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〜 新しいフィルタ 〜
(提出日:02/10/04)
それでは、最後になるが今回 新しく追加されたフィルターについて見てみる。
私自身は、「ドキュメント」系の作品を作ることが多いので、滅多にフィルタを使うことがないが、「ここぞ」と言うとき―――様々な「場」を演出するのには大変重宝している。
今回追加されたフィルタは次の通りである。
・ミラー
・ラスタースクロール
・トンネルビジョン
・ループスライド
・ストロボ
・ホワイトバランス
その名の通り、画像を左右反転、あるいは上下反転させるフィルタである。
ちなみに、左右反転させたときの画質だが、大きく変化はない。十分に実用に使える品質である。
元の画像 / 左右反転画像
ラスター(raster)というのは、何というのだろうか…走査されて作られた一本の横線の事であり、それを順に繰り返して画面を作ることをラスタースキャンという。つまりは走査線ということであるが、このラスタースクロールというのは、まるでテレビの同期が乱れたかのような画面を作り出せる。
使い方としては色々あるだろうが、キーフレーム設定によるトランジション的な利用法、ドラマ・映画などで遠方地で電波状態が悪いところ(それこそ月面とか)からの中継や通信画面の演出などに使えそうである。
なかなか面白いフィルタで、映像のトンネルのなかを進んでいるような映像が作れる。使い場所としては難しいが、たとえば、トンネルの中に“製品群”を飛ばしながら「21世紀の当社は益々……」みたいなナレーションと共に使ってやると立派な(いや、陳腐な?)企業VPになる様な気がする。
↑ビル群です。
これはよく見かけるフィルタで、画面全体が左右へスライドするフィルタである。
あくまでもフィルタであってトランジションではないので、同じ画面が左なら左から繰り返し表れて、右へ流れて…を繰り返すだけである。
ストロボである。
一定間隔で、設定した「色」あるいは、そのタイミングにあるフレームの静止画が表れてリズムを刻む。
色を選んだ場合、「白」なら「白」が時間的に一定間隔で挟まれるだけで、元の画との合成は出来ないの一瞬フラッシュを炊いたような映像とは少々違う。
ストロボの間隔を短くして「黒」などを挟んでやると、結構インパクトのある映像になると思う。
従来は、「カラーコレクション」というフィルタがあり、こちらでもホワイトバランスの調整は行えたが、この「ホワイトバランス」フィルタはさらにホワイトバランス調整に特化したフィルタといえる。
ホワイトバランスが狂う場合、それは「赤」くなるか「青」くなるかである。そのため調整の第一歩は、赤から青に振っていくか、またはその逆となる。
実際に、ホワイトバランス崩した映像をつかって、調整を掛けてみたが比較的早く調整を終えることが出来た。
また、調整による黒浮きなどを補正するためにブラックバランスの調整も可能である。ベクトルスコープや、ウェーブフォームモニタも使えるので、丁寧に調整することが可能である。