楽天市場
Amazon.co.jp
・ ・ ・
>>Adobe
>>SONY
>>Panasonic
>>Manfrotto
・
>>楽天市場>>ビデオ近畿
>>SYSTEM5
>>kakaku.com
【Next零 ;Key Contents】
reTMCD
*
Eye-One Display2
レンタル
*
非公式データバンク
EDIUS Bench
*
HVR-S270J
関連レポート
Article offer cooperation
* * *
ACC*Software Leading...
Hosting Management by
* * *
〜 とりあえず『総括』 〜
(提出日:03/06/19)
総括です。
本当はもうちょっといろいろと細かな検証を遣りたかったのですが、半月以上も経って即席レポートも何もありません……大変に申し訳ないです。
やはり学生の時のように、がむしゃらにレポートのみを作成する…という訳にはいかないようで、自分の中でも生煮えです。
EDIUS の試用印象は、「このソフトで編集を始めても、安心して最後まで編集を任せられる」というもの。
ちょっとこれだけでは言葉が足りないので補足すると、私は今まで基本的にタイムライン編集は Premiere で行ってきましたが、その自由度やある程度の操作性に飼い慣らされたところがありますから、他のソフトウェアで編集を行うにしても、Premiere の使い勝手からある程度共通した操作性や自由度をも持っていないと、なかなか腰を据えてそのソフトで編集をしようという気になりませんでした。
そんな中で、EDIUS は遣りたいと思ったことを大体させてくれるソフトであったわけです。
過去の編集の中で、何度か Premiere 以外の安価なソフトウェアを利用して編集をしたことがありますが、編集作業を進めていくに従って、「あぁ…やっぱり Premiere でやれば良かった…」と後悔したことがあります。
その原因としては、自分が実行したい編集操作をそのソフトでどの様な手続きで行うのか分からなかったり、自由度が低く、思っているとおりの編集結果にならない…という事からでした。
確かにEDIUSは独特のGUIやキャプチャしたクリップの扱い、タイムラインの性格など個性的と言える部分が多く存在しますが、それらはそれぞれにユーザの編集におけるソフトウェア操作の手続きを軽減させてくるものであるのだと分かります。
無論、まだまだ多くの点で EDIUS は改良の余地があり、また是非とも改善してもらいたい機能などもあります。
ここでは多く述べませんが、既にレポート内に記載した点や各サイトや掲示板で挙がっている要望が正にそれと言えるでしょう。
とりあえず、今回利用して早急に改善・改良を願いたい点は以下の通り。
・ビンの階層化
・独自タイトラの開発搭載
・フィルタの設定パラメータの保存
・タイムライン上のクリップの任意個別の複数選択
・プロジェクトファイルのネスト化
・バッチキャプチャ時のハイブリッドデジタイズ
・タイムラインクリップへのサムネイル表示
・タイトルトラックの制限排除
・
・
・
などなど。
現状では高い完成度…とは言えないにしても、ユーザーの望んでいる方向性には沿っているのではないかと感じます。
起動時の速度、安定性、簡便な操作性、豊富なフィルタにトランジション、業務利用にも耐える高次機能……などはその一つの方向では無かったでしょうか?
ただ、気がかりなのは「59,800円」という価格でしょうか。価格としては Premiere と1万円差ですが、それにしても EDIUS の機能がそれに相当するとは思えません。
いま私がかなりの点で EDIUS の機能に納得しているのは、キャンペーン価格の29,800円であった、という事実も無視できません。
さらに言えば、EDIUS の動作ベースはDVStorm や DVRexシリーズといった決して安くないノンリニア編集システム環境を前提として成り立っているわけですから、xxx Edit からすれば大幅に進化していると言えますが、単体ソフトウェアとしての評価では決して値段相応とは言えないと考えます。
今回は、実践的な利用ではなく、EDIUS の特徴を知るためだけの使用でしたが、既に私の中では Premiere から置き換わって、今後タイムライン編集のメインを担わせることが可能であると確信しています。
よくよく考えてみると、Premiere の独自機能そのものは、特に Premiere の最近のバージョンでは利用していませんでした。
あくまでも DVStorm のリアルタイム処理の恩恵が受けられる範囲での利用であり、また合成などのコンポジット処理は After Effects などで効率的に行い、そこで完成したクリップをタイムラインに読み込む…というものでしたので、言うなれば Premiere というソフトそのものは DVStorm を利用していく上での宿り木でしかなかったのです。
勿論、Premiere の単体としての優秀性を否定するわけではありませんが、DVStorm というハードウェアを利用したリアルタイムで効率的な処理を行っていくためには、 EDIUS のほうがより相応しいと言えます。
EDIUS ver.1.00 は実際のユーザの声に耳を傾け、その意見や主張をくみ取り、ユーザと開発側との齟齬を解消していく過程で生まれた一つの完成形態であると思います。
この EDIUS ver.1.00 を出発点として更なる進化を期待します。
最後に、この度の粗末な下名のレポートにお付き合い下さいました皆様に御礼申し上げます。有り難うございました。
今後、実践的な編集作業の中でもEDIUSの評価を行っていき、また折りをみてレポート致したく存じます。
なお、この度のレポートにて参考、あるいはお世話になったサイトを改めて紹介しておきます。
・canopus EDIUS 製品情報:
http://www.canopus.co.jp/catalog/edius/edius_index.htm
・canopus USA EDIUS 製品情報:
http://www.canopus.com/us/products/EDIUS/pm_EDIUS.asp
・TDC TDC Office JAPAN Home Page:
http://www.scn-net.ne.jp/~tdcjapan/
・ERICA:
http://erica.muuz.net/
・DAVICS:
http://davics.maekawa.com/top.html