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〜 EDIUS概論 〜
(提出日:03/06/03)
まず、EIDUSの使用に入る前に、EDIUSとはそもそもどういったソフトウェアなのか、という点を整理しておく。
EDIUSはノンリニア編集用のソフトウェアであるが、使用条件としてDVStormシリーズかDVRex-RTシリーズが使用パソコンにインストールされている必要がある。
その点を踏まえると、Storm Edit/Rex Edit を大きく進化させたものと考えてよいと思うが、インターフェイスや操作性などの点は、同社のコンテンツ制作システム「CWSシリーズ」に編集アプリケーションとして搭載されている“REXTOR”の兄弟のような関係にあると考えるべきだろう。
そのため……という訳ではないが、EDIUSを快適に利用するにはDVStorm や DVRex-RT を利用する環境以上にパソコンのスペックが求められる。
canopusが提示している環境は、
CPU | Intel Pentium4 1.7GHz以上 マルチプロセッサ、Hyper-Threading対応 (Intel Pentium4 2.4GHz以上推奨) | |
メモリ | 256MB以上 (512MB以上推奨) | |
HDD | ソフトウェア | 200MB以上の空き |
映像用 | ATA100/5,400回転以上 (ATA100/7,200回転以上を推奨) | |
グラフィック |
1024×768ドット32bit以上の解像度、DirectShowのオフスクリーンによるオーバーレイに対応したもの。 (デュアルディスプレイ対応) (canopus社製 SPECTRA WF17 推奨) | |
サウンドカード | ボイスオーバーに必要 | |
CD-ROM | インストールに必要 | |
対応製品 | DVStormシリーズ、DVRex-RT、DVRex-RT Professional | |
対応OS | Microsoft Windows 2000 Professional 日本語版 WindowsXP Home/Professional 日本語版 |
特に高性能のCPUが求められ、またOSもWindows 2000 と XP に限定されているなどEDIUS導入にはそれなりの環境を整えるための出費が必要となりそうである。
今回、私がテストに使うマシンは、従来の DVStorm 2 をインストールしているマシンで、その構成は、
OS |
Windows2000 Professional
|
M/B |
GIGABYTE GA-7DXR+
|
CPU |
AthlonXP 2000+
|
Memory |
DDR-SDRAM PC2100/CL2.5 512MB ×2
|
HDD |
System:Seagate ST340016A (40G U100 7200)
Data:IBM IC35L120AVVA07-0 (120G U100 7200) |
G/B |
canopus SPECTRA WX25
|
S/B |
Creative Sound Blaster Live!
|
DV Equipment |
SONY DHR-1000
|
となっている。
ほぼ一年前に組んだマシンであるので、最新のパソコンと比べると少々見劣りするが、あるいは、このような一年ほど昔のマシンでどの程度EDIUSが利用できるのかを検証できれば良いと思う。
ここで簡単に、EDIUSの特徴をまとめておく。
▼キャプチャ:
DVStorm では、DV機器から素材をキャプチャするために Storm Video を立ち上げる必要があった。
対してEDIUSでは、別のキャプチャツールを立ち上げることなく、タイムラインやビンウィンドウにDVテープから直接キャプチャすることが可能となっている。 大きな特徴としては、
--プレイヤーウィンドウからのDV機器制御。
--タイムラインへの直接デジタイズ(ハイブリッドデジタイズ)。
--キャプチャと同時にファイル自動分割。
が挙げられる。
▼タイムライン:
Storm Edit と比べると大分柔軟性が増していると思う。
印象としては Storm Edit よりも Premiere のタイムラインに近いが、さらに幾つか使いやすい機能を備えている。
まず、トランジション設定だが、同一トラックにあるクリップ同士や複数トラックでトランジションを設定することが出来る。
Premiere ではトランジション設定は Video トラック 1 のAトラックとBトラック間でのみトランジションが可能であったため、編集作業においてしばしばプログラム的制約に縛られることがあったが、EDIUSではどのトラックに配置してもトランジションを設定することが可能であるので、創作思考を妨げられない作業を行うことが可能となりそうだ。
▼マウス操作エディティング:
今回、私が一番興味をもった操作性の一つが、この「マウス操作エディティング」である。
一体これはどういった機能かというと、従来のリニア編集でビデオデッキを操る場合は、ジョグシャトルを利用して、順/逆再生を行った訳だが、EDIUSではそのジョグを操作する動きを、そのまま「マウス」で再現したわけである。
すなわち、ジョグを回すかのようにマウスをグルグル回せば、ファイルがその回転速度に相応して再生されるのである。
▼モニタウィンドウ:
Storm Edit のモニタウィンドウが1つだったのに対して、EDIUSでは多くの編集ソフトが採用している2画面モニタを採用している。
左がソースモニタ、右がタイムラインモニタとなる。
また、以前から実装が要望されていたオーディオレベルの表示が可能になっており、これはタイムコード情報と同様に外部のNTSCモニタへも出力が出来る。
他にも色々と細かな機能があり、ここでは説明しきれないが、上述の機能を含めて以降詳しく各機能を見ていきたいと思う。