Next-Zero.com/創想雑誌_next

While I am a little weary of having nothing to do...

ART MX822 8chステレオミキサー

ART MX822 8chステレオミキサー

ラボの編集システムの音声モニター系統の中核であったモニターミキサーを入れ替えた。
従来は、BEHRINGER MINIMON MON800 という安価なモニターセレクターを長年利用。2006年の12月に導入レポートを上げているので、もう15年以上の付き合いになるのだが、個体自体は確か電源周りの故障で交換しているので、2台目を利用し続けてきた事になる。しかし、ここ最近は稀に片側のチャンネルしか音が出なくなったり、ボリュームダイアルを触るとガリが出たりと劣化が進んできていたので、いよいよ交換する事にした。

BEHRINGER MINIMON MON800

今回新しく導入したミキサーはART MX822。ステレオ入力8チャンネルを備える 1Uタイプのミキサーだ。ラボのシステム的には8chも必要は無いのだが「ヘッドフォンアウトが前面にあり」「各チャンネル別にレベルが調整でき」「マスターアウトとヘッドフォンアウトの音量が別々に調整できる」「3万円前後のミキサー」という条件に合致したのが ART MX822 だった。

実は丁度一ヶ月前にはラボに届いていたのだが、なかなか時間が取れなくて交換作業が今になった。
交換に併せて一部のケーブルを交換。またミキサーを載せていた棚も1Uのミキサーが入ると幅が足らなくなるので、幅広の棚板に交換することにした。

交換は1時間ほどで完了。各入力系からの音声をチェックして、適度なレベルに音量を調整。
一番重要なEDIUSからの音声出力も問題なしだ。

ART MX822 背面パネル。入力系は基本的にフォンジャック。1CHだけPHANTOM電源対応のXLR入力が備わる。

音質に関しては、しっかりとした評価を行ってはいないが、BEHRINGER MINIMON MON800と比べると断然に音の抜けが良くなっている。フラットでナチュラルな出音という感じだ。

個人的には、満足のいく交換になった。

※本日の推奨物欲

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

© 2024 Next-Zero.com/創想雑誌_next

テーマの著者 Anders Norén