番そのものでした。自分の好きな演奏を久しぶりに聴く、というのは自分の大好きな食べ物を久しぶりに食べた時の感覚に似ています。
ということで無事に求めていたマーラーの1番のCDを手にすることができました。たった1,000円の買い物ですが、これは一生ものですね。実はこのCDを手に入れるまでも色々あり、最初に注文した某大手CD通販サイトでは1か月以上待たされた後に「該当商品はすでに製造が終了しており…」とキャンセルの連絡がありました。めげずに同じところで別のレーベルの同じ演奏のCDを注文するも、こちらも1か月ほど後に同じようにキャンセルのメールが。悔しいので別のところでさらに別のレーベルのCDを注文したら、あっさり2日後に届きました。
言うならば入手まで2か月もかかったCD。最近、ここまで入手に苦労したCDってなかったですね。やっと欲しいものを手に入れた幸せに浸りつつも、今度はマーラーの3番のCDを探す旅に出ます。
−>>2006/11/08/(Wed) A/Dコンバータ画質比較
- 久しぶりの更新です。色々と忙しかったもので…(早速言い訳です)
先日、カノープスのADVC-55というDVコンバータを買ったという話をしましたが、やっとその画質を検証してみました。
比較機は
・canopus ADVC-55
・SONY DHR-1000
・victor BR-DV3000
です。ADVC-55はアナログコンポジット信号を入力し、DV出力をVTRに入れて記録しました。ADVC-55以外の比較機はVTRなのですが、A/Dコンバータの画質比較ということでVTRに直接入力したコンポジット信号をDVテープに記録して比較しました。
結果は私の主観ですが
DHR-1000>>>>>>>>ADVC-55≒BR-DV300
といったところ。DHR-1000の画質はDVに圧縮されているとは言え、「うわ!」という程の画質劣化は感じませんでした。発売から9年も経つVTRですが、その性能には驚きです。続いてADVC-55とBR-DV3000ですが、見た感じでは前者はHUEが若干回ってしまい、後者はビデオレベルが下がってしまっていました。加えて両機とも細かい部分にモスキートノイズのようなものがちらついています。そのせいで解像感が落ち、ざらざらした印象の画になっています。
サンプル画質入りの詳細なレポートをいずれアップしたいと思っているのですが、これから撮影と編集地獄に突入しますので、落ち着くまで暫くお待ち下さい。
本当ならcanopusのDVコンバータの上位機種のADVC-300なども画質比較を行ってみたいのですが、あいにく手元になく、実験のために購入するにもそれなりの値段がしますので、残念ながら見送りです。
うーん、これだけ画質に差があると現場にDHR-1000を持ち込んで収録したくなってしまいますね。
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