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〜 canopus VELXUS 300 導入記 〜


(提出日:06/01/23)



■ VELXUS Bay

 話が前後するが、同時に VELXUS Bay も導入している。
 Storm Bay をそのまま流用できるのではないか……とも考えたが、壊れたりしたら嫌なので、おとなしく VELXUS Bay を導入している。

VELXUS Bay

 VELXUS Bay は、PCの5インチベイに取り付けられるフロントパネルで、アナログ入力1系統・アナログ出力1系統・DV端子が備わっている。
 見た目は canopus のロゴやパイロットランプ、内部の金枠の一部の形が違うだけで、配線を追ってみても Storm Bay と同じように見える。
 機会があれば、Storm Bay との互換性があるかどうか確認してみたい。


■ VELXUS 300 と映像・音声機器との接続例

 ここで VELXUS 300 と我が家の映像機器との現在の接続を記してみる。

2006年1月末現在の VELXUS 300 を中心とする映像機器の接続図

 入力は現在のところ、HVR-Z1J を HDVのフィーダ&レコーダとして、DHR-1000 を DVフォーマットの 再生・録画の為に繋いでいる。
 HDV に関しては将来的には、昨秋の Inter BEE で参考出展されていた、SONY の据え置きコンパクトデッキが発売されれば、それ以降是非検討してみたい。
 また、VHS素材の取り込みのために Panasonic NV-SB606 とも接続している。

 モニタリングは、映像は二台のテレビモニタで行っている。
 一台は、VELXUS 300 のアナログコンポーネントアウトから SHARP LC-20AX5 にて HD映像を、もう一台は SONY KV-14AF1 で SD 4:3 を見られるようにしている。
 KV-14AF1 に関しては、液晶ではなく CRT で見た場合の色や残像感などを確認する為に接続しているだけで、日頃はあまり使うことは無いかもしれない。
 音声のモニタリングは LC-20AX5 のモニタアウトから繋いでいる。

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 さて、ここで気にしていただきたいのは、LC-20AX5 と HVR-Z1J と VELXUS 300 との繋がりである。
 LC-20AX5 には、D端子(アナログコンポーネント)にて HVR-Z1J と VELXUS 300 の両コンポーネントアウトがパッシブセレクタを介して繋がっている。
 これは一つには、VELXUS 300 を利用せず、素材やHD完パケを視聴するために HVR-Z1J から直接 LC-20AX5 に表示させるための繋ぎなのだが、もう一つ大きな理由がある。
 それは、VELXUS 300 で HDV をキャプチャする際は、VELXUS 300 のアナログコンポーネント出力から HD映像や音声が出ないという仕様を補う為の接続なのである。
 DVStrom-RT ボードであれば、EDIUS Pro を使って DV映像のキャプチャ中には、アナログアウトから映像も音声も出力され、DVStrom-RT に直接繋いでいるテレビモニタでキャプチャしている画を確認することが出来た。
 しかし、VELXUS 300 では HDV のキャプチャ中にキャプチャしている画( Z1J から再生されている画)を そのままスルーで出すことが出来ないようだ。
 その為、キャプチャする際に行う IN/OUT 点の打ち込みやバッチキャプチャリストの作成作業を、PC ディスプレイ内の小さなソースモニタか Z1J の液晶モニタで映像を確認しながら行わなければならないことになってしまう。
 それでは、映像品質の確認も出来ないし、余りにも貧相である。
 そこで仕方なく、キャプチャ時のみ D端子セレクタを使って LC-20AX5 への入力を Z1J からのコンポーネント出力に切り替え、ハイビジョンディスプレイ上で行えるようにした。
 PCモニタと LC-20AX5 での再生遅延は殆ど無く、再生しながらの IN/OUT 点の打ち込みという大雑把な作業であれば、全くの実用範囲だ。

 とりあえずこれで問題は無いのだが、キャプチャ時とタイムライン編集時でセレクタをパチパチと切り替えねばならないのは面倒である。
 この様な仕様になっているのは何か理由があるのか大変に知りたい。
 VELXUS 300 は業務用カテゴリーの機材であるはずなので、“著作権”という縛りを回避するための策ではないはずであるし、PC画面上にオーバーレイで出力できているのだから、それをアナログコンポーネントボードであるエクスパンションボードへ流すのは技術的には大して難しくないはずだ。
 ソフトウェア的な改善で出力できるようになるならば是非とも改善していただきたい。
 なお、VELXUS 300 での DVキャプチャに関しては、問題なくアナログコンポーネントから映像が出力される。

 また、VELXUS 300 には HDプロジェクトをリアルタイムにダウンコンバートする機能はない。
 プロジェクト設定で“D1 NTSC”か“DV NTSC”系のプリセットを選んでいる時のみ、S端子/コンポジット出力される為、私の環境で KV-14AF1 を使えるのは SD編集の時だけになる。

プロジェクト設定ダイアログ

 コンポーネントから、LC-20AX5 のモニタアウト経由で……とも考えたのだが、残念なことに、LC-20AX5 のモニター出力機能は D端子入力 のダウンコンバート出力機能を備えていない事が判明。地デジなどのチューナー受けの HD番組はモニター出力からダウンコンバートして表示できるだけに残念な仕様である。

 VELXS 300 にリアルタイムのダウンコン機能が無いのは 段階的にHD環境を整えて行こうとしているユーザには、周辺の機材面の整備で敷居が高いと思える。
 私のように編集の為に個人サイズ用の HDテレビを購入するか、あるいはリビングで大画面テレビを使って編集するしか無くなるからだ。
 せめて、リアルタイムダウンコンバート出力をアナログコンポジット系に欲しかったと思う。




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