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〜 AVI 2.0 形式対応 〜
(提出日:02/10/01)
機能的には目立った物ではないかも知れないが、これは結構重要なことである。
従来から、canopusは参照AVI方式により長時間映像素材をWindows内で扱えるようにして来た。これは大変にありがたい機能であり、そのおかげで今日までキャプチャの尺などを考えずに編集作業を行うことが出来たのである。
しかしながら、参照AVIはその仕組み上、あるいはMicrsoft AVI の仕組み上、不便な点もあった。特に、よく話題に上ったのが「AVIファイルの保存場所を動かすと、画が出なくなる…」というものであり、これはMicrosoft AVI の仕様上 参照先を絶対パスで書くしかないために起こりうる不都合であった。
また、Premiere 6.0 からは AVI2.0形式を取り扱うことが可能になり、長時間の完パケをムービー化することが可能になったが、このAVI 2.0形式をDVStorm-RTがサポートしていなかったために、ムービー化してもDVStorm-RT のハードウェアを利用してDVテープへ出来ないなどの制限があった。
この度のAVI 2.0のサポートによって、キャプチャは参照AVI方式を使う必要が無くなり、長時間尺も自由にファイル移動出来るようになる。AVI 2.0 はその形式そのものにはファイルサイズ制限が無く、NTFSならそのファイルシステムの上限である2TBまで利用できるため実用上は上限がないといえるだろう。
実際に、canopus DV Codec を使って、9分(2GB)以上のキャプチャを行ってみたが、ユーザからすれば一つで良いはずのファイルが、多分割されないと言うのは、見た目にも分かりやすく整理しやすくなるだろう。
また、Premiere 6.0 からも30分の作品を canopus DV Codec を用いてムービー化してみた。この30分の作品は、今までならPremiereからは参照AVI形式への書き出しはサポートされていなかったために、Premiereのタイムラインを再生させながらDVテープに落としていくしかなかったが、AVI 2.0 への対応により、canopus DV Codec でムービー化し、一つのAVIファイルにしてから Storm Video で書き出せることになった。これは、管理上も精神衛生上も大変に安心できる。
加えて、FAT環境への配慮として、参照AVIでの書き出しも可能になった。FAT32ではファイルサイズ上限が 4GBであるので、AVI 2.0 の恩恵は受けられない。そのためにPremiereからも参照AVI出力が出来るようになったようだ。
さらに、PremiereからのAVIファイルの書き出し速度も速くなっている。
ムービーの設定で「ファイルの種類」を“Canopus DV AVI”と選択してやると、従来のMicrosoft DV AVI の書き出しよりも早く書き出せている。
筆者は Storm Edit での編集は殆どせず、Premiereユーザーであるため、これらの配慮は大変に嬉しく思う。
ただし、現状のDVStorm 2 では DVStorm 2 専用ソフトであるStorm Edit ではAVI 2.0 を読み込むことは出来るが、書き出せない。これは少々片肺飛行であるので 早急に対応することを望みたい。
※障害情報
<<10月4日現在、次の障害情報が公開されていた>>
AVI2 ファイル再生時にスクラッチノイズが発生したり、音声が完全なノイズになることがある。
−−>10月21日公開の修正ドライバで改善。