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(提出日:01/04/14)
■Premiere6.0の新機能H(最終回)
・ヒストリーパレット/コマンドパレット
さて、漸く最終回である。
使い込んでいけば、もっと色々と新機能が見つかると思うが、今回はヒストリーパレットとコマンドパレットの紹介で終わろうと思う。
ヒストリーはいわゆる作業履歴のことである。
Photoshopでもお馴染みの機能だが、今一度説明しておくと Premiere を立ち上げてからのファイルに対して行った操作が全て記録されていく機能だ。
それで、そのように記録して何の役に立てるかというと、作業のやり直しや復帰作業の為に使うのである。
従来も操作を間違ったり、気にくわないエフェクトなどを掛ければ、その作業前の段階まで「元に戻す(Ctrl+z)」で任意の段階まで戻っていた。しかし、最高99まで遡れる「元に戻す」だが時間が経過すれば経過するほど、作業量が積み重なり、復帰させるまでに何回もマウスで「元に戻す」か「Ctrl+z」を押し続けなければならなかった。
しかし、このヒストリーは作業履歴が一覧として表示されるので、マウスで任意の作業段階までスクロールバーを動かして、そして任意の作業段階でその作業内容をクリックしてやると、一気に作業を遡れるのである。
日頃は「Ctrl+z」で2〜3戻るだけだからヒストリーを多用することはないが、イメージが大きくずれてやり直したいときなどは大変に便利だと思う。
ただし「元に戻る」と同様、設定上最大で99段階前までしか戻れないので、その点は要注意である。
次にコマンドパレットである。
コマンドパレットには、Premiere上で日頃よく使う作業が登録されている。
例えば、新規タイトルの呼び出しや、ファイルの読み込み、ムービー出力など作業だ。
そして、作業内容に合わせた作業スペースへの瞬時の変更だ。例えば、オーディオエフェクト作業をしたいときは、コマンドパレット内の「オーディオワーク」を選ぶとオーディオミキサーが現れ、エフェクトパレットも「オーディオエフェクト」が表に出てくる。
尤もこれらは、ファンクションキー等に登録されているコマンドなので、私自身はコマンドパレットは利用したことがない。
なお、コマンドパレットは Premiere5 などにも付いていた機能である。
さて、かなり最後は簡単な紹介になったが、このあたりは派手さはないものの、作業上は大変に大きな役割を果たすには違いない。
自分にあったワークスペースを見いだし、自分用の Premiere をカスタマイズしていくのが編集効率の向上に繋がることなどは、私が申し上げるまでもないことだろう。
最後に私自身が、最近の急ぎの仕事で使った感想だが、慣れている所為もありやはり大変に使いやすい。
私自身、多少 5.1 時代の癖が抜けきっていないところもあるが、細かなところで本当に色々と改良がされていて嬉しかった。
また、今回は当然 DVStorm-RTを組み込んだ上での作業であったが、そのリアルタイム性の恩恵も大いに享受する事が出来たと思う。
今回の程度の編集では大して不都合は感じなかった。ただ、相変わらず Premiere は良く落ちる。前触れもなく落ちる事が多く、結構焦ったものだ。
今後も色々と Premiere6.0 の進化を味わっていきたいと思う。
この度は、長々と小生の拙文にお付き合い下さいまして誠にありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立てたようでしたら幸いです。