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〜 Core i7 で NLE環境構築 〜
(提出日:09/02/12)
(最終更新日:09/02/14)
我が家の編集マシン“SEREN”。
中央演算処理プロセッサである CPUで、その変遷を見れば、
SEREN :Pentium III 450MHz
SEREN-II :Pentium III 933MHz
SEREN-III:Athlon XP 2000+
SEREN-IV :Athlon 64 X2 4200+
と進化を続けてきた。
SEREN〜SEREN-III が SDノンリニアの時代であり、編集用拡張カードは、DVRaptor 〜 DVStorm−RT を使用した。
SEREN-IV になり、編集環境も HD化を迎える。
canopus VELXUS 300 と EDIUS Pro とのコンビネーションで多くのHD作品を作り上げてきた。
パソコンの買い換え需要というのは、各家庭によって様々であるが、我が家の場合はノンリニア編集環境の向上を名目として、更新している。
<我が家のHD編集時代の幕開けは canopus VELXUS 300 の導入からだった>
さて、SEREN-IV において、ひとまずのHD対応を果たしたわけだが、映像フォーマットは、MPEG-2ベースのHD時代から、H.264 を中核としたフォーマットにシフトしつつある。
Blu-ray も映像制作の世界では一般化し、ハイビジョンエンコードなど高負荷な処理が要求される場面は増す一方である。
そういった現在に於いて、2005年の夏に構築した SEREN-IV は、既に老朽化から骨董品の域に突入し、我が家に於ける高負荷なニーズに応えられなくなっていた。
そこでこの度、編集環境の更新を模索し、SEREN-V を構築する運びとなった。
■クアッドコアプロセッサによるシステム構築。
SEREN-V のシステムの中核は、Intel Intel Core i7 である。
Intel Core i7 は、4つの物理的なプロセッサ・コアを備える『クアッドコア』CPU。
さらに 同社の Hyper-Threading Technology を利用して、見かけ上 8つのCPUコアを備えた様な処理をPCから行うことが出来る。
<Intel Core i7 920>
以下に、SEREN-V の基本構成を明記する。
・CPU:Intel Core i7 920 (2.66GHz)
・M/B:GIGABYTE GA-EX58-UD5 (Chipset:INTEL X58+ICH10R)
・メモリ:Corsair TR3X6G1600C9
PC3-12800(DDR3-1600) 6GB(2GB x3/トリプルチャンネル)
・HDD:(System)HGST HDT722516DLA380 (160GB・7200rpm S-ATA II)
(Video)WesternDigital WD6400AAKS (640GB・7200rpm・S-ATA II) x3 / RAID-5
・G/B:NVIDIA GeForce 6600GT
・S/B:on board
・電源:XIAi-SF-530T14(Max:580W)
主にこの様な構成である。
現在のスペックで見劣りがするのは、G/B の GeForce 6600GT とオンボードサウンドだろう。
まずは、G/B の更新を考えているが、その場合は電源の新調が必須であり、その電源も3万円前後のスペック物を現在検討しているので、予算が出ず、後回しになっている…。
サウンド周りに関しては、G/Bの更新に伴い、PCIe/PCIスロットがいずれ利用できなくなる可能性があるため、拡張カード型のサウンドボードではなく、USB接続型のサウンドデバイスを検討している。
SEREN-IV時代からの物をそのまま流用しているために、耐久性に限界が出てきたものと思われる。
既に、映像用HDDは後継を準備しており、近々手元に届く予定だ。
※後日、WesternDigital WD6400AAKS を3台利用した RAID-5 による映像用HDDを構築。
http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20090214A#20090214A
有効領域、約1.3TBで、Read:165MB/s、Write:152MB/s という高速転送を実現している。
冷却面に関しては、CPUクーラーに “サイズ MUGEN∞2 無限弐 SCMG-2000”をチョイス。
五連のヒートシンクに5対のヒートパイプが配された大型クーラーで、高さは16cmほどある。
12cm角の大型低速ファンも付属しており、雑誌でのベンチマークでは、アイドル時/高負荷時共に、冷却性能・静音いずれも優秀な成績を出していた。
<MUGEN∞2 の隣は Mini DVテープ>
さらに今回は、マシンの顔とも言えるPCケース(筐体)を更新した。
発熱の増加や、拡張スロットの大型化に伴い、SEREN-IVまで利用してきた筐体では手狭になると判断したため、大型のPCケースに買い換えた。
今回導入した筐体は、“SilverStone SST-RV01B-W”。
フルタワーサイズの大型筐体で、
・5.25"ユニットベイ x5
・3.5"シャドウベイ x6
・ATX規格
・120mmファン x1 / 180mmファン x2
・サイズ 616-280-660(H-W-D)mm
・本体重量 15kg
となっている。
特筆すべきは、マザーボードの取付方。
通常のPCケースは、PCIe等の拡張スロットのブラケット部分が、ケースの背面に来るようにマザーボードを取り付けるのが一般的だが、この SilverStone SST-RV01B-W では、拡張スロットブラケットがケース上面に来るように取り付けるのである。
つまり、マザーボードを時計回りに90度回転させた状態で取り付けることになる。
そのメリットとしては冷却効果の向上だ。
空気は暖まると、下から上に上昇するのはご存じの通り。
通常のケース内では、拡張カードが、その上昇気流を横切るように取り付けられるのだが、“SilverStone SST-RV01B-W”では、拡張カードを縦向けに取り付けることによって、その気流を妨げずスムーズに上部に排熱することが図られている。
所謂、煙突効果の応用である。
実際のところ、どれほどの効果があるのかは疑問だが、この斬新なデザインに惚れてしまった。
また、ブラケットが上面に来ることで、USBコネクタや VELXUS 300 他に接続しているケーブル類にもアクセスしやすくなり、メンテナンスや結線の繋ぎ換えが容易になるというメリットもある。
<ブラケット部分には、メッシュが施された化粧カバーが付く>
一方、ケース前面は、サーバ用大型ケースで多く見られるフロントカバー付きのタイプ。
VELXUS Bay などの5インチフロントベイを利用がしづらくなるため、個人的には、フロントカバータイプは嫌いだったのだが、“SilverStone SST-RV01B-W”は、そのフロントカバーが扉式に左右に開くのではなく、ケース下方へ収納することが出来るため、フロントカバーを開放したままでも、カバーが邪魔にならない点が気に入った。
<フロントカバーは、ワンタッチで自動的に閉まる>
このように、様々な点で、私の要求に適っていると判断し“SilverStone SST-RV01B-W”を導入することにした。