楽天市場
Amazon.co.jp
・ ・ ・
>>Adobe
>>SONY
>>Panasonic
>>Manfrotto
・
>>楽天市場>>ビデオ近畿
>>SYSTEM5
>>kakaku.com
【Next零 ;Key Contents】
reTMCD
*
Eye-One Display2
レンタル
*
非公式データバンク
EDIUS Bench
*
HVR-S270J
関連レポート
Article offer cooperation
* * *
ACC*Software Leading...
Hosting Management by
* * *
〜 準備編 〜
(提出日:03/11/11)
さて、早速 Premiere Pro をインストールしてみた。
今回も検証に使用するマシンは、
・CPU :Athlon XP 2000+
・M/B :GIGABYTE GA-7DXR+
・メモリ :DDR-SDRAM PC2100/CL2.5 512MB ×2
・HDD :(System)Seagate ST340016A (40G U100 7200)
(Video)IBM IC35L120AVVA07-0 (120G U100 7200)
・G/B :canopus SPECTRA WX25
である。
が、このマシンには一つ大きな問題がある。
それはマシンのOSが「Windows 2000」であるということである。
最初にも触れているが、Premiere Pro が快適に利用できる環境は些か敷居が高い。
その中でも最たる条件が「OSは Windows XP に限定される」という点である。そう、Premiere Pro は Windows XP 推奨ではなく、限定なのである。
筆者はXPが発売されてからも Windows 2000 の安定性や完成の高さ、そしてシンプルさに惚れ込んでいたため、XPへ乗り換えることなく2000によるパソコンライフを楽しんでいたわけだが、Premiere Pro を利用するには Windows XP を導入するほか無い。
が、しかし此処はとりあえず悪あがきをば…。
Windows 2000環境への Premiere Pro のインストールを敢行してみた。
で、下がその結果…。
残念ながら、見事にインストールを拒絶されてしまった…。
やはり、Windows XP 限定というのは覆しようのない条件であるようだ。
というわけで、翌日 Windows XP を購入。
とりあえずは、現状のPC環境を一掃。認証が必要なアプリケーションのオーソライズコードを待避させたり、プログラムフォルダに混じってしまっているデータなどを別のHDDに避けたりとクリーンインストール環境作りが一苦労。
それで、一晩つぶれ、翌日漸く Windows XP をインストール。とりあえず、プログラム開発用環境としてWindows 2000 も入れてデュアルブートとした。
Premiere Pro のインストールは特段問題なく終わり、次に DVStorm のインストールである。
久々のインストールでどのCD-ROMが最新の内容か判らず、つまらないところで手間取ったが無事にインストール終了。
Premiere Pro 対応プラグインをインストールし、さらに canopus USA からCanopus 3DRT/PIP V2.01.06 Update を適応。
DVStorm と Premiere Pro を連携させる場合、「Premiere Pro プラグイン」が必要となるが、Premiere Pro プラグインだけでは DVStorm 2 で追加された「Canopus 3D-RT-3D」「Canopus 3D-RT-Filter」を Premiere Pro にプラグインすることはできない。
そのために、Canopus 3DRT/PIP V2.01.06 Update が必要となるのだが、2003年11月11日現在、国内ではこのパッチは公開されていないため、canopus のUSAサイトでからDLしてくる必要がある。(ただし、国内正式版ではないため自己責任で使用すること)
パッチを当てれば下の様に Premiere Pro をプラグイン先として指定することができる。
だたし、DVXPLODE for DVStorm は現在のところ Premiere Pro には未対応。
年内には対応パッチなりが出ることを期待したい。
一応これで Premiere Pro が DVStorm と共に使えることになった。
早速起動してみる。
Premiere の起動といえば Premiere 6.5 での苦い思い出がある。
今と全く同じマシン環境(OSはWindows 2000)で、Premiere 6.5 の時は、
・Premiere6.5 (初実行時):約1分1秒
(再実行時):約37秒
と…時間が掛かっていた。
これは、Adobe Title Designer関連のフォントの読み込みに時間が掛かっていたためのようだが、さて Premiere Pro は如何に…。
結果―――
・Premiere Pro (初実行時):約22秒
(再実行時):約5秒
※(初実行時):PC起動後にPremiereを実行した場合/(再実行時):Premiereを一旦終了させた後、PCを再起動させずにPremiereを再び実行させた場合
圧倒的に速い。
起動時のストレスは一般的な重装備系のアプリケーションと何ら差はない。
いや、寧ろ速い。
これで、Premire の起動が億劫になることもなくなり、また専用タイトラーである「Adobe Title Designer」も心おきなく利用できる。(実は私は、Premiere 6.5 では、この「Adobe Title Designer」をプラグインから外していた。そうすることにより起動速度は改善されたが、もちろんテロップ作成はできなくなった。)
Premiere Pro が起動するとまず初めに現れるのが下のウィンドウである。
Premiere Pro では起動時に「新規プロジェクト」を作成するか既存の「プロジェクトを開く」かを選択する。
また、「最近のプロジェクト」の一覧も用意されており、特に一定の期間、同じ作品を編集する個人にとっては、大変にありがたい工夫である。
なお、新規プロジェクトを選んだ場合は更に「プロジェクト名」やプロジェクトの動画形式(DVフォーマットなら4:3か16:9か。音質は…など)を設定してやる必要があり、Premiere Pro では必ず初めにプロジェクト名やその様式を決定してからのみ編集に入ることができる。
さて、これが Premiere Pro の基本インターフェイスである。
一見すると従来の Premiere と変わる所はないようだが、使っていく上で細々とした多くの改良改善がみられるという。
これからそれらの点をじっくりと検証していきたい。